Strange Days

2005年03月12日(土曜日)

まっすぐな道で楽しい

08時52分 自転車 天気:早春だなあ

 なかなかの陽気になった今日この日、ちょいと近所の探検に出かけた。コメダ珈琲店湘南台店と、以前一度だけ行ったカナサシファームへの経路を確認しようと思い立ったのだ。
 昼食を取り、昼過ぎに出かけた。自転車はMR-4F改。新型ハブダイナモホイールを少し痛めつけてやろう。
 いつもの裏道を通り、湘南台へ。さて、ここからコメダ珈琲店へと向かう。ずっと西に走り続け、イトーヨーカドーを過ぎてしばらく、右手にコメダ珈琲店の看板が見えた。店舗自身は奥まった場所にあるので、あの山荘風の建物を目印に探していたら、あるいは見逃すかもな。そのまま通過する(えっ)。今度、早い時間にモーニングを食いに来よう。湘南台からは、15分あれば走れる。ツーリング企画の場合、まあ30分ほど見た方がいいか。
 ここからカナサシファームまで走った。幹線(とはいえ地方道で片道1車線)を道なりに走れば着くのだが、産業車両がバンバン通るので、かなり恐い。ここは裏道を使いたいところだ。所要時間はやはり15分程度。やはりツーリング企画では30分見込みだろうか。
 カナサシファームで一服。苺のジェラードを試した。朝のうちは陽気を感じていたのだが、この時刻になると雲が広がり、肌寒くなってくる。それでも、汗ばんだ身体に、ジェラードは甘露であった。
 さて、ここからどう走るか。なんとなく海老名に向かいたくて、北上していった。が、自転車が絶不調。変速系が決まらないのである。急坂で使いたいミドル/リアローから3速辺りがチェーン飛びで使えんでは無いか。止まって、ワイヤのテンションを調整して、いちばん使いそうな辺りを救ってごまかした。なんだか凄く狂いやすい。折り畳みの宿命だろうか。一度、変速系を完全に張りなおそう。
 前にも寄った高座豚の売店を通過した時、GPSの表示に気になるものを見つけた。北西から南東に向けて、やたらまっすぐな道が続いているのだ。なんだろう? これで境川まで出られないものか。そこを走ってみた。
 走るうちに、道はどんどん凄くなってゆく。無理やりに山を跨ぎ越えると、住宅街の真ん中を果てしなく突っ切ってゆく。水道道か。しかし水道道はずっと北にあるしなあ。帰宅して調べてみると、ここは横須賀水道道だった。北にあるのは横浜水道道。
 ともあれ、この道を走り続けてゆく。が、安楽な道行ではなかった。途中から未舗装道路、しかも雨水でぬかるんだ道だったのだ。深いぬかるみは、道端を通過するという強行軍で、なんとか抜けた。
 途中から脇を自転車歩行者道路が併走するようになったが、ここは前のアイスお代わり3(カナサシファームを襲った回)だかで通過した辺りではないか。そういえば、この近辺はたか氏の縄張りだ。
 走り続けるうちに、前方にやたら渋滞した道が過ぎり、同時に水道道らしき経路は消滅した。正確には工場の中を突っ切っているようだ。境川までは出られないか。後で調べると、境川のずっと南方、藤沢市民病院が見える辺りまで下ったところにかかっている、アーチ状のパイプがそうだったようだ。
 ともあれ、長後街道に道を変え、そのまま境川へと出た。
 せっかく境川に出たのだから、と南下していった。南端まで走ったが、足を回すだけで30km/hを維持できる安楽さ。かなりの北風が吹いているようだ。
 南端の公園で一休み。ベンチに腰掛けて休んでいると、冷気が染みて来る。だがそれは、真冬の凍えるようなそれではない。春が、また一歩近づいてきた。
 帰路は、強い北風にやられ、20km/h、時には15km/hという、ご冗談でしょうといいたくなるような遅さであった。亀と呼んでください。しかも疲労度は南下時の倍以上だ。
 そんなに距離は走ってないのに、なぜか疲労を感じつつ、帰宅した。
(あ、また写真貼るの忘れちったい。後でな)