今日は桜島をちょっと走って、それから帰ります。
最終日の今日は、桜島をぐるっと回ることにした。展望台に登ってのんびりしようとも考えたのだが、やはり1周はやっておきたい。
港まで走り、フェリーで桜島へと渡る。当然だろ?
うどんだ。
最高の眺めとお日様を独り占めにしながら、だしの利いたうどんを頂いた。
桜島フェリーを下船し、島を時計回りに走り出した。
台風の爪痕は、海にも残されている。貯木場から流されたのか、山から落ちてきたのか、
大量の材木が溜まっているのだ。これらを片付けるには、随分掛かるだろう。
島北部の峠を越え、またアップダウンを織り込んだ海沿いの道を走ってゆくと、
黒神埋没鳥居に当たる。大正大噴火時の規模を知るには、確かに格好の場所だ。さらに走った
戸柱の接続点共々、大正噴火の規模を伝えるものだ。
有村溶岩展望所からの眺めも、そういった記憶資産になりそうだが、なにせ樹木が覆い始めているので、ちょっと迫力がない。そんなことより
かき氷だ。
山の眺めは素晴らしいが、暑いのだ。
港まで走って戻り、フェリーで鹿児島に戻る。当然だろう、
うどんだ。もちろん、行きの天ぷらうどんと変えて、月見にした。今の
やぶ金の店は、こうなっている。かつては吹きさらしの上層にあったのだが。
港から鹿児島中央駅のバスターミナルまで走り、そこで輪行状態にして空港に。空港で、何か
最後の晩餐のような酒盛りが繰り広げられたようだが、僕はこの怪しい色の飲料物で我慢した。そして羽田に戻り、三々五々、帰宅したのだった。今回も、無事に戻れました。