Strange Days

2007年04月30日(月曜日)

九州北部山岳戦(3日目)

23時55分 天気:まあまあ

 3日目の今日は、西日本有数のカルスト台地、平尾台へ往復する。拠点を中津に置き、荷物を減らしてのアタックは楽勝と考えていたのだが、欲を掻いて平尾台まで完全自走をもくろんだのが裏目に出ようとは。
[続きを読む]

2007年04月29日(日曜日)

九州北部山岳戦(2日目)

23時55分 天気:なかなか好天気

 2日目の今日は、日田から耶馬溪を経て、中津へと抜ける予定だ。耶馬溪へは、日田往還の幹線を避け、県道720号を取ることとした。ところが、なんの期待もせず、単に通過するだけに過ぎないはずだったこの道が、思いがけなくも素晴らしいものだった。
[続きを読む]

2007年04月28日(土曜日)

九州北部山岳戦(1日目)

23時55分 天気:良好

 明けて土曜日。いよいよ九州北部7連戦の始まりだ。まずは歴史の島、志賀島を回り、大宰府、九州国立博物館と回る予定だが、さて。
[続きを読む]

2007年04月27日(金曜日)

九州北部山岳戦(-1日目)

23時55分 天気:悪くはない

 今日はホテルに入るだけ。移動だけなので疲れはないだろうと踏んでいたのだが、余計なことを考えたのが運の尽きだった。
[続きを読む]

行ってくるずら

14時36分 暮らし 天気:うす曇かな

 朝早く、クロネコのお兄さんにたたき起こされる。モノは頼んでおいたみんなの地図2。PSP用の地図ソフトだ。とりあえず入れてみた限り、これはかなりいい。Maplusがてんでダメだったので期待してなかったのだが、地図の見易さ、早さ、情報量など、Maplusよりずっと改良されている。またGPSをつけたまま収納できるPSP用ソフトケースもついてきたが、これも使い勝手よさそうだ。予定を変更して、PSPも持ってゆこう。
 昼に湘南台に行き、銀行で資金を下ろしてきた。これで明日から戦えます。
 というわけで、行ってきます。

2007年04月26日(木曜日)

出発準備その他

23時55分 暮らし 天気:まあまあ

 早めに帰宅して、明日からの*1九州北部山岳戦の準備を進める。といっても衣類や主だった自転車整備用品は先に送ってしまったので、電子機器類の手入れだけだ。今回はシグマリオン3+Clie NX80Vで行こう。ちょっと苦労しながらシグマリオン3にモバイルアトラスを入れておいた。とりあえず、GPSやGoogleMapに頼らず、地図を見たいときはあるもんで。
 早めに寝ようと思いつつ、うとうとしていたら真夜中に目が覚め、それからまた変な時間に寝る破目になった。まあ、明日は夕方出発だからいいけどな。

2007年04月25日(水曜日)

雨で地下鉄通勤

22時18分 暮らし 天気:雨

 今日はずっと雨の予報だったので、久しぶりに地下鉄通勤にした。最近、少々の雨なら自転車だったので、地下鉄の乗り方を忘れるところだった*1
 ふと気づくと、パスモが一気に普及しているのだな。今までは定期券挿入、取り出しという行程を経て、人が流れていたのだが、パスモだと取出しが無い。ので、なんかタイミングが変わって、まだ使い切ってないパスカードの拙者は、周囲と歩調がいまいち合わないのだ。Suicaはそれほど使わないと思っていたが、地下鉄には乗るのでパスモにしていいかもしれない。って、販売停止中かよ。
 金曜日は有給休暇をとったので、明日1日乗り切れば長い休みだ。そして旅だ。好天が続きますように。

佐多岬

14時22分 天気:雨のち、やや回復中

 今まで、佐多岬先端までは自動車専用道しか通じてなかったため、自転車では本土最南端に行けないことになっていた。ところが、新聞の報道によれば、このドライブウェイを維持していた会社が、地方自治体にこの道を寄付することにしたのだとか。採算が取れなかったらしい。そして自治体の方では、この道を町道として開放し、自転車も歩行者も通行可能になるとか。
 まだ有料だという最先端までの2km強の道を、はたして自転車が通行できるのかという疑問は残るが、途中まで自転車通行を許して『ここから先はダメよ』は無いと思われる。旧経営母体の経営難の一因は、流行のウォーキング族や自転車族を拒否し続けていたことだろうから、そのことを反省しているのなら受け入れるようになっているだろう。たぶん。
 これでまた、鹿児島ツーリングのネタができたな*1

2007年04月24日(火曜日)

イーモバイル接続状況

22時58分 インターネット 天気:くもりのちイヤンな小雨

 自宅では多少繋がるようになってきたと書いたが、会社でも多少は入感するようになって来た。ビルの南側でじっとしていると、やがてじわっとばかりにアンテナ表示が1~2本立つことがあるのだ。ここでネットにアクセスすると、それなりの速さ*1でウェブが表示される。しかし、接続に失敗する場合の方が多い。なかなか思うようには行かぬものだ。
 しかし、ちゃんと接続できるような状況では、ウィルコムとは隔絶した快適さなので、もう戻れないというのが実感だな。当面は大都市圏だけでしか使えないだろうから、普段はイーモバイル、旅に出たらウィルコムという使い分けになりそう。ウィルコムは思い切った値下げか、帯域の大幅拡張でもしないと、大都市圏のユーザを食われるんじゃないかと思う。

2007年04月23日(月曜日)

荷物発送

23時55分 暮らし 天気:くもり

 金曜日の夜に宿泊する、福岡市のホテルに荷物を発送しておいた。中身はサイドバッグとツーリング中に使う衣類、飛行機ではヤバイもの*1などなど。バッグは、結局は去年と同じく、20lのものを1つだけ使うことにした。何度か輪行する必要があるので、荷造りは簡潔にしたいのだ。
 やっと旅の実感がやってきた。

2007年04月22日(日曜日)

不調な1日

23時10分 暮らし 天気:くもり

 今日は何の予定も無い日なので、11:00前に起床。来週からの旅行に備えて、なにか買い物に出掛けようかと思いつつ、昼食を取った。が、なんだか不調だ。風邪を引きかけている雰囲気。なんだか憂鬱になってきたので、布団に戻って夕方まで寝てしまった。
 日が暮れてから、ようやく回復して来た。MR-4Fを引っ張り出して、整備する。気になるリンク部のがたつきは、どうもボルト用の穴が少し広がっていることから来ているようだ。だとすると、この部分のパーツ交換では対処できないかもしれない。旋盤で、今のものより少し太い軸棒を削りだしてみるか。
 結局、なにもしないうちに一日が終わった。最近は週末毎にどこかに出掛けているから、こういう日があっても良いだろう。

2007年04月21日(土曜日)

