鎌倉からの帰路、エンパイヤホテルを標的に、
標準レンズ(18-70mm)と
120mmマクロとの撮り比べをしてみた。
薄曇り、夕刻という条件で、やや光量が厳しかったが、シャッター速度1/250秒、ISO感度200でこういう絵を得られた。やはり70mmよりはかなり望遠気味になるな。こういう状況だと、手ブレの影響を排除するのが難しかった。黄昏時、暗い曇天での使用には疑問符がつく。というか、標準レンズでも暗めになるのが気にかかるな。
マクロ性能も較べてみた。
標準レンズと
120mmマクロ。これはさすがにマクロレンズの圧勝だ。距離的には変わらないのだが、倍率がまともに現れている感じ。しかし、マクロレンズの紙のように薄い被写体深度は面白いかも。
そう言えば、400mm望遠は、まだ一度も試してないな。急いで帰宅し、かなり暗くなった東の空の元に見える電柱を、手持ちの全てのレンズ(といってもおもレン3本、標準レンズ1本だけだが)で狙ってみた。これはさすがに三脚(双眼鏡用に買った、ハクバの中型)に載せて撮った。
標準レンズのテレ端側、
20mm、
120mm、
400mm。400mmは、やや暗い画像だが、係留線を止める金具の下に見えているバンド(細いケーブルと重なっている部分)を止めるボルトまで見えている。かなり悪い条件だったのに、そんな物まで見えてびっくりだ。
なんか、意外に高性能なんじゃないの? 少なくとも、3000円程度のレンズにしては、というのが感想だった。とはいえ、使いこなすまで、いろいろ苦労をせねばならないレンズなのも事実だ。今回も、シャッタースピードで四苦八苦した。逆に、それ以外に苦労するところは少ないともいえるのだが、DXレンズのお気楽さとは、較べるべくもない。
次は、もっと良い条件、明るい空の下で、使ってやりたいと思う。
ところで、今日の画像を編集するのに、
Nikon Viewというアプリを使ってみた。Nikon製品を持っていれば(シリアル番号を聞かれる)無料でダウンロードできる物だ。一覧表示、簡単な画像処理が可能で、今まで旧バージョンのPhotoShopLEでやっていた画像処理が簡単になった。かなり便利。ただし、メモリをこれでもかというくらい使うためか、一度使用中にハングアップしたことがある。というわけで、少し怖々使用中だ。
今日も三浦半島というのは、いまいち気が乗らない。かといって山の方に行くのもなあ。来週は南会津だし。というわけで、今までに無かった企画(参加者一名)、魅惑の裏鎌倉ツーリングをやってしまおう。要するに、今までにない方向から鎌倉に入り、今まで見たことのない鎌倉の裏をも見て回ろうという企画だ。
具体的には、藤沢駅のすぐ側をかすめる藤沢鎌倉線に、境川沿いに下って合流。そのまま鎌倉駅の西口に出てしまおうというわけだ。
こういう未知の行程になるときには、最近はEPIC号の出番が多い。今気づいたのだが、なぜかスペシャのMTBは号付けで呼んじゃうな。どうでもいいですかそうですか。まあともあれ、EPIC号は未知の領域に強いのである。26インチホイール+フルサスという設定は凹凸の多い道に強いし、比較的高圧のスリックタイヤは、それなりに軽い走りをも約束してくれるのである。ロードでは歩道に避難するような状況での使い勝手に問題があり、小径車は凹凸に弱い。というわけで、EPIC号は道らしい道ならどこにでも行けるという点で、無敵の万能自転車なのである。MTBだしな。
境川沿いに下り、JRの踏切を越え、また境川に復帰してから、藤沢鎌倉線に入った。後で地図を見ると、何のことはない、踏切を越えて、直進すれば良かったのだが。
このルート、自転車ではあまりうれしくない道だ。2輪車レーンがある区間、歩道が広い区間はあるのだが、基本的に片側1車線、歩道にはガードレール付きという区間が多く、自転車で走るとつらい思いをしなければならないことがある。一人ならともかく、集団で走るのは難しいと思った。また途中で三つのトンネルを越えなければならない。
その代わり、鎌倉まで1時間20分程度で到着できるので、大幅なショートカットとなる。風が強くて海沿いに走るのがつらいとき、エスケープルートに使えそうだ。
鶴岡八幡宮に参拝し、西側階段から降りて行くと、リスを発見。増えまくっているタイワンリスか? 若宮から白旗神社に向かう辺りでも
発見。眺めていると、ロープを張った杭の上をぴょんぴょん跳ねて行くパフォーマンスを見せてくれた。
鶴岡八幡宮参拝の後は、自転車で若宮大路の東をさまよってみた。小町大路(細い道だが)の、さらに奥に入った辺りだ。
蛭子神社、
本覚寺、
妙本寺と走る。こんな感じの
路地を走り、
八雲神社、
常永寺(ぼたもち寺の通称の方が前面に押し出されていたが)まで走った。一つ一つ見て回る時間があればもっと楽しいのだろうが、それは次の機会に譲って、帰ることにした。鎌倉駅に戻る道の途中で、
鎌倉幕府史跡を偶然発見。なんというか、路地裏の、生活道の脇という辺りにあった。
明日の天気を心配しながら、来た道を戻り、帰宅した。