夜、昨日のライトの具合を試しに例の丘に向かう。ついでに買ったゴムひもでキャリアに18*50ISを縛り付け、気軽に出立。今夜も風が強くて、北上する荒れた道で難儀することよ。上りでは膝がどうにかなりそうだったので、最後の20mは素直に降りて押して上がった。
ポケットからコンパスを出して方位を確認してみた。意外に南北の認識がずれていた。地図で見たときは、道が東西方向に走っているように思えたのだが。
18*50ISで上りつつあるさそり座と火星、北斗七星付近を散策し、かなり寒かったのでさっさと帰宅した。
肝心のライトだが、やはり夜道を飛ばすときには明るい方が頼りになる。心細いのは同じだが、危険の察知はこっちの方が簡単なはずだ。
昼頃、ふと空を見上げると、不思議なものが見えた。広がりつつある青空と、退きつつある雲の境目に、鮮やかな虹が挟まっていたのだ。まさに挟まっていたと形容するべき眺めだった。
問題の虹。あまりに鮮やかに見えたので、E950でパチリ。隣室の若い主婦も、子供に見せていたようだ。しかしすぐ前の中学校のグラウンドで練習している子供たちは誰も見上げていない。寂しいね。あるいは、練習が厳しすぎるのだろうか。
虹は10分ほどで褪せ始め、視界から消えていった。