Strange Days

2001年12月31日(月曜日)

恒例FSF年越しチャット

23時55分 SF

 今年もFSFで年越しチャットだ。一応説明しておくと、FSFといっても髭面のおっさんが首領を務める某組織ではなく、@NIFTYはSFフォーラムのことだ。このフォーラムのチャットは以前から激しく、特に年越しチャットは例年50人以上参加してなにがなんだかわからない状況になっていたのだが......。
 22:00過ぎ、物凄く久しぶりにFSFに入ってみた。今年、特に気になっていたのは、例のso-netとの合併の噂だ。このことについてもなにか聞けるかなと思った。
 しかしだ、この時間になってもチャット参加者はゼロ。例年なら(といってもここ数年は知らんが)この時間には20人くらいいてもおかしくない。もしかしてFSF1ではなく2や3だろうかと思ったのだが、そちらにもいない。なんと。@NIFTYのフォーラムは、こんな風に衰退していたのだな。
 やがて、ようやく見なれた顔が登場。七色いんこ兄であった。再会を喜び、同時にFSFのあまりの変化に驚きあった(いんこ兄も久しぶりだったようだ)。しばらく話しながら、もしかして二人で年越しに突入かと思っていたら、23:00前からようやく人が増え始める。懐かしい面々が次々に登場する。ああ、なんだか同窓会みたいだ。FSFで過ごした時間が、まるで走馬灯のように駆け巡る(危ないから止めとけ(by よみ&とも))。しかし、それでも最高で22人程度しか集まらなかったのだ。ああ、往時のFSFは何処。
 後で思い返してみるに、主だった運営陣が参加していなかったようだ。so-netとの合併報道の直後、SysOpeが召集されて何がしかの話し合いの場が持たれたといわれているので、そこで@NIFTYからなんらかの申し渡しがあったのかもしれない。
 ともあれ、例年恒例の行事を済ませ、新年あけおめなのである。

大晦日の広島を走る

20時00分 自転車 天気:晴れてました

 いよいよ大晦日である。今日こそは真の走り納めの日なのである(今朝決めた)。広島の街を走ってくるつもり。
 昼前に家を出て、まずはモリスで腹ごしらえ。今日まで営業するのは、帰省客のためと、ここで年越しそばを済ませてしまう客のためだという。新年はいつから営業するのかな。
 呉駅でMobillyたんを畳み、広島駅まで出る。駅前のフタバ書店で広島の地図を買い、いざ広島ポタ。とはいえ、行きたいところは決まっている。
 まずは広島城。ここは駅前の道から川を渡り、まっすぐ西進すれば到達できる。迷う心配もなかった。西門は改修中とかだったが、周囲の土壁に穿たれた銃眼などの構造を見て回った。城内にはやたらと露店の準備が始まっていた。護国神社があるので、その初詣客目当てなのだろう。
 広島城から東に走ると縮景園、広島県立美術館がある。縮景園は、今日は休みだった。どんなところなのかと想像しているのだが。
 さて、広島城から南下して行くと、やがて原爆ドームが現れる。今は補修工事でもやっているのだろうか、足場が組まれていて、その全景は良く見えない。川沿いにはなにかの碑が立っている。
 川を渡ると平和記念公園。慰霊碑の前で一礼し、遥かに望むと、原爆ドームが目に入った。なるほど。良く神社には遥拝といって、遠い大社やら富士山やらの方に向いた場所を設けていることが多いが、ここなどその原理を応用したものといって良いだろう。
 原爆ドームの方に戻る途中、気になるものを発見した。一段低くなった場所に、謎めいた塔らしきものが建っていたのだ。地図にも載ってないので、あるいはオーソライズされたものではないのかもしれない。その由来を読むと、学徒動員従事者の慰霊塔らしい。背景のレリーフや、テープでも聞ける建立縁起などは、原爆ドームのそれとは別種のまがまがしい、そしてそれだけにパンチ力のある反戦動機を訴えてくるようだ。僕にはこっちの方が効いた。
 広島駅まで走り、お好み焼き屋で豚玉うどん入りを食い、スタバで一服して帰宅した。