Strange Days

2001年02月09日(金曜日)

dnet Personal ProxyでFirewallを越えるには

23時15分 コンピュータ 天気:晴れ

 気を抜いていたのが悪かったのだが、会社で動かしているdnetクライアントの面倒を見ているPersonal Proxyが、いつの間にか一杯になっていた。残キーは0。処理済のキーはたまっている。昨日はかなり余裕があった気がしたのだが。朝に見るとこの有様だ。油断ならんやっちゃな。
 会社のイントラは外部接続にFirewallを噛ませていて、ブラウザで外に出てゆくにはIDとパスワードの入力が必須だ。以前、Proxyperでこれを越えようと試みたのだが、うまくいかなかった。そこでデータファイルのみを持ち帰り、家のプロキシで送受信するという面倒な状態を続けてきた。
 しかしまあ、いつまでもこんな面倒なことを続けてはいられない。readme.txtを参考にFirewall越えを実現してみた。
 まず"httpproxy"、"httpport"に適切な値を設定する。ここまでは直感的に分かる。これからが問題だ。Firewallに認証させる時のIDとパスワードをどう書くのか。.iniファイルを見ると、"httpid"という行がある。readme.txtによれば、ここに書けばよいということだ。しかし書き方は、Firewallの認証の仕方でいろいろ記述の方法が違うのだ。
 試行錯誤の結果、ここに暗号化したID/パスワード対を書けばよいことが分かった。その暗号化の仕方だが、クライアントの方を使う。クライアントでFirewall越えが出来るように-configの2/6辺りを設定し、dnetc.iniに書き込まれた値をそのままコピーすればよいようだ。同時にFirewallの形態にあわせ、"uuehttpmode"を設定する。これで会社のFirewallを乗り越えられるようになった。