Strange Days

2007年08月31日(金曜日)

今日も遠回りで帰宅

23時01分 暮らし 天気:くもり

 今日は一仕事仕上げ、定時に帰宅できた。きょうも遠回りして帰ろう。
 今日は柏尾川沿いに下り、環状4号との合流点からは環4を北上。後はダイクマ近辺からいつもの裏道を走って帰った。
 柏尾川沿いは、まあまあまったりしていていいのだが、環4の原宿交差点までの区画が、ちょっときつい。車が多く、かなりの上り坂になるからだ。しかし、原宿の先、深谷を過ぎてからは、真新しい、広い道が続いている。路側帯が広く、それこそトライクでも快適に走れそうな道が続く。ナイトライドでもあまり不安を感じることの無い道だ。
 これからの時期、日がどんどん短くなってゆくが、ナイトライドもちょっと良いかもと思った。きつい場所は適切に迂回できればいいのだが。

やっとPalm離れできる(一応)

09時27分 デジタルギミック 天気:くもり

 EM-ONEを買って以来、ネットへのアクセスは完全に移行してしまい、日本語タイプライターとしての役目も移行してしまっていた*1
 しかし、これでPalm離れできたわけではない。まず、誰もが感じているだろう、PDAとしてのWindowsMobileの出来の悪さ。このスケジューラのようなものだの、電話帳のように見えるものだのの一覧性の悪さは何事か。画面が圧倒的に広いというのに、必要な情報に簡単にアクセスして、一覧できるという点では、Palmの足元にも及ばない。
 でもまあ、僕の場合、仕事のスケジュールは会社のPCで管理しなければコラボ出来ないし*2、個人的なスケジュールも眦を上げて管理しなければならないほど立て込んでいるわけではない。電話帳も、どっちかというと携帯電話で管理できれば問題なし。
 というわけで、ほとんどの機能に関しては、EM-ONEでこなせるのだ。ほとんどは。
 問題なのが、keyringというパスワード管理アプリだった。アカウントとパスワードその他を一括して管理でき、ファイル自身は暗号化されるので機密性も確保でき、しかもパスワード生成機能まである。これが便利すぎて、他のほとんどを移行した後でも、パスワードばかりはPalmで管理していたほどだ。
 しかし、これではPalm離れできない。別にPDAとしてはPalmを使い続ければいいのだが、同じようなものを2つ持ち歩くのもあほらしいので、とにかく一時的にでも完全にPalmから離れたかった。やっぱダメだとなったら、PalmTXやら、その後継機やらを買おうと思う。
 で、前からtomboというファイル暗号化機能を持つメモアプリを導入してはいたのだが、暗号データの移行が面倒なので、ずるずる先延ばしにする始末。これではいかんと、keyring->メモ帳->PalmDesktop->ファイル化という手順で、なんとか移行できた。とはいえ、パスワード生成機能は無いし、本来はメモアプリに過ぎないのでフィールドを意識した管理もしてくれないしで、前に較べればかなりしおしおな環境だ。でも、これでとりあえずEM-ONEだけで生きていけそう。さらば、Palm。また戻ってしまうかもしれないが……。

2007年08月29日(水曜日)

雨のおかげで涼しい日

23時42分 暮らし 天気:雨

 雨の1日。夕方から職場の納涼祭が開かれることもあり、地下鉄通勤とした。
 久しぶりに30℃を大きく割る気温だったらしく、外をセカセカ歩いていても、汗ばむほどではなかった。
 納涼祭の後は、またお仕事でした……。

2007年08月28日(火曜日)

研修で缶詰

23時58分 暮らし 天気:くもり

 今日は日中は研修で缶詰、その後は押し詰まっている仕事を前に深夜まで残業だった。食事を作る暇が無かったので、吉野屋で牛鮭定食を食い、後は風呂に入って寝るだけ。
 また来週には余裕も出来そうだが。

2007年08月27日(月曜日)

ワールドコンいよいよ

22時02分 SF 天気:晴れ

 今週末からワールドコン2007が始まるのだった。アジア初のワールドコン開催ということなのでぜひ参加したいが、参加費が高額なのと、平日までは休めないのとで、土日の1日参加券で入場する予定だ。幸い、横浜市民割引というのがあって、パーティセクションなどには参加できない、各種のビハインドが設定されているなどの制限はあるものの、半額以下*1で入場できるのだ。しかし発行数に制限があるようなので、早めに行かないとね。
 とりあえず、ヒューゴー賞授賞式は見たい。

BD-1に薄型RD

10時15分 自転車 天気:くもり

 BD-1の内装ギア化は、ひとまず諦めた。しかし折り畳み状態を何とかしたい。それで考えてみたのだが、今のRDより薄いRDがあれば、前輪との干渉を緩和できるのではないか。
 で、調べてみると、いつの間にやらシマノのMTB系コンポに、新しいメカニズムのRDが登場している。XTグレードだとRD-M772という奴だ。これは従来のRDに対して、厚さを削減して、障害物とヒットする可能性を低減したというもの。旧XTに較べると12mm薄いという。僕のBD-1につけているのはRD-M751だが、大体同じくらい薄く出来そうに思う。
 12mmというのは大したこと無さそうだが、フロントハブを新型のナロータイプにすると、併せて20mm以上は削減出来そうだ。すると前輪の座りが良く、今よりもさらに畳めるようになり、それにリンクしたハンドルもより畳めるかもしれない。そうなると、今よりもずっとすっきりと畳めるようになる可能性がある。
 まあ、いくら頑張ってもBromptonに及ぶものではないと思うが、それでも今よりも改善できるのなら試す価値があると思う。
 Birdyにはまだまだ可能性がある。それをちゃんとしゃぶりつくしてやるぜ。

2007年08月26日(日曜日)

