Strange Days

2000年04月11日(火曜日)

今節のみんなの歌

23時14分 テレビ

 今節分のみんなの歌を全部収録したので感想を書いておこう(また忘れるし)。
 新曲分。今節は3曲。
「太陽(ティダ)の歌」。ティダというのは琉球方言か? 琉球音階のポップスだ。琉球式演舞(?)を習っている子供たちが誇らしげなのがいい。
「21世紀の君たちへ」。スティーヴィー・ワンダーの曲をさだが歌っているぞ。スティーヴィー・レイ・ヴォーンのVoodoo Chileは絶妙だったが、これはなんだか気が抜けているような。
「変身」。ROLLYってあのローリーか? 岡林信康が歌いそうな曲だ。なんだかいい感じ。
 新作分の画像は全部実写再編集ものだった。方針変更なのか、予算のせいなのか。
 再放送。「歩いてみっか」はまあいいな。
「想い出に溶けながら」。ポニテがいい感じ。犬がかわいい。飼うなら勇ましいちびの柴犬だな。
「いつもの笑顔で」。お母さんは大変だ。
「大きなりんごの木の下で」。でかいぞ、このりんごの木。村全体が覆われてしまうくらいだ。イグドラシルか?

お月様

21時12分 星見 天気:晴れ

 このところ、夜風が暖かくて春風駘蕩という感じだったが、今夜は少し寒め。しかし久々にすっきり晴れ上がった空には、半月のお月様が浩々と輝いている。これを見逃す手は無い。
 21:00前に望遠鏡を出して、月に向けようとした。......む、向かない。定位置からは屋根が邪魔になって、望遠鏡を向けられないのだ。定位置からより手すり側にずらすしかない。そうすると赤道儀モードで使う意味が無い。そこであっさりと経緯台モードに戻した。まあGP赤道儀だってあるわけだし(未稼動ではあるが)。
 望遠鏡を手すりに寄せ、経緯台モードにすると、ようやく月が視界に入った。今夜はシーイングが安定していて、月があまり揺らがない。シンチレーションは良好なり。
 この前購入したムーングラスをWOにつけてみた。着けたといってもWOにもタレットにも取り付けねじが無いので、フィルタを接合部に落とし込んで見る形になる。揺すぶるとカタカタいうので怖い。
 効果は劇的ではなく、一見したところ光量はそれほど落ちてない感じがする。全体的にグレーっぽく着色する。しかし以前のように視界に焼きつくということは無くなった。ということは、効果は高いようだ。
 月はほぼ半月で、月正面の中央に走るクレーター群が影となり、面白い眺めになった。おりしも、スカイ・ウォッチャー誌では月面観望の特集を組んでいたので、それを参考に見ても良かったかもしれない。しかしあまり時間が無かったので、それは週末に譲ることにした。
 月の眺めで面白かったのが、月面の右上(望遠鏡は裏像になるのでこれでいいはずだが)にあるクレーターが皆無の海と、そのさらに右にある二つの親子クレーターだ。大きなクレーターの真中に、その後に出来たのか火山性なのか知らないが、別の小さな、明るいクレーターがあるのだ。また近辺にはティコを思わせる明るい放射状の噴出物を散らせた明るいクレーターもある。
 月面中央下部のクレーター群は、逆にごつごつとした山容の塊で、複雑な影が入り混じり、ぎざぎざのクレーターが重なり合っている。まことに玄妙な眺めで、見ていて飽きなかった。