Strange Days

2000年12月16日(土曜日)

星を見ましょう

23時55分 星見

 さて、そのチャットに出る前に、アパートの前に経緯台を出して星を見た。アパートの前は街灯が目に入りやすくて、実はそんなに好きじゃないのだが、北から天頂にかけても視界が開けるのがいいところでもある。
 まずは100EDですばるを視界に収めた。LVW42で見るとすばるの全景が視界に入り、本当に見事な眺めだ。強いて欠点をいえば、あまりにすっぽり収まっているので、かえって広がりを感じにくい点だろうか。しかし慎重にピントを出すと、後から後から星が湧いてくる感じで、横浜の空でもここまで見えるかという感動がある。ヒアデス星団はさすがに視界に収まりきらないが、一番星が濃い領域を視界に納めると、こちらもきらきら美しい。その上下に輝く土星、木星に向けた。SW6.7で見てもあまりはっきり見えない。土星はカッシーニの輪も見えず、木星は縞が濃く3本くらい見えるが、大赤斑は見えそうにない見え方だ。
 さらにオリオン座に向けた。オリオンの目が向いてる方向に望遠鏡を向けて行くと、ごく細かな微光星が視界をすーっとかすめて行く。なかなか楽しい眺めだ。またオリオン星雲も今夜は見事で、トラペジウムがくっきり四つ見えた。OR6+2.2倍バローで強拡大しても、けっこうくっきり見える。
 M41を探し、UW6.7で見ると、これはささやかな星団という感じでなんとなくほっとする眺めである。~
 もう少し惑星を見たかったので、C8EXに載せ換えて土星、木星を見た。やっぱりいまいちはっきりしない眺めである。光量は豊かなので像は明るいのだが。さらにオリオン星雲も、こちらは散光がくっきり浮かび上がり、まさに星雲という眺めである。もう少し暗い空が欲しいところだ。

NIFTYに復帰しますか

22時34分 インターネット 天気:きっと快晴でしょう

 まあNIFTYも@NIFTYに変わったことだし、復帰するか(なぜだ)。
 実は以前からPalm Portable Keybordをなんとか使いものにしようと悪戦苦闘していたのだが、厚い壁に阻まれてうまくいかないのだ。正規の日本語版ドライバの公開が停止され(まあ言い分は分かるのだが、Palmってけちだな)、このままではPPKでどこでもパコパコ計画が挫折する恐れが生じてきたのである。日本語入力の要であるキーバインドを決めるキーボードドライバが英語版のままでは、例えATOK Pocketを入れても使い勝手が悪すぎる。さすがに日英切り替えの度に画面タップでは辛いし、候補選択もタップでは入力速度が落ちまくりだ。しかし世の中はよくしたものである。VISOR用の日本語ドライバが公開されているのだ。実は前に試してみたのだが、なにを入力してもシリアル通信が起動されるという訳の分からない挙動をするので、その時点では諦めてしまったのだ。しかし世の中には凄い人もいるもので、この日本語ドライバでASCII配列(つまり英語版)PPKを使いたいからと、わざわざパッチを当ててしまったらしいのだ。単にソフトウェアにパッチを当てるというだけならよく行われているし、僕も大昔にTP220用Windwos3.0ディスプレイドライバにパッチを当てて公開したことがあった。しかしこのPPK用ドライバの場合はオープンソフトではないし、Windows用ドライバのようにリソースエディタの類で何とかできるものでもない。きっと、バイナリエディタで怪しい配列を探し出し、try and errorを繰り返して作ったのだろう。それを試してみたのだ。~
 ところが、これでも挙動は変わらない。WorkPadでもうまく使えたという報告があったのにな。しかしそれはJ-OSでの事だったかもしれない。こうなると、情報を集めないと駄目だ。それで最近快進撃中のgoogleを駆使して探してみたのだが、これという情報はない。あちこちに大きな情報リソースはあるのだが、どうも話題が分散しすぎて追跡が難しい。ならば国内最大級のリソースである@NIFTYで探そうということにしたのだ。
 もちろん、他にもいろんな情報を探したいというのもある。また帰省中のインターネットアクセス手段としても使えるかと思ったのだ。はっきりいってNIFTYには愛憎相半ばするものがあるのだが(笑)、まあ21世紀も迎えることだし(関連不明)、復帰してやるかという寛容な気持ちになったのだ(相手にされてないと思うね)。
 入会手続きをとり、懐かしのFSFをのぞくと、懐かしの面々がチャットをしているではないか。しばらくお話しして、明け方近くにようやく落ちた。すごく懐かしいな。やはりウェブチャットより遙かに使いやすい。JavaAppletベースのものも結構使えるし、TELNETベースのものだとやはり使い勝手がいい。でもあんまりいけないかも。他にもいろんな楽しみができてしまったから。