SatRDayでホームセンター襲撃

19時26分 暮らし 天気:晴れ

 今日はSatRDayに乗ってやろう。そう決めて、昼下がりにSatRDayを引っ張り出し、環状4号へと向けた。今日は境川を遡上しよう。と思ったが、寄りたいところがあったので、境川ではなくて環4に向かった。環4沿いの瀬谷の南辺りに、ホームセンターがあるのを思い出したのだ。セキサイダー2輪化用ゴムキャップを探すつもりだった。実は、最近ハンズやダイクマで探しているのだが、目当ての12.5mmサイズが無い。もう作ってないのかな。見当たらないので、困っていた。キャップが片方無くなっていて、輪行時に自立させると、少し不安定になっている。予備キャップもあるはずだが、どこかに行ってしまった。それを探してこようと思ったのだ。
 乗ると愉快なSatRDayで環4を北上すると、さっくり発見。ケーヨーデイツーという店だ。店内は昔のダイクマみたいな感じで、広い店内に俺様をわくわくさせるブツが点在しているという感じ。思わず、じっくり見て周ってしまった。もう、ハンズまで行く必要は無いな。
 しかし、肝心のキャップは、やはり12.5mmが無い。これ、もう製造して無いのかも。
 仕方ないな。これはキャップ以外のもので着底部を作ってやるしかない。アイデアはあるので、試してみよう。
 一度、海軍道路沿いに北上する。米軍瀬谷通信隊基地では、なにやら出店が出ていた。なにか催しがあった様子。
 R246の高架まで出てから、境川に入った。ここからは南下。強い向かい風が吹いているが、リカンベントのSatRDayならそれほど辛くは無い。むしろ楽しい。
 高鎌橋に掛かった辺りで、かなり暗くなっていた。一休みしていたら、初老のご夫婦から声を掛けられる。SatRDayに興味津々のご様子。一通り説明して差し上げた。やはりリカンベントは、こういう時に視線をひきつけるのが面白い。知らない人と話すきっかけになってくれる。
 ここで直帰しようかとも思ったが、もったいないので南端まで行って折り返し、それから帰宅した。

2007年08月25日(土曜日)

BD-1のハンドルを交換した

03時19分 自転車 天気:好天続き

 前から気になっていたのが、BD-1のハンドル。唯一、カーボン*1ハンドルなのだが、これがセンターがずれているという代物。どうしても気になったのと、もう少しだけ長いハンドルにしたかったので、またアルミ芯+カーボン巻きの適当なのを買った。
 幅は560mm。前は530mmにカットしてあったので、左右に少しだけ拡がることになる。Bromptonで長いハンドルの安定ぶりに目覚めたので、試しにBD-1も長くしてみようという魂胆だ。これで行けそうなら、EPICのものも長めのものに変えようかと思っている。
 さて、昼前にBD-1を引っぱり出し、換装作業を開始した。その前に、BD-1折り畳み更正委員会を開催し、その折り畳み状況をつぶさに観察した。
 まずリアディレイラーをローに入れ、折り畳み時の前輪との干渉ぶりを確認する。やはり盛大に干渉している。インナーに入れると多少は増しになるが、焼け石に水だ。
 すると、内装化して、RDを外せば改善されるのではと思うのだが。確かにそれを望めそうなのだが、僕のBD-1の場合、RDを外してもセキサイダーが間違いなく第2接触となる。セキサイダーを外すのは考えてしまう。確かにRDとセキサイダーがなければかなり畳めそうだが、セキサイダーの利便性は手放せない。うーん、ダメかな。
 もしもBD-1がもう1台あれば、内装ギア化した折り畳みスペシャルなんて考えてもいいだろうが。
 まあ内装化は諦めよう。ハンドルをさくっと交換して、やっと日が落ちてきた境川に向かった。例によって南下コースだ。
 一頃に比べると、まあまあ涼しくなってきた。特に夕暮れ時に気温が下がるようになったのはうれしいことだ。
 ハンドルを変えたBD-1は、やはり安定性が増したように思った。正確には、踏ん張りが効くようになったというべきか。ともかく、前に較べると、あまり腕に力を入れないでも、十分にBD-1を安定させられるようになった。
 久しぶりに長後のCoCo壱番屋に寄り、またこちらも久しぶりに飯田牧場にも寄った。飯田牧場では巨峰ジェラードを買った。後味爽やか。
 南端で折り返し、少し川岸でしおしおしてから帰宅した。

2007年08月24日(金曜日)

第1回神速折り畳み競技会

22時57分 自転車 天気:曇ってるよーん

 楽しそうじゃないか。もたもたした神速の早業をお楽しみください。
 多摩川辺りに集まってやってみたいな。出来るだけ折り畳みが難しい自転車を持ち寄って。
 しかし、Tikitの神速振りには笑った。

帰りに走ってみる

19時55分 暮らし 天気:まだまだ暑い

 今日は定時で退けたので、ちょっと遠回りして帰ってみた。
 R1を原宿交差点まで走り、原宿から境川の俣野近辺に出てみた。R1は結構アップダウンがあるのだが、原宿辺りへの登りは格別だった。
 境川に出てからは、いつものように南端まで行って折り返し、ちょっと川辺でしおしおしてから帰宅した。これからは水曜日と金曜日辺りは、これで距離を稼いで帰ることにしよう。

2007年08月23日(木曜日)

