今年も瀬谷八福を回っておこう。
と、その前に、クリーニングキットが届いたので、D7100の撮像素子を清掃する。うっかりすると破壊するので、慎重に仕事する。しかしこれ、いかにもお仕事用のキットをお分けしますという設定で、素人が稀に清掃するくらいでは全く尺が余ってしまいそう。画像を確認しながら取ってゆくと、大きいものはきれいに取れた。うん、蘇ったな。というわけで、こいつを持ってゆこう。
さて、相鉄瀬谷駅近辺には八福神めぐりが設定されていて、例年相鉄がプッシュしている。その相鉄の収入にはならないが、毎年ありがたく参加させていただいている俺だ。今年もさくっと回る。
ピナレロくんを駆って瀬谷駅に。ここで
相鉄の情報誌をもらう。瀬谷八福神の地図や周辺情報、更には御朱印帳もついていて、便利この上ない。
まずは駅北東にある
長天寺から。ここは本来七福神ではエクストラであるダルマさんが安置されており、それで八福神という設定だ。
ここからずーっと南下し、八福神巡りで最大の距離を費やして、
全通院勢至堂へ。ここは無住のお堂だが、めでたい寿老人が本尊。
市道環状4号を横断し、北上し始めたところで、
宗川寺の福禄寿。
境内の梅の木に目を留めると、もう花が咲き始めている。ああ、なんか曽我辺りの梅林に赴いて、ダメ人間セットを仕入れなければならない気がしてきた。
さらに北上して
西福寺の布袋さん。賽銭が敷き詰められたような仏足石がめでたさを感じさせる。
厚木街道を北に超えると
宝蔵寺の弁財天だ。厚木街道は交通量が多く、結構渡りにくい場所だ。
残りは相鉄線を超えた北側だ。西に走り、相鉄線の高架をくぐる。少し北上すると、立派な山門を持つ
徳善寺。ここで毘沙門天をゲット。
さらに北に向かう。この辺の道が、一番ごちゃごちゃしてわかりにくい。瀬谷銀行跡の少し北辺りにある
善昌寺で恵比須さん、最後は更に北東の
妙光寺で大黒さんをゲットして、ほい
満願。今年も無事に過ごせますように。
最後に、海軍道路で日没を待った。
ピナレロくんのようなロードバイクは、こういうポタリングでも便利なので、ずるいな。
陽は瀬谷の河岸段丘の上に落ちてゆく。
すっきり落ちた後の焼けた雲も、味わい深い。クリーニングのお陰でゴミも取れ、八福神もサクッと満願で、気分のいい日だった。