Strange Days

2000年10月07日(土曜日)

天体写真に挑戦

22時55分 星見

 帰宅してのんびりしていると、空に月がかかっているのを思い出した。南天を覗くと、月は高度が低くなり、あまりよく見えない。しからば東天を見ると、すばるがまさに昇りつつあるところだった。それをLV40で撮り、PhotoshopLEで処理してみた。まだCCDオーバーフローの影響を除去しきれてないが、結構いい感じである。大型CCDでバルブ可能な機種ならもっときれいに写るだろう。

オフだオフだ

20時42分 暮らし 天気:晴れ

 前日、1:00くらいには寝たので、10:00前には楽勝で目覚めていた。それから風呂に入り(前日、入らないまま寝入ったので)、しばしゆっくりした。
 ふと思い立って、ロカティオ用の地図をダウンロードし、ロカティオにほうり込んだ。横浜近辺と、地元呉周辺。全部で10MB近くにもなる。結構食うなあ。
 そのロカティオを持って、15:30過ぎに家を出た。目的地はいつもながらのあざみ野だ。今日、17:00からの予定でオフ会があることになっている。
 地下鉄の改札を出たのが16:50。集合場所の東急改札口近辺に落ち着いて、ロカティオを取り出してまずはテスト。うん、ちゃんとアクセスできる(当たり前だ)。顔を上げて探しもしない。どうせ17:00ちょうどに来るはずも無いのだから。いつものことだ。期待しなければ失望することもない(爆)。果たして、17:00ちょうどに現れたのはY.SATO氏のみだった。律義なY.SATO氏にロカティオを自慢していると、5分過ぎくらいに久遠氏と大阪組が現れた。これは意外だ、てっきり30分は遅刻すると思っていたのに(爆)。まあその前にしびれを切らして久遠邸襲撃となっていただろうが。大阪組二人(瓜生&KAZUKA)は相変わらず元気だった。関西人のバイタリティの素はおいしいたこ焼きだろう。だから関東ではまずいたこ焼きしか食えないのだ(いったいどういう論理の運びだ)。
 それぐらいから参加者がわらわらと集まり始める。既出の5人に加え、はるだぁ、おーぎや、妄言王、水彩の各氏が集合してくる。水彩氏は今回始めての参加で、久遠氏のチャットに参加してる人だとか。
 肝心の伊藤君はというと、これがまた来ない。行方不明だ。15:00には渋谷にいるという話だったらしいので、今ごろは小田急線にうっかり乗ってしまって箱根湯本だ、いや新幹線で大阪だなどと勝手なことをほざいていたら、頭をかきつつ伊藤君登場。やっぱり電車を間違えたんだとか。新幹線と間違えなくてよかったな。
 残り一人の章友氏は未着だ。章友氏を待つ久遠氏を残し、一行はいまやお馴染みの花子へと移動した。
 花子では前回と異なり一般の席に通された。ホッ、アレは決して怪しげな集団を隔離するための処置ではなかったのだ。席に着いて大阪組とはぐれちゃったねえなどと話していたら、久遠氏が登場。章友氏も一緒。章友氏はこの宴会唯一の女性だった。大阪組も到着し、宴会が適当になんとなく始まったような気配になった。
 花子では隅っこに陣取り、モバイルツールを並べて周囲に自慢した。というか並べるだけのスペースが無いぞ。早々にバックパックに収まる運命のロカティオであることよ。PHSの繋がりもいまいちだ。
 しかし喋りながら適当に出されるモノを口に運んでいた。駆けつけ三杯というが、宴会では最初のピッチが早すぎてしばしアタマが混迷を極める。話題はなんだかわからんが、もっぱら妄言王いじりが主流であった。この会合は、一応は創作を志す者の集いということだった。しかしY.SATO氏はそうではないというし、僕も半分位道を誤りかけているものだ。これという共通の話題があるわけでもなく、そのくせ話は尽きない。結局何を話したのかほとんどおぼえてないではないか。「ゼノンのパラドクスをアリストテレスはどう論破したか」ではもちろんないし、「えここ萌え~」でもなかったと思う(極端だよそれは)。いやまあ、これは毎度のことか(爆)。
 妄言王は隣に陣取った章友氏の尋問に喘いでいる。ここで「安物の卓上ライトと刑事さんのカツ丼があれば奴は落ちる」という意見が僕の周囲では主流であった。
 トイレに中座したとき、やや足下がおぼつかないのを自覚した。鏡の前に立っているとフラフラして、このまま倒れてしまいそうだ。その後はジンジャーエールとウーロン茶で酔いを醒ますことに専念した。
 なにせ花子だ。今回もドッと料理が来るに違いないと思っていた。冷戦たけなわの頃、ソ連海軍は米海軍の機動部隊を撃破するために、対艦ミサイルによる飽和攻撃を何度も演習していた。数分のうちに数百発のミサイルを集中させ、機動部隊の対空火力を飽和させてしまおうというものだ。花子の物量作戦もそれと似たところがある。こちらが食いきれないほどの料理が、短期間のうちにどどっと来てしまうのだ。これを警戒していた。ところが、今回はどうしたことか、あれっと思うほど少なかったのだ。揚げ物が出て、刺身が出て、蕎麦が出て、打ち止め。昼食をごく軽くしてきたので、これではかえって物足りなくなる。さては花子め、いままでの大盤振る舞いをやめて絞り始めたな。
 真偽は不明だが、ともかく意外なほど食えないうちに打ち止め。二時間はあっと言う間だった。しかしまあ食って喋ってで楽しむことは出来た。
 一行はなんとなくまたあざみ野駅に出て、しばし雑談する。水彩氏とはここでお別れ。残りはコーヒーを飲みに適当な喫茶店に雪崩れ込んだ。ここでもしばらく喋りながら高価なアメリカンコーヒーをすすり込んだ。ここでも章友氏は妄言王を責める責める。妄言王の何が周囲の嗜虐心を励起するのだろうか。
 ここで一時間以上話し込んで、ようやくお開きになった。最後は横浜在住になったはるだぁ氏と妄言王を新横浜へと送還し、帰宅した。