Strange Days

2000年10月26日(木曜日)

シグマリオンを買おうか迷い中

20時29分 デジタルギミック 天気:くもってるやん

 最近、つくづく思うのだが、Palmでは僕のニーズの全てを満たすことは出来ない。いやPDAとしてはPalmになんの不満も無いのだ。しかし僕は、それ以外に携行日本語タイプライタも欲しいのだと気づいた。さすがにPalm単体では日本語入力がつらいのだ。
 そんなわけでシグマリオンに目が行った。シグマリオンはCE3.0を採用した軽くて薄いキーボード付の機械だ。CFスロットを一つ持ち、画面は1/2VGA、明るくてみやすそうなカラー液晶と、大変魅力的な機械だ。強いていえばCFスロットが一つしかないのが弱点になりそうだが、テキスト入力用に使う限りは問題にはならないと思う。そして値段は4万ちょっとというところ。この値段ならMorphy Oneまでのつなぎに使えるなあ。
 そんなことをわにで話しているうちに、本当に欲しくなってしまった。そこで価格情報を検索する俺様であることよ。TwoTopで時々39800というのが出るが、この辺が関東圏での底値だと見た。
 関西では事情が違う。ドコモショップでP-in Comp@ct込みでなんと34800ということらしい。関西のドコモショップは商売してるよな、ドコモ中央は客を虐待するのが得意なのだが(特にPHSユーザはマゾヒストでも無いとやってられないだろう。って他人事のように書いているが自分もそうではないか)。
 まあとにかくこいつを買おうかと思っていたら、今度は待望していたPalm用ATOKの単体販売が始まることになった。最大2MB程度という占有メモリからみて、能力的にはDOS版VJE+αという程度だろう。しかし今の日本語入力よりは断然ましなはずだ。またこのATOKを同梱した日本語版Portable Palm Keyboardも発売になる。しかしよくみるとハードウェアは英語版のままだ(考えてみれば当たり前だが)。ということは、日本語ドライバさえ公開してくれれば、ATOKを買って日本語PPK相当にすることも可能だ。その日本語ドライバは一瞬だけ米Palm社のサイトに登録されたようだが、すぐに消えたとか。欲しければ日本語キーボード買えということならばさすがにつらすぎだ。
 この日本語Palmキーボード構想が使い物になるのなら、モバイル執筆環境はかなり充実する。シグマリオンが不要になるかもしれない。ううむ、結局どっちも買いそうだが。