BD-1内装ギア化、か

22時34分 自転車 天気:雨のちくもり

 Bromptonの外装ギア化を考えているというのに、BD-1については内装化ですか? なんぼ世の中を舐めれば気が済みますか?
 まあまあ、ともかく話を聞きたまえ。ちゃんとした理由はあるのだ。
 Bromptonに関しては走行性能を上げたい。また軽量でいたい。そのためには軽量でかつ10段までの多段化が見込める、ロードハブを使った外装ギア化が美味しそうなのだ。もちろん、折り畳みサイズを犠牲にしないことが前提だが。
 一方で、BD-1に関して許せないことは、その折り畳み時のすわりの悪さだ。BD-1オーナーなら気にならないだろうか、なんだか微妙に畳みきれてない点が。特に許せないのが、前輪とリアディレイラーの干渉だ。このせいで折り畳み時の幅が広がり、輪行の際にもいまいちハンドリングが難しいのだ。
 恐らく、基本構想としては、BD-1*1は前輪が後輪と平行になる位置まで畳めるようにするつもりだったのだろう。そのためにはリアフレームの左への偏向を強めなければならないのだが、走行中の悪影響を抑えるにはそこそこの偏向で納めるしかなく、そのためにフロントホイールとの干渉が強く生じることになった。その結果、あんなおさまりの悪い折り畳みになってしまったのではないか。
 しかし、R&M社自身は、内装ギアを推すことでこの点を緩和するつもりに見える。内装ギア化すると、リアディレイラーが不要になるので*2、一番のガンであるRDとフロントホイールとの干渉を緩和できるはず。すると折り畳みサイズも縮小でき、収まりよくなるのではないだろうか。
 というわけで、BD-1のインター8化に興味がある。テンショナーが干渉してしまっては意味が無いが、それが少なければ、BD-1の折り畳み状態をスッキリさせることが出来るかもしれない。
 内装ギアとなるとインター8だが、SRAMのカーボン多用8段モデルも気になる。RD位置調整などの小細工を試みて、それで効果を望めないと分かったら、思い切って内装化してしまうかも。

2007年08月22日(水曜日)

夏風邪でダウン->急回復

20時25分 暮らし 天気:晴れのち崩れる

 さて火曜日の顛末。
 朝、なんだかエアコンが効きすぎているような気がした。寒くて何度も覚める。が、面倒で寝床から出ることなく、そのまま朝まで眠り続けた。
 会社に出てから、くしゃみが止まらない、熱が出てる気がする。でもって、会議の類を半死半生で潜り抜けてから、久しぶりに速攻で帰宅した。水曜日以外では久しぶりだわ。
 帰宅して、寝床に入ったら速攻で寝てしまった。あまり眠いというわけでもなかったのだが、かなり消耗していた模様。そして目覚めると、もう明け方。しかしまだ頭が痛いので、そのまま寝たり目覚めたりを繰り返しつつ、朝を迎える。今日は久しぶりに病欠となった。電話を入れておく。
 そのままばったり寝入って、しかし今度は急上昇する室温に寝汗を掻き始めた。その不快感に何度か目を覚ましかけるが、結局は昼前まで眠り続ける。14時間くらい寝ていたかな。
 それくらい寝たところで、水を飲むために寝床を抜け出すと、頭痛は去っていた。汗を掻きまくったのが功を奏したか。
 そのままくそ暑い昼間はぼんやりしていたが、夕刻になるとようやく頭がスッキリしてきたので、ちょっと運動。MasterXLを境川に走らせた。夕刻の川べりで、しばらく黄昏ていた。するとおどろおどろしい雲が掛かり始め、雨粒がパラパラと降り始めたので、慌てて帰宅した。
 今年は暑すぎて夏風邪の付け入る隙が無かったのだが、ちょっと気温が下がるとこれだ。部屋が狭くてエアコンが効きやすいのも考え物なのだ。

2007年08月21日(火曜日)

夏風邪みたい

20時16分 暮らし 天気:なつい

 いかん、やられた。なつかぜだ。

2007年08月20日(月曜日)

目が痛すぎ

22時49分 暮らし 天気:相変わらず好天

 昨日、かなり日差しの強い中を走った結果、少々目を傷めてしまった。目がしくしく痛んでかなわん。サングラスはしてるんだけど、比較的上下幅が狭いタイプなので、上の隙間から紫外線が入ってくるみたい。新しいのを買わねばだわ。

2007年08月19日(日曜日)

荒川に遅刻気味に参加して、おまけに境川も走る

21時38分 自転車 天気:普通の夏くらいに暑い晴れ日

 朝は6:30に起床予定だった。今日の荒川オフに参加するつもりだったのだ。
 なんだか楽しい夢を見た後、ふと目覚めると7:40。もう湘南新宿ラインに乗ってなければならない時間だ。寝坊しちゃいました。楽しい夢の正体は、たぶんなり続ける携帯電話の起床チャイムに触発されたものだろう。
 慌てて飛び起きて、しかしもう慌てても仕方ないと思い直し、じっくり準備をしてから出掛けた。Bromptonを立場から、戸塚経由で赤羽まで、フルに輪行した。赤羽から荒川に出て合流するつもりだった。落ち着いて出掛けたくせに、カメラは忘れていたという体たらく。
 赤羽で降り、荒川に向かう。向かっているつもりだった。でも、なんだか太陽に向かっている気がした。この時刻だと微妙に南東方向だ。おかしいと思い、PSP+GPSで現在位置を調査すると、道順を間違えていることが判明。なんとか荒川方面に軌道修正して、いつものサイクリングロードに合流できた。
 最初の休憩地点での合流には失敗したが、次の虹の広場で追いついた。Bromptonではかなり頑張った速度で走り、向かい風もあってかなり消耗する。
 次の休憩地点まで、(あ)氏、ASAKO女史らにいじめられながら走る。今日は微妙にロード系が多かったので、微妙につらい。向かい風はつらい。
 そんな風に消耗しながら走ったので、昼食後には葛西臨海公園駅からの速攻輪行帰宅に決する。みんなを見送り、少し旧待合所で休んでから、予定通りフル輪行で帰宅した。
 だが、さすがに物足りない。日も傾いて涼しくなってきたので、自転車を替えて境川に出掛けることにした。久しぶりにSatRDay Mk.2だ。境川南下コースは当然向かい風だったが、リカンベントならそんなに辛くは無い。
 南端の休憩所で涼んでいると、急に涼しい風が吹き始めた。これがまたいい感じで。しばらく横になって、夕涼みしてしまったくらいだ。ウトウトとしているうちに日が暮れかかる。
 少し北上し、川岸で写真を撮ったりしながら、なんとなく黄昏ていると、かいち氏に声を掛けられた。稲村ガ崎~大磯辺りをうろついてきたそうな。しばらく雑談して、きっとかっ飛ばすであろうかいち氏を見送り、それからとろとろと帰宅した。
 来週は、SatRDayでどこかに出掛けよう。涼しくなっていると良いなあ。

