Strange Days

2008年07月31日(木曜日)

EM-ONE危うし

23時55分 デジタルギミック 天気:くもりっぽい

 今日は用事があったので久しぶりの定時退勤。駐輪場の契約継続と、規制の往復バスチケット購入してから帰宅。そこで気づいた。もう一つの用事の散髪を忘れていた。
 さて、帰宅してまずやったのは、EM-ONEの起動確認だ。というのも、会社に持っていって、電源ON*1しようとしたら、どうしても電源が入らない。数日前にも同じことがあったので、その時は電池を外して放っておいたら復活した。しかし、今日は同じようにしても復活しない。仕舞いにゃフルリセットを掛けようとしたのだけど、これはそもそも電源が入らないと無意味なのだった。というわけで、会社では使えなかったのだ。
 持って帰って電源を入れると、普通に入りやがる。こんにゃろ、なんで気絶しやがるのか。
 一つ疑っているのが熱暴走だ。夏に入って始まったということは、発熱に耐えられなくなったのではないかと思ったのだ。でも、去年も同じように使っていたが、別にそんなことは無かったな。確かに熱くなる機械なのだが、暴走するほどかな。
 なんにせよ、また同じ現象が起きたら、諦めてイーモバイルに修理依頼しようと思っている。しかし、噂に拠れば、イーモバイルは馬鹿正直に修理費用を満額要求してくるそうな。イヤホンジャックの修理で3万とかな。それくらいなら、イーモバイルの他のデータカードをオークションででも買って、2年契約の残りを凌ぐ方がましだ。
 これ以上、症状が悪化しないことを祈りつつ使うしかないのか。

2008年07月30日(水曜日)

意外に過ごしやすい

22時08分 暮らし 天気:晴れ(夕方に不穏な雲が)

 うーむ、暑い暑いと思ってはいるが、今年の夏は意外に過ごしやすい。なんせ、エアコンを使ったのが、まだ一度きり*1なんだから。
 確かに自転車通勤で出社、帰宅した直後には汗をかいているが、自宅のPCを使っていても、それほど暑さを感じないのだ。
 今年になって試み始めているのが、風向を読んで部屋に風を通すことだ。小さな集合住宅の角部屋のおかげで、我が部屋には三面に窓がある。そこで北風の時は北に面している台所の窓を開け、南に面している居間の窓を開けて、扇風機で南に向けて空気を送り出す。するといい感じに風が入ってくる。しかしこれ、南風の時は効果が無い。そこで、南風の時には台所の換気扇を回して南から空気を入れるようにしたのだ。そのおかげで、室温がグッと下がってくれる。去年みたいに扇風機で漫然と空気をかき回すのに較べ、断然効果的みたいだ。
 まだ東向きの窓からの通気を考慮して無いが、ここにも換気扇を付けたら夏の午前に熱気が進入するのを防げると思う。なので、換気機能つきのウィンドエアコンを泥縄式に調べているのだ。ここにエアコンがあれば、真夏の死にそうなほど暑い日に、ここで涼しくローラー台を回すことも出来る。まあ、その前に部屋を片付けるのが先だがな。

2008年07月29日(火曜日)

folomy

23時05分 インターネット 天気:晴れ時々雷鳴

 マシン室での作業が多い日だったので、合間に03でインターネットをうろうろしていた。窓の外にはWillcomの8本アンテナが見えているので*1、ここの電波状況は最高だ。
 さて、久しぶりにfolomyにアクセスしてみた。してみたのだが、久しぶりすぎてアカウントが失効したのか、ログインが出来ない。仕方ないのでもう1度アカウントを取った。
 その状態で、03でアクセスすると、通常のログイン画面でログインを実行すると、なぜか次に携帯メールアドレスを要求される別のログイン画面に飛ばされるのだ。何故かって、多分Operaの設定で『モバイルとして認識させる』ってのをチェックしているからだろうな。ユーザエージェントがそれなりのものに変わっていて、folomyではそれを見て飛ばしているのだろう。この設定を変えればPC用のログイン画面から入れるのだろうが、Gmailなんぞが見難くなるのでイヤン。そこで素直に携帯アドレス*2を入れてログインしてみたが、folomyはそんなアドレスなんぞ知らんのでログインできるわけが無い。
 仕方ないので、PCからログインして、folomyの設定で携帯メールアドレスを追加して、その上で03からログインしてみた。するとPCとは違うモバイル用の画面が表示された。なんか、mixi臭がふんぷんの画面だな。
 mixiモバイルにもある個体識別番号を用いるかんたんログインなる機能も試したが、03は個体識別番号をゲットできないようで、使用できなかった。
 という辺りで時間切れ。まだ全然中を見て無いよ。まあ、今年の頭くらいに最初に入った時には、なんとなくNiftyのいいところを受け継ごうと努力している様は見えて、好感を持てた。FCYCLE残党の方々も集結しているようなので、また思い出したら覗いてみよう。

2008年07月28日(月曜日)

レッドストーム続報

20時43分 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:晴れ

 今朝、出掛けにタイヤの気圧をチェックしたところ、100psiを大きく下回っていた。遠野行きの前に125psiまで入れておいたんだけどなあ。R-AIRでの実績は、10psi/週程度の低下だったので、レッドストームだと抜けやすいという傾向があるのだろうか。ともあれ、前後とも125psiまで入れなおして出勤した。
 先週金曜日に『ギア1枚といわないが重い』と書いたが、あれとは印象がかなり変わった。相当に軽くなり、ザフィーロよりもわずかに重いかなという程度になった。こうなると、もうザフィーロを勧める理由は無いな。晴天専用で使うか、スリッピーな走りをお楽しみくださいという程度だ。通勤タイヤにはレッドストームの方がお勧めだ。後は、どれくらい丈夫かだ。

2008年07月27日(日曜日)

今日もゴロゴロ

19時49分 暮らし 天気:くもり中心に日が出たり雨が降りそうだったり

 今日も遠出する気は無く、部屋でゴロゴロ。蒸し暑くてやってられないので、とうとうエアコンを稼動させた。が、壊れかけなのか、単に暑すぎるのか、ぜんぜん涼しくならない。それなりに涼風は出ているようだが。部屋が南向きすぎて、日射がもろに窓に当たっているのか。
 昨日乗ったMasterXLを整備しておいた。鉄ロードをきれいにしておこうと思うと、それなりに手間がかかるのだよ。
 夕方に境川にSatRDayでも走らせようと思っていたのだが、レーダー画像を見ると丹沢の辺りから嫌な感じの雲が流れている。そして間もなく、雷鳴が鳴り響き始めたので諦めた。その割に雨は降らなかったのだが。
 18:30頃だったか、ふと室外がかなり明るいのに気づき、西空に目をやると、奇妙なことにえらく明るい夕焼けになっていた。さっきまでの雨雲は何だったのよ。地震があったら、こいつのせいにされそうなくらいの夕焼けだった。

