Strange Days

2002年09月18日(水曜日)

エスプレッソ・マシン

00時00分 暮らし 天気:ひさしぶりに晴れ

 会社でJavaの技術情報を検索中、なぜかエスプレッソ・マシンのレビューが引っかかってしまい、読む破目になった(いや、喜んで読んだんだけど)。レビューでは無印良品の機械が、意外に高い評価を受けていた。他のサイトを見て回っても、値段の割にいい品だという評価が多い。値段の割に......僕はこの言葉に弱いのである。
 いちおう、手許には直火式のエスプレッソ・メーカーがあって、時々楽しんでいるのだが、機械式のものも前から欲しかった。直火式と機械式の最大の違いは、抽出時の圧力だ。直火式がせいぜい3BAR程度なのに対し、機械式では15BARとかに達する。エスプレッソの最適圧が9BARだといわれているが、それをクリアするには機械式の方が良いに決まっている。しかし高い。直火式が3000円くらいで買えるのに対し、機械式は2万以上はする。ちょっと手が出ないのである。そんなわけで、直火式で我慢(これでも上手く淹れるととても香ばしく美味しいのだが)していた。
 ところが、この無印良品のものは税抜き9500円で売っているのだ。税込みでも1万円を切るのだ。しかも、物自体は家庭用エスプレッソ・マシン最大手のブリエルからOEM供給されたものだという。ちゃんとミルクフォームを作るためのスチームパイプもついている。これは、買うしかないではないか!
 にち氏と約束していたお好みハウスオフは欠席届を出し(後で、買ってからよればよかったとも思った)、戸塚の無印良品に直行。ありました。エスプレッソ用の粉も一緒に買って、速攻で帰宅した。
 帰宅して、説明書を読みながら、エスプレッソを淹れてみた。背後のタンクに水を入れ、最初に抽出部、スチームパイプに湯通しして消毒する。さらに何度か湯通しして、機械とカップを暖めておく。それから粉をセットし、ボタン操作すると、ツーッという感じでエスプレッソが抽出されてきた。店売りの、あの泡がちゃんと再現されている。アロマが直火式に比べて濃厚で、確かに違う。
 戸塚で買ってきたパンを食べながら、エスプレッソを立て続けに3杯もやってしまった。これはいい。直火式と違って数杯なら続けて抽出できるので、食事の供に最適だ。
 しまうときも、フィルタを洗い、抽出部にまた湯通しして、付着している粉をきれいに取り除き、水気を切ればOKだ。プラスチックの外装は、見た目は安っぽいが、錆びそうなところが無いという点で気楽に扱える。
 なんか、これはいいものを買ってしまった、という幸福感に包まれてる今時点である。