Strange Days

2005年05月29日(日曜日)

境川の春を愛す

22時45分 デジタルカメラ 天気:上々

 昨日のダメージがたっぷり残り、やはり朝は起きられない。お目覚めは昼過ぎだった。ああ、駄目すぎる。
 身体の節々が痛いが、食材が乏しいので、昼飯を食いに出かけなければならない。
 どうせならと思い、フロントディレイラーが未調整だったMR-4Fを引っ張り出し、調整する。相変わらず、前三枚の調整は難しい。なんとか実用的な範囲に追い込んだが、インナーからミドルに上げる時、レバーアクションがなぜか2ステップになってしまった。実用的には問題はないのだが、気になるようなら再調整することにして、ひとまず終える。
 D70でぐぐっとマクロを使いたくて、境川に出かけることにした。いつもS1を入れているレンズケースにぐぐっとマクロを入れ、D70には久しぶりに18-70を着けた。ぐぐっとを着けたままでは、D70がケースに収まらないのだ。
 MR-4Fを境川に走らせる。途中、湘南台での食事を挟みながら、方々の花を写真に収めてゆく。赤が鮮やかなカーネーション黄色い花などなど、ガード沿いに咲き乱れる花たちをカメラに収めてゆく。しかし、さあて撮るぞと意気込んでいたら、電池が切れ掛かっているではないか。こういう時に限って予備電池を忘れている。まあいい。銀塩写真を撮るつもりで、一枚一枚大切に撮ってみようではないか。
 川べりに沿ってアパートが建っている辺りで、誰かがポピーを養生しているようだ。いつ見ても綺麗に咲いている。そこで、謎のおばさんを目撃。散歩している様子なのだが、時々止まっては手にした鋏で雑草をちょきんとやっている。しかし、雑草を刈っているわけではない。なにしてるのかな。その謎は、帰路明らかになる。
 南端まで走り、休憩所で小休止。やはり、MR-4FはBD-1よりもずっと走りが軽い。こいつなら、昨日のヤビツも、ここまで疲れることは無かったろう。
 このMR-4Fは、ちょっと改造してある。えっ、どこが? シールを全部取っちゃったのである。前に剥がしかけた時、綺麗にはがれそうには思えなかったので、躊躇していた。が、先週ふと試してみると、保護シールと本体の2枚構造になっていることが判明し、本体を直接はがしてゆけば問題ないことがわかったのだ。全部はがし、塗装のはがれもレタッチしておいた。なかなか精悍な感じ。さらに1枚30円のチェーンステーガードも貼ってみたのだが、これは失敗。薄いシールで、接着剤も弱いので、皺が寄ってしまうのだ。本格的なのを買おうな。
 帰路、を目撃。死んだように路面に這いつくばっていたが、やがてするすると草むらに消えた。日向ぼっこだったのかね。
 さっきのおばさんともすれ違う。ん、切って落とされているのは、植物の蔓ばかりじゃないか。つまり、この人は柵に雑草が絡むのを阻止していてくれているのだ。このマイナーなサイクリングロードも、こういう人たちが大切にしていてくれるのだな。ちょっと嬉しかった。
 適度に運動して乳酸を消費したせいか、足の痛みも軽減されたようだ。さわやかに帰宅した。