2008年07月26日(土曜日)

W62CAに機種変

21時11分 デジタルギミック , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:くもりで雨が降りそうな予感も

 この土日、遠野行の疲労を癒すためにゴロゴロするつもりだ。つもりだが、この暑さだと部屋の中の方が疲れないか(汗)。
 まあ、ひとつだけ用事を片付けておこう。3年以上使ってきたG'z Oneを、G-Shock携帯の最新世代、W62CAに機種変するつもりだった。
 在庫が確実にあり、そこそこの値段とすると、町田のヨドバシか、藤沢のビックか。どっちに出かけようか考えていたのだが、その前に近場に確認してみようと思った。立場のauショップだ。電話で問い合わせると、全色在庫ありとのこと。黒の取り置きをお願いしておく。
 午後、自転車でひとっ走りして、auショップで機種変してきた。実家方面が完全にau勢力に入ったこともあり、この先もしばらくは乗り換えるつもりは無い。誰でも割でシンプルコースのプランSS、要するに\980コースにした。これにダブル定額ライトをつけても、今の払いよりは安く出来そうだ。
 W62CAをG'z Oneと比べると、平面サイズはほんの少しの差なのだが*1、厚みがかなり薄くなっている。2/3くらいだ。い、いや、4/5くらいかも。ともかく、見た目はおっと思うくらい薄くなっている。背面の電子ペーパーには、時刻を中心にいくつかの情報が表示される。前の丸型ディスプレイほどの見易さは無い。電子コンパスも使えない。まあ、時刻が分かればいいかな。
 動作速度は全体的にもっさりしている。多機能になったのはいいが、階層がさらに深くなっていて、結構掘らないと見つからない機能もありそうだ。
 カメラは130万画素から200万画素になったが、これくらいの差なら誤差みたいなものだ。とはいえ、単焦点のパンフォーカスからオートフォーカスになって、カメラの写りは変わっただろうか。
 夕方、MasterXLを境川に走らせた。遊水池下流のゴム堰が萎んでいたので、D70で撮ってみた。時期的に1年程度の差だったと記憶しているが、構造的にも高鎌橋下流のものと変わらないように見えた。
 大清水高校対岸の休憩所で、W62CAのカメラを使ってみた。被写体はMasterXL。全体にパンフォーカスっぽい眠い画像になってくれた。シャープネスを掛けてウェブ用に使えるようになるかなという程度だ。記録写真用には使えるだろうが、好んで使いたがるようなものでもない。まあ、大体はデジカメを携行しているのだから、これの出番は無さそうだが。

2008年07月25日(金曜日)

レッドストームのグリップはいい

22時48分 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:くもり

 IRCのレッドストーム・ストリートに換えて数日。傾向が見えてきた。
 期待通り、グリップはザフィーロより良好だ。確かレッドストームのオリジナル版は米糠配合でグリップを高めたという訳の分からない設定になっていて、確かに20mmと細いタイヤだったのにグリップに不安は感じなかった。ストリートもその性質を受け継いでいるようだ。またパンパンでカリカリなザフィーロに対し、レッドストームはしっとり落ち着いた乗り心地で、路面の状態にいくばくか鈍感でいられる。ガツンと来る衝撃がずっと丸いのだ。
 その代わり、走行感は明らかに重い。ギア1枚とはいわないが、ちょっと路面に粘着するような感覚がある。グリップがいいんだから、ある程度は仕方ないだろう。\2000台の低価格タイヤに、\6000もするプロ2レースのような軽さとグリップの両立を期待するのは酷なんだろうと思う。
 ザフィーロとどっちがいいといえば、断然こっち。走っていてしばしば不安になったザフィーロに対し、レッドストームの安心感は大きいのだ。通勤の度に緊張して疲れるなんて嫌だからな。それに、これくらいグリップすれば、晴天専用といってよかったザフィーロに対し、雨の日でも使用できそうだ。
 最近、BD-1、TCR-2とタイヤ交換が相次いだが、次はEPICとMR-4F辺りが待っている。EPICに履かせているIRCのスムージーが丈夫で、まだまだ持ちそうだが、事情があって*1ホイールを換えるので、ついでに交換しようと思っている。スムージーが実にはまるタイヤだったので、次もそれでもいいくらいだが。
 MR-4Fはパナのパセラに換えてそんなに経ってないが、長期ツーリングでの酷使を重ねた結果か、あるいは側面が弱いというパナの伝統か、側面にヒビが入り始めている。Stelvioに換えてやろうか、それともテクノバ2の最後のセットに変えてやろうか、ちょっと考えている。気分を変えるにはステルビオだろうな。ほとんどツーリング用のMR-4Fに、細いステルビオを履かせるのは意味無いけど。ステルビオにせよテクノバにせよ、もう手に入らないかもしれないので、機を見てオークションという手もあるな。うむうむ。

2008年07月24日(木曜日)

W62CAいつの間にか発売

23時48分 デジタルギミック 天気:晴れてた

 まるで僕の旅立ちを待ったかのように、W62CAがいつの間にか発売されていた。本当に、いきなりだもんな。買わねばだわ。
 実勢価格が、シンプル一括で\50000以下。意外に安いなという感じ。あまり通話しないので、シンプル980プランにしちゃおうと思う。メールは多少でも見るから、ダブル定額ライトくらいは付けよう。すると、今の支払いよりは少し下げられるな。
 問題は在庫があるかだなあ。色はつるぺたと合わせてカエルカラーもいいかも。

2008年07月23日(水曜日)

遠野から横浜に帰還

20時03分 , 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:遠野は雨、こっちは快晴

 平日のはずだが、ユースの6人部屋は5人まで埋まっていた。最後に来た人は、仕事で朝早く出て行った。お馬さん関係の仕事だとか。この辺には牧場が多いからね。
 さて、朝食を取り、外で出立準備しながら考えた。今日も雨になりそうだし、今日も観光して夕方帰るのは無しにして、早めに、さっさと戻ろう。そしてSatRDayを清掃してやろう。鉄なので錆びるかもしれないし。
 なんてことを考えていると、8:00前には早くも雨が降り出した。やはりダメだな。駅まで自走するのさえ諦め、ここで自転車を輪行状態にして、タクシーで乗りつけよう。BMWのR50(たぶん)で旅行中のおじさんと水平対向エンジンについて熱く語り合いながら、SatRDayを輪行袋に詰めた。R50って初めて見た。あんな位置にシリンダーヘッドがあって脛が焼けないのかと思いきや、そうでもないとか。
 9:00にタクシーを呼んでもらい、遠野YHを後にする。遠野駅で新幹線の指定を取り、新花巻~東京と経由して戸塚に戻った。まだ16:00前だ。
 帰宅して、早速SatRDayをばらし、清掃しておいた。雨の中を走ると、やはりリムが汚れるな。チェーン、ギア、ブレーキ周りもきれいにしておいた。
 ふと西空を見ると夕焼けが見えていたので、カメラを手に境川に向かった。遠野では、とうとう一度も夕焼けを拝めなかったからな。
 今回、GX200を持って行ったのだが、このカメラは素晴らしい。僕にとっては失敗写真がほとんど出ない素晴らしいカメラだ。GX8が失敗写真量産機だったのに対し、GX200ではダメダメ写真がほとんど出ないで済む。AF性能の改善が大きいように思う。
 そんな風に、旅の反省をしながら帰宅してしばらく、やけに周期の長い地震に遭遇した。これは、なんとなく遠方のように思い、しばらく情報を待っていたら、震源が出た。東北南部。これは遠野近辺ではないか。続石が崩壊してないか心配だな。東北新幹線があっという間に止まり、運転再開のめど立たずと出た。これは、1日ずれていたら、こっちに帰るのも一苦労になっていたな。運がいい。

