Strange Days

2007年01月09日(火曜日)

今年の自転車情勢

08時58分 自転車 天気:晴れ(しだいに雲量増大)

 つまり、なにか買うのかという件について。
 結論から書くと、大物は買わないだろう。カーボンロードがどうのとか、Fujin SLに萌えだとかあるにせよ、すぐに買う気は無いのだ。手許の自転車たちに手を入れるのが先だな。ということは、10速の世界への突入はまだ先だわ。
 BikeEの外装化はパーツが揃っているから良いとしても*1、問題はSatRDayの軽量化か。さすがにキャリア込みで15kgに届こうかという自転車を、頻繁に輪行する気にはなれないのだ。トラベルケースを使う長駆輪行*2なら問題にならないとはいえ、軽いに越したことは無い。
 コンポ変更で軽くしていっても、1kg減らすのさえ難しい。根本的に、折りたたみ式のハンドルが重すぎるのだ。ここはMk.1みたいに取り外し式でいいんじゃないかな。他社のリカンベントに用意されている軽いハンドルに替えられないかな。国内6台目*3のSatRDay Mk.2がやってきたようなので、その成り行きにも注視しているところだ。しかし、まだ6台目かよ。根源的には高い*4のがネックなのだろう。とはいえ、レアだし、ちゃんと折り畳めてちゃんと走ってちゃんと旅できるリカンベントという、希少な存在だ。もう少し注目されてもいいと思うんだけどね。
 MasterXLにもちょっと手を入れよう。昨日、イトイに確認依頼したプレシサフォークの件で電話をもらい*5、2月か3月には入るとのことだった。36k\程度。入れてもらうようにお願いした。これでリア三角とフォークがピカピカになるので、シートピラーとステムをなんとかしたくなってきた。ピラーはチタンかアルミの無地に、ステムは車体色に合わせて白か青にしたいところだ。するとチェーンホイールもなんとかしたいな。こいつはむやみにピカピカして、綺麗なバイクに仕上げたい。
 他の自転車に手を入れたいところは無い。MR-4F改は完成してしまっているし、BD-1も余地が無い*6。EPICもTCR-2も現状のまま乗り続けるつもりだ。
 一点、迷っているのがトレンクル。多段化するかどうかで迷っているのだ。去年の年末、和田サイで和田さんに聞いたところ、多段化は3週間待ちくらいだという。それくらいなら待てる。迷っている要素というのが、A-Bikeの存在だ。これを買った場合、トレンクルは多段化してしまってもいいかと思い始めたのだ。シングルギアのままシンプルに乗ってやるつもりだったが、A-Bikeがあれば、そういう乗り方は任せてしまってもいいかもしれない。ただ、関連掲示板での毀誉褒貶ぶりを見るに、A-Bikeって明らかに地雷な自転車なんだろう。一部に熱狂的なファンが付いているということは、特殊なシチュエーションにだけはまる自転車である可能性を示唆している。だいたい、たかが3万円程度の自転車だぜ。過大な期待は禁物だわ。とはいえ、たかが3万円なので、地雷を踏んでいいと思い始めている。和田さん情報によれば、アキ・コーポレーションが今年から扱うかもしれないとのこと。噂だがな。
 トレンクル多段化に目が行っているもう一つの理由が、バス輪行の可能性だ。高速バスにBD-1を持ち込もうとして断られたなんて話を聞くこともあるが、トレンクルでは聞いたことが無い。中型トラベルケースよりも小さいのだから、そもそも断られる理由が無いのだ*7。トレンクルなら、高速バスのみならず、路線バスでも運搬可能だろう。鉄路と比べ、バス路線は全国津々浦々に広がっているので、バス輪行に無理が無ければ、行動範囲が大きく広がる。それで、ふらりと遠出して、一泊くらいで帰る旅も良いんじゃないか。ただトレンクルの走行性能には限界があるので、ブロンプトンにも目が行ってしまうのだ。重さに目をつぶれば、折り畳み性能は高いし、荷物も載るからなあ。誰か、ブロンプトンを譲ってもいいという人はいないだろうかね。BD-1と違い、それほど耳にしない。
 まあこれだけ書いても、年末にはロードが増えてましたなんて落ちかも知れんが。実際、フレームくらいは変わっていそうな気もする。自分の欲望への忠実ぶりは、戦慄に値するわ。