Strange Days

2004年08月03日(火曜日)

HARDROCK号の改善

20時59分 自転車 天気:いいのだ

 ついつい重装備化の道を走ってしまった*1HARDROCK号だが、日曜日の出走未遂事件*2で構造的な弱点も浮き彫りにされてきた。
 現在、リアキャリアは、エンド近くのダボ穴と、シートピンとで支持している。これでもキャリアの重量を十分支えることは出来、激しく走った富士裾野キャンプオフからの帰路でも、なんら問題なく耐えてくれた。そう、キャリアは。
 問題はシートピラーの固定が甘いことだ。プロファイルの長い(400mm)カーボンピラーを着けているのだが、これが下がってしまうのだ。カーボンピラーにはありがちな症状ではある。シートピンをぎりぎりと締め上げることで安定したと思っていたのだが、やはり長距離を走ると下がってくるようだ。同じように苦しんだTCR-2での例を思い返すに、やがて安定するのだろう。その前にシートピンを壊しちゃったけれど。
 やはりこのピン一本に過大な負荷がかかっている状況がまずい気がする。これを解消するには、一つはキャリアの支点をシートピンから移すことだ。実はシートステーの半ばにもちゃんとダボが開いていて、そちらで支えれば確実なのだ。だがHARDROCK号はXSサイズ故にフレームが小さく、このダボはキャリアから離れすぎている。かなり長い金具で無いと、ダボとキャリアをつなぐ事は出来ないと思われる。金具を自作するか。
 あるいは、カーボンピラー(+シム)という構成が、固定の甘さを生んでいるのだから、元のアルミピラーに戻すことも考えられる。元々着いてた30.9mm径のものなら、当然シムも要らない。しかし今のカーボンピラーは、突き出しが非常に長くなるので、乗り心地がいいのだ。あまり換えたくない。でも太いタイヤを履いているHARDROCK号なら、アルミに戻しても問題ないかもしれない。
 理論的にはキャリアの支点を移す方を推したいが、それでもカーボンピラーゆえの固定の甘さを解消できない可能性を考えると、シートピラーを替える方が楽かもしれない。
 とりあえず、ホームセンターに行って、キャリア金具を自作する材料を見繕ってこよう。