Strange Days

2006年03月18日(土曜日)

リアホイールを仕上げる

23時15分 自転車 くもり時々雨

 なんか出かける気にならんのお、などと思いつつ、のんべんだらりと過ごす。夕方近くには雨になっていた。いずれにせよ出かける気にならず、一日中部屋でごろ寝していた。しかし、一つやっておかなければならないことを思い出した。
 ずっと放りっ放しだったTCR-2のリアホイールを仕上げなければ。テンションを上げようとして上手く行かず、放りっ放しにしていたのだ。冬場はMTB通勤で快適だったが、暖かい時期に重いMTBで汗だくにはなりたく無い。
 今回は戦略を変える。テンションメータに頼りすぎず、細かく調整しながら高くしてゆこうと考えた。テンションメーターは、所詮は結果を見るものだ。そのテンションが、そのスポークのニップルを締めた結果なのか、それとも他のスポークの影響によるものなのかは、単純には判断できない。それを探りながら高めていこう。
 まず、低めのテンションで組む。それから、右のスポーク全て、左のスポーク全てといった風に、ホイールの左右それぞれのテンションを高めていった。それぞれ、同じ回数だけスポークを回す。ある程度ハイテンションになったら、よりハイテンションになるはずのフリー側だけ回し、テンションを高めてゆく。ある程度のところからは振れ取りに入るが、これも基本はフリー側のテンションを高める方向で調整した。しかしやりすぎると縦振れが出るので、そうなったら左右テンションを下げる。
 なかなか直感的に行かないのが、ハイテンションでの振れ取りの面白いところだ。いくらフリー側を締めても左*1振れが解消されない場合、左右のニップルを一度緩める、あるいは縦振れを見ながらホイール反対側のフリー側を緩める、などの調整が必要だった。正直、これらの作業のどれが、どのように影響したか解って無い。ホイール組みのプロは、こういう場合にはこれとこれとこれが影響しているという要素を、多数知っている人のことなんだろうな。こればかりはたくさん組まないと解らないだろう。
 たゆまぬ努力の結果、横振れ、縦振れともに、非常に小さくまで追い込めた。テンションも、巧まずしてほぼ統一されていた。ニップルをいくつか舐めてしまったが、回せないほどには舐めて無いので大丈夫だろう。
 雨は降ったり止んだりしているので、今夜はこれまで。