2008年07月22日(火曜日)

遠野周遊2日目

23時38分 , 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ 天気:概ね雨

 昨日は養生に努めたおかげで、体調の方はかなり戻ってきた。多少、無茶をしてもいいだろう。空がもつならばだが。そう、天気予報では、この地に雨が降る可能性は低く無いそうなのだ。いやあ、リカンベントは雨の日には切ない乗り物になるからなあ。まあ、それは考えないで置こう。
 早めに出発すれば雨の前に人界に戻ってこれるかもしれない。午前中の登坂を決意し、8:00にはユースを後にした。
 今日のコースは、漠然とした考えでは、山岳ステージのつもりだった。ふるさと村方面に走ってゆくと、石上山の手前だか向こうだかを回り込む形で南下してゆくと、なんとなく遠野の西方に出られそうだった。確かそういう道があったはず。そういうあやふやな記憶を頼りに、山岳ステージに挑んでみた。
 今までの限界点だったふるさと村をいつの間にか越えて、さらに走ってゆく。GPSだけが頼りだ。数多い碑の類を背景に記念撮影。しかし、この頃には山の上の方は雲に隠れ始めていた。禍々しい雲が流れてゆく。あれより早く登りきれるだろうか。
 GPSと睨めっこしながら、幹線道路を外れて林道を登り始めた。かつて南禅寺という大刹があったという看板を眺め、山道に入ってゆく。多少はスキルを獲得できたのか、SatRDayでの登坂もさほどつらくは無い。ギアは十分に足りているので、問題は緊急時の姿勢制御くらいだ。体重移動が難しいリカンベントでは、実にとっさの軌道修正と、トルクアップが難しいのだ。
 なんてことを考えながら登り続けていると、ポツリと顔にあたるものがあった。来た来た、来たよ。樹下にSatRDayを停め、雨具を着込んで、リュックにカバーを掛けた。しかし手袋は防水のものが無いし、靴はシースルーの奴だ。まあ、体が濡れないだけましということで。
 雨はかなり激しい。あっという間に山道は川になり、雨が激しく流れ落ちてゆく。それだけならまだしも、雷鳴が近づいている。頭上に来る度に、『生きて帰れますように』と神様だか聖霊だかに祈った。とりあえず電線の真下に移動して、雷の直撃からは安全になったと思われたが、電柱に直撃した日には、側撃で即死かも、とか怯えて過ごした。なにせ、周囲は樹が密生しているので、安全距離というものを取れないのだ。
 しばらく見ていると、雨がやや弱まったように思えた。雷鳴も弱まっている。この隙に越えてしまおうと走り出した。幸い、道に沿って電線が走っており、その近くを走れば、恐らくは落雷に直撃されることはあるまい。とはいえ、時折雷鳴が響き渡り、肝を冷やしたりした。
 走り出してしばらく、雨はむしろ強まってきた。でも、もう止まるにも止まれない。この危険地帯を出来るだけ早く通過するだけだ。高度500m超が峠で、そこからは下りにかかる。下りに強いリカンベントとはいえ、この雨の中だ、慎重にならざるを得ない。大体、顔に雨粒が直撃しまくるので、前が良く見えない。片手で雨を防ぎつつ、下っていった。
 下るうちに、次第に雷鳴は遠ざかり、雨も弱まっていった。やがて出たのは綾織の郵便局。遠野駅の西隣だ。とりあえず、山の方を通ってくるという目的は果たせた、のかな。
 近くにうどん屋があったので、冷やしぶっかけとちくわ天を食しながら、ささやかな作戦会議を開催した。雨はまだ降るかもしれない。なら、また山岳戦というのは考えものだ。この辺の観光物件を荒らしつつ、遠野市街に戻ることにしよう。ここからだと、千葉家の曲り家、続石が近い。二つとも未訪なのでちょうどいい。
 店を出て、千葉家の曲り家に向かった。ちょっとした峠道を登る途中に見える。びっくりするくらい立派な駐車場が備えられている。
 千葉家の曲り家は、この辺りの大地主だった千葉家の持ち家だったという。曲り家は南向きの厩、東向きの母屋を繋いだもので、どの曲り家も同じ様式で建てられている。千葉家のものもサイズは大きいのだが、部屋の作りが大きいだけで構造は踏襲しているという。
 厩舎だった部屋は展示室になっており、そこに若き日のヒロノミー訪問時の写真などがあった。
 曲り家を後にし、続石まで走る。こっちの駐車場は未舗装の、簡素なものだった。それでも必ず手洗い完備なのは、なにかのポリシーがあるのだろうか。
 湿っぽい山道をしばし歩くと、弁慶が昼寝したとか言う広場が現れた。続石はその少し先、祠の近くにあった。なんとも絶妙なバランスで載っているもんだ。最近多発している地震で落ちないか心配だ。
 この先はどうしようか、と思いつつ、駐車場に戻ると、空が暗くなってきた。コレは来るな、と思いつつ待っていたら、やはり雨が降り始めた。また雨具を着るのも面倒なので、これはやり過ごそう。幸い、東屋があって、そこで雨を凌げそうだ。小1時間ほど待っていると、雨は去っていった。ちょっと昼寝も出来て、快適だったな。
 時間的に午後も遅くなっていたので、ユースに戻ることにしよう。南西方向からユースにアプローチするコースに沿って、いくつかの観光物件があるようだ。その前に、道の駅に立ち寄ってなにか口に入れようと思った。しかし、今日が平日ゆえか、結構店が少ない。まあ、距離的にはさほど残ってないから、ユースに向かおう。
 幹線を逸れて最初の物件が太郎淵。むかし河童が住んでいて、それに懸想している雌河童もいて、などと書かれているのだが、見ての通り水が張られてない。手抜きだよ太郎淵、太郎淵手抜きだよ。紫陽花は青かったけどな。
 この先、南部藩主としてこの地を治めた女藩主の墓やら、飢饉時の石碑やらがあったが、地味すぎて萌えない。
 ユースに一番近かったのが、松崎の観音堂だった。周囲を大樹に囲まれ、なかなか楽しい場所だ。
 そこから道なりに走ってゆくと、やがてユースに戻った。こっちのコースの方が、車が居なくて気楽でいい感じだ。
 夕食は今日も美味い。今日はイングランド産の旅人も居て、ちょっと違った雰囲気だった。ちょっと湿っぽい天気を心配しながら就眠。