印旛沼チューリップ鑑賞ツアー

22時50分 自転車 天気:まあまあ晴れ

 さて、今日は三井氏が企画してくださったチューリップ鑑賞ツアーの日だ。昨日まではコルナゴ様にお出ましいただく気が満々だったのだが、今朝起きてみると『億劫だな……』というレベルにまで落ちていた。その他の輪行向き自転車となると、先週はMR-4Fで走ったから、BD-1か。
 BD-1に乗って戸塚まで行くと、まず東海道線で東京に出て、それから京葉線に乗り換えて海浜幕張に向かった。今週も東京駅での京葉線への乗換えがあるので、SatRDayは諦めざるを得なかったのだ。
 今日はEM-Oneを初めて持ち出し、電車の中で試していた。保土ヶ谷の坂辺りに大きな断絶があり、その西側の戸塚ではあまり繋がらないが、それ以降では快適に使用できた。一度繋がれば、デスクトップPCに引けを取らない速さで、データを受信できる。これは快適。東の方は、江戸川に断絶があるという感じ。その外ではスポット的に繋がる感じだ。
 海浜幕張に着き、すでに待っていた三井氏らと合流する。補給品を仕入れてから出発。この先は花見川のサイクリングロードを走ってゆくのだ。
 サイクリングロードは、ビルが立ち並び殺風景な幕張近辺と打って変わり、緑に溢れたのどかな道だった。途中には不整地もあったが、よほどタイヤの細いロードでなければ大丈夫だろう。
 途中、公園での休憩を挟み、道の駅八千代での大休止となった。ここで昼食を仕入れることも出来たので、カツサンドを買っておいた。またイチゴアイスで疲れを癒すことも。農産物が豊富で、かなり繁盛しているようだった。一部のメンバーがそのトラップにかかり、何がしか仕入れていたようだ。
 さらに先を進む。サイクリングロードには、自転車乗りが結構多かったように思う。自転車にとっては魅力的な道だ。
 コンビニに立ち寄ってから、目的地のチューリップ園に到着。遠くからでも目立つ風車が目印だ。チューリップは6本500円だったかで販売されていて、その収益でこの園地を拡げているのだとか。
 物凄い風と戦いながら、昼食を取り、各々散策する。風車の内部には立ち入り出来て、2階まで登ることも出来る。内部の仕組み。風車で得た動力を下方に伝えてゆき、最終的には水車を回して水を汲み上げているのだ。
 チューリップを存分に愛でた後は、再び車上の人となる。途中の公園で、なぜかナウマンゾウらしき像を見かけたが、印旛沼の干拓工事の際に見つかったという事例に基づくのだとか。
 印旛沼の中央部は干拓で欠けているが、東西の沼をつなぐ水路が設けられている。印旛捷水路は渓谷じみた眺めで、とても気持ち良い場所だ。
 やがて成田市に着き、成田山新勝寺を参詣した。ちょうど読経の時間らしく、ガラス張りの本堂でド派手な太鼓の鳴り響く中、読経が続けられていた。俺のパーカッショニスト魂を震わせるような太鼓だった*1。あまりに派手なので真宗か法華だろうと思っていたのだが、後で調べると真言宗だった。そういえば、堂のあちこちで真言を見かけたな。
 本堂を背にして記念撮影してから、門前町に繰り出した。印旛沼を控えているからか、鰻を扱う店が多い。そうした店の1つに入り、早い夕食を取る。鰻~。来週から始まる五月旅行に向けて、良い栄養補給になったと思う。
 帰路はエアポート成田に乗って、戸塚までは直通で戻れた。案外に来易い地なので、またふらりと行って来たいものだ。
 楽しい時間をありがとう。

2007年04月20日(金曜日)

早く帰れるようになった

22時41分 暮らし 天気:回復したね

 仕事が一段落して、やっと早く帰宅できるようになった。人並みの生活に戻れるでしょうか。
 五月連休の旅行まで後わずかなので、もう詳細を詰めなければならないのだが、まだ手が回らない。飯処の目星くらいはつけておこう。初日は長浜でラーメンだ。
 旅行の次に控える南会津は、Cコースをとることにした。満員ならDだ。今度はMasterXLを連れていこうかと思う。例年より少し遅い、晩春の南会津は、きっと風が心地よいだろう。

2007年04月19日(木曜日)

五月旅行にはMR-4Fを連行

23時15分 自転車 天気:晴れてきた

 最後まで迷ったが、やはりSatRDayではなくて、MR-4Fを連れてゆくことにした。トラベルケースの利用は出来なくなるが、荷物の方を宅急便で送受するようにすれば、MR-4F単体なら負担にはなるまい。それと、SatRDayで国東半島の山岳戦に挑むのは憂鬱だ。快楽志向を取り、MR-4Fに決定だ。
 問題は、どれくらいの荷物を持って行くかだな。着替えも雑貨も最低限に抑えるつもりだ。着替えは、上下のジャージの着替えは2着ずつ、ウィンドブレーカー、アーム&レッグカバーは1セットずつにするつもり。というのも、これらは洗濯すれば翌日には乾いているからだ。その代わりに、乾きにくい靴下などの厚みがある衣類は、3セットくらい持って行くかもしれない。
 電子機器は、Clieとシグマリオン3でいいな。カメラは軽さと広角さを取ってGX8。電源はeneloop中心に組む。これでClieもau携帯電話も、さらにはGX8の電源まで賄える。念のために3式持って行こう。1式買い足さなければ。しかし、シグマリオン3の電源が特殊なのは弱るな。
 考えどころは、サイドバッグを1つで済ませるか、2つにするかだ。去年は20lのバッグを1つ使ったが、強い風に遭うとハンドルを取られる傾向があった。なら小さい12.5lのもの2つが良さそうだが、これはこれで輪行時の移動が煩雑になってしまう。2つをまとめて運べたらいいんだけどね。
 ともかく、今年もMR-4Fで走ってくることになるだろう。

第9回東京・南会津サイクルトレイン募集開始

16時49分 自転車 天気:回復中

 とっくに募集開始されているのだが、迷っている。CかDだろうとは思うのだが、どっちも甲乙つけがたい。針生の星空をもう一度見たいし、大内宿での昼食にも惹かれる。でも塔のへつりにも、もう一度行きたいなあ。まあ、トロッコ電車まで含めてみると、Cコースかな。
 自転車は、まだ一度も持って行ってないBD-1か、同じくMasterXLになるだろう。
 4月末までには申し込んでおかなければだわ。

2007年04月18日(水曜日)

EM-Oneにいろいろぶち込む

22時17分 デジタルギミック 天気:くもりやら雨風やら

 今日も雨に降られる。しかし早い時刻に帰宅できた。いくら慣れた道とはいえ、真っ暗な中での雨中走行は疲れるものでございましてな。
 さて、早く帰宅したのは、発注していたブツがいくらか到着するからだ。無事に受け取ったブツは、安売りの2GB miniSDメモリカードだ。早速EM-Oneにぶち込んでみると、難なく認識した。
 さて、これにいろいろ叩き込まなければだわ。探してみるとやはりあったまとめサイトの情報を元に、適当なツールをインストールしてゆく。肝心要のエディタは、PocketWZ3.0を持っているので、これに有志作成のパッチを当てて使うことにした。うん、いいね、これ。でも、WZ-MailはSSL対応じゃないので、GmailからPOPで取れないのだ。SSL対応のMUAはPocketOutlookだけ。むう、不満だが仕方ないのだ。こいつは使い勝手がよろしくない。
 システム関係は、不便になってから探すことにして、とりあえずはアーカイバだのファイラだのを入れておいた。
 しかしプロセッサは520MHz動作で、主記憶*1が512MB、これに2GBのディスク領域がついて、さらにWAN、WiFi、Bluetoothまでついた機械が、ポケットに納まっちゃうんだなあ。

2007年04月17日(火曜日)

自宅でなんとかイーモバイル

23時55分 デジタルギミック 天気:くもり時々雨

 寒い1日。久しぶりに厚着して自転車に乗った。ずっと憂鬱な空模様だったが、雨は免れた。
 さて、例によって帰宅しても風呂に入って食事するくらいしか時間は無いのだが、EM-Oneで少しだけ遊んでみた。みんなでつくるイーモバイルマップに寄れば、戸塚はやはり全滅。しかし立場のヨークマートでアンテナ3本が立ったとある。ほんまかいな。
 室内で色々試した結果、EM-Oneを縦位置にして、窓際でしばらく静止していると、じわっとアンテナが立ち、1~3本の間を彷徨うようになる。この状態で、なんとか通信可能だった。速いとはいえないがな。
 まあ、家で入っても嬉しくないので、早く戸塚にアンテナを立てて欲しいものだ。

2007年04月16日(月曜日)

