品名:
R&M BD-1 2001年モデル グラファイト
購入日時:2001年3月
購入場所:
サイクルサービスおおやま(通販)
価格:10万円弱(オプション、税込み)
まあ見てくれ、これが俺様の
超カコイイBD-1さ。出来るだけ赤く(ちよパパ謎)、軽く、おしゃれーに乗ってやろうと思っていたのだが、いつしか中途半端に赤く、重く、実用性重視の構成になってしまった。とほほ。
そもそも自転車を買おうなどと考えたのは、その前からの趣味、天体観望での欲求がある。近所の暗い場所を探し回るには、自転車でもあった方が良いのでは無いかと考えたわけだ。部屋を狭くしたくなかったので、買うなら折り畳み自転車だと思った。
最初の候補はDAHONのHELIOSだった。走行性能と実用性がバランスされている印象があった。しかも比較的安価。とはいえ、自転車に7万円出すのはなあ、などと躊躇したのも事実だ。もっと安いものでいいのでは、などとも考えた。
そんな考えを一掃したのがBD-1だった。異様なフォルム、そして折り畳み方式。惚れた。こいつにしよう。10万円という価格には覚悟が必要だったが、踏ん切りをつけてオオヤマさんに発注したのが2000年の10月。来たのは3月と、ほぼ半年も掛かった。
さて、買った当時はR&M(というよりミズタニ)の純正オプション、コロ付きキャリア、フロントバッグ(通常とは逆に手前につく)などを取り付け、ほぼどノーマル仕様のまま乗り回していた。最初の壁は、久しぶりの自転車の乗り方を思い出すこと。子供の頃は自転車に乗るのが下手で、大人になってもママチャリで買い物に出かける程度だった。子供のように練習しながら、次第に乗り方を思い出していったものだ。
ある程度の自信がついたところで、初遠乗りに出かけたのが境川だった。全行程20km程度で、今では散歩程度の距離ではあったが、雨に降られたこともあって苦難の連続だった。その雨に、ふつうのフラットペダルでは滑りに滑ったため、より食いつきの良いペダルへの交換を思い立った。思えば、これが改造地獄の始まりだったか。
パーツに関する情報を追ってゆくと、実はほとんどのパーツが規格品で、交換可能であることが分かった。しかも、赤いものも多い。ならば赤くしちゃえ。これがBD-1赤化計画の始まりだった。
その後、サドルを変えたり、セキサイダー(大型コロ付きのキャリア)を着けたりしながら、いつしか『カッコよく乗る』から『実用性重視』へとシフトされていった。それは多分、他の自転車も増えてきたからだろう。
今、BD-1で買ったときのまま残っているのは、フレームを除いてはヘッドパーツ、シートピラーのみだ。さすがにここまで徹底的に改造した自転車は、手持ちでは他に無い。
BD-1は僕の自転車趣味の原点であり、今でも2番目くらいに多用する自転車だ。
長所:比較的走行性能が高い。比較的小さく折り畳める。比較的軽い。パーツの大半が汎用品。
短所:あらゆる性能が中途半端(走行性能、折り畳み性能、輪行性能いずれもより優れたライバルがある)。特殊なパーツがある(シートピラー、フォークなど)。
評価:★★★★☆(4/5)
俺的評価:かなり勝ち。