2008年07月21日(月曜日)

遠野周遊初日

22時44分 , 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:くもりやら晴れやら

 朝食は7:00からだった。ちょっと不調だなあと思いつつ朝食を取り、すぐに出かければいいのにぐずぐずしていた。結局、、自分の出立は9:00前になってしまう。その間、遠野YHの周りをうろうろしたり、出立する人々をぼけーっと見送る
 とりあえずSatRDayを漕ぎ出す。昨夜の観光案内を聞いて、荒川高原だの早池峰山だのといった高所に登りたいと思っていたのだが、体調が悪すぎてその気になれない。とりあえず、YH周辺散策に目標を変更した。
 とりあえず、山崎のコンセイサマ*1を見に行こうと、北に向かう。途中で伝承園の近くを通ると、まだ早いので人影がない。人気のないカッパ淵も良さそうだったので、急遽立ち寄る。
 常堅寺の裏手に回るとカッパ淵。ご覧の通り、今は淵でもなんでもない小川で、河童が潜む場所などなさそうだが、かつては深い淵だったそうだ。そこで浚渫する計画もあるとか。そこまでやるかな。
 山崎のコンセイサマは、その名の通り山崎部落にある。そこまでは結構な上りだ。途中、道端に思わせぶりに珍々型岩が設置されているが、本命は登りきって祠の中に収められている。高さ1.4mの自然石だとか。すぐ裏手に東北大学理学部の地震観測装置が設置されており、この珍妙な取り合わせに感じ入った。珍々岩の背後に地震観測器か。なんか丸いものが2つ並んでブーラブラしている様を思い浮かべてしまったではないか。
 コンセイサマの祠への上り口には、休憩所とトイレが設置されている。そこの自販機でコーヒーを買い、気力を奮い起こす。体調はますます悪化中。まあ、この辺をノタノタ回るべ。休憩所から南を見下ろすと、濃淡様々な緑に象られた遠野の村落を見下ろせる。なんともフォトジェニックな盆地だ。雲は低く、やや陰鬱な暗さがあってあはれなり。そんな時の彼方に霞んでいるような遠野だが、花の季節ということもあって、方々に彩を添えている。路傍の石と花を撮る。柳田は『路傍の塔石多きこと他国に比類なし』なんてことを書いていたと思うが、確かに凄く多い。これでも随分減ったのだそうだ。
 次は山口の水車小屋に行こう。ここも多少の上りがある。時期的なものなのだろうか。郊外に出るとどの家の周りにも、道端にも、花が丹精されている
 山口の水車小屋は、相も変わらずギッチョンバッシャンとばかりに回り続けていた。緑濃い遠野の水田で、黙ってかつての役目を果たし続けている。
 デンデラ野に向かう途中、道端に古参道と思われる鳥居を見つけた。
 デンデラ野では、実は去年立った草地の背後に、杭となんぞの藁葺き小屋があるのを発見した。小屋の中は泊まれそうな感じだ。虫どもに責め苛まれそうだがな。
 昼食時が近いので、ちょっと離れたふるさと村に向かった。ちょうど昼時で、食堂のほとんどを予約席が占めていたが、他に客が居なかったので助かった。今回は蕎麦を。ここも案外に美味しい蕎麦を出してくれる店だ。
 ふるさと村を散策する。ちょっと歩き回る気になれなかったので、こびるの店で団子など頂く。こびるとは、小昼と書いておやつを意味する言葉だ。
 ふるさと村を後にする。とりあえず市街地で休憩しながら見て回ろうと思い、駅方面に走る。こっちに来て驚いたのが、涼しいことと紫陽花。30℃を超えることは無く、紫陽花は盛りだといわんばかりに青々としている。
 遠野駅周辺では、遠野城下町資料館と博物館で時間を潰す。城下町資料館は遠野南部家の遺産などを展示している場所。大名行列道具の中に、鞘ごと刀を入れて運ぶ筒というものがあった。すると鞘の役割ってなんぞやという疑問が湧くが、これは鞘そのものに美術的価値が生じた故と解くべきだろう。
 早めにユースに帰り、ベッドでゴロゴロしていたら、夕食の時間になった。このユースの夕食は初めてだが、コレは美味しい。『XXの名産はYYでしょ、だからたっぷり使ったよ』という方向ではなくて、素材を吟味して普通の料理にしましたという方向性を感じた。野菜の多くは自家栽培の、しかも無農薬のものだという。コレだけ不調だから喉を通らないだろうと思いきや、完食してしまった。
 夕餉の際、このユースの裏手で蛍を拝めると聞いてびっくりした。裏手も裏手、駐輪場のすぐ裏だという。そこに排水溝があり、ちょっと藪が覆っている。そこに数十匹の蛍が群れているのだ。今年は横浜で見たが、あれよりずっと多くて、しかも体に止まりそうなくらい近くで見物できた。時期的にヘイケボタルだろうと思いきや、ゲンジボタルだとのことだった。かなり気温が低い*2なので、狂い咲きならぬ狂い孵化だろうか。
 21:00からのお茶会でおしゃべりして、すぐに就眠した。

2008年07月20日(日曜日)

荒川経由で遠野に

23時18分 , 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:晴れ(荒川)/くもり(遠野)