2007年08月18日(土曜日)

新SPD-SLを試す

20時03分 自転車 天気:涼しい

 エアコン不要なくらいに涼しい日になった。猛暑も一段落か。
 でも平日の寝不足解消のために昼前まで寝てしまい、今日辺りは鎌倉の近美にでも出掛けるかいと思っていたのも果たせず、ゴロゴロする一日になった。
 夕方、そういえば新型SPD-SLペダルを買ったんだと思い出し、これを試すべくMasterXLで出動した。
 買ったのはPD6620で、ULTEGRAグレードの最新型だ。クリートは従来のものと共通。左のR600*1と較べると、クリートを引っ掛ける先端は狭くなり、代わりにペダルのボディ部は広く、かつ踏み面が金属製になっている。削れ易いプラスチック製踏み面だった旧型ではガタが出やすかったが、その解消を狙ったものだとか。
 これで走ってみると、確かにガタは無い。旧型はひねるとコチコチと音がしたものだが。しかしボディが広がった恩恵はそんなに感じない。ワシのようなパンピーには恩恵が無いのかと腐っていたが、ある時にダンシングで踏み込んでみて、クリートが外側に向かって沈み込まないのを発見。旧SPD-SLでは、ボディプレートとのガタもあって、結構沈みを感じたものだ。それは確かに解消されている。多少の恩恵はあった模様だ。
 途中、なんだかかいち氏を見かけたような気がしたが、すれ違ったのでどうしようもなかった。そのまま南端の休憩所で一服する。MasterXLのコンポを、そろそろ10速化しようかなと思いつつ、愛でる。しかし、シマノの最新コンポは、この細いフレームにはいまいち合わないのだ。
 例によって、帰りに川岸で黄昏てから、帰宅。

2007年08月17日(金曜日)

雨にやられた

22時57分 暮らし 天気:くもり一時雨

 会社からの帰り。駐輪場から自転車を引き出し、空を見ると、なんだか雲行きが怪しい。少し急いで家に向かっていると、雷鳴が遠くから響き始めた。それどころか、次第に近くに寄ってくる感じもある。これは危ないと思い、大急ぎで帰宅した。
 幸い、雨には降られなかった。が、あまりに急いだので、夕食の買出しに行けなかった。近場で済ませようと思い、コンビニに向かっていたら、とうとう雨が降り始めた。部屋を出たばかりだったので、すぐに取って返し、傘を差していった。が、この雨、コンビニから出た頃にはすげえ勢いになっている。傘を差していてもあまり意味が無く、足元も背中もずぶ濡れになって帰っていった。
 ようやく、夕方には夕立もある、ふつうの夏が戻ってきた感じがする。こんなに濡れるのはゴメンだがな。

2007年08月16日(木曜日)

EM-ONE単独でYouTube視聴

23時04分 デジタルギミック 天気:晴れのちくもり、ところにより不快な雨

 今日の帰路は地獄だった。ただ暑いだけでもきついというのに、気象の神めは何を血迷ったか、雨まで降らせやがったのだ。気温が下がるほどに降ればともかく、さっと不快指数を上げるだけの量が降ったきりだ。雨具を着て帰ったが、まるでサウナスーツだった。不快極まる。
 さて、最近はまっているのが、EM-ONEでのYouTube視聴。一応、Operaでも視聴できるのだが、ハングアップしたかのごとき重さになるので、実用的ではない。
 そこで、EM-ONE flvでググる*1と、TCPMPと連携しての視聴法がヒットする。TCPMPはニコ動の大サイズファイルでも再生に問題ないくらい、高性能なアプリだ。これと、クリップボードにコピーしたURIからflvファイルを自動でダウンロードし、TCMPMをキックして引き渡すスクリプトとで、ウェブブラウザと連携させるのだ。
 スクリプト数種とTCMPMをセットアップし、見たい動画があるYouTubeのURLをコピーし*2、スクリプトを起動する。するとまずファイルをダウンロードしてから、再生が始まる。EM-ONEなら自力でのダウンロードに問題ないし*3、ストレージもminiSD2GBがあるので十分だ。CLIE並みのデバイスで、自力での動画ゲット&再生が出来てしまうとはなあ。さすがに5MBのファイルをWillcomでゲットするのはつらいので、こういうのはイーモバイルの独擅場だと思う。
 というわけで、ツールの過去動画を見まくっている今日この頃です。

2007年08月15日(水曜日)

Brompton外装化検討

22時05分 自転車 天気:暑い……

 んんー??*1 Bromptonのリアエンド幅って126mmよりさらに狭いんだっけ? なら、単純に現用ロードハブをナロー化しただけではダメかも知れんな。
 って、BikeEの改造も手を着けて無いのに、もうBrompton改造かよ! しかし、使用頻度から考えると、Bromptonの方がずっと重要なのである。やはり3段ではつらい。アンドリュー・リッチー氏はこれで十分といいたいのだろうが、僕が直面している現実の前には、面識の無い英国人の思想など大した意味を持たないのである。坂を上れない、快適なギア比を得られない、といった問題を解決すべく、外装化を考えているのは以前からのことだ。
 ギア比が足りないというのならば、もっと多段な内装変速ハブを使えばいいともいえるが、そうすると重いBromptonがさらに重くなってしまう。平地では転がせるのでさほどのことは無いのだが、階段を持って上がるのに大変な思いをさせられてしまう。なにより、畳んだ状態での持ち運びに難儀することになりそうだ。
 なら、重量を稼げる外装化かと思う。外装化の場合、リア変速機系の重量減が、変速レバー、ケーブルの重量増を吸収して余りある。むしろ、2、300gは軽くなりそう。その代わりに(シマノロードハブなら)10*n段のギアを得られる。
 難点はチェーンラインか。チェーンラインによっては、内外数段は使えないかもしれない。またチェーン脱落が激しくなる可能性もある。まあ、他の外装ギア化事例を見ると、そういった制限は全面には出てないようだが。
 リアエンドが126mmより狭いと、ハブをナロー化しただけではダメかも。2、3ミリの差ならエンドを拡げる必要も無いかもしれないが、もっとあるとインター8化のようにエンド拡幅の必要も出てくるかもしれない。
 外装化する場合のギア比は、ロードギアなら12-27Tを使っても超クロスレシオになるだろう。逆にレンジ全体が狭くなり過ぎそうなので、フロント2枚も考えねばならない。そうすると、チェーンラインがさらに厳しくなるだろうな。もしかしたら、MTBギアを使って11~34Tにした方が良いかもしれない。そうすると、フロントはCapreoの45Tのまま、レンジ自体は十分に稼げる。ギア比はややワイドレシオになってしまうが。Bromptonにはこっちの方が相応しくも思える。
 というわけで、総合的に判断して和田サイクルに相談することにした。こういう事例が豊富なのは和田サイだろう。IKDも外装化事例があるようだが、正直高崎は遠いのよ。もしも他の手段*2をとるというのならIKDに相談しよう。

