Strange Days

2004年11月21日(日曜日)

秋を探しに行きました

23時26分 暮らし 天気:晴れ

 なんだか疲労していたのか、二度寝してしまって昼に起きた。さて、日が落ちるのが早いこの時期、あまり遠出は出来まい。ずいぶん行ってなかった泉の森公園に、森の紅葉具合を見に行った。
 こういう時にはこれでしょう、というわけでMasterXLで乗り出した。バックパックを背負いたくなかったので、パールイズミの起毛素材のジャージを着て、そのバックポケットにインフレータ、財布、チェーンロックを入れて、D70をたすき掛けにして背負った。ジップタイプじゃないポケットでは不安なので、今までここに財布を入れたことは無かったが、意外に落ちたりはしないものだ。
 通勤にTCR-2を使うようになって、MasterXLの良さをますます感じるようになった。実は重量はそんなに変わらないのだが、路面の振動を拾わず、かつ路面の状況を着実に伝え、なおかつ軽い走行感を持っているのはMasterXlの方だ。この差はフレーム素材の差だけではなさそうだ。極端なスローピングフレームのTCR-2と、トラディショナルなホリゾンタルフレームのMasterXLとでは、そもそも目的が違うのかもしれないな。TCR-2はあくまで道具であり、乗り手の要求にそれなりに応えてはくれるものの寡黙だ。まさに道具。一方、MasterXLは、なんというかいろいろ教えてくれる自転車だ。TCR-2ではポジションを変えてもなかなかピンと来なかったものだが、MasterXLは正解を教えてくれている。そんな気がする。なぜそんな差が出るのかは分からない。教育的な自転車だな。
 走りながら、紅葉前線の到着を肌で感じていた。日の光はこんなに強いのに、大気の暖かみは弱い。もうすぐ全てが失われる冬になるだろう。
 泉の森をしばし歩き回った。まだ紅葉本番には早いようだが、気の早いモミジは真っ赤になっているし、ススキは枯れきっている。秋空の下で、親子連れが軒下の干し柿を珍しそうに眺めていた。
 ひとしきり歩き回り、帰路に就いた。境川サイクリングロードの一部区画で、工事のために迂回路が設定されていた。50mほどの短いものだが、いきなり未舗装区画に誘導されるのにはまいった。
 帰宅して、MasterXLとTCR-2を簡単に整備しておいた。来週はいい天気が続きそうで、ずっとジテツー出来そうだ。