Strange Days

2004年02月21日(土曜日)

奥湯河原ツーリング

21時25分 自転車

 今日はBD-MLで募集した湯河原ツーリングの実施日。10:00に湯河原駅集合というゆっくりしたスケジュールということもあり、7:00に起床して、8:00前に家を出るという、やや余裕のある出発となった。これも現地に9:30前に着いておきたいからであって、10:00前に着けばよいということなら、さらに遅くても良かっただろう。自転車の選択は、距離的に20km程度ということもあり、BD-1となった。MR-4Fは、ブレーキにちょっと不安がある。
 湯河原には9:20頃に降り立った。しかし、まずホームからして凄い混雑だった。改札を抜けるのにも苦労する。どうやらウォーキング大会の類が開催されているようで、いつもの5倍くらいの混雑振りだった。かなり嫌な予感が漂い始める。
 ひっきりなしにバスが発着し、数多くの客を捌いている。梅のシーズンに入り、幕山方面は混雑しそうだ。その幕山に向かうのだから、厳しい状況になりそうに思えた。
 9:30を過ぎた頃から、ぽつぽつとツーリング参加者が集まり始めた。しかし、空には暗い雲が掛かっている。あまつさえ、パラパラと雨が降り始めてさえいた。おいおい、こんなときに雨か? しかし、それ以上の雨は免れ、その後は暖かな中でのサイクリングになった。
 10:00過ぎ、参加者が集まったので、出発することにする。まずは幕山に向けて走り出す。
 途中、コンビニに立ち寄った後、幕山公園へと上って行くと……。この車の群れはなんじゃ? 思いもかけないくらい下まで、車が詰まって待っているのだ。それだけならまだしも、ただでさえ狭い道をぎりぎり一杯まで寄せているため、自転車が通り抜ける余地がほとんど無いのだ。バスが行き交う関係で、どうしてもぎりぎりまで詰めてしまうらしい。特にバスの横は抜けようが無い。ほとんど押して上がり、バスの横などは車線の中央側を抜けることさえあった。この上りは斜度も緩く、楽しい道のりになるはずだったのだが。
 四つあるうちの一番下の駐車場を越えたところに待ち行列の先頭があり、それ以降は乗ってゆけた。駐車場の係員に声をかけると、『そのまま進入禁止位置まで乗っていって、それからは押しで公園に入ってもらって構わない』といわれる。ああ良かった。なんかいつも勝ち組気分の自転車で、今日に限って負け負け気分を味合わされたところだったので、この優遇振りは気分直しに繋がった。
 自転車は公園入り口に固めて止め、しばし散策することに。とはいえ、僕が薦めた梅アイスの賞味にほとんど時間が取られてしまったのだが。その後、ほとんどの参加者が散策に出かけたのに対し、GPSをつけたままだったのに気づいた僕は、慌てて自転車のところに戻り、一同を待つ。
 全員が集まり、12:00頃に幕山公園を出た。下りは流石に車が詰まることも無く、快適なダウンヒルだった。
 途中、湯河原方面に道が変わるところで、すずりょう氏のBD-1のスタンドにトラブルが発生。スタンドを跳ね上げるためのスプリングが外れてしまったのだ。しかし、スプリングは落ちなかったので、その場で再生作業が始まる。要はスプリングをはめなおせばいいだけなのだが、これが結構力が要るのだ。結局、すずりょう氏自らがはめることに成功し、一件落着となった。
 湯河原駅に戻ってきたのは、予定通り12:15くらい。ここから、いよいよ奥湯河原へのヒルクライムが始まる。
 街中を通りながら、次第に高度を上げてゆく。途中、もう一度コンビニで休憩を取り、時間を調整しながら上って行った(50%くらい登った辺りで)。全員、危なげなく登っていった。最後の方は15%超と思われる急傾斜だが、トレンクルで参加のいいづか氏を含んで、危なげなく登頂に成功した。ここはいつも汗をかく場所だ。
 全員が紅葉亭の駐車場に揃ったところで、記念撮影。ちょっと早めだが(13:10には着いてしまっていた)、店に入ると、もう席が確保されており、座ることが出来た。
 朝、あらかじめ注文を集め、店に電話しておいたこともあり、物はあっという間に揃った。今日はほとんどのメンバーが天ざる蕎麦を頼んだのだが、僕は天ざるうどんにした。相変わらず、強い腰で楽しめる。
 14:30くらいまでのんびり過ごし、いよいよダウンヒルだ。こけると痛いので、出来るだけゆっくりと下っていった。
 途中、不動の滝に立ち寄った。シーズンインしたためか、茶席が設けられ、いつもより華やかな雰囲気だった。いつも散歩中のウサギが、今日は店頭をうろついていた。ウサギ、飼いたいなあ。最後は香り草のシチューで(このブラックさはこぐ氏的だが)。
 今日は万葉公園は独歩の湯に立ち寄った。概ね受けは良かったようだ。やはり人出は多かったが、入れなくなるほどではなかった。すずりょう氏はここで離脱。
 足湯を小1時間楽しんだ後、湯河原駅に引き返し、ここで一応の解散となった。まだメンバーの半分は走り足りなさそうで、真鶴道路経由で小田原に行くという。残りはここで輪行することにし、分かれることになった。僕は、もちろん輪行組だ。
 東海道線に乗り込み、同じく輪行組のすずきなおし氏、いいづか氏、マモル氏らと話しながら、車中でビールを空けた。うむ、この一杯。たまらん。
 戸塚で降り、帰宅した頃には、もう日が暮れきっていた。
 今日も楽しく走れたと思う。参加者の皆さん、お疲れ様でした。