 さて、今日は荒川サイクリングの日。今日から4日間、フリーきっぷの有効期間なので、今日は荒川に途中まで参加してから、遠野に向かうことにした。
 朝、いつもの通りにSatRDayを戸塚まで走らせ、湘南新宿ラインで池袋に、各停で浮間舟渡に向かった。
 今日の参加者は20名くらいか。途中合流、離脱も多かったので、延べでは30名弱程度と思われた。
 今日の大物は、Scorpion FX。ドイツ製の畳めるトライクだ。畳めるって言っても、中折れになるだけなので、幅は変わらないのだが。
 とりあえず殿*1を勤めながら、のんびり走った。好天に恵まれ、両手両足ともにじりじりと焼けてゆくのを感じる。日焼け止めは顔にしか塗ってなかったので、慌てて塗りなおした。
 虹の広場で、岡山氏が久しぶりにというので、SatRDayを試乗に供する。そういえば、岡山ズSatRDay Mk.1はどうした。
 荒川サイクリングは最後の休憩地で離脱し、そこから少し下流にある橋を渡り、東京方面に向かった。意外にも、まっすぐ東京方面に出られるのだな。
 東京駅でSatRDayを畳み、盛岡行きの東北新幹線で新花巻、新花巻で釜石線に乗り換えて遠野に向かう。乗った車両がピカチューの描かれた恥ずべき車両で、俺は乗車中を写真に撮られて世界中の笑いものにならないかと気が気でなかった。ANAとタイアップしての企画らしいぞ。車中も背もたれカバーが紙製のコレ。ピカチューって、客観的にはキモイな。
 遠野に着いたのは日暮れ時だった。駅前でキモイ自転車を組み立て、とりあえず目に付いた食堂で夕食をとる。YHの夕食が19:00からだったので、間に合いそうに無かった。
 飯もそこそこに外に出た頃には、外は真っ暗だ。SatRDayはハブダイナモ装備だが、街灯すら乏しい遠野の郊外で役に立つかな。ともかく、この道でいいのかと不安を抱きつつ、一度通ったはずの道を伝承園方面に急ぐ。YHの近くで少し迷ったが、狐に化かされることも無くYHにたどり着いた。
 ユースの前で涼んでいた人々に、早速自転車を不思議がられる。キモイ自転車は、こういう場合にお得だ。早速試乗してもらったりする。関東圏ではそれなりに目にすることも多いリカンベントだが、遠野では存在自体が稀だ。話のネタになる。
 ユースは、ペアレントさんたちがいいノリで、21:00からのお茶会でも、その後の観光案内も、楽しい時間を過ごせた。いいね、後は料理だけが問題だ。
 かなり疲労していたので、早々に布団に入って寝てしまった。

2008年07月19日(土曜日)

通勤ロードのタイヤ交換(せざるを得なかった)の巻

20時32分 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:まあまあの好天

 今日は箱根登坂のはずだったのだが、直前に中止になったので中休み。気分的にはむしろ好都合だ。
 午後になるまで、遠野行きの下調べをして過ごす。早池峰山に登りたくなってきたのだが、自転車だと早池峰神社までで燃え尽きそうな高度だ。まして、SatRDayでなんて言った日には。
 昼過ぎ、遠野行きの旅券を買おうと思い、TCR-2を引っ張り出した。ありゃ、またフロントがパンクしている。2週間ほど前にパンクして、それからスローパンク気味に気圧が抜けやすくなっていたのだが、今日は一晩で抜けてしまった。チューブを抜いて、前にスーパーパッチを当てた箇所を見ると、パンク箇所からパッチの縁に空気の流路が細く出来ていた。これは、膨らませた状態で貼ったのが仇になったか。そっちの方がきれいに貼れていいと思ったのだが。ともかく、パッチを重ねて貼り、流路を潰した。これで完璧なはず。
 そうしてフロントを取り付けなおし、前後とも空気を入れた。そして自転車を壁に立てかけた途端だった。スプシュー、という珍音とともに、今度はリアがパンクしてしまったのだ。ええっ、これはなぜに? 同じようにチューブを引き出して見ると、これはリム側に穴がいくつか開いていた。しかし、リムテープがへたっているわけでもないんだな。いや、リム穴に沿ってじゃなくて、なぜかななめ方向に空いているのも気になった。しばらく考えて、とりあえず修理して様子を見ようという結論に至った。そこで修理の上、空気を入れていると、またスプシュー、とばかりにパンクしてしまったのだった。ええっ、なぜ、わからん。もう一度、タイヤ内外、リム面を探ってパンクの原因を推測するも、分からない。もう一度、替えチューブで試してみた。
 120PSIを越えた辺りで、やはりパンクに至った。しかし、今度は分かった。タイヤのビードが落ちてしまい、そこからチューブがコンニチハしているではないか。タイヤのその箇所を調べると、確かに多少痛んではいたが、ビードが外れるほどかなと疑う程度。しかし、このザフィーロ、低価格タイヤ故か固めの材質で、高圧を要求する仕様になっている。少しの破損が、柔軟性の低い素材と高圧とで、あっという間に致命的なものになったのかもしれない。
 どうしましょ。換えのチューブを買いに行くか。しかし、このザフィーロの滑りやすさに嫌気がさしていたこともあり、まだ3000kmも走ってないけど破棄に決定したのだった。とりあえず、EPIC号で出動しよう。
 戸塚駅に向かい、みどりの窓口で岩手三陸フリーきっぷを入手。遠野までの往復だけならフリーきっぷ以下の値段で済むが、向こうで釜石だの平泉だのまで往復したとすれば、もうフリーきっぷの方が得なのだ。保険の意味で買っておいた。
 戸塚からはまっすぐには戻らず、サガミサイクルに向かった。ロード店でタイヤを見繕う。ザフィーロを相変わらず大量に安売りしていたが、もう買わんぞ! 安くてグリップもそこそこという条件で探すと、ピンと来たのがIRCのレッドストーム・ストリート。レッドストームは以前にも使っていたが、グリップも走行感もかなり良かった。ストリートなんぞというグレードのものはなにが違うか分からないが、まあレッドストームの眷属なら問題なかろう。唯一最大の問題は、名前と裏腹に真っ黒な点だが、そこは目をつぶろう。R-AIRチューブとともに買って帰った。
 帰宅して、速攻でタイヤを交換し、ちょっとだけ試走してみた。マンホール蓋通過の際にも、ザフィーロで感じたグリップがなくなる感覚はない。雨の日は分からないけどな。とりあえず、しばらく使ってみよう。

2008年07月18日(金曜日)

休み前にやっつけで調査

22時18分 天気:くもり

 遠野YHは、『日本のYHでは十指に入るくらいだ』なんて記事も見るくらい、いい雰囲気らしいぞ。場所的には田んぼの真ん中という感じだ。夜中に河童が襲撃してこないか心配だ。
 去年は伝承園を中心にふるさと村、デンデラノ辺りに、遠野駅を中心に五百羅漢、博物館辺りを回った。今回はもう少し大きく回ることにしたいものだ。
 なんか自分の中で盛り上がらないけど、行ってユースホステルでゴロゴロしているだけでもいいや。

2008年07月17日(木曜日)

箱根登坂&遠野行考察

23時37分 自転車 ( 自転車旅行検討 ) 天気:晴れたか?

 本当なら準備をしなければならないのだが、そんな余裕が無いので考察だけ。
 箱根にはMR-4Fを持ってゆくつもりなのだが、一つ迷いがある。下りがちょっと怖いのだ。横剛性が低い自転車だし、ブレーキも激効きというわけでもない。もしかしたら、スリック装備のEPICの方が安心かなとも思うのだ。輪行するっていっても、行き帰りともに東海道線で1本だし。
 遠野はSatRDayにしたい。そんな超激坂があるわけでもないのだから、リカンベントでもつらくはないだろう。遠野のなんでもない原っぱに自転車を止めて、のほほんと昼寝したい。もっとも、真夏にそれをやるには天候が問題だがな。
 あー、準備が手につかないや。

2008年07月16日(水曜日)

ミリっぽいキャップ到着&遠野行き決定

21時44分 , 自転車 ( 自転車旅行検討 ) , デジタルカメラ 天気:晴れ??