2007年08月14日(火曜日)

熱死の危機

22時55分 暮らし 天気:かなりクる快晴

 いやあ、暑いねえ。エアコンが効いているはずの室内から、ブラインド越しに外を眺めているだけだというのに、じりじりと焼かれる感覚がある。外回りの営業さんなんてたまらんだろうな。体が乾いてゆく感覚があるので、水分は意識的に多く摂らねばならない。
 この分では、たとえ土日と晴れても外出する気にはなれない。延び延びになっていたPCの再構築をやっちまおうかな。

2007年08月13日(月曜日)

朝から灼熱地獄

23時03分 暮らし 天気:なにもいう気になれない快晴

 夏も真っ盛り。空は青いし日差しは強い。朝も家を出た途端に焼かれ始め、会社に着いた頃には汗でぐしょぐしょになっている。せめて雲があればいいのだが。異様に涼しかった七月が懐かしい。
 今週末は荒川サイクリングで、僕も暇なのだが、どうしようかな。こんな暑いと頭が茹で上がって死んでしまうかも。行くにしてもBromptonでさっと行ってこよう。

2007年08月12日(日曜日)

サガミのバーゲンその他買い物

20時31分 自転車 天気:快晴

 今日こそはサガミのバーゲンに行かねばだわ。しかし猛暑に負けて、昼下がりまで引きこもるワタクシだった。
 さて14:00過ぎ頃、Bromptonを立場駅まで走らせ、輪行で関内に向かった。Bromptonもちょっと汚れが目立ってきたので、そろそろチェーンを洗わねば。
 関内駅から山下公園に走り、バーゲン会場に向かった。Bromptonは折り畳んで、入り口の脇に置いた。
 場内は以前よりも物の置き方に配慮したようで、通路も広くなって快適だった。ざっと見て、新型SPD-SLペダルが安そうだった。6620が6900円、同SLグレードが7500円。7810が15000円。絶対性能ならデュラだが*1、値段差を見てアルテに引かれる。SLグレードも、ペダルに関しては色違いでしかない。
 EM-ONEでサイクルベースあさひを参照して、値段を比較してみた。いずれもかなり格安な雰囲気。よし、6620を買っておこう。
 さらに、やはり相当に安そうだったバーテープを2本持って、レジに向かった。ここで驚愕の事実が。なんと外税表記だったのである。いまどきこれは無いだろう。しかし、それでも安いものは安いので、これらを買っていった。
 次に立ち寄ったのがGCS。Bromptonのパーツが欲しかったのだが、ほとんど置いてない。おしゃれ重視の、改造派には使い出が無い店になったよなあ。まあ言えば出てくるのだろうが。
 山下公園に立ち寄る。あまりに暑いせいか、人通りは意外に少なかった。驚いたことに、横浜側にあった自販機コーナーが、ローソンに化けている。ハッピーローソンという新展開の店のようだ。これは嬉しい。
 さて、Loroに寄って帰ろう。しかしLoroを探すのに四苦八苦する。この辺、最近の再開発で、すっかり土地勘が無くなってしまった。結局、みなとみらい線の駅から素直にたどればよかった。
 Loroで、新型Birdyに着いている新型ナローハブを発見。フランジ間だけ短縮したものだ。これでBD-1の収まりが良くなるかと思い、店員に聞いてみたが、正直にも『気のせいくらいの差です』と返って来た。ううむ、それではつける意味がないか。
 ついでにBromptonのリアフレーム固定金具を尋ねると、今は切らしているが、コンスタントに入っているらしい。別に取り付け穴を広げるだけで、純正Bromptonにも取り付け出来るらしい。やはり2Fの自室に持って上がるときなど、リアが勝手に折れるのは困るからな。
 横浜駅まで走り、輪行で帰宅した。

2007年08月11日(土曜日)

またしてもMR-4Fで

20時27分 暮らし 天気:晴れなんだよな

 今日明日と、山下公園の近くでサガミのバーゲンがある。行ってこようかなと思いつつ、外の暑さに出るのを渋っていたら、もう夕刻になってしまった。結構早起きしたのにな。自走を目論むからいかんのだ。輪行で出掛けよう、明日な。
 これでは運動不足なので、夕方にまたしてもMR-4Fを持ち出した。今日も外は暑い暑い。黙っていても汗がダラダラと流れる。
 帰路、川岸でEM-ONEを使っていたら、背後を通過中の中学生集団が『DSだ』などと申す。これはそんな玩具ではないのだ。もっと高度な玩具だよ。何がどう高度なのか説明できないが。

2007年08月10日(金曜日)

久しぶりにドロップハンドル

18時55分 暮らし 天気:相当の晴天

 このところ、ずっとBromptonばかり乗っていたので、いい加減にロードバイクの乗り味を忘れてしまった。というわけで夕刻、MR-4Fで境川に向かった。微妙にロードバイクではないが、ロードっぽい自転車ではある。
 久しぶりのMR-4Fは、左右の剛性の無さを除けば、やはり良く走る自転車だ。Bromptonの20km/h巡航の世界に対し、概ね27km/h前後が巡航速度行きになる。使えるギアが多いっていいな。
 サイクリングロード南端で折り返すと、途中の川岸でしばし黄昏てから帰宅した。

