Strange Days

2000年04月14日(金曜日)

ワイドビノ他到来

20時22分 星見 天気:はっきりしないくもり

 朝、9:00に起床。これから朝食を作って9:45に出ても10:15には間に合う。近場に住むと楽だ。それで朝食の目玉焼きを作っているとき、玄関のチャイムが鳴った。このチャイム、例の「ピンポーン」という、それもかなり大音量のものなので、結構心臓に悪い。こんな朝っぱらから誰が、といぶかしみつつ開けると、何度も荷物を届けてもらったのですっかり顔なじみになってしまったヤマト運輸のおじさんだった。Tommy Oasis Directに発注していた荷物が届いたのだ。
 早速開梱してみる。モノはGP赤道儀用アリミゾプレート、それに100EDを取り憑けるための鏡筒バンド、VixenのNikonデジカメアダプタ、そして笠井トレーディング扱いのワイドビノだった。とりあえず中身がそろっていることを確認して出社した。
 速攻で帰宅して、それぞれの品を取り出してみた。鏡筒バンド&プレートは、最初は使い方がわからなかったが、GP赤道儀の説明書を見ているうちに理解できた。100EDをGP赤道儀に取り付けると、さすがに片持ち赤道儀よりはるかに安定していて、指で鏡筒を揺すってもびくともしない。持ち運ぶ必要がないのなら、これはベストな解ではないかと思う。そこにNikonデジカメアダプタでE950を取り付けてみた。タレット側にはとても固定できないので、H50mmがささっているファインダ側にコンバータを介してLV5mmをさし、そこに取り付けてみた。なんだか物凄く怪しい物体になってしまったが、赤道儀の強度は十分で、安定性に問題はない。残念ながら空は曇っているので試すことは出来ないが、これでちょっとした天体写真なら撮れそうなので楽しみだ。
 ワイドビノは小型ながらずっしりと重い。ようするにオペラグラスなのだが、実視界が非常に広い(30°強)ので、星空観望用にも向くということで、結構知られている品だったらしい。僕が入手したのはそのオリジナルに対して改良を加えたというモノで、合焦装置をスムーズに動くよう加工したという。合焦装置は一般的な望遠鏡のように左右連動しているタイプではないが、左右の視力に差がある僕にはこちらの方が助かる。動作は確かにスムーズだ。
 ワイドビノの評価に「倍率を感じさせないまま視力がアップした感じがする」というのがあるが、まさにそのように見える。また非常に明るいのも特徴だ。
 これらを試したくても曇天ではしかたがない。おまけに明日は雨だとか。トホホ、来週までお預けになりそう。