 夜、ペリカンの人が荷物を持ってきてくれた。ペリカンのコスプレした人が夜中にやってきたら、笑うより先に驚くだろうがな。
 一抱えくらいある箱の中身は、手の中にすっぽり納まるくらいの箱一つだ。アマゾンの梱包は、充填効率という概念を無視しつくしてるよなあ。
 さて、届いたのはGX200用の新型自動開閉キャップだ。ガンダムっつうかボトムズっつうか、そういう近未来ミリものに出てきそうなキャップだ。取り付けると、GX200の使い勝手が1.22倍くらいに向上する優れもの。実際、キャップの取り外しに気を遣う必要が無いので、まったく気楽なカメラになってくれる。いやはや、これってPowershot SxIS系用に、どこぞのサードパーティが出してくれないものかな。
 多少の隙間があるので埃は入りそうだが、バッグの中でキャップが外れてしまい、というダメージの大きい事故を防げるのは大きい。GX200自体、かなり失敗写真の少ないカメラなので、これでますます気楽に撮れそうだ。GX8は兄宅に発送しておいた。
 さて、もう一つ仕事。土曜から水曜までは5連休にしたので、旅行に行こうと思っている。土曜日はにち氏らと箱根を登る予定、日曜日は荒川に参加するつもりなので、それからの出発になるだろう。行き先は、やはり遠野にしておいた。宿は、ちょっと駅から離れているが、大体経路が分かっている遠野YHに決めた。朝夕食込みで\5000弱は安いよな。日曜日から水曜日まで、3泊する。今度は山の上まで登ろうな。気分的にSatRDay Mk.2を持って行きたい。万が一、現地でブームが折れたら、現地ではレンタル自転車で走り回り、水曜日にIKDに持ち込んでブーブー文句を垂れよう。折れなかったら、このSatRDay Mk.2はアタリ品だと思い定め、今後は運命に身を委ねよう。
 とりあえず、前回は良く見えなかった500羅漢は見てこようと思う。後は、出来るだけ高いところだな。

2008年07月15日(火曜日)

つるぺたのOperaをアップデート

23時49分 デジタルギミック 天気:くもりだったがな

 つるぺた*1用Operaのアップデート版が出たので、早速入れてみた。さすがにPHSではつらいので、無線LAN経由でファイルをゲットした。
 単純にブラウジングするだけなら問題はなかったのだが、入力フォームでバックスペースを押すとページの戻りになるという致命的な問題があった。それは解決したらしい。まだ試してないけどな。
 ブックマークの退避を忘れていたのでまっさらになってしまったが、これはむしろオンラインでのブックマークに移行した方がいいのかな。
 なんにせよ、少しずつでもアップデートが進んでゆくのは嬉しい限りだ。

2008年07月14日(月曜日)

電車でPHS

22時37分 インターネット 天気:概ね晴れ

 久しぶりにスーツを来て出張の一日。といっても、場所は馴染み深い新川崎のノッポビルだがな。
 往復の横須賀線で、つるぺたを弄りながら電波状態に注視した。基本的にほとんどの区間で問題を感じない。巡航速度になると回線速度が落ちるようだが、メールやテキスト主体のブラウズなら、十二分に追随できた。ただ、保土ヶ谷のトンネルは、さすがに無理だがな。
 弱い、繋がらないと喧伝されるWillcomだが、僕の経験では地下やビル内部を除いて、そこまで酷い電波状態になったことはない。田舎だと違うんだろうが、都市圏ではアンテナが密集しているからな。
 動画やクソ重いajaxなウェブと戦うには力不足だが、ふつうにモバイルするならPHSでも不足は感じない。実際、8xなW-SIMが出たら、いい線行けるんじゃないか?

2008年07月13日(日曜日)

町田まで買い物

20時41分 暮らし , 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ 天気:晴れ時々雨?

 さてさて、GX200が手に入ったので、撮り歩きたい。そのためには、適当な保護用のバッグが欲しい。それとスリングだな。そういうものが大体手に入るのは町田ヨドバシなので、そこまで走ることにした。なんとなくロードに乗りたかったので、MasterXLを持ち出した。
 暑いなあ。走れば走るだけ、体からいろんなものが揮発してゆく感じだ。
 途中、祭の神輿に遭遇。この辺の神社の夏祭りみたいだな。
 ヨドバシでは、1Fのデジカメ、カメラ用品コーナーをうろついた。リコーのオプション類はほとんど見当たらない。まだ入ってないみたい。結局、GX200を横にしたまま入れられる巾着型のレンズバッグを買った。スリングは、これというのが編み足らない。これは純正品を買うか。
 ヨドバシに入った頃に、ちょっとパラパラ来ていたのだが、結局はパラパラのまま終わったようだ。自転車は濡れていなかった。
 このまま帰るのもなんなので、海軍道路の辺りで夕景を撮った。雲が低くかかっているので、このまま日暮れを待っても美味しい風景は撮れそうにない。帰ることにした。
 が、高鎌橋まで少しという場所で、西空が燃えているのに気づいた。この辺では、雲が切れているのだな。
 スーパーに立ち寄ってから帰宅した。

2008年07月12日(土曜日)

なぜかお好みハウス

23時16分 暮らし 天気:晴れときどきくもり

 昼前まで爆睡こいてると、気温急上昇のおかげで汗まみれに。思わずシャワーを浴びた。
 さて、どこぞに出かけようかな。泉の森公園の古民家で昼寝してくるか。などと考えつつうだうだしていたら、にち氏からお誘いのメールをもらった。久しぶりにお好みハウスに行こうって。よしよし、なんか物凄くビールを飲みたい気分だったんだ。『うははは、いくぜ』と返しておいた。
 夕方、夜戦装備の整ったTCR-2を、横浜方面に飛ばす。開かずの踏み切りに引っかかったり、やたら信号にかかったりで、間に合わないかと思っていたのだが、意外に1時間弱でついたりする。保土ヶ谷の坂で速度を落とさなかったからだろう。
 にち氏は既に待っていたので、早速生ビールで乾杯! ここへの道中、干からびつつも我慢してきた甲斐あって、言語に尽くせぬうまさだった。
 やがてhai氏も加わり、久しぶりに自転車の話などに花を咲かせる。今日は客が多く、マスターもほとんど不休で鉄板相手に鏝を振るっていた。ここの料理、体に悪そうだけど、美味いんだよな。
 最後はスタバで締めて、解散。一人、またR1を通って帰宅した。
 なんか、来週土曜日にいきなり箱根行きが決まってしまった。いやはや、果たして登りきれるのかな。

2008年07月11日(金曜日)

平日山脈

23時11分 暮らし 天気:くもりっぽい

 ひー。
 休日にちゃんと休もうと思えば、平日に夜遅くまでの労働をこなさねばならない状態だ。03だけが心の相棒状態。
 そうはいうものの、来週末に迫った5連休も考えなきゃだわ。さて、3日間パスか、フリーパスか。悩みどころなのだわ。