会社でEM-Oneを試す

23時55分 デジタルギミック 天気:雨でしてな

 考えてみると、外部と直接繋がるわ、カメラは着いているわで、企業の機密保持という観点では鬼門とも言うべき機械だわ。でも、これよりも高画素数のカメラつき携帯だってあるからな。
 さて、会社の上層階に用があった拙者、早速EM-Oneを取り出し、窓際で試してみた。南に面し、戸塚駅方面、区役所方面が見渡せる場所だ。
 3.5Gな電波は、アンテナが1本も立たなかった。これはダメダメだ。ワンセグも戸外で無いと無理だった。そもそも建物の電波遮断性が高すぎるのだな。すると、わしらはプチ電子レンジの中におるようなもんか。
 そこで気づいた。目の前の丘*1の斜面に沿って、グループ会社の建物が立っているのだが、その頂点にWillcomのアンテナが立っているのだ。道理でWillcomに関しては感度が5/5なはずだ。W-OAM対応だったりしてくれ。
 それはともかく、WM-Oneは、職場ではまだまだ使えない状況だ。しかし機械としてはかなり便利そうで、特に日本語入力に関しては、Clie NX80Vとは比較にならないほど便利だ。キー配列は変だが、それくらいのことは甘受しようではないか。もっとも、その点ではシグマリオン3最強というのも揺ぎ無いがな。
 早く戸塚にアンテナ立たないかな。

2007年04月15日(日曜日)

EM-Oneをゲット

22時59分 デジタルギミック 天気:晴れ

 10:00に起床。昨日の就眠が遅く、またロングライド*1の影響は残っているが、体はそう痛くは無い。当たり前、筋肉痛なんて明日出るに決まってる。しかし、疲労はかなり感じる。
 しかし、用事があったので、自転車で町田方面に出掛けた。激走の翌日には、ちょっとでも走って筋肉をリフレッシュさせなければならないしな。自転車は、まったり走りたかったので、通勤自転車のTCR-2を選択した。
 長後のCoCo壱番屋で昼食を取る。すき焼きカレーなるものがあったので頼んでみた。別にゲテモノっぽくは無かったが、カレーに焼き豆腐が入っていると、ギョッとさせられる。
 境川沿いに北上していった。足の調子は悪くない。確かに疲労は感じるが、足が回らないということもない。実は、この所心がけているのが、サドルに尾てい骨をキチンと載せるということだ。疲れている時、また前傾の強いロードバイクでは、ついつい体全体を前傾させて腰掛けてしまうものだ。しかし、意識的に尾てい骨を立てるつもりで乗ると、ペダリングがグッと軽くなる。背筋、腹筋が無いうちは辛かったが、多少なりとも養生されてきたのか、最近は楽に走れるようになって来た。でも気を抜くと前傾してしまうので、まだまだ鍛錬しなければだわ。
 なんだか快調だったので、走り始めは20km/hでタラーッと走っていたが、町田に近づくに連れてスピードアップしていった。でもまあ、追い風気味だったので、帰りにその分だけつらいはず。
 懐が寂しかったので、銀行で預金を下ろし、ヨドバシに向かった。とうとうEM-Oneに手を出したのだ。セールのお兄ちゃんの説明にフンフンと耳を傾け、事前情報通りだったので購入決定。事前情報では分からなかったことが、今の「にねん契約」満了後のことだ。満了すると、自動的に通常契約に戻るのだが、その時に長期加入割引に加入すると、5980円/月から4980円/月になるのだそうな。イーアクセスADSL込みの場合も、そのまま継続される。なるほど、そういうからくりか。しかし、満了時の通知は何も無いとか。こっちが気をつけてなければならない。
 手続きが済むまで、カメラコーナーを彷徨う。GX8にワイコンを着けた場合、それを収めきれる袋を持ってない。そこで探して回ったのだが、これというものは無い。大き目のレンズ収納袋を買って、それに入れるのがベストみたい。キルト地のものを買っておいた。
 窓口でEM-Oneを受け取り、家へとひた走る。向かい風だが、なぜか足をいじめたくなって、27km/h前後で、時には30km/h前後で南下していった。
 いちょう団地の北端で、EM-Oneを試してみる。大和の辺りにアンテナ立ったので、この辺だとアンテナ3本表示でビンビンに入る。早速、ポケットIEを試してみる。をを、すげえ速い。デスクトップに遜色ないほどだ。Willcomとは桁違いだな。これくらい使えるなら、画像表示有りのままアクセスしても良さそうだ。
 ちょうど、近くにBachettaのツーリングモデルを止めて休憩している人が居て、気になったが、日暮れも近いのでスーパーに寄ってから帰宅した。
 自宅でもEM-Oneを試してみる。残念だが、アンテナ1本、しばしば圏外という状況で、通信そのものが出来なかった。近くにアンテナが出来てくれないとダメみたい。無料期間の5月末までに立ってくれよ。
 その代わり、無線LANを使えるので、家だとそっちの方が快適だ。Operaも使いやすい。ただ、IEでもOperaでも、Google Docs&SpreadSheetsにはアクセスできない。残念だな。その代わり、Gmailは問題なしだ。
 もう少し環境を整えなければならないが、キーボードも案外に打ちやすく、これでなんでも出来そうに思える。まずは適当なエディタだな。それと、microSDカードだな。

2007年04月14日(土曜日)

宇都宮ロングライド~完結編

23時55分 自転車 天気:快晴(驚異の回復)

