Strange Days

2003年09月13日(土曜日)

うっかり大冒険。和田サイクル自走往還

00時00分 自転車 天気:晴れてます

 さて3連休。初日は寝ていようかなと思ったりもしたが、にち氏が「和田サイ行く」と掲示板に書いていたので、それに一口乗ることにした。いちおう、11:00ににち氏のマンション近辺に向かうことにした。
 MR-4FでR1を走り、到着は11:30。出発が遅れたので到着も遅れてしまった。が、誰もいない。BBSを見ると、マモル氏も同行するはずだが。そこににち氏がSatRDayで登場。なんでも近所を走って練習していたんだとか。その直後にマモル氏も到着。連れ立って、こぐ氏との邂逅を目指し、二子玉川へと向かった。
 晴れ空の下、多摩川を走るのは気持ちよかった。にち氏のSatRDayを先頭に、マモル氏、僕と続く。実は保土ヶ谷の坂を越える時、膝に負荷を掛けすぎたのか、少し左膝が痛み始めていた。合流時に『ごめん、ここでリタイヤする』と告げて帰ろうかと思ってもいたのだが、好天に誘われて行けるところまで行こうと考えるようになっていた。結局、こぐ氏との合流地点である二子玉川まで難なく走った。
 こぐ氏と合流後、紅虎でランチ。そこで和田サイまでどう走ろうかという事を話し合ったが、荒玉水道道路を行こうということになった。この道には多摩川で取水し、東京西部へと送水するための水道管が埋まっている。関東大震災の後、急増する東京西部の人口を支えるべく、荒川と多摩川から取水する計画が立てられ、多摩川側だけ実現したのだそうな。
 食後、こぐ氏の先導で水道道路まで走る。最初は野川サイクリングロードを経由するのかと思っていたのだが、実際には水道道路の始点へと走ったということだ。ここから水道道路を延々走っていった。
 この道、横浜水道道とは異なり、車両の通行がほぼ全延長で可能だった。ただし、4t車以上の通行は禁止されている。そのため、多くの交差点で、車幅制限の標識が立っている。ゆるいアップダウンはあるものの、車は比較的少なめで、自転車にとっては走りやすい道であった。
 途中、道に迷ったりしたものの、やがてフレンド商会に到着。しばらく、アパレルフロアを中心に見て回った。
 ここからは幹線を走り、やがて西荻窪駅近くのアイス屋に立ち寄った。ここのアイスは、非常にあっさりした傾向がある。あいにくフルーツ系は置いてなかったものの、試してみたいものだ。
 ここから和田サイクルまではあっという間に到着。たまたままめ氏が店頭にいて、4台連なっての到着に驚いていた。
 店先に邪魔にならないように自転車を置き、近くのコンビニで買い食いしながら、のんびり屯しながら過ごした。まめ氏はヤフオクで手に入れたというトレンクルに乗っていた。むむ、多段化Mobillyの売り込み先が白紙になったな。
 和田店長の手が空いた隙を見て、今日の目的のチューブを買い求める。BikeEの乗り味を軽くすべく、フロントをプリモ・コメットの16(ETRTO305)*1.25に、リアをコンチネンタル・グランプリの20(ETRTO406)*1.125に交換するつもりだ。そのチューブが必要だった。しかし、そのままぴったりというサイズはなさそうだという。一応、少し太いサイズのものでも問題は無いらしいのだが。とりあえず問題無さそうなサイズのものを購入しておいた。後で思ったのだが、リアはシュワルベ・マラソン(20*1.5)の方が良かったかな。
 日が暮れるまでうろうろして、帰ろうかということになった。その前に腹ごしらえしようということで、こぐ、にち両氏が感銘を受けたらしい、阿佐ヶ谷のトマトという店に行くことになった。しかしマモル氏はハンドルのブルホーン化に手間取り、残ることに。
 件のトマトという店に向かった。店先に自転車を止めようとしたとき、『あっ!』、『ええっ?』という声が飛び交った。何事かと思って店頭に目をやると、そこにはなんと@nak夫妻の姿が......。なんという偶然。
 店は満席だったが、少し待てば入れるだろうと、自転車を止めて店頭をうろうろする。先に@nak組が店に入り、我々は少し間を置いての入店となった。それにしても、世界のなんと狭いことか。自転車関係にとっての『おいしい店』に関するホーミング効果という奴なのだろうか。
 ここのカレー、少し根が張るが、味に深みがあってよろしい。傾向としては渋谷のムルギーに似ている。ちなみにシチューはカレーの倍額。さて、お幾らでしょう。
 カレーに舌鼓を打ち、コーヒーを飲みながら@nak夫妻を含めて雑談に花を咲かせた。おかげで、店を出たのは閉店時間の21:00を過ぎてからだった。
 ここで@nak夫妻と別れ、我々はとりあえず自走帰還を目指すことにした。マモル氏と阿佐ヶ谷駅の近くで待ち合わせ、その後は環8道路、水道道路などを経由しながら、こぐ氏の居住する川崎北部まで走った。川崎北部は、東京とは違ってアップダウンが激しい土地だ。この時刻のアップダウンは、少し足に堪えた。
 こぐ氏に横浜市道環状4号の始点まで先導していただき、ここからはマモル氏と環4を下っていった。環4のアップダウンを甘く見ていた僕には、この10kmの距離がかなり堪えた。
 コンビニで休憩を取りながら、なんとか帰り着いたのは0:30過ぎ。14時間以上も走り回っていたのか。疲労のたまる一日だった。