Strange Days

2005年01月02日(日曜日)

走り初めに箱根駅伝追走をしました

23時13分 自転車 天気:物凄い快晴

 今日はマモル氏の呼びかけで、箱根駅伝を追走しようということになっていた。BikeEで出たい気もしていたが、走行性能と、今年一番活躍するだろう期待を込めて、MasterXLでの出動となった。
 集合場所の戸塚駅まで走ると、既に長岡氏が到着していた。考えてみると、長岡氏と知り合ったのは、去年のしまなみ海道ツーリングのときだったか。あの時、偶然行き逢わなかったら、未だにお互いの存在を知らずに過ごしていたかもしれない。縁とは奇なるものなり。
 他の連中来ないなあ、などと話していたら、マモル氏は交番の前に既に到着していたことが判明した。やがてにち氏も到着。長岡氏、にち氏がSatRDay*1、マモル氏はAirLlama、僕がロードバイクと、見事にばらばらな集団だ。でもまあ、駅伝の走行速度は20km/h前後らしいので、十分間に合うでしょう。
 新道に向かい、長後街道との交点からの登りに沿って進み、坂の途中で待ち受けた。人が多い。交点に恵まれ、遠路はるばる観戦に来た人が多いのかも。例年、駅伝など遠い世界の話に過ぎず、関心は皆無だった。が、近年の自転車趣味でアスリート気分を少し味わい、ひたむきに走る走者たちに感情移入する気持ちも、少しだけ分かるようになって来た。とはいえ、わざわざテレビで見るほどではないけれど。
 しかし、こうして沿道で待ち構えていると、イベント性がより強まるのか、わくわくするものさえ感じる。
 マモル氏のラジオで位置を確認しながら、しばらく待ち受けた。交通規制は既に布かれており、要所要所に交通警官が立つ。やがて、坂道のずっと下方に、誘導車両が見えた。来た。カメラを構え、観客の中に混じる。やがて、周囲の歓声が大きくなると、先頭走者がさっと過ぎっていった。あっけないな。が、これが出場校分だけ繰り返されるのだ。
 少し前進し、交差点で交通規制解除を待った。が、解除された瞬間に帰路を急ぐ観客に巻き込まれ、大きく出遅れてしまった。同じように追走を図っているらしいランプレのジャージを着たローディに着いてゆこうとするが、この辺は信号が多いのでメタメタに切られてしまった。がむしゃらに走っていると、自転車走行禁止区画に突入してしまったことに気づいた。駅伝の往路コースから外れてしまったのだ。あっと思ったが、少し考えて、このまま突っ走った。やはり信号の多い藤沢の市街地を走って、駅伝に追いつくのは大変だ。なら、このままR1を走り、適当なところでR134に出た方がいい。途中でマモル氏からの電話に、概ね平塚で合流という答えを返し、後はひたすら走った。
 だいたい辻堂の駅に出られそうな道で折れ、東海道線越えを図った。が、なぜか踏切が見つからず、しばし迷走する。やっと踏み切りを越え、辻堂と茅ヶ崎の間辺りでR134に出ようとした。どうやら、今まさに交通規制が解除されたようで、R134に近づくと、一斉に引き上げてくる観客の波に飲まれそうになった。
 なんとかR134に抜け、しばし路肩を走り続けた。1kmほど走ったところで、モーターサイクルと自転車の群れに遭遇。その前方に、駅伝関係と思われる車両が連なっているのが見えた。あれが最後尾か。追いついた。ランプレの人も追いついたようだ。暗黙の了解で自転車が前、モーターサイクルは後ろとなっているようなので、少しずつ掻き分けて前に出た。
 ここまで来ると、観客がまだ引き上げてない時機にある。そのせいか、自転車で走っていると、なぜだかなぜか『自転車も頑張れ』などと声援を受けるのだ。別に何かを頑張っているわけでもないが、こちとら嬉しくなっちゃうぜ。思わず手を振り返したりする。
 駅伝のペースは20km/h程度なので、ついて走るのは楽だ。パレード状態だった。なるほど、こりゃ面白いわ。
 このまま小田原くらいまで着いてゆこうかと思っていたのだが、マモル氏から電話が入ってそれは断念した。辻堂海浜公園に集結という指令だった。踵を返し、R134を引き返していった。
 昼食は、海浜公園隣の西友で適当に買い、公園内で取った。今年初の火器も出した。いい天気だ。富士山がとてもよく見える。今年はこんな日が続けばいいねと思った。あんまりいい天気なので、帰路に記念撮影までする。
 明日は新春ポタなので、日が暮れる前に帰宅した。