 4:00に目覚めた。目覚まし掛けてるんだから当然だがな。
 起きてすぐ、かなり激しい雨音に気づいた。耳を澄ますと、随分な雨が降り続けているようだ。一瞬、DNSという文字が頭を過った。ぶっちゃけ、『行くの止めようかな……』と思ったのだ。
 それでも、外の様子は見ておこうと思い、とりあえず寝床を抜け出して、外に出てみた。やはりかなりの雨。うーん、どうしようかな。この時点では『やっぱり止めるか……』『いやいや、とりあえず様子を見て、途中合流も考えよう』などと逡巡していた。それでも、とりあえず朝食はとっておいた。
 天気予報をチェックする。気象庁の予報では、明け方は雨だが、その後はくもり時々雨。雨雲の動きを見ていると、ちょうど南西から北東へ、関東地方南部を過っており、この先は上がりそうに思えた。しかし、駅までは雨の中を走って行かねばならない。それが憂鬱だ。
 ともかく身支度をしているうちに、いつの間にか雨音は止んでいた。身支度を終えて外に出ると、なんと雨はきっぱり上がっている。5:00過ぎの空は、雲の切れ間が見る見るうちに大きくなり、晴れ間が広がり始めていた。
 地下鉄の駅まで走り、自転車を畳むも、目的の便を1分差で乗り逃がしてしまう。っていうか、明らかに定刻前に通過してる。時計の時刻が遅れていた模様。とほほ。次は15分後で、そこから連鎖的に乗り継ぎに時間が掛かってしまうので、葛西臨海公園着は予定よりも40分ほども遅くなってしまうのだ。ともあれ、本日の隊長のにち氏にメールを入れて、東京駅で自転車を再展開したくなるほど長い京葉線への乗り換え通路を急ぎ、7:15頃に葛西臨海公園に到着した。その頃には全員が揃っていた。
 MR-4Fを展開し、物資を買い込んでから、にち氏の号令の下、発進した。めざせ宇都宮。
 去年は走りきったのだから、今年は気楽なものである。最初、旧江戸川沿いのサイクリングロードは狭く、また不条理な接続になっているので嫌だったが、新江戸川に入ってからは快調だった。
 寅さん記念館の手前だったか。ふと道端に、途中合流予定のマモル氏が居たような気がした。同行していたにち氏に声を掛けてから引き返すと、果たしてその通りだった。チェーントラブルに対処中だった。やっとこいつを働かせることが出来るのか、とばかりに拙者が取り出したのは、CBあさひのマルチツールだった。これのチェーン切りは、未だに使ったことが無いのだ。しかし、こいつがなんとも使い難い。苦労して、曲げてしまったチェーンを取り除き、再接続すると、走れるようにはなった。まあ、今日は坂無いし、マモル氏の脚力なら問題ないでしょ。
 先を急ぐ。27km/h前後で巡航してゆく。この先、数箇所の休憩があるはずなので、30分の遅れぐらいならなんとかなるはずだ。
 と、道端で止まっている、リカンベントとアップライトのコンビを発見した。RAY&うっきーの新婚コンビだった。後で聞くと、ちょうどパンク修理をした後だったのだとか。
 健脚のRAY女史の先導で、先を急ぐ。巡航速度は30km/hにまで上がる。追い風気味なので、なんとか付いてゆけた。それと、リカンベントであっても、ハイレーサーは風除けになるものだ*1。途中、練習帰りらしいリトルリーグの連中が道一杯を占拠していたので、蹴散らしてゆく。非難囂々だったが、そもそもオマエらが横に並んで走っているのが悪いのだよ。それにしてもだ、荒川での惨状も見るにつけ、少年野球の監督どもは、どういう教育をしているのだろう*2
 RAY女史の恐るべし働きにより、我々は2番目の休憩ポイント、コンビニの手前で追いついた。いやあ、今日は昼まで追いつけないかと思ったが。しかし、なんだか今日のクライマックスを、いきなり乗り越えた気分だった。
 だが、この日、最初の想定外が我々を襲った。お目当てのコンビニが閉店されていたのだ! なんてこと。補給&トイレポイントを失い、我々はしばし呆然としていた。が、先に進むしかない。次なる休憩ポイント、龍Q館までには、なにかあるだろう。
 アクシデントは続いたものの、この日のこの時点では追い風気味。空は予想以上に晴れ、雨の心配は無さそうだった。目を道端にやると菜の花畑。今日の山を越えきってしまった気分の僕は、このまま気楽な漫遊が続くものと、漠然と信じ始めていた。しかし、我々は忘れていた。与えた分だけ奪ってゆくのが、自然という存在なのだということを。
 龍Q館のかなり手前で、道端にコンビニっぽい店を発見した僕らは、ちょっと苦労しつつ車道に降り、その店に向かった。ヤマザキ系のふつうのコンビニに見えるが、ちょっと不思議なものがあった。店の前に、なぜだかなぜか『ラーメン』の幟が翻っているのだ。一同、「?」。
 店に入って、理由が分かった。この店、小さな飲食店を併設しているのだ。インスタントではない、ちゃんとしたラーメンを出すようだ。そういえば、今日の方針の一つに、『決められた昼食時間は設けない』というのがあった。適宜、補給食で凌げということだ。なら、ここでラーメンを食べるのも悪くないな。5分で出せますということだったので、食料を買ってから注文することにする。
 おにぎりをゲットして、店内を歩き回っていると、気になるものを発見。かのアラビヤン・焼きソバだ! 日本でも千葉でしか売ってない、謎の袋焼きソバだ。さすがに買ってゆく気にはなれなかったが、なんか惹かれる一品だ。
 ラーメンを注文し、店内の喫食スペースでいただいた。ガラス張りの場所だったので、まるで動物園で餌付けされる猿の気分だったがな。ラーメンは、一言で表せば学食のラーメンだ。値段も400円。猛々しい横浜家系ラーメンに慣れた身には、ほのぼのとしたものを感じさせられた。なんとなく贔屓にしたい気分。
 ラーメンで補給は十分だ。走り出して最初のうちは、鼻の穴から麺が出そうな感じだったが、それが落ち着いてからは快調だった。
 龍Q館、関宿の休憩を挟み、利根川に入った頃から、風に向かってゆく形になってきた。今までとは打って変わり、風に苦しめられる展開になってきた。やはり、与えられた分だけ奪ってゆくのね。しかし、まさかこの後、奪われ放題になろうとは。
 渡良瀬遊水地に到着したのは、去年よりも1時間ほども早い時刻だった。一同、これまでの快調を喜びつつ、少しまったりする*3記念撮影したりしてな。
 それにしても、この先は風に苦しめられた。渡良瀬遊水地近辺の土手道を走っていると、激しい横風にしばしば飛ばされそうになった。トレンクルに凧をつないだら飛んだのとちゃうか。
 しかし、その先の北上する道は、市街地で風が遮られたり、追い風になったりで、あまり風に苦労することが無かった。R4を進むうち、『宇都宮xxkm』の表示が、ついに目に付くようになって来た。ここまで来れば楽勝だ。そう、みんな信じきっていた。だがもちろん、大自然のお仕置きが、いまや餃子のこと以外念頭に無い腑抜けた自転車集団を待っていたのだった。
 残り17km辺りで、田川サイクリングロードに入った。そもそも、この企画はサイクルスポーツ誌の記事を基にして立案されたものだ。そして記事中、宇都宮までの道は、この田川サイクリングロードを通ることになっていたのだ。なら、行こうじゃないかというわけだ。
 ところが、田川に出てからの風が強いこと強いこと。正面からの風に挫けそうになる。これまで、なんとか20km/h平均以上を保っていた一団の進行速度は、ここで遂に17km/h以下にまで落ちてしまった。そして、残距離の減らないこと減らないこと。気分的には、今朝の貸付分を高利で取り立てられているようだった。大自然のお仕置きはきついものだ。
 途中の小休止でみんなの顔を見ると、さすがに疲労の色が濃い。でもまあ、あとわずかだ。
 残り7kmになった辺りで、みなさんを引っ張って差し上げようと、アタックを掛ける。しばらく走っても着いてこないので、結局は延々と逃げる破目になった。そこでふと気づいた。『ここで待っていても、後続は別の道にそれるかも知れんぞ』と。やや悩みつつ、結局はその後ずっと単独行で、宇都宮駅に先着した。後続も無事に到着。
 宴会は、全員無事に完走ということもあり、それはそれは盛り上がった。色々、目線を入れたい気もするのだが、面倒なので勘弁しろ。
 その後、この時刻は湘南新宿ラインでの直帰便が無いため、上野行きで上野まで出て、山手線、東海道線と乗り継いで帰宅した。戸塚からの地下鉄は、なんと終電。帰宅は当然のことながら午前様だった。
 これで宇都宮ロングライド企画も締めかなという雰囲気。また別の企画が出てきそうな気配だ。それは楽しみとして、とにかく寝たい。

2007年04月13日(金曜日)

宇都宮ロングライド準備

23時05分 自転車 天気:くもり

 久しぶりに定時でサクッと退け、明日の準備をする。自転車は、やはりMR-4Fにした。明日の天気が心配だし、雨が残ると泥除けのつかないSatRDayは持って行けない。盛大に水しぶきを上げるので、単独行ならともかく、隊列を組んでいると後ろの人に迷惑が掛かるのだ。
 それと、最近頓に横剛性が低下中のMR-4Fは、もうそんなに長く乗ってやれないかもしれない。フレームの破断という恐るべき事象が、類例が無いほど発生している自転車だからな。元気なうちに乗ってやらないと。ってなわけで、五月旅行はこいつを連行することとし、その予行演習的な意味もある宇都宮行もMR-4Fでということになった。
 まあそろそろ寝るべいやと、いつもよりよほど早く寝る準備をしたのだが、起床時間が明日4:00なので、5時間程度しか寝れそうに無い。とほほ。
 問題は明日の天気だ。晴れて、いや、せめて雨が上がっていますように。

2007年04月12日(木曜日)

AirEdgeに乗り換え

23時51分 デジタルギミック 天気:晴れ

 自転車通勤にはいい季節だ。行き帰りとも、汗をかくことも無く、かといって凍えることも無く、快調だった。でも、両足になぜか疲労が溜まっている気がする。
 それはともあれ、今日は荷物が届く予定だったので、20:00前という早めの帰宅にした。帰って程なく、クロネコのおばさん*1が荷物を持ってきてくれた。実は、昨日の晩にWillcomにAX420Nを発注していたのだ。もう届くなんて、速いなあ。
 ともあれ、Clieにぶち込んでみる。ドライバはミニーの資料室でいただいたパッチを当てたもの。AirEdge対応のプロバイダが必要なので、iij4uのAirEdge接続オプションを設定しておいた。さっくり接続。
 AirEdgeは4xパケットをそこそこ使いたかったので、ネット25を選択。別に使い放題にしたくなるほど使うわけじゃないだろう。設定してつなぐと、さっくり接続できた。W-OAM対応カードなので、多少は早くなったかもしれないが、体感上は差が感じられなかった。でも、MobilePよりは安上がりになる。と、思い出したところで、MobilePの設定を解除しておいた。さらに@niftyのフレッツADSL接続サービスも解除するつもりなので、@niftyとの長年に渡る腐れ縁も、もうじき切れそうだ。
 先のURIで見つけたもう一つの嬉しい情報が、Palm用GoogleMapをClie NX80Vで使うという技。これ良いなあ。そこそこの詳細度、幹線+地方道が載っているクラスの地図を参照できる。これを使いすぎると、今度は逆にネット25でも間に合わなくなるかもな。まあ、こういうのこそ、EM Oneに期待だけど。
 さらにシグマリオン3にも入れてみた。3phsでさっくり認識、さっくり開通。こっちだと、MobilePより速さを感じる。PCでも開通。ようするに、使いたい環境では全て使えるわけだ。
 EM Oneが手に入ったら、Clieは文字通りのPDA*2の立場に戻りそうだが、いざという時にインターネットに繋がるのはうれしい。それと旅行時のアクセス手段として、まだまだ使っていけそうだ。