2007年08月09日(木曜日)

横浜に帰還

19時16分 暮らし 天気:こっちでも晴れ

 空路、横浜に帰った。空の旅は手っ取り早くて快適なのだが、エアポケットに入ったときの失重感が耐えられない。自分で操縦桿を握っているならば別だろうが。新幹線の料金がもっと安ければねえ。

2007年08月08日(水曜日)

墓参り&Bromptonの危機

21時43分 自転車 天気:快晴

 ようやく墓参りを果たした。午前中に母とタクシーで山に登り、さっと引き返す。まだ盆本番ではない。
 モリスで昼食を取った後、広島に出掛けてきた。Bromptonで、川沿いをさっと走ろうという作戦だ。広島まではJRで輪行。
 広島駅で降り、展開したBromptonを走らせて行った。広島市内の歩道は広いので、歩道をぽたぽた走っていたのだが、この路面に様々な加工がされており、振動が大きい。どこかガチャガチャするなと思いつつ走っていた。
 いくらなんでもなりすぎと思い、あちこちを点検してみると、なんとキャリアの支持棒が外れているのを発見。ボルトは脱落してしまっている。これはヤバイ。広島ポタもそこそこにする。一応、観光資源の原爆ドームだけは見ておいた。
 呉まで戻り、ホームセンターで適当なボルト、レンチを買い、応急修理をしておいた。まあ横浜に戻るまでは大丈夫だろう。しかし、これはもっと長いボルトに換えるなどして、本格的に対応しなくてはな。

2007年08月07日(火曜日)

鉄のくじら館に行ってきた

20時46分 天気:快晴

 さて、もう1ついっておきたい場所が、地元呉に出来た鉄のくじら館だ。正式名称は海上自衛隊呉史料館だが、ドンと置かれた潜水艦のインパクトもあって、鉄のくじら館の愛称こそが相応しい。
 中通りのモリスで中華そばをいただいた。おやじは好調らしく、味は往時のそれに戻っている。
 宝町まで走り、YouMeの駐輪場にBromptonを止めておいた。そのYouMeから見える鉄のくじら。凄いインパクトだ。
 館内へは、この鉄のくじらの真下を通り、入ってゆく。1Fはイントロダクションで、2Fから掃海戦、潜水艦戦などを中心とした展示スペースになっている。花形の水上戦は横須賀に譲ったのだろう。展示スペースはかなり広く、海自が遂行する任務、装備の概要が分かりやすく展示されている。
 さて、最大の売りの潜水艦内部へと入ってみよう。鉄のくじらの旧名はあきしおといい、海自の涙滴型潜水艦最終世代に属する艦だった。館内に入る前に、ヘルメットを被るようにとの記述があるのだが、ヘルメットなんてどこにも見当たらない。実はずっと後方、本館の奥に並んでいたのだが、そんなの気づかないよ。
 ともあれ、ノーヘルで恐々と奥に入っていった。見学できるのは、概ね発令所から後ろ、数ブロック分だけだったが、潜水艦の内部に入れるというのは面白い。内部は想像以上に狭い。特に海自の旧世代潜水艦は、複殻式といって2重構造になっていたため、余計にスペースが狭かったようだ。そのせいか、最新世代ではほぼ単殻式、つまりほぼ外寸そのまま使用できる形式に改められている。
 これは厨房。一部ではなくて掛け値無しに全景だ。もっとも、在庫品は食堂の座席下などに収められていたようだが。
 ほぼ全館撮影可能であるのに対し、唯一制限されているのが発令所。狭いが機能的にまとまっている。座席がほとんど無く、操舵士2名分の席があるきりなのが興味深かった。基本的に、ほぼ全員が立って業務を遂行するようだ。中央には潜望鏡が2本。前方が夜戦用のナイトスコープ装備の太いもの、後方は昼戦専用のものだという。さらに後方への通路に沿って、通常は使用しないレーダースコープが設置されている。そして潜望鏡スペースの真後ろが航海士官用のスペースだ。海図室は別にあった。
 真下は水雷室だが、床の一部がガラスに差し替えられて見下ろすことも出来た。
 その後、大和ミュージアムも見て、呉ポートピアパークで和んでからから帰宅した。次はもっと時間を取って、見学したいものだ。

2007年08月06日(月曜日)

