South of Heaven

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2008年4月17日(木曜日)

GPSも買う

デジタルギミック 23:31:00 天気:くもりのち雨
 GPSも5年目に入ってガタガタなので、新しく買い直す事にした。過去の実績から言って、そんな精密な地図でなくても十分だ。ということで、UUDの地図を前提に英語版のVista Hcxを購入。LegendとVistaの価格差は\4000で、気圧計とコンパスがつくだけだ。でも高度と方位は結構気にするので、LegendじゃなくてVistaを買えばよかったと、前から思うことがあったのだ。なのでVista。TKA Planetで2GB microSD+地図入りで\51800のを購入。日本語版だと本体だけで\70000なので、相当にお買い得感がある。もっとも、英語版を個人輸入して地図もダウンロード版をとすると4万円以下で済むと思うがな。でも、故障時の対応を考えると、購入元は国内の店の方が安心だ。
 UUD社の地図は国土地理院の地図データを元にしている関係で、市街地なんぞ結構古い時代のものらしい。しかしいいよねっとで買っても別に地図のアップデートが保証されるわけで無いし、やはり古いデータに基づいている旧トポ*1でも困ったことは無い。というわけで、半額で済むことになる。もっとも、UUDの地図もハードとくくりつけと言うのは予想外だけどな。なんでこんな商売しか成り立たないんだろう。
 それでも本体、地図併せて日本語版の半額強で済ませられるなら、それでいいと思うのだ。
 さっさと発送してくれたら、日曜日の荒川に間に合うかな。

2008年3月26日(水曜日)

TKA Planet

一般 10:32:26
Garmin社製GPS英語モデルなどを扱うショップ。英語版にUUD製日本語地図をプレインストールしたモデルを買える。

2000年8月17日(木曜日)

パックス社によるソースコード盗用疑惑

コンピュータ 20:06:00 天気:くもり
 前に書いたことのあるパックス社によるJM5ソースコード盗用疑惑に関してだが、JM5作者グループによる抗議活動は終結したようだ。パックス社の代表者との直接会談の席上、パックス社より(ソースコード盗用疑惑を持たれた)JMailの販売や開発を継続しないという旨が明らかにされ、JM5開発者グループの主張していた処理が受け容れられたため、抗議活動を継続する必要がなくなったとのことだ。しかし席上、パックス社側からは「Psion関係からは一切手を引く」という意向も伝えられたという。これはJM5開発者側が望んだことではなかったが、同時に利害が絡むことでもないため、あえて異議を差し挟むこともしなかったとか。別に異議はないが意義も見出せない条項で、パックス社の腹いせという観も無きにしも非ずだ。
 これでJM5開発者グループに対する権利侵害は解消され、めでたしめでたしといいたいところだ。しかしパックス社の態度に焦点を当てた場合、初動の対応が大変まずかったこと(前にも書いたが、疑惑の存在自体を否定しようとしたことなど)、そして最終的な権利侵害の経緯に関して、パックス社内部での調査が不徹底であることなどが気にかかる。パックス社の代表者によると、ソースコード盗用の経緯を知る「関係者」が退社したため調査不能という事らしいが、トカゲの尻尾きりよろしく闇に葬ったのではと疑われても仕方ない対応だと思う。疑惑が持ち上がってから解決するまである程度時間があったのだから、その間にある程度調査が出来たはずだ。その経緯は明らかにするべきではなかったのだろうか。これはパックス社の信頼性という問題にとどまらず、オープンソースに対する権利侵害という問題に対する貴重なケーススタディになりえたと思うのだ。恐らく、同様の問題は今後多発するはずだ。オープンソースの開示形態は様々だし、それに対しての世間一般の理解はあまりにも貧弱だ。そこでなにを強調すれば開発者の権利を守りやすくなるのか、あるいはなにを理解すれば/させれば権利侵害を避けることができるのか、また企業の側からどこに注意を払えばよかったのか、貴重な教訓を残してくれたはずだ。そういう意味で、パックス社は最後までオープンソースという概念に対する責を果たしてくれなかったという点が残念だ。

2000年6月08日(木曜日)

ソース盗用疑惑

コンピュータ 20:33:00 天気:晴れのち雨
 ご存知の方も多いとは思うが、PSION用に無償開示されているMUAのソース盗用疑惑が持ち上がっている。
 あるグループがJM5というMUAを無償開示していたのだが、そのソースコードを営利企業であるパックス社が盗用していると彼らは主張している。一瞬、「あのバックスが?」とわが目を疑ってしまったが、幸い半濁点らしいぞっと。
 そのグループは、パックス社が販売しているJ MailというMUAのSMTP処理部(メール送信部)は、JM5の盗用であるとしている。根拠の一つはJ Mailのメッセージの一部がJM5のそれと同じというものだ。JM5では作者の趣味を反映して特徴的なメッセージを出すことがある(たとえば1バイトカナコードを使った場合とか。「ふつ~XXでしょう」とかいわれちゃうのかな)が、それはJ Mailでも引き継がれているというのだ。またJM5ではメール原稿に特殊な書式を必要としているらしいが、それもそっくり引き継がれているというのだ。さらにJM5開発者グループの様々な解析結果でも結果は"クロ"だという。
 さらにまずいことに、同社はモバイルニュース誌の問い合わせメールに対し、この問題自身の認知を拒んでいるらしい。こうした重要な問い合わせに対しては社内のしかるべき責任者に確認を取ったはずであり、当然パックス社の公式回答と見るべきだ。つまりパックス社は、盗用事実の否認ではなく、事件の存在を否認しているのであり、これはかなり異常な態度といわざるを得ない。
 今のところ、僕の印象は、限りなくクロに近い灰色というものだ。ソースコード盗用云々はそれらのユーザやコアな開発者にしか正確には判定しがたいが、パックス社の対応は盗作の事実をほぼ認めているとさえいえる。
 こうした盗用疑惑は結構あちこちであるものだ。パソコン通信時代からソースコードを盗用する行為は後を絶たない。こうした盗用が多発する背景になっているのは、オープンソースとか、フリーソフトウェアとかいった開示形態に対する無知があるものと思われる。オープンソースといってもSUNのそれとIBMのそれは違うし、GPLとはさらに違う。また固有の条件で開示している作者も多数存在するのだ。それらをひとくくりにして「フリーソフト」とかいった曖昧な総称でハンドリングしてしまい、「ようするにタダで使えるんだろう」と乱暴に扱ってしまう風潮が背景にあると思う。インターネットリソースなどで入手可能なソフトウェアを、乱雑に「オンラインソフト」とかいった恥ずかしい名前で呼んでしまう風潮も、これに近いものを感じさせる。いずれにせよ、それぞれの作者が主張する権利は、それが社会正義(またかよ)に反しない限り守られなければならないと思う。それを怠る人のなんと多いことか。
 今回の疑惑がどう収束するか予断を許さないが、ソースコード開示に対する関心が高まっている昨今だけに、かなりのインパクトを与えそうな気がする。

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