Strange Days

2000年02月24日(木曜日)

今夜の観望

23時55分 星見

 帰宅して、夜22:00くらいに望遠鏡を出した。今夜もシンチレーションは悪く、肉眼でもシリウスは激しく瞬いていた。実は帰宅するべく会社を出た頃は曇っていたのだが、帰り着く頃には風に吹き払われたのか、すっかり晴れ上がっていた。
 冬は、強い北風が大気中の粉塵を吹き払うせいで、大気の透明度そのものは高い。しかしその風のためにシンチレーション(大気が激しく動く事で屈折経路が変わり像が揺らぐ現象......だよね)はかなり悪い。このため、冬は肉眼による観望には適しているが、望遠鏡によるそれには夏場が適しているという。夏の風が強かった夜など、風が凪げば最高のシーイングになる......らしい。
 今夜はあまりの寒さに小1時間ほどで引き上げたが、オリオン大星雲はいつ見ても神秘的な天体だ。M41も大体一発で探せるようになってきた。でも他の天体は?(爆)

二大ブラウザの悪癖

18時03分 インターネット 天気:快晴

 前日の疲労が全身に残ったままの、気だるいフレックス出勤だ。白々と明るいアスファルトが気だるさを倍増してくれる。今日も刺激物を投与しながらの勤務である。
 以前から気になってはいたのだけど、我がWebページ(コードネーム:Hページ)のトップページの背景画像が、IEの場合には表示されない。ネットスケープでは表示されるのだが。この背景画像、スタイルシートの"background-image"属性を使って貼り付けてあるのだが、別にスタイルシートの非互換性によるものというわけでもなさそうだ。同じ形式で指定してある他のページは、IEでもちゃんと表示されるからだ。唯一の違いはトップページの画像がjpeg画像である事だ。gifの場合は良くてjpegの場合は駄目なのだ。jpeg画像を単独で指定すれば、IEはもちろん表示できるので、あるいはスタイルシートのエンジンの不良か仕様かどちらかだと思われる。
 なにせgif画像に関する動きがきな臭くなっている。以前からUNISYSの特許との絡みが指摘されてはいたが、最近になってまたgifを追放する動きが急になっている。恐らくUNISYSが特許を持つ圧縮法を使ってないgif画像ならば問題はないだろうが、この際jpegかpngに統一した方が良さそうに思える。ところがIEがスタイルシートのjpeg画像を処理できないとすれば、かなり困った事になる。いやまあ別の画像なんて無くても良さそうなページではあるけれど(そのためのスタイルシートでもあるし)。
 ネットスケープにも困った事がある。やはりスタイルシートの事だ。僕はたいてい、ネットスケープの画像読込みとJava/Java Script処理をオフにしている。ところがこうすると、スタイルシートの処理もされなくなってしまうようなのだ。Java Scriptとスタイルシートのエンジンが共通だからという話を聞いた事があるが、これはちょっと思い切りが良さ過ぎるのではなかろうか。ページの見栄えを全てスタイルシートで処理している僕のページはlynxで表示するのと変わらなくなってしまうのだ。
 ......別にいいか(爆)。そんなたいして凝ったスタイルで無し。ただしネットスケープの場合、可読性を考慮して行間を空けておいたのが無意味になってしまうのが残念。文字が詰まってて読みにくいと思ったらJava Scriptを処理するように指定して欲しい。まあこの悪癖も、そもそもJavaもJava Scriptも無効に出来ないIEよりはまだマシなのだけど。
 それにしても二大ブラウザのどちらにも弱点はあるものだ。~