Strange Days

2003年08月02日(土曜日)

PHSを機種変更した

22時00分 デジタルギミック 天気:暑いなあ

 DoCoMoとのPHS契約も、かれこれ3年以上継続している。実際は最初に321Sを買って611Sに換えるまで1年以上あったのだが、名古屋から横浜に住所変更する時、機種変更の手続きがあまりに煩雑だったので、一度解約してしまったのだ。NTTパーソナルがDoCoMoに吸収合併されてしまった直後で、PHSが制度的に冷遇されていた頃だったからな。今はその辺の量販店でも、普通に機種変更できるようだが。
 後から考えるとヨドバシ辺りで買えばよかったのだが、近いもんだから何気なくDoCoMoショップ湘南台店で機種変更してしまった。
 最初の予定ではP-in M@sterにするつもりだった。@FreeDも魅力的ではあるのだが、現状2000円(長期継続割り引き込み)で済んでる費用が、2.5倍以上になってしまうのは困りもの。データプラス契約のまま、しばらく様子を見るのが吉と見た。
 カタログを見ながら、窓口のお姉さんと話している時、ふと@Freed端末をデータプラス契約で使えないのかと思った。後で@FreeD対応端末に買い換えることを考えるなら、ここで@FreeD端末だけを買って、必要なら後で契約だけを@FreeDに変更する方がお得だ。
 少し込み入った話になりそうだと思いつつ、窓口のお姉さんに聞いてみた。案の定、可能かどうか調べるのに、やや時間を要したようだ。しかし、結果的には可能と言われた。後は、各端末の価格だけだ。これが、案外に高価だった。P-in M@sterが16k\といわれたのには、さすがに驚いた。一方、最新型の@FreeD端末、2PWLも同価格。この端末、無線LANも内蔵している。CFタイプの無線LANカードは実売7k\程度するはずだ。高価ではあるが、納得できないことはない。こっちに決定。@FreeD-2PWLを、データプラス契約のまま使用することにした。
 帰宅して、SigmarionとLibrettoL3とで試してみた。Sigmarionでは、最初認識のさせ方をすっかり忘れていて、ややてこずった。が、マニュアルを読んで(最初から読みましょう)、あっさり接続に成功。特にパッチの類も不要だ。しかし、Sigmarionでは無線LAN機能は使えない。でも、これで無線LANを使うことは無いから問題はない。
 本命のLibrettoL3でも認識、通信に成功。しかし、有線LAN、無線LAN、PHSと、インタフェースが3系統も出来てしまったため、いざ接続という時に戸惑いそうだ。これで、出先でインターネットアクセスする時に、すっきりとマシンを使える。一方、無線LANでのフリースポットの方だが、こちらはほとんどの場所で有料サービスだし、よく通る場所には全くスポットが無いので、使うことは無さそうだ。せめて、フリースポットサービス各社間で、ローミングできればいいのだが。

鎌倉まで行ってきた

18時00分 自転車 天気:暑いなあ

 前夜、なかなか寝付けず、ふと目覚めると昼を過ぎていた。あー、ダメ。今日は多摩川に出て、和田サイに寄ろうと思っていたのに。この時間からでは多摩川も夢のまた夢。では、ということで、ここ2回ほど挫折していた鎌倉まで行ってくることにした。
 帰りにDOCOMOショップでPHSの機種変更をするつもりだったので、CrossAirを背負って、中に611Sを箱毎入れておいた。乗ってゆくのはTCR-2だな。天気いいし、ロードバイクの乗り味を楽しみたい。
 昼過ぎ、ひとまず飯を食おうと思い、長後のCoCo壱番屋(またかよ)でトマトアスパラカレーを喰らった。この店、この後に北上するにも、南下するにも、位置的に都合がいいのだ。
 カレーの後は、境川を南下してゆく。南風に向かっているので、30km/hも出ない。しかし、足をクルクル回しながら、まったり走っていった。
 暑いなあ。日差しに手足がじりじり焼けて行くのが判る。日焼け止めを塗っているので、真っ赤に腫れ上がるほどではないが。
 江ノ島近辺に出ると、やはりかなりの人出だった。鎌倉まで走る間に、何人ものサイクリストと行き会った。みんななんとなく嬉しそうで、会釈するとたいてい返してくれた。やっと太陽の下を走れる喜びが、その姿からにじみ出ていた。
 稲村ガ崎を越えた辺りから、風が追い風気味になり、鎌倉まで一気に突っ走っていった。
 暑い。冷たいものとカロリーを求め、下馬のコンビニで小休止。ぬるい風が海から吹き、しかし日陰に入ると少しだけ涼を取れる。
 自転車を美術館(改装中)の駐車場に停め、歩いて八幡宮に入った。本殿の改装は未完で、相変わらず若宮に遷宮されている。結婚式かなにかあるのか、暑い中スーツを着た一団がたむろしている。
 白旗神社の方に歩いて行く。人通りは少なく、木陰のふんだんなこの辺りは、ひんやりとした涼しさが漂っている。白旗神社は「しらはた」と読む。もちろん義経が祭神だ。その辺を興味深そうに歩いていた人々に由来を聞かれたら、『ここは"びゃっきじんじゃ"といって、この辺に多く住んでいた鎌倉幕府の下級武士たちの崇敬していた社だ。"白"というのは"百"から頭の"一"を除いた形で、数多くの旗、つまり武士が集まっている様を現すのだ』などと、何一つとして真実を含まない出鱈目を述べてやろうと思っていたのだが、その機会は無かった。
 源氏池の休憩所で、またしても冷たいものを求めた。冷えた緑茶を飲みながら、池を眺めていると、亀がぷかぷか泳いでいる。しかも何匹もいる。こんなに亀が群れているなんて、初めて見た。
 源氏池にのまん中にある小島には、政子岩という謎の岩があるようだ。見に行くと、石柱で囲われた中に、丸石がいくつかごろんと転がっている。ふむ。
 自転車に戻り、来た道を戻って行った。