Strange Days

2006年04月24日(月曜日)

CLIEにごにょごにょ

22時06分 デジタルギミック 天気:くもりだ

 先週くらいから、CLIEのNetFront3で、Yahoo!のマイページに繋がらなくなってしまった。ログインしようとすると、リセットが掛かるのだ。前にもこういう時期はあったが、その時はしばらくして再度試したらつながるようになっていた。Yahoo!の方で細かいエンハンスをしているのかもしれない。
 原因はともかく、すぐにリセットが掛かるような不安定な環境は、使い続けるには苦痛だ。CLIEも最終機種が出て2年近くになるし、そろそろ別の機械に替えようかと思い始めていた。
 乗り換えるなら、同じPalmがいいのだが、考慮しなければならない点がある。それは通信手段。日本ではCF形状のPHSモジュール一択だが、本家Palmの機械はCFスロットを持って無い。SDIOのPHSカードは32Kbpsのものがひとつだけで、選択肢が無いのだ。PalmOSの先行きも明るくない*1。本家PalmですらWindows Mobileの機械を出しているくらいだ。だから、適当なWindows Mobile機に買い換えるつもりになっていた。
 第一候補はW-ZERO3だった。しかしこれ、夏くらいに再度のエンハンスがありそうな気がするんだよな。それと、Willcomの料金プランは、今使っている@NiftyのmobilePよりも、かなり高くつく。月額では、128Kbpsの常時接続が、各種割引を使って8000円程度。64(32)Kbpsでも4200円もする。これにプロバイダの課金が加わることも考慮しなければならない。その点、MobilePならば、今のアクセスプロバイダということもあり、それぞれ6200円、3400円程度だ。32Kbpsで使っているのなら、64Kbpsに底上げされたWillcomも魅力的だが、同じ128Kbpsなら価格差は歴然としている。おまけに、mobilePの場合、高速化プロキシが無料なのだ(Willcomの同種サービスは500円)。
 そう考えると、CFスロットのあるWindows Mobile機が魅力的に映る。だが、この分野でも淘汰は進んでいて、DELLやHPを除くと、市場にあるのはCLIE並に以前に投入されたものばかり。それでも、NX80Vよりはよほど高性能なものばかりではあるのだが、結局はW-ZERO3を買うより高くつくというのが許せない。
 ここで基本に戻り、なにをしたいかを考えてみた。要するにブラウザでYahoo!にアクセスしたいだけだろう? なら、別のブラウザを試してみるか。
 前からXiinoの存在は知っていたが、試してみたことは無かった。ダウンロードして試用する。む、ちゃんとYahoo!マイページにログインできるぜ。それと、NF3よりも軽快だ。画像をロードしない設定にしておいても、一発でロードできるのも頼もしい。NF3のような縮小表示モードが無いのと、UTF未対応は痛いが。まあNF3と併用すればよろし。3129円というエライ半端な値段のシェアウェアだが、これくらいなら購入する気になった。もう少し試用しよう。
 これでCLIEを使い続ける気に傾いたところに、もう一つステキなアプリを見つけてしまった。それはcardtxtというエディタだ。以前から、Palmのテキストエディタは、4KB縛りという制限があって、実用できなかった。このcardtxtは、その縛りが無い。非常に使いやすいのだ。初めて、Palmで長文を打つ気になった。他にも、sshクライアントを入れて、Big-Netにコンソールログインできるようになったりして。まだまだ使い続ける気になってきた。
 しかし、NX80Vもカメラが不安定な状態だし、いつまで現役でいられるかねえ。