ヴォネガット死去

19時49分 SF 天気:星冷えしそうだ

 カート・ヴォネガットが死去したそうだ。あんまり人の死に重み付けするのは良い趣味じゃないだろうが、拙者にとってはレムより堪える。レムは生き死にを超越した存在でもあったがな。ヴォネガットは、作家として以前に、戦勝国の人間でありながら戦勝国側の暴虐を告発してきた知識人として、貴重な存在だったのだ。
 また全著作を読み返してみるか。目が回る目が回る。

2007年04月11日(水曜日)

宇都宮ロングライド/自転車どうする?(その2)

22時49分 自転車 天気:雨だったり晴れだったり

 されば、土曜日の天気予報を気にしているわけでござるが、どうも思わしくない。雨という予報だが、前後がくもりなのでビンゴってことになるだろう。晴れ続きの中の雨予報なら、いきなり好転することも多いのだが。
 まあ、多少なりとも雨の覚悟をしなければならないかもしれない。するとSatRDayはいきなり不利になる。なんてったって泥除けがつかないし、リカンベントは雨だととても切ない乗り物だ*1
 するとBD-1かMR-4Fだな。BD-1は前後とも泥除けを装着可能だ*2。MR-4Fの前側は無理だが、肝心要の後ろ側に折り畳み泥除けがつく。これ、シーツチューブに着ける形になっているので、SatRDayには着かないのだ。
 まあ、雨なら行かないということも考えている。だって、去年は完走したからね。ヘヘ。しかし、この時期の江戸川沿いは菜の花が綺麗だったから、晴れて欲しいものだ。

2007年04月10日(火曜日)

携帯通信機器体系再構築ノ目論見

22時54分 デジタルギミック 天気:くもり

 うむ、EM-ONEは買う。既に大和の方にアンテナが立っていて、湘南台のコメダの辺りでもビンビンに入感してるそうな。戸塚はまだみたいだが、戸塚周辺にアンテナが立たないなんてありえないので*1、仕事場でも家でも使えそうだ。というわけで買い。
 しかし、EM-ONEは旅先ではまず使えないだろう。人口カバレージ50%越えは数年後だそうな。ということは、僕が良く行くような自転車で嬉しい場所では、まだまだ使い物にならないだろう。というわけで、WillcomなPHSはまだ必要だ。
 ここしばらく、@niftyのMobilePを使ってきたのだが、これはW-OAMには対応して無い。ならWillcomでしょ。でもW-SIMに行くかというと、これが考えてみると微妙なところでございましてな。W-ZERO3系のPDA型に行くと、EM-ONEと被ってしまう。それにW-OAM対応のW-SIMは、W-ZERO3系とはセット販売されてないのだ。また旅先でノートPCを使うことを考えると、DD*2でも邪魔になりそうだ。
 というわけで、つらつら考えた結果、僕に最適なのはCFカード型のものだと判断した。去年出たW-OAM対応CFデータ通信カード2種いずれも、ミニーの資料室で公開されているドライバパッチを使えば、Clieで使用可能なのだ。シグマリオン3でも、3phsを使えば行けるだろう。ってなわけで、紆余曲折あったが、W-OAM対応のCFデータ通信カードで新規加入することにした。さらば、MobileP。
 後は、アクセスプロバイダをe-accessにしちゃうとか*3、いろいろ考えなきゃならんが、まずはEM-ONEを買ってからだ。通販だと2週間ほども掛かるそうなので、日曜日にでも横浜に行ってこよう。

2007年04月09日(月曜日)

宇都宮ロングライド/自転車どうする?

23時55分 自転車 天気:雨(だが濡れずに済む)

 はてさて、宇都宮ロングライドが週末に迫っているのだ。自転車はどれにしよう?
 本命はSatRDay Mk.2。やはり五月連休の時にはこいつを持って行きたいし、風の強いこの時期にはリカンベントでしょ? でも、輪行の時に重さが響くんだよなあ。まあMR-4F+2kgではあるけれど。
 対抗1がMR-4Fか。去年走ったときにはこいつだったので、実績がある。ある程度軽い。走行感はSatRDayよりも軽い。でも去年と同じではつまらんよなあ。
 対抗2はBD-1。シートピラーを替えてから、長距離でも疲労が少なくなってきた。セキサイダーのおかげで長い乗換えでも問題なし。しかし、最近は多用しているので、優先順位は低め。
 大穴がCOLNAGO MasterX Light。走行性能は最強だし、軽いので輪行もそうは苦にならない。とはいえ荷物をどう持つかが課題。
 というわけで、今のところはSatRDayでという気持ちだが、東京駅での京葉線への乗換えをどれほど厭うかに拠るだろう。転がせたら良いんだがな。

2007年04月08日(日曜日)

4連休最後は町田まで往復

19時47分 暮らし 天気:くもり

 深く考えてなかったのだが、木金と代休を取ると、必然的に4連休になるのだった。3日間盛りだくさんだったから、今日はのんびりしよう。
 10:00くらいに起きて、SatRDayの整備をする。IKDに持ち込むつもりだったので、比較的多用していたわりに整備は控えていた。前後のギアを外して清掃し、ホイールも汚れを落とす。カーボン製のシートを保護するつもりで貼っていたテープも、改めて貼り直す。本当はアイドラーを分解して整備したいのだが、ただでさえ神経質な部分だから、気分的に手が出ない。
 ちょっと町田に出たかったので、MR-4Fで出掛けた。海軍道路経由で出たのだが、まだ桜はかなり咲いていた。しかし、桜はある程度散ってしまうと、見苦しくなってしまう木だな。
 八王子街道でローレーサーに遭遇。恐らくはオプティマだろう。やはり良いなと思う反面、あの低さでは被視認性をどう確保するかが重要になるだろうと思った。
 さらに、町田の手前辺りの自転車道で、シルバーのMR-4とすれ違う。MR-4Rだろう。
 町田ではハンズに立ち寄った。探し物は色々ある。まず9.6V/5Wのバルブ。我が家にはシマノのLP-R600が3式もあるのに、予備バルブが一つも残ってないのだ。しかし問屋レベルでは品切れの模様。どうなってるんだよ。仕方ないので同規格のものを買いに来たのだ。が、無い。なんと9.6Vバルブだけが売り切れなのだ。8Vだとずっと暗いものしかないので、諦めた。探し回るか。
 地下に降り、生地のコーナーでジャージ用の補修布を買い求める。気に入っているジャイアントのレーシングジャージが痛んでいるので、補修したいのだ。
 引き返し、下ってゆく。元猫小屋近辺では配水管工事が進行していた。MR-4Fは乗り味は良いし、コンパクトだしで、とても良い自転車だ。
 家の近く、いずみ野川の土手にも、桜並木がある。日当たりの関係か、ここはやや開花が遅かったようだ。まだ見頃の木が散見された。でも、個人的にはこれが見納めだろう。
 帰って、ジャージを補修した。痛んだ箇所をカバーできるくらいに補修布を切り取り、裏から当てて、アイロンで圧着する。すると補修布に塗布された樹脂が溶け、ジャージにくっつくという寸法だ。うまく修理できたようだが、来週着用して試してみようと思う。

2007年04月07日(土曜日)