2008年07月10日(木曜日)

GX200試写

20時09分 デジタルカメラ 天気:晴れ

 久しぶりに定時で退勤できたので、藤沢大回りコースを走り、ついでといってはナンだが試写してきた。
 気温は上がっているのだろうが、まだまだ酷暑というほどではない。気持ちいい汗をかきながら走った。
 境川の夕景激写ポイントに自転車を止めて、風景を撮ってみた。
 夕陽が落ちた辺り。あまり夕焼けにならなかったのだが、気持ち悪い焼け色に写してくれた。色はちょっと作り物っぽかったな。上流に続く道。かなり暗く、手持ちで撮ったのだが、VRの効果が高く、意外なくらいブレが出なかった。
 GX8との差を一番感じたのが、AF性能だった。GX8は遠景やアルベドの大きな対象などの場合、しばらく考え込んで正解を出せないことがままあった。その点、GX200は一発でピントを出してくれることが多い。ほとんどD70並だ。また暗い対象にも、GX8より強い印象を持った。
 マクロも試してみた。既に日が落ち、結構街灯も灯り始めているような状況なのに、こういうピカピカの対象でも一発でピントを出してくれる。これは恐れ入った。
 ただ、24mm相当からの広角ズームは、やはりディストーションが出やすい。遠方に建物が並んでいるような写真を撮ると*1、外傾して映る。ディストーション補正を掛けるとある程度解消されるのだろう。まあ、この程度ならオッケーかな。
 触っていて感じたのが、動作が機敏になり、またピントも外さなくなっているので、GX8よりずっと扱いやすいカメラになっているということだ。買い換えて正解だったな。

2008年07月09日(水曜日)

GX200来ました

23時53分 デジタルカメラ 天気:くもり

 GX8も3年目だし、GX200がかなりそそるカメラだったので、手放して買い換えることにしたのだった。GX8は兄経由で姪のものになるだろう。
 さて、今夜早速届いたので、しばらく手にとって弄んでみた。GX8とGX200を並べてみる。漠然とした予想では、GX200の方が重くなっているだろうと思っていた。ところが、実際に手にしてみると、GX8よりも軽い。GX8からワイコンを外しても、なお軽い。サイズもやや薄くなっているようだ。GX8の少し安っぽい質感が改善されている。話題の別売ギャップだが、GX100ユーザにもバカ売れしているようで、すぐには手に入らなかった。通常のキャップでも当面は凌げるけど、やはりあの奇天烈ギミックは試したいじゃないか。
 またVF付なのだが、これが予想通りに楽しい。90度まで起こせるので、座ったまま様々なアングルを取れる。また視野もクリアだ。これなら炎天下の直射日光の下でも問題無さそう。裏面LCDも大サイズになり、また映りも向上したので、撮影画像の確認がずっと楽になった。
 VRの効きとか、水準器の効果とか試してみたかったのだが、もう外は暗いので今日は試せなかった。週末、これを持って宮ガ瀬に行って来ようかと思っている。

2008年07月08日(火曜日)

7/19からふらっと旅行

22時51分 天気:まあまあ晴れ

 まだ7/19~23の私的5連休にどこ行くか決めてない。7/20の荒川は参加したい気持ちもあるし。
 今回は、漠然とだが、北方に向かいたい。南会津~会津若松~猪苗代~五色沼を第一候補にしよう。南会津は一人でぶらっと走ったことが無いのでな。只見にある世界最大のダム堰、以前行った時は雪でなんだか分からなかった*1尾瀬、それから大内宿、会津若松城下、猪苗代湖畔、そしてもちろん五色沼辺りに行きたい。そうすると、それなりに走行性能の高い自転車が要るな。
 もう一案は夏の遠野。去年秋は雪でろくに走れなかったので、今度は山にも登りたい。すると、こっちもそれなりに走行性能の高いのが要るな。こっちは漠然と時間を過ごしたい。そして帰りには、世界遺産落選記念に平泉を訪れようと思う。
 前者の場合は東武で行き来して、現地は輪行+自走でということになるだろう。峠もいくつか越えるだろう。
 後者の場合は3日間パス、あるいは4日間使える岩手・三陸フリーパスが便利そうだ。
 さらに切符から考えると、青春18切符の存在も念頭に置かねばならない。
 なんだか事前準備する余裕が無いので、直前にいきなり決めて、ざっと行き来することになりそう。

2008年07月07日(月曜日)

Willcom03ハングアップ

21時59分 デジタルギミック 天気:あめのちくもり

 朝、充電しておいたつるぺたをメッセンジャーバッグに入れ、会社まで走った。会社の席でそれを取り出し、胸ポケットに入れて、そのまま昼まで忘れていた。
 昼、会議中にふと思い出し、天気予報を見ようと取り出したところ。キーロック解除しても、起動スイッチを入れても反応が無い。リセットしてもダメ。これは、相当深刻なハングアップだ。もしかしたらハードリセットしなけりゃならんかもと思いつつ、とりあえず電池を外して入れなおすと、今度は電源スイッチが利いた。せっかく環境をかなり作り込んだのに、まっさらにしなきゃならんのかと覚悟していただけに、これは嬉しかった。
 再起動すると、電池がかなり減っている。そういえば、ずっと暖かかった。朝、キーロックを入れてサスペンドしたつもりだったのだが、それが落ちないままハングアップしていたものと見た。lock2suspendというAdEs用アプリを入れて、キーロックで即サスペンドするようにしておいたのだが、これが仇になった可能性がある。とりあえず、外しておいた。この状態だと、キーロックでは即落ちず、節電設定通りに1分後にサスペンドに落ちるという動作をする。これがそもそもおかしくて、あちこちのWillcom03のレポートを見る限り、キーロックして3秒後に即サスペンドするはずなのだ。もちろん、節電設定で『キーロックするとサスペンド』にしてあるのだが。
 なんとなく腑に落ちないが、電源スイッチでのON/OFFが結構早いので、もっぱらこっちを使うことにしている。こういう現象は常駐モノとの相性も考えられるので、本体とそれらのアップデートが進むに従って解消されてゆくんだろう。
 今日は七夕だが、そもそも空の見えない日だった。

2008年07月06日(日曜日)