周防大島に行ってきた

22時26分 天気:晴れだが、意外に雲量大

 周防大島は岩国の南辺りに浮かぶ大きな島だ。江田島や小豆島に較べれば知名度は低いと思う。が、瀬戸内で3番目に大きな島でもある。1周するのにちょうど良さそうなサイズだったのと、郷里の呉からJR1本で行けることが分かったのとで、一度足を運んでみることにしたのだ。
 朝5:40くらいに呉を出る、新山口*1行きの電車に乗った。これで周防大島の玄関口、大畠まで直通する。便利なもんだ。
 大畠駅までは2時間の旅だった。駅でBromptonを組み立てると、駅近くのコンビニで補給食と水を仕入れておいた。今日も暑くなりそうだ。
 橋の袂までエイコラと登る。我がBromptonのローギアは十分軽くしたつもりだが、それでもきつい坂道は堪える。
 周防大島に掛かる大島大橋は、全長1km超の長大な橋だ。通行料は無料。自転車は歩道を走るのが無難そうだが*2、その歩道は自転車のすれ違いさえ難しい狭さだ。だが、わざわざ徒歩や自転車で渡る人は居ないのか、行きも帰りもすれ違いは無かった。
 この島、サイズは大きいのだが、とにかく平地が狭い。瀬戸内の島なんて、かつての山の頂部が突き出しているだけなのだから、必然ではあるけれど。そんなわけで、この島を一周する間、延々とアップダウンをこなさねばならない。
 島は反時計回りに走った。メインストリートは北岸に走っている。南岸は細めの車道が続いているだけだ。だが、いくつもの集落があり、それなりに栄えていた形跡もある。
 途中で見かけた小学校の校舎。現役らしい。色合いと風化具合が素晴らしい。
 南を周る場合、海に突き出した~崎を経由することが多い。そんな場所は山越えになることが多かったので、想像以上に消耗していった。それでも、出来るだけ海沿いに走り、ショートカットは避ける方針で臨んだ。
 途中、橘地区でへんてこな発射台風の場所を見かけたが、ここはウィンドパークなるハンググライダーの練習基地らしい。橘地区のメインストリートは1.5車線の細い道だが、左右に店が立ち並んでおり、島では珍しい光景だった。
 しばらく走った竜崎。ここには温泉施設があるのだが、なんと月曜定休。一休みできない。消耗し始めていたので、大休止を取りたかったのだが。結局、この竜崎は袋小路になっており、一度引き返さざるを得なかった。
 その東にある立岩という、いかにもな景勝地。足元にお堂があって、なにやら祈願するとご利益があるとか。
 周防大島の真南には、沖家室島*3という小島があり、ちゃんとが架けられている。下調べした時には、こんな島に橋を架けるなど、なんて無駄遣いだと密かに思っていた。しかし実際に足を運んでみると、想像以上に家屋が並んでおり、これは確かに橋を架けたくもなると思った。
 店の類はほとんど見当たらないが、東に走るとかつての中学校跡地があった。ここで小休止。暑さと意外なアップダウンが足に堪え始めている。もう60kmくらい走っていた。
 ちょっと戻った辺りに、江戸幕府の高札所跡があった。高札というと、なにやら家型の札がそろりと立っている様を連想するが、実際にはこんな大きなものだったらしい。考えてみれば、新たに公布された法令を周知させるためのものだったわけで、場合によっては長大な法令の全文を掲げなければならなかったろうから、このサイズになるのも当然のことだったろう。
 橋を戻り、さらに走ると、片添ガ浜という大きな海水浴場に出る。平日だが、かなり賑わっていた。しかし、この先は南岸を行く道が無いようだ。完全周回を諦めて、目的地の陸奥記念館まで北岸を行くことにした。ってか、それくらい事前に調べておけよ。
 北岸に出ると、メインストリートのR437を延々と走り続けた。道は良いので、それなりに捗る。しかし暑さと空腹で、だんだんとハンガーノックの心配も出てきた。どこかに適当な食事所は無いものか。なんてことを考えながら走っていったら、結局は陸奥記念館に着いてしまった。
 まずは併設のなぎさ水族館に足を運んだ。びっくりするほど小さな水族館で、展示室が1室、魚介類に直接触れることが出来るふれあいスペースが1室、これで全てだ。
 展示されているのは、その辺の漁協から仕入れたと思しき地物の魚ばかり。イソギンチャクだのヒトデだのを除くと、地元の民宿の食卓に登場するに違いない魚介類ばかりだ。唯一、クリオネが目玉として鎮座している。が、全長10mmくらいの、想像以上に地味な生物であった。
 ふれあいスペースでは、そうした地物の魚介類*4が、浅いプールに入れられて、子供たちの猛攻をやる気無さそうに耐え忍んでいた。
 なんというか、このほのぼの具合は癖になるかもしれない。僕のようなパンピーではなくて、水族館マニアこそがはまりそうな雰囲気が感じられた。いやでまかせだがな。
 陸奥記念館の方は、WW2戦後に引き上げられた陸奥の遺品を中心に、陸奥ゆかりの品を展示してあった。それなりに見応えはあった。
 しかし、事前情報で見かけた、陸奥遺品の備砲類はどこに? おなかが空いていたので、野菜ジュースを摂取した後、記念館を出発した途端、少し戻った駐車場から小公園を発見。そこに備砲が鎮座していた。
 陸奥両舷に並んでいた、14サンチ副砲。WW2の頃に、大時代なケースメート型砲塔に意味があったのだろうかと思っていたのだが、設置スペースが小さく、駆逐艦をアウトレンジするには十分な性能を持っていたという意見を目にした。
 この時点で13:00過ぎ。大畠17:10発の広行きに乗れば、一本で帰れる。それを目指すには、昼食時間込みで考えれば、もう戻らなければならない。ちょうど島の東端に来ていたので、ここから北岸を走って戻ることにした。
 そろそろハンガーノックの危険性を意識しつつ、なんぞ昼食場所は無いものかと探していると、道の駅を発見。食堂のメニューを見ると、さっき水族館で見かけたような地物の魚を使った定食がうまそうだ。
 食堂に入り、食券を買うように指示されたので、なんの気なしに食券を買い求めた。肉うどんの。ガーン! 肉うどん病が出ちまった。拙者、疲れていると、なぜか肉うどんを食いたくなるのである。なにかに操られるように、肉うどんに走ってしまった。まあいいか。
 肉うどんで少し回復した後、道の駅で買い求めたみかんの生ジュースを飲みつつ、しばし寛いだ。
 ここから大畠までの道行きは、行きの南岸に較べれば少しマシだ。南岸ルートが特に悪かったわけではないが、やはり突端部を周る度に登りがあるのはきつい。北岸も同様だが、突端部が少ない分、上り下りも少なくて済んだ。
 橋まで戻ってきた時点で、走行距離はとうに100kmを越えている。事前の見込みでは70km程度だったのだが。見積もりが甘すぎた。
 橋を戻り、大畠には16:15くらいに到着。近所のコンビニで、ビールとおにぎりを買い求めた。もう走らなくて済む。
 ビールをやりながらおにぎりを片付け、適当な時間にホームに入った。待ちながら、かなり強い眠気と戦う破目になった。うーん、もう少し頑張れば、車中で寝ていられる。そうして時計を見ながら、数分おきにウトウトしていた。あと5分後になったのを確認し、また目を閉じた。そしてふと時計を見ると、17:12。うん、17:12。列車到着時刻は17:10だよな。
 ――――――
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 ま、まあ、また次の広島行きを待てば良いさ。広島乗換えだが。ははははは、は………。
 アクシデントはあったが、この衝撃で眠気も揮発したおかげもあり、その後は難なく実家に帰りつけた。
 今回の周防大島行きは、時間が無さ過ぎたこともあり、観光してきたという気分ではない。やはり1泊で周らないとダメだな、ここは。

