Strange Days

2007年02月11日(日曜日)

鎌倉の敵を鵠沼で討つ

20時49分 自転車 天気:快晴

 今日はマモル氏主宰のイチゴ狩りオフの日。どれくらい参加者があるのかと思いつつ、戸塚駅へと向かった。自転車は、軽快さを買ってMasterXL。
 駅の東口に着くと、既に10名近くが待っていた。お久しぶりのhai氏、まき氏、おの氏、Asako女史らも参加。たか氏は残念ながら風邪で来れないとか。大船まで先頭を引けという指令が出たので、ロードバイクでのたのたと走っていった。
 大船の南でJRの線路を潜り、しばし走った農園でイチゴ狩りの予定だった。だが衝撃の結末が。なんとイチゴは土曜日に取り尽され、本日は閉園だったのだ! くそっ、なんて時代だ。
 まあこの陽気じゃしょうがない。次は土曜日に来ようなと考えつつ、すごすごと境川へと向かう一行であった。
 残る希望は埜庵の天然イチゴ氷だけだ。その間、江ノ島での昼食を挟むことになる。途中の休憩地で、とある参加者の方のBD-1を、何の気なしにネタに話していたら、衝撃の事実が判明した。このフォーク、なんと自作品だというのだ! 強度を上げつつ、わざわざそっくりに作ったのだそうだ。なんというか、20インチ化やらドロップ化やら改造はあるが、そんなもの足元にも及ばない部類の改造だわ。むしろ新造というべきか。
 PINYで昼食を買い、江ノ島駅経由で江ノ島へと渡る。今日は波が穏やかで、見晴らしも素晴らしい。しかしこんな日は、奴も活躍するのである。奴、鳶の野郎が。油断があったのか、あるいは壮大なネタ作りの一環だったのか、とある参加者が2度も飯をさらわれてしまったのだ。奴のアタックシーンを間近に見たが、ほとんど真上から降下して、サッと掻っ攫ってゆく技は、もはや芸術の域に達している。
 鳶と戯れた後、辻堂海浜公園でまったりしてから、埜庵へと入った。『ごめん、氷切らしちゃった』なんていわれたらどうしようと心配していたのだが、そこはちゃんと確保されていた。昨日、今期分の天然氷が入ったので、それを使ったものだという。これはメニューの重石に使われていた、偽ミッフィー*1。頼むものは、全員が天然イチゴのカキ氷だ。やはり、イチゴ狩りの顛末は無念だったのだな。イチゴシロップ*2の爽やかな酸味と甘さが、ふわりとした氷の口当たりを引き立たせる。自家製練乳の優しい甘みも良い。やはり、氷は埜庵に限る。
 その後、三々五々分かれながら戻っていった。僕は境川を遡上してゆく。BD-1の方とZeroBikeの方と走っていった。BD-1の方が少々催しているらしく、途中の休憩所まで頑張るということにしていたのだが、それを意識しているうちに僕の方も催してきたのだった。やばいなあ。ZeroBikeは千切れるだろうが、ゴメンと思いつつ、BD-1の人を引いて休憩所までひた走った。なんとか間に合う。良かった。
 ZeroBikeの人が追いつくのを待って、長後街道近辺まで一緒に走り、そこで分かれた。すると燃えるような夕陽が落ちてゆくではないか。夕陽を見送り、帰りに立場食堂に寄ってから、帰宅した。