Strange Days

2005年04月17日(日曜日)

荒川サイクリング+横浜自走帰還+BikeEで生涯最大の危機!(当人比)

22時33分 自転車 天気:好天に恵まれた

 夜は寝袋に入り、朝は早々と目覚めた。牢名主&kimrin女史による朝食をいただく。久しぶりに正調豆ご飯を頂いた気がする。
 8:00出というゆっくりしたペースで身支度を整える。実は昨夜ここに到着してから、両膝に痛みを覚えるようになっていた。特に左膝に強く感じる。荒川サイクリングに参加し、その後は横浜まで自走帰還せざるを得ない身には、ちと不安が募る状況だ。ま、なんとかなるわいな。
 牢屋から葛西臨海公園までは20分程度だったろうか。なんという近さだ。定刻9:00前に到着だったが、既にかなりの人数が集まっている。お久しぶりのひるひる氏はDe Rosaのロードで登場だった。MR-4FやBikeEにどうよと思っているPD-A520が付いていた。前モデルのA515を使っていた経験があるのだが、あれは片面SPDの癖に必ずSPD面が下になるステキなペダルだった。SPD-SL的にリア側が下に向くA520ではそういうことは無さそうだが、軸の質が悪いのかきれいに揃ってはくれない。『きっとチタンスピンドルが出ますよ。本体価格の倍くらいで』などと話す。
 おのひろき氏はBikeFridayシリーズのタンデム車を持ってきていた。新車だ。
 こちらもお久しぶりのたかしょう氏のMR-4は、ハンドルバーとステムを、X-TAS-Yの折り畳みハンドルに挿げ替えていた。前日、和田サイで工作したばかりだという。うちの自転車で適用可能なのはMR-4Fくらいだが、これでドロップハンドルに着けるのは面倒くさそうだ。
 その他、こちらも久しぶりに揃って参加の@nak夫妻の姿も。さて、人数が揃ったところで出発。今日はDAHON特集ということで、8台くらい揃っていた。もっとも、DAHONはたいてい2~3台いるものだが。今日はいい天気になりそうだ。
 いくつかの休憩を挟みながら、葛西臨海公園へと走る。足の状態が良くない。というか、悪化している。膝、特に左のそれが痛む。なんでだろう。ポジションが悪いのか。BikeEの場合、ポジションが今一分からないので、膝に負荷がかかりすぎている感じはある。
 そういえばまだ撮ってなかったなと思い、他のBikeEと共に我がBikeE ATを記念撮影
 走るのが辛くて、スピードがまったく出せない。リカンベントの癖に風に弱いBikeEの特徴を遺憾なく発揮し、強い南風にやられ続けた我輩は、15km/hの世界に甘んじる。トレンクルの方がスピード出せそう。
 なんとか葛西橋に着き、なんとか渡り切り、階段を押して下ろうとした時だった。イテテテ、イテ。痛いよ、膝。膝を伸ばして下ろすのが物凄く辛い。BikeEの重量もあり、押し歩くのが物凄く辛かった。なんとか下りきり、コンビニを経由して江戸川風の道に出る。ここでもスピードがまったく出ず、先行集団にたっぷりと差をつけられ、ロンリーな道行と成った。
 なんとか葛西臨海公園に着き、ホッと一息だ。膝の調子がこれなので、せめて馬力は出そうと思い、昼食を詰め込む。
 今日はうー氏が持ち込んだトライクが大人気だった。なんか妙に腰高なこいつは、リア左右のホイールがリンクしており、搭乗者の加重でシートも傾く、一種のリンケージマシンだったのだ。リカンベントに乗りなれた人たちからも、試乗して戸惑いの声が聞かれた。
 まったりと時間を過ごし、14:00頃に解散となった。僕は膝の調子を戻すため、もう少し休憩を取って、14:30に出発した。膝の調子は戻らない。はあ、帰りつけるかな。しかし日は高い。まだ冬の正午くらいの高度だ。日は長いんだから、なんとかなるさ。
 とりあえず東京まで出て、そこからR15に乗った。思ったよりは風を感じない。しかし適当に休息しないと、足が回らない。正確には回ることは回るのだが、その後で足を下ろそうとすると痛みが走る。
 次第に低くなる日と競争しながら、横浜へと走る。なんとか横浜駅近辺でR1に乗り換え、さらに保土ヶ谷の坂を越えていった。この辺が山場だったか。なんとか上りきった。
 しかし、もう膝は限界だ。戸塚で踏み切りを越え、通勤ルートを通って戻ってゆく。踊場の坂は押すしかない。しかし、自転車を降りた途端、膝に激痛が走る。うー、と唸りながら、BikeEを一歩一歩押して上がった。
 ぼろぼろに成りながらも帰着した。こんな疲れきったのは久しぶりだ。そう、初めてしまなみ海道を走ったとき以来だろうか。
 昨日と今日の走行距離は、それぞれ80,100kmだった。もう、BikeEで遠出するのは、当面はカンベンだな。