霧の日曜日

20時33分 暮らし , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:くもりと霧

 朝飯を食って、今日はどうしようかなと考えた。昨日果たせなかった三浦半島、ヤビツも考えたのだが、なんだか空模様が微妙だ。雨の予報ではないが、妙に湿っぽいのだ。日差しはあるのだが、地平線にかけて常に雲がかかっている状態。こういう日に崩れると、それはそれは悲惨な目に遭うのだ。とはいえ、このまま部屋の中で発酵しているのも悔しい。そこで、鎌倉か葉山の近代美術館を見に行くことにした。催し物としては葉山に行きたかったが、車のクソ多い逗子~葉山を抜けなければならないかと思うと、いささか憂鬱だ。現地の状況を見て決めよう。
 自転車は、なんとなく乗りたくなったSatRDay Mk.2。境川を下ってゆくと、ロードバイクの姿が目に付く。BD-1に乗り始めた頃はMTB全盛だったが、今やすっかり様変わりだ。
 江ノ島辺りに抜けると、案の定、素晴らしい車の群れ。これと競合しつつ、鎌倉に向けて走った。葉山に抜ける気は失せていた。鎌倉でいいや。
 鎌倉の近美では、『あの色/あの音/あの光』という企画をやっていた。収蔵物展を親子連れ向けにアレンジしたようなものか。第1展示室では、シャガールの稚拙そうな線に気を惹かれる。また別の作家の作品に添えられた『風の色だの空気の色だのというが、あたしゃそんなもの見た事がないよ』と妙にリアリストぶった作家の言葉が印象に残った。まあ『苦労の色』などという表現もあるが、この場合はまさに'色'のことだろうしな。確かに見たこと無いや。
 ちょっと小腹が空いていたので、喫茶室でドライカレーを食っていると、急に風が出てきて、海の方から霧がブワッと押し寄せてきた。給仕のご婦人方も『珍しい』と言っていた。
 なんとなく雨の予感がしたので、帰りを急いだ。が、その前に鎌倉別館も見ておこう。こっちではフランスの画家ドランの挿絵と、新収蔵物展を開催中。ドランの挿絵は、WW2中に発行されたという御伽噺めいた荒唐無稽譚につけられたもの。新収蔵物を眺めていたら、中上清の作品と再会した。
 これからどう走ろうかと思ったが、このまま北鎌倉方面に抜けることにした。案外に車が少ないのだが、道が細いのと、柏尾川に出るまでに3本の線路と交差するので、かなり詰まり気味だった。
 柏尾川に出て、後は藤沢経由で境川に抜ける。大清水高校対岸の休憩所から北を眺めると、霧が濃く掛かっているのが見えた。
 SatRDayに乗っていると、下々の反応が良くて拙者嬉しい限りだ。鎌倉別館でも警備員のおっちゃんが話しかけてきたしな。会話を生む自転車です。
 スーパーに寄って帰宅した。

2008年07月05日(土曜日)

だらりとした土曜日

20時11分 暮らし , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:くもり時々晴れ

 今日は久々に天気がもちそうな週末なので、三浦半島を回ってくるぜとか、津久井からヤビツ方面に抜けてみるかとか、それなりに壮大な計画を思い描いていた。しかし、昨日も深夜帰宅の反動で、今朝は起きるに起きられなかった。要するに目覚めたら昼だったというわけだ。いきなり朝の憂鬱な気分を避ける高等テクニック炸裂。休日に炸裂させてりゃ世話無いな。ってか、平日にこのテクを使ったらクビに関わります。
 いきなり朝が消えるという時間泥棒の超絶技巧に唖然としながらも、なんとなく朝食を取り、なんとなく雑用を片付けていたら夕方。今日もこのまま終わりそうだ。
 このままでは悔しいので、久しぶりにMasterXLを走らせてやることにした。境川に向けて、いつもの往復コースを走った。かなりの南風があった。途中でかいち氏とすれ違ったが、時間が時間なので手を振るだけで先を急いだ。
 南端の休憩所で、紫陽花を撮る。昨日今日と日差しがあったので、一気に元気を無くしている。紫陽花は雨の花だな。何度も書いているが。まだ咲いて間もない株を撮った。
 お座敷ロードのはずのMasterXLは、気がつくと出動回数が多い。生粋の700Cロードの走行感は、やはり小径だのMTBだのでは出せないものだ。
 スーパーで買い物して帰宅。

2008年07月04日(金曜日)

EM-ONE単独でニコニコ視聴

23時01分 デジタルギミック 天気:パッとせんな

 出来るらしいですぜ。YouTubeと同じく、TCMPM+ダウンロードスクリプトみたいだけど。
 しかし、ニコニコもなぜか見なくなってしまったので、あまり食指が動かないのだ。音楽関係はYouTubeの方が面白いしね。この年になるとマッドに着いて行くのは疲れる。
 しかし、EM-ONEに適当なサードパーティものを組み合わせて可能となると、当然Willcom03でも出来るわけだ。PHSで動画なんぞ話にならないが、つるぺたは無線LANを持っている。室内で、こんな小さな端末で動画が見れるなんて、凄い時代になったもんだ。

2008年07月03日(木曜日)

Willcom 03用USB充電変換ケーブル

23時06分 デジタルギミック 天気:くもり

 早速、vis-a-visで03用充電変換アダプタの発売が予告された。やはり、電源周りは真っ先に手を打たれる部分だよな。内部のメモリだのはどうしようもないにしても、電源周りはコネクタさえなんとかなればなんとかなるもんだし。後は大容量バッテリーか。こっちは純正で出ないということは、時間がかかるのだろう。
 とりあえず、変換アダプタの予約は入れておいた。

2008年07月02日(水曜日)

初夏に旅行

23時09分 暮らし , 自転車 ( 自転車旅行検討 ) 天気:くもり時々晴れ

 会社が残業圧縮モードにあり、休暇をとりやすくなっている。むしろ積極的に休めとお触れが出ている。そこで、期初に7月の22~23に休暇予定を入れておいた。あわよくば7/19~23と連休するつもりだった。しかし、例年は盆前のこの時期には休むに休めない状態が続く。今年もビッグユーザが待っているので無理だと思っていたのだが。
 なんとなく風向きが変わり、意外にすんなり終わりそうな案件、逆にはるか未来へと旅立った案件が増え、無事に休暇を取れそうになってきた。さすがに米国行は無理だが、これなら山アドの北海道ツアーに参加できたかもしれないな。
 せっかくの5連休なので、ちょっとした旅行に行って来ようかと思っている。ずっと行ってみたかった、五色沼辺りを散策するか。逆に京都~奈良辺りを走るか。
 いずれにせよ、直前に手配して、ぶらりと出かけるつもりだ。どこか面白そうなところはないかな。

2008年07月01日(火曜日)

つるぺた続行

23時26分 デジタルギミック 天気:くもり

 まだまだつるぺたで遊ぶのよ。
 このサイズだと、胸ポケットに入れておいても不自然ではないので、サッと取り出してサッとしまえるのがいいね。今まではベルトにソフトケースをつけてたけれど、ストラップで下げる方が機動的だ。
 アプリの起動も早い方なので、使うのが億劫になるということもない。Operaもまだ慣れてないのだが、少なくともNetFront3.4と使い分けに迷うくらいの完成度だ。ただ、Operaでは自分のBlogへの投函が出来ないのが謎だ。
 全体的に、早