IKDにSatRDay調整にお出かけ

22時56分 自転車 天気:くもり時々雨

 今日も湘南新宿ラインで出掛ける。IKDに用事があったので、今日は高崎線直通の方だが。18切符使い尽くし週間の締め日だ。
 SatRDayを戸塚駅まで走らせ、輪行状態にしてからホームに向かった。慣れたもので、最初は重くてやりきれなくなるのではと思っていたSatRDayでの輪行も、手順が確立したからか、まあまあ早く、楽になってきた。オストリッチの便利ベルトが決め手だったな。
 ともかく、ホームに向かう。なにやらメッセージが出ている。またしても湘南新宿ラインに遅れが出ているようだ。今日は人身事故だとか。毎日のようにこれでは、通勤の人は大変だな。
 予定時刻より大幅に遅れた湘南新宿ラインで、高崎へと向かう。やたら客が多くて、大宮を過ぎてやっと座れたくらいだった。
 高崎駅で降り、IKDまでSatRDayを走らせる。到着は14:30くらいだった。ちょうどリカンベントに興味があるという客がいたので、SatRDayに乗せてあげる。その他にも、ポケロケに興味を持っている客も来ていた。
 彼らが帰った頃にやっと本題に掛かれた。まずは泥除け。他の自転車のものが着くだろうという見込みだったが、リアフレームの構造が違うので、リア側には着きそうに無い。フロントは共通みたいだったが、問題はリアなんだよな。そういうことで、やはりSatRDay専用品の入荷を待つことにした。
 アイドラーは、出来るだけ調整しておくしか無さそうだ。改善の要望は上げてくれそうだ。トップギアで負荷を掛ける、ガタガタ道を走るなどしなければ快調なので、我慢できなくは無い。
 最大の懸案だったBBの取り外しは、結局は片岡、man両氏の手を煩わせた上、フロントブームを取り外して*1、万力に掛けて取り外す破目になった。なんでこんなに締めるかな。ともあれ、無事に取り外して確認すると、ES50が着いていた。DXグレードくらいのものだった。まあ、悪くは無かった。
 その他、四方山話に話を咲かせていた。外はいつの間にか雨が降り始めていた。そんなにひどく無かったので、合間を見計らってTikitの試乗なども試みる。ギミックは凄いし、走りもしっかりしていて好印象だ。が、こんなに手早く折り畳む必要は無いんだから、もう少しコンパクトに出来なかったものかね。やはりアメリカ人には、サイズよりも手早さやギミックを重視する傾向があるのかもしれない。
 いつの間にか遅くなっていたので、慌てて暇を乞い、帰宅した。色々と濃い話を出来るのが嬉しいね。

2007年04月06日(金曜日)

中禅寺湖畔も歩く

21時56分 天気:くもり時々雪(中禅寺湖にて)

 朝は7:30に起床。まずは露天風呂に入りたい。昨夜は暗くて気づかなかったが、露天風呂の前は杉林だ。さすが日光、杉が多い。マスクを持ってきて居てよかった。
 8:30から朝食。オムレツにソーセージ、サラダ、クロワッサン、コーヒー、林檎ジュースがつく。
 10:15くらいにチェックアウトした。宿のすぐ近くにバス停があって、10:34の便に乗って、中禅寺湖へと向かった。
 途中、いろは坂を通った。いろは坂もなかなか厳しそうだが、その直前の直線路の傾斜がステキ。貧脚な拙者では討ち死に必至だろう。
 中禅寺温泉で下車。中禅寺湖はさすがに寒く、あちこちに残雪が残っていた。が、綿シャツの上にフリース、その上からサイクリング用のウィンドブレーカーを着込むだけで問題なかった。ウィンドブレーカーは持ってきて正解だったな。小さくなるし*1
 男体山はずっと雲に隠れている。やはり男体のモロ出しはヤバイのだろう。いや、そういう問題じゃねえよ。
 今日の主眼は華厳の滝だ。展望台までてくてく歩く。展望台から見下ろす滝は、さすがに見事なものだ。たまに雲の切れ目から日が差すと、滝の足元に虹が掛かる。心霊写真は何枚撮れたかな*2
 気が済むまで撮ってから、中禅寺湖畔を散策した。四月から解禁だったか、釣り人がぽつぽつと散見される。風のせいか、中規模の湖にしては結構波があり、常に波音が聞こえていた。そのおかげで、冬でも結氷しないのだそうな。
 ずっと歩いてゆくと、散策路に沿っていくつもの小公園が設けられている。二荒神社中宮を過ぎたところに、なぜか暖炉がでんと突っ立っている。戦前の社交場の跡だとか。
 そこから引き返し、昼食場所を探す。が、昨日の日光と同じ罠、平日の観光地では開いている店が少ない現象に囚われる。途中で肉屋さんがやっているトンカツ屋を見かけ、非常に惹かれたのだが、中禅寺湖でトンカツもあるまいと思いなおす。結局、さらに歩いたところで蕎麦屋を見かけ、湯葉蕎麦を食した。湯葉が入っているだけの蕎麦に1100円は高かった。なぜだか凄く美味しかったのではあるが。
 その後、土産物を探してうろついたのだが、これといったものが無かったので、買わずにバスに乗り込んだ。
 バスで日光駅に出て、日光線で宇都宮に。ここで途中下車して、宇都宮市内に繰り出した。以前、方々で話題になった驚異のホームセンター、カンセキ自転車部門*3を偵察するつもりだった。
 少し歩いて、首尾良く発見。が、この店は既にふつうの自転車屋へと更生を果たしていた。リカンベントなど一台も無い。古いパナバイクのカーボンコンポジットモデルが飾られているのが、唯一の変なモノだった。残念だ。
 宇都宮駅から湘南新宿ラインに乗り、帰宅した。結構美味しい旅だったな。自転車は旅の制限を緩和する代わりに、それ自体が重荷になるものだ。たまには自転車無しの、気楽な丸腰旅行もいいものではないか。そう思った日光の旅だった。

2007年04月05日(木曜日)

日光を歩く

21時38分 天気:いまいち不穏

 この木金と代休を取れたので*1、今まで行ったことがなかった日光に遊びに行くことにした。荷物は最低限にした。着替えとカメラ、多少の電子機器類程度。後は時刻表くらいだ。着替えは自転車の時と違って汗をかかないだろうということで、本当に下着とタオル程度。カメラは、巨大な対象物との戦いが予想されたので、D70にトキナー12-24mmを着けていった。GX8にワイコンつけてもいいし、そっちの方が軽い気もしたのだが、バシバシ撮るだろうと思われたので、D70を選択した。カメラが携行品重量の1/3くらいを占めているのでは。電子機器として、にち氏からもらったシグマリオン3、Clie NX80V、暇つぶしにPSPも持っていった。って、三つもあるのかよ。
 今日は昼過ぎにいければいいやと思っていたので、少し遅めに起きる。身支度して、地下鉄で戸塚に出てから、18切符で入場した。なにやら、東海道線ホームの電光掲示板に表示されている。いわく、『埼京線ポイント故障により湘南新宿ラインは遅れて』云々osz
 遅れているだけならいいが、埼京線の方では運休も出ているようだ。こんなことで日光にたどり着けるのか。
 結局、宇都宮行きは40分遅れで入ってきた。後は座ってゆくだけで良い。横浜~大宮間は激込みだったが、それ以降は空いていて快適だった。あんまり眠れないまま、宇都宮到着。
 宇都宮では、途中下車して*2宇都宮市内を少し散策する予定だったが、なんやかやで遅れ気味だったのが気に掛かっていた。結局、そのまま日光を目指す。日光線に乗り換えた。
 日光駅に降り立つと、白く雪化粧した山々が迎えてくれた。今年、この目で確かな雪を見るのは、これが2度目。最初は富士山を遠望した時くらいだ。
 駅から東照宮がある界隈まで、大体1km程度だった。そこまで市中を歩いてゆく。幹線を外れ、ちょっとした裏道を歩いてゆくと、杉の巨木に囲まれたお社を発見。いいねえ、この雰囲気。どうやら大杉神社というらしい。名は体を現す。
 そのまま、川沿いに裏通りの廃墟ホテルだの、ユースホステルの標識だのを見ながら歩いてゆくと、神橋に出た。新しいコンクリート製のものだ。少し上流側に朱塗りの旧神橋が掛かっている。ふーん。
 近くの輪王寺方面に向かう階段を登り、輪王寺の宝物殿に着いたのが16:00前くらい。ふと入場券売り場に気づいたときには、もうおばさんは閉め始めていた。こっちをチラリと見ると、そのままさっと引っ込んでしまう。きっと、もう客が来ないと思っていたところに僕がやってきたので、面倒臭くなって閉めてしまったのだろう。
 東照宮方面に歩いてゆく。駅からは、PSPにGPSを着けてガイドさせてきたのだが、えらい細い、でもちゃんと通れる裏道までも表示されて、地図の情報は十二分だと思った。これ、携行方法さえ考えれば、実用できるんじゃないかな。
 東照宮に入る。派手な五重塔の出迎えを受けて、絢爛豪華な境内へと足を踏み入れた。なんというか、派手だな。悪趣味になる一歩手前で踏みとどまっている感じ。踏みとどまっているって感じたのも、我々が消費文明の真っ只中にあって様々なアトラクトを体験しているからであって、これが創建された江戸期の人々の目から見ると、あるいは悪趣味なものとして映っていたのでは。もちろん、幕府はあえてそうしたわけなのだが。
 陽明門には圧倒される。たかが入出力ゲートにここまで手を掛けるのか。これに較べれば、我らが耕三寺の門など、まだまだ迫力が足りない。
 本宮から奥の宮へと抜ける唐門も、サイズこそ穏当だが、手間の掛けようが尋常ではない。これらを創建するのに費やされた人力に思いを向けると、なにやら慄然としたものさえ感じる。たかが巨大な、たかが膨大な建造物など、徴用した未熟練労働者の大量導入で建造できるだろう。だが、この東照宮建設に携わった人々は、様々な分野の熟練した業師だったはずだ。それを自由に徴用できた初期江戸幕府の富と権力には、ただ感心するしかない。これでは、同じ武士たちだけでなく、天皇家も、宗教勢力も、只々ひれ伏すしかなかっただろう。
 眠り猫を見て、でも奥の宮まで往復するのは無理そうだと判断し、引き返した。眠り猫の意味は様々に語られているが、一つには侵入者に備え、いざという時には徳川ビームを発射して撃退するものだったそうだ。嘘だがな。
 東照宮から二荒山神社へと抜ける道は、いい感じ。この辺、巨木が多いので、どこを撮っても絵になる。空が暗いのが残念だが、超広角レンズを着けて来て良かった。それにしても、平日の日光の特性なのか、外国人旅行者がやたら多い。
 そこそこの所で二社一寺を辞し、宿へと向かった。宿は東大植物園分園の並びにあるサンシャイン・ブルーバード・インというなんだか長ったらしいペンションだった。客は僕一人で、ツインの部屋はもちろん、露天風呂も独り占めだった。夕食は外で取る予定だったので、チェックインしてから外に出た。店を探しつつ東照宮方面に歩いていったが、ことごとく閉まっている。これは盲点。平日の日光は観光客も少なく、大層快適ではあるのだが、店の方も客の入りにあわせるようで、利便性を享受することが出来ない。結局、コンビニでなにやら買って戻っていったのだが、帰り道で開いている店を発見。どうやら18:00開店の店が多いようだ。とほほ。
 宿に戻り、露天風呂に入る。温泉ではないのだが、外の冷気を感じながら、適温の風呂に長く漬かっていられた。星が綺麗だ。双眼鏡を持って来ればよかったな。
 宿は無線LANが通っていた。たまたまシグマリオン3に無線LANカードを刺してあったので、快適な通信が出来た。WEPすら設定してなかった環境なので、パスワードの類は使い捨てなきゃならんがな。PSPの無線LAN経由でも、ちゃんとアクセスできる。Willcomもばっちり入るので、通信環境はばっちりだ。
 明日はゆっくり起床するつもりだが、それでも早めにベッドに入った。

2007年04月04日(水曜日)

日光見所予習

23時55分 天気:不安だなー

 たぶん、関東出身の人はみんな日光に行ったことがあるのだろうが*1、僕は初めてだ。どこを見て回るか。
 とりあえず、東照宮を中心とする二社一寺は当然だろう。中でも東照宮は、ねちっこく見て回らねば。
 後、宿の近くに植物園と天皇家の別邸があるようなんで、時間があれば回りたい。
 でも、それよりは中禅寺湖だな。漠然と湖面を眺めながら、自分のダメ人間ぶりを反省したい。お誂え向きに華厳の滝も間近なので、一眼デジカメでの心霊写真念写にチャレンジしたい。
 それくらいか。
 いや、実は日光の他にも寄りたいところがある。以前、驚異のDIYショップとして知られていたカンセキの自転車部門に立ち寄りたいのだ。いったい、今はどうなっているのだろう。Linearなんかがあったりしたら、ひょっとしてどうにかするかもしれない。
 こんなところか。カメラはやはりD70にトキナー12-24mmを着けていこう。建造物に肉迫するには、これしかない。
 というわけで、明日明後日と日光に行って来ます。

宇都宮ロングライド考察

10時12分 天気:雨のち晴れ

 去年完走した宇都宮ロングライドが、今年も14日に実行される。今年も参加する予定だ。
 さてさて、去年はMR-4F改で走ったから、今年はSatRDay Mk.2でしょうと思っていた。が、こいつは重いので、輪行が辛い。なにが嫌だって、東京駅で京葉線のホームまで移動するのが嫌だ。それだけで消耗してしまう。だから、もっと軽い自転車がいいかな。
 去年はMR-4Fだったから、今年はいっそのことMasterXLで、などと考えもするのだが、こいつは荷物をどう運ぶかという問題が残る。やはりMR-4Fが無難か。東京駅での歩きが何とかなれば、俄然SatRDayなのだがな。
 もう一つ、考えていることがある。当然ながら宇都宮が終着で、そこからJRで帰ってくることになるのだが、15日も休みなのでもう1日遊べないか。宇都宮から日光まで、桜並木がある。4月の中旬からが見頃らしいので、ちょうどシーズンだ。これと、世界最長の並木道である日光杉並木を走り、そこからいろは坂には向かわずに西に向かう。しばらく走ると高崎に出るので、そこから輪行で帰るのだ。もちろん、IKD襲撃も込みで。
 宇都宮~日光は緩々の坂なので、その先の細尾峠が問題な気がする。車道はまっすぐだが、旧道は物凄い九十九折れだ。ここを越せる見通しが立ったら、あるいは回避できそうなら、走ってみようと思う。

2007年04月03日(火曜日)

急遽日光行き

23時55分 天気:雨っぽい

 相変わらず午前様ギリギリな毎日。職場から布団まで20分足らずの場所に住んでいるから、やっていけるのだなあ。しかし今日は雨を警戒した結果、地下鉄通勤だ。こっちだと平均して30分はかかる。
 さて、なんとか明日中には片が付きそうなので、木金と代休を取れそうだ。というわけで、急遽日光の宿をゲットしておいた。平日なので飛び込みでも大丈夫だろうとは思ったが、桜の時期なので念のためにな。東照宮などに近い街道沿いの宿を取っておいた。
 自転車は持っていかないつもり。持っていってもトレンクルかなあ。バス停から宿まで往復するために。あるいは、金曜日に中禅寺湖に行くつもりなので、バス輪行して走り回るかもしれないが。
 カメラはD70をトキナー12-24mm主体で使おうと思う。でも軽さならS3ISとGX8を持っていた方がいい。どっちにしようかな。
 そういえば、日光でも桜を拝めるだろうか。泥縄式に調べ始める拙者であった。

2007年04月02日(月曜日)

深夜の桜偵察/絶頂期か?

23時28分 暮らし 天気:くもり時々雨

 今日は比較的早く*1会社を退けたので、帰り道のしらゆり公園に立ち寄った。
 例年この時期には、こんな時間であってもなぜだかなぜか酒宴がぽつんと開かれていたり、酔っ払いが見事な足捌きの千鳥足を見せてくれたりするものだ。が、雨がちの今日は、さすがにそれも無い。
 は、まさに花の盛り。散り始める寸前というところだ。S3ISで撮ってみた。コンパクトデジカメと一眼デジカメの違いを一番感じるのは、夜間撮影の時だ。レンズ性能云々というより、内蔵フラッシュの光量に差を感じる。
 夜、ぽつんとした街灯の下で眺める桜もいいものではないか。

北海道がいきなり沖縄に!

11時56分 天気:湿っぽい

 土曜日、帰宅してからANAの超割先行予約を出そうとした。目当ては稚内への便だ。が、これがなんと超割の設定が無いのだ。人気便だからかな。旅割の設定はあるが、これだと2万円を超える。うーむ、まあどうせ旅割ならば、まだ余裕はある。
 そこで、沖縄への便を調べると、こちらは便数が豊富なためか、結構設定があるのだ。早い時間の行きと遅い時間の帰りは無いが、往復28000円*1で行ってこれる。
 少し悩んだ。とりあえず予約は入れておけ。それまでに北海道と沖縄、どっちを取るか決めよう。
 気分的には、夏時分以外には行きたくは無い北海道を取りたいところだが、美味しい情報があれば沖縄にするかも。でも、沖縄は冬に行ってもいいよなあ。

2007年04月01日(日曜日)

今日も花見だが

23時14分 自転車 天気:くもり時折雨粒

 昨日、帰宅してしばらくして、ちょっと横になったまま眠り続けてしまう。目覚めると、なんと10:00過ぎ。12時間くらい寝ていたかな。目覚めたのは、かなり暑かったからだ。室温は25度を越えていた。
 起きて、つい最近C.B.あさひで買ったパーツを、我が美しいMasterXLに取り付けた。なんのことは無い、チェーンステーガードとコラムスペーサーだ。チェーンステーガードは、今まで使っていたシマノの薄い金属板のものがベコベコになってしまい、替えたかった。同じような金属製のものが欲しかったのだが、世の中には既に出回ってないようだ。取り扱いの簡単さも考慮して、ネオプレーンのものを購入。コラムスペーサーは、フォークに合わせてアルミ製のシルバーのものを買った。とりあえず、両面テープのはがし跡を苦労して落とし、チェーンステーガードをつける。コラムスペーサーは、ハンドルポジションを上げてみたかったので、ステムを裏返して取り付けた。
 恐らく、今日が最後の機会だと思われたので、海軍道路まで行ってみることにした。MasterXLのペダルを、久しぶりにSPD-SLなR600に戻す。今年初SPD-SLだ。
 外は暖かく、風通しのいいロード用サイクリングシューズでも、カバーが要らないくらいだった。
 海軍道路は、やはり凄い混雑だった。これで瀬谷桜祭がどんぴしゃの時期だったらどうなっていたことか。混雑する車道を余所に、歩道に進入して、カメラを使いながら歩いた。
 花は盛りだろう。あちらでもこちらでも、桜のトンネルが見事だ。
 海軍道路の北端で折り返さず、八王子街道を境川に抜け、後は下って行った。東名の猫小屋跡で、ステムを再び裏返した。結局、ポジションが高すぎる気がしたのだ。背筋もそれなりに養生できてきたので、もっと下げても良さそうに思えた。ふと見ると、猫小屋の辺りで配水管の工事が進んでいるようだった。これで撤去されたのかもしれない。
 ハンドルを下げたMasterXLで、境川を下ってゆく。うむ、先ほどとは雲泥の差のこぎやすさ。30km/hでもほとんど負荷を感じないくらいだ。いや、これは、追い風か……。
 大和東小前の桜とMasterXLとをカメラに収める。天気が冴えないので、桜も映えない。
 さらにずっと下ってゆく。高鎌橋の手前で、雨がぱらつき始めたが、もう行く機会が無さそうなので、湘南台の桜を見に行く。雨にも負けず、桜はまさに盛りだった。明日には散り始めるだろう。
 帰路、雨粒が大きくなってきたので、高鎌橋のトンネルで少し様子を見る。しかし、空模様はほとんど変化しない。やむなく、家へと走った。幸い、雨は強くはならなかった。立場食堂で食事してから帰宅した。
 MasterXLをラックに返し、それから気になったので、今日の汚れをフィニッシュラインのワックスを掛けながら落としておいた。MasterXLは、拙者の清掃の結果、素材が細って折れることだろう。
 しかしまあ、今年はいい天気の下で桜を愛でることが出来なかったな。

真に正しきバス輪行用自転車

20時41分 思考 天気:雨かよ

 昨日、たか氏主催の花見ツーリングに参加してきた。ツーリングそのもののレポートは、当日の記事に。
 このツーリングでは、花見ももちろんだが、もうひとつ目的があった。それはBromptonの情報を集めることだった。
 いまさらBromptonの情報をというのも少々馬鹿らしいが*1、僕は輪行性能という、今までさほど気にしてなかった観点から問うてみたかったのだ。それをバスに持ち込むとき、どうなるだろうか、と。なにせBirdyという、それなりに輪行性能に優れた自転車を持っていることもあり、ごく似通ったBromptonに食指が動くことが無かった。ところが、バスで輪行というより厳しい条件を考えるとき、ごく小さなはずのサイズ差が意味を持つように思えた。
 そういう目で見ると、Bromptonは確かに素晴らしい。畳んでも今ひとつ収まりが悪く、あちこち出っ張ってしまうBirdyに較べ、折り畳んだ状態でのまとまりのよさは芸術的だ。やはりこれしかないか。だが、実際にこれを持ち込むであろうフィールドを考えたとき、果たしてBromptonですら適合できるだろうか。
 考えても欲しい。それなりに走行性能が高く、しかも小さく畳める自転車を必要とする状況を。たぶん、それなりの登りが控えた、峠の中腹までという辺りだろうか。そして想像して欲しい、例えばハイシーズンの高地に向かうバスを。
 バスは山岳用の観光バス。車内は中高年の登山客ですし詰めだろう。そして登山の御仲間たちのお喋り、百名山おやじたちの薀蓄が飛び交い、なぜか登山前だというのにすっかり酔っ払っている輩まで居る始末。荷棚にリュックが溢れているくらいならまだしも、通路にまで今日のご馳走にタープ、なぜだかなぜかダッチオーブンまで積みあがっている惨状。そんなところに自転車を持ち込めるか? いや無理だ。Bromptonはおろか、トレンクルですら無理だろう。
 今まで、輪行性能となると、『畳んでどれくらい小さくなるか』を問題にしてきた。常識的には、それなりの走行性能を持ちながら、携行可能とするには、いずれにせよ折り畳むしかないだろうと考えていたのだ。だが、去年の宇都宮ロングライドの記事を読み返して思い出した。かなりの走行性能を持ちつつも、そもそも畳む必要のない車両が存在することを。
 畳む、という行為こそが、実はネックになっていたのだ。なぜならば、折り畳むからには分割部分の補強や固定のために重量増は必至であり、また畳むことで3サイズのいずれか*2を削減する代わりに、結局は別の次元でサイズアップになってしまう。
 発想を転換しなければならなかったのだ。折り畳みという機能にこだわるあまり、本質を見失うところだったのだ。逆転の発想が必要だったのだ。
 思い出せ、去年の宇都宮ロングライドで、向かい風に苦しむ我々をあざ笑うが如く、颯爽と追い抜いていった車両を。そうだ、あれならば畳む必要は無いし、走行性能の高さは*3疑うべくもない。
 たとえばコイツなんかどうだろう。荷物の積載法に疑問は残るが、低価格なのは嬉しい。なんといっても山道に持ち込んだときのインパクトが絶大で、リカンベントすら足元にも及ばないだろう点が気に入った。これで峠に挑んだ勇者はどれくらい居るだろうか。グーグル先生にお聞きしたい。
 Bromptonと利点弱点それぞれあるだろうが、じっくり研究して決めたい。