昨夜、BD-1に尻を割られる寸前まで行ったせいか、70kmしか走ってない割に異常に疲労し、夕食後にばったり寝てしまった。起きると3:00だったので、そのまま朝まで寝てしまうことにする。あさおきたらよるだたのでまたねた。
次に目覚めたのは6:00。うん、まあまあな調子。これなら荒川に行けそうだ。起きて、荒川オフのメールを読むと、三井氏と@nak(あ)氏が鉄ロードで出るという情報を掴み、我輩も秘蔵の鉄ロードを担いでいくことにする。フルサイズロードの輪行には多少の不安が残るが、軽いのでなんとかなるでしょう。
もう、9:00に浮間舟渡公園なんて間に合わないことは決定なので、9:30頃に岩淵水門での合流を目指し、赤羽まで輪行することにした。
戸塚で輪行状態にする。
MasterXLなどのフルサイズロードの場合、前後輪で挟み込む形にせざるを得ない。この時、サドルとハンドルで接地する形にすると、エンド保護パーツがとりあえず要らない。遠距離輪行となると、やはり無いと不安だがな。
使っているオストリッチの軽量輪行袋は、エンドとサドル後端で接地するように入れるのだが、これはその通りに入れ、それからまたサドルとハンドルで接地するようにひっくり返し、その状態で便利ベルトで縛り上げると問題ない。
少し手間が掛かるが、10分くらい見ればまとまってくれる。ちゃんとまとめてやると、これで自立してくれるのが便利だ。また軽量なので、案外にハンドリングも苦にならない。とはいえ、やはり嵩張るので、車中では神経を使う。
赤羽に出て、岩淵水門に着いたのは、9:50くらいだったろうか。伊能氏他数名が待っていた。momo氏は恒例のコスプレサイクリングとして
ハロウィーンっぽく飾っている。これはまた、いつにも増して派手だわ。今日の話題はこれだろう。
しかし、やがてやってきた本隊を見た途端、気の毒にもmomo氏の存在すら霞んでしまった。
なんだかすごいのキターッ!
これ、mangoというフルカウルのトライクなのだ。乗車した人の話では、40km/hからの加速が凄いのだとか。普通に踏んだだけで60km/hの世界を体験できるという。それだけ、自転車にとっては、空気抵抗という奴が難敵なのだな。問題は、このセグメントの物体を許容できる空間が、わが国の交通路には乏しいということだが。
ともあれ、mangoのあまりの衝撃から立ち直ると、(あ)氏の新車を見なくちゃだわと思い出した。やはり
Lemonの鉄ロードは渋い。日陰で見ると、ホームセンターで売っていそうな感じに見えなくも無いのだが、お日様の下では地肌がきらきらと輝き、なんともゴージャスだ。これは、床の間に飾っておきたい自転車だな。
追い風ということで、その後は順調に南下できるものと思っていた。しかしこの日、健康マラソンとやらと重なってしまい、虹の広場直前で土手にエスケープする必要に迫られた。まさか、左右車線を完全に占有してしまうとは。
東岸に移ってからは、順調に下ってゆく。(あ)氏、三井氏らと話しながら、ロード隊が首を並べて走る。(あ)氏と荒川で会うと、なぜか『新車買わないの?』合戦になってしまうのはなぜだろう。
葛西臨海公園は、さすがに人出が多かった。JetBoilを使ってカップラーメンを食らい、
Brompton大集合を眺めたりする。
解散後、東京方面隊にくっついて走り、楠公像前でマモル氏らとしばらく乗り比べなどしてから、東京駅から輪行で帰った。
700Cの輪行にも慣れてきたのか、車両が空いていればあまり苦にならなくなってきた。しかしMasterXLは、輪行で痛めるには惜しい自転車だ。輪行専用に、バカ軽いカーボンロードなんて……。でも、それ買うくらいなら、ポケロケ買うよな。