Strange Days

2004年07月10日(土曜日)

BikeEたんでお買い物

19時28分 暮らし 天気:にわか雨

 起床は9:00。いきなりであれだが、どうも脚の調子がよくない。むくんでいるというか、固くなっているというか。TCR-2で遠出したい気分ではない。なら、変わった自転車で出かけるか。というわけで、ふつうの自転車、BikeEたんで出動。南町田のモンベルショップに用があった。この間のキャンプツーリングで、今使っているサイドバッグ(オルトリーブのフロントライダー)より大容量のものが欲しいと感じた。以前、さる方から譲っていただいたものはあるのだが、どうせなら完全防水のものがいい。雨に降られたとき、いちいちカバーを取り出して、引っ掛けて、なんて考えるのは煩わしすぎる。それでも、安くて、完全じゃなくてもそれなりに防水してくれそうなものがあれば、それでもいいかと思った。
 BikeEたんで出たのは、サイドバッグを着けられるのがこれと、HARDROCK号しかないからだ。でもまあ、久しぶりにリカンベントの乗り味を楽しみたいというのもあった。
 腹が減っていたので、長後のCoCo壱番屋に向かって走り出した。
 僕にとってBikeEは、20Km/h前後でトロトロ走るのが気持ちいい自転車だ。以前は自転車としての走行性能の限界からそうなのだろうと思っていたのだが、BB周りからスプロケまで換えて、さらにタイヤも細くて高圧なものに換えた今でもそうなのだから、もともと自転車の性格としてそうなのだと思っている。もちろん30Km/hで飛ばすのがいいという方もいるでしょうけどね。僕にとってはこの速度域が一番快適なのだ。
 飯を食って、モンベルショップまで走ってゆく。空模様が気になる。平日はうんざりするくらいの晴れだったのに、ここに来て暗雲垂れ込める様相を呈してきた。気になるなあ。早く帰ろう。そう思いつつ、グランベリーモールの駐輪場に停めた。
 モンベルショップに入り、キャンプ用品コーナーを冷やかして、自転車用品コーナーでサイドバッグを見て回った。片側20lのオルトリーブ・バックローラーが18000円。うーん、あさひで扱っている中国製完全防水モデルなら、12000円だったよなあ。前から安売りされていたREIのバッグも最後の1セットだった。7000円強。定評あるモンベルの旧モデルも安売りされていたが、色が赤紫と最凶だったので買う気になれない。ならあさひでユニコのを買うか。
 店内を更にうろついていると、『明日、山と渓谷社の~さんが富士登山に関して講演します』云々というアナウンスがあった。明日、行けたら行こうかな。
 帰りしな、モンベルのフロントバッグサポーター*1を清算していたら、店員に『雨が降ってるんで気をつけてくださいね』といわれた。えっ、と絶句しながら外に目をやると、確かに雨が降り注いでいる。なんてこった。
 ショップの店先で合羽を羽織り、BikeEたんまで戻る。シートはびしょびしょだなあ。労わらねば。それにしても、雨脚が強い。覚悟を決めて走り出した。
 BikeEたんにはSPD-SLなペダルを着けていることもあり、雨中であっても足回りに不安を感じることはない。リカンベントの弱点とされる裾下からの吹き込みも、合羽のバンジーコードを絞れば低減できた。問題は顔面への雨粒の直撃。これはどうにもならない。アップライトな自転車のように、顔をうつむけて凌ぐことが出来ない。
 雨脚は家が近づくほど弱まり、帰宅する頃には完全に上がっていた。なんか、雨に降られに出かけたような一日だった。