Strange Days

2007年03月31日(土曜日)

ご近所~湘南花見サイクリング

22時22分 自転車 天気:くもりたまに雨滴

 今日はたか氏招集の花見サイクリングの日。いつもと違って藤沢、横浜辺境泉区、大和を股に掛ける形だ。
 自転車は、なんとなく雨の気配があったし、せっかくご近所だしで、あまり遠出はしないEPIC号を選択。
 集合場所の湘南台公園まで走る。駆動系を久しぶりに清掃したおかげか、EPICは乗り心地が良く、安楽な乗り物になってくれた。12kgの車重は、今時なら10kgを切る超軽量フルサスMTBに比べれば重いが、まずまずの重さだ。なんてったって、そんな軽いMTBを買っても、山道を走ることが無いからな。ごめんよ、本当はMTBのEPIC。
 湘南台の桜は満開だった。集合場所に着くとたか氏が待っていた。いつも遅刻気味のワシのこと、15分も前に到着した故に驚かれていた。
 程なく、全員が揃い、出発となる。マモル氏は途中合流との連絡が入った。ほとんど小径車ばかりで、でかいホイールは我がEPIC号のみ。リカンベントはおの氏のSatRDayのみだった。
 まずは境川サイクリングロードの桜を愛でる一行。ここで拙者は一時離脱。持っていったD70が電池切れだったのと、EPICのリアライトを忘れていたのだ。今日は弥生台駅、西林寺と走るので、一度帰宅しても再合流は楽に出来るはずだった。
 帰宅して、D70の電池を入れ替え、EPICにリアライトを取り付けてから、一行との合流地点に向かった。阿久和川の相鉄いずみ野線との交点で待つことにした。30分以上、まだ来ないのかと思いつつ、EPICを撮ったりしながら待っていた。そのうちにたか氏から電話を受けたのだが、なんと既に西林寺に到着しているという。国際親善病院の方に出てから下ったか。そうかもしれないと思っていたのだが、事前の説明で弥生台の北の道を行くと思い込んでいたので、逆を突かれた格好だ。ふふふ、やるな。
 ちょっと迷いつつも*1、合流を果たす。マモル氏も合流していた。なんとピストだ。今日は比較的坂がありそうなのだが。
 西林寺は花見客がたくさん立ち寄っていた。ちょうど阿久和川沿いにウォーキングの団体が進攻しつつあるようで、旗に先導された団体がいくつもあった。
 これはなぜか一部だけが異常に濃い花をつけている木。Asako女史に理由を聞かれ、『宇宙から降って来た得体の知れない生物に寄生された』と答えたところ、一番ダメ判定を受けてしまった。後で思うに、継ぎ枝したのかな。
 西林寺では枝垂桜も見事だった。普通の桜とは品種が違うのか。
 西林寺を後にすると、弥生台駅北口方面への急坂を登っていった。やがて見慣れた場所に。あれ、これはかまくら道だぜ。こっちから走ったことはなかったな。
 ここで、折り良く(?)まき氏がパンク。ちょうどミニストップがあったので、休憩兼修理タイムとなった。修理中のまき氏にカメラを向けると、なぜかにっこり笑ってくれる。
 先を急ぐ。今日のメインディッシュは、大和市は引地川沿いにある千本桜だ。千本桜というのはあちこちにあるものだが、ここは川を挟んだ両岸にあり、川面に桜が映える仕掛けになっているのが特徴だ。
 突入すると、早速桜のトンネルが迎えてくれる。両岸の車道にも桜並木が誂えられており、こういうトンネルが住宅街の真ん中を突っ切ってるのだ。なかなか見事な眺めだ。
 桜並木は、小田急の桜ヶ丘と高座渋谷の間に続いており、それぞれの駅近くが一番の混雑となる。高座渋谷駅の近くでは、なにやら出店が誂えられ、たくさんの花見客が群れていた。近くの和菓子屋さんで柏餅と桜餅を買い求め、桜並木を愛でる。ちょうど菜の花が咲いていた。黄色と桜色の対比が見事。
 昼食場所は、さらに下ったカナルの台所。今日は客が多く、喫煙席での食事となった。
 締めの埜庵まで、川沿いに下ってゆく。普段は地味な桜が、この時期ばかりはあちこちで自己主張している。
 埜庵では、客入りが一段落したらしく、店先に自転車を止めさせてくれた。今日は特濃Wイチゴスペシャル*2を。氷にイチゴは良く合う。
 例によって埜庵で長居したのち、17:00くらいに帰途に着いた。雨が時折ぱらついており、大半は輪行で帰るつもりのところ、僕はロンリーに帰ってゆく。少し雨に降られたものの、さほどひどくないうちに止んでしまい、あとは暗くなる中を走って帰った。
 やはりご近所サイクリングは気楽で楽しい。