2007年08月04日(土曜日)

兄宅訪問

23時51分 自転車 天気:晴れ(猛暑)

 朝は10:00くらいまで寝ただろうか。夜が早かったので、9時間くらい寝た計算になる。うう、寝過ぎた。
 昨日のうちに、広島市に住む兄に電話しておいたので、今日は遊びに行くことにする。姪たちはバレエの練習とやらで居ないんだとか。
 呉線で広島まで出て、Bromptonで概ね大田川を遡って行った。車道はトラックが多かったので、概ね歩道を走る。歩道はまあまあ広かった。
 兄の住むマンションに到着した。エントランスに入り、住民リストで兄の*1姓を確認し、呼び出そうと考えるが、なぜかためらう。代わりに携帯電話をかけて、来てもらうことにする。
 しばらく待つ。なぜか兄は来ない。携帯が鳴った。エントランスにおらんではないかという。確かに居ると伝えると、なにかピンと来たようで、迎えに行くという。
『もう一軒、似た名前のマンションが出来たんだわ』と、兄。
 半信半疑でエントランスを出ると、向こうの方からやってくる兄と出くわした。同シリーズの、別のマンションにきてしまっていたのだった。いやあ、さっきエントランスから直接呼び出さなくて良かった。なんとなく道順が違うような気がしていたのだ。
 兄の家に御邪魔すると、兄嫁も居たので三人でおしゃべりする。お土産のフライケーキは、オーブンで焼きなおすと大層美味だった。
 兄一家でも自転車は便利に使われているようだ。僕がやったHardrock号は、今は兄の運動不足解消用に使われているようだ。
 みんなでしまなみ海道に行きたいねえと話す。姪らには秋休みがあるので、今は秋にでも旅行に出かけやすいそうな。本気で考えてみよう。
 Hardrock号のギアチェンジがいまいち決まらないということなので、帰る前に調整を試みた。フロントがよろしくないという。
 アウター側はチェーンが擦れているものの、あまり使わないのでまあいいとして、インナーが決まらないのが困るらしい。調節ボルトをいじって、インナーは決まるようにした。アウターは調節ボルトの調節幅一杯にしても決まらないので、ワイヤを外す必要がある。しかし工具が無いので諦めた。実用的には問題無いでしょう。
 兄宅を辞し、また太田川を下って広島駅まで戻った。川沿いにはなかなかよさげな遊歩道があった。
 広島駅でBromptonを畳み、さっと帰宅した。Bromptonの折り畳み性能は素晴らしすぎる。

帰省しました

22時48分 暮らし 天気:いい天気だ

 さて、帰省しなくちゃだわ。
 荷物をまとめ、昼食を取ってから、Bromptonを立場駅へと走らせた。地下鉄と京急を乗り継いで、羽田空港へと向かう。台風は見事に通過してしまったので、平穏な飛行となるだろう。
 羽田14:45発広島行きに搭乗予定なのだが、使用機体が未着で10分ほど遅れるという。まあ大したことではあるまい。スケジュールに余裕があるので、おおらかな気持ちでANAに慈悲を垂れてやる俺様だった。
 飛行中、Bluetoothとはいえ電波を使用する機材ではあるので、お得意のPlantronics攻撃を控えざるを得なかった。代わりに備え付けのヘッドホンを使って、機内放送を聞いてみた。耳の穴が倍に拡がりそうだ。早々にあきらめて、窓から雲の観察に努めた。
 広島空港に着き、荷物を受け取ってからゲートを出た。呉行きのバスの時刻を確認すると、今さっき出たばかりと判明。次は1時間以上後だ。使えない奴め。
 少し考えて、広島駅行きのバスを使うことにした。これでJRに接続する方が早い。荷物室にBromptonを放り込み*1、広島駅に向かった。夕方は単線の呉線も本数が多いので、18:00前には呉に帰省できた。
 さて、明日は広島の兄宅*2にお邪魔しようと思う。

2007年08月03日(金曜日)

帰省準備は軽量に

23時46分 暮らし 天気:なかなか好天

 明日からの帰省準備なんて何一つできてないので、会社を定時退勤してから、大急ぎで準備開始。
 BromptonとSバッグは、いつものお出かけセットで決まりだ。でも工具は背負って行くバックパックに移しておいた。Sバッグの方は機内持ち込みするからだ。
 背負って行くものは、着替え類と電子機器類。重くなるし、短期ならSigmarion3で十分代用できるので、Libretto L3は置いて行くことにした。代わりにSigmarion3に加え、EM-ONE、NX80Vを持って行くことにする。おまけにPSPまで持って行く。しかしこれだけバックパックに入れても、それほどには重くない。昔は暇つぶしの本、CD、CDプレイヤーにノートPCで、死にそうになりながら帰省したものだが。
 ざっと荷物を集め、後は明日出発前にまとめることにする。

2007年08月02日(木曜日)

暑くて不快な朝

22時58分 暮らし 天気:晴れのうちに入るようだ

 明け方、ふと目覚めると、なぜか雨音が。それも、結構な雨量の模様。今朝は雨の中を走るのかと思った。
 ところが、家を出る時には、もう雨が上がってるじゃあーりませんか。しかも日が照り始めている。おかげで蒸し蒸しと、いやな湿気の漂う朝となった。雨は上がったので、当然自転車だ。うんざりするほどに汗をかいた。
 しかしまあ、どうせ暑いのなら、からりとした暑さを期待したいものだ。

2007年08月01日(水曜日)

台風発生中

22時05分 暮らし 天気:晴れといえば晴れ

 出たよ出たよ、台風5号。ちょうど帰省する週末に掛けて、西日本に襲い掛かる算段だそうな。とほほ、飛行機飛ぶかな。
 帰省前に荷物を送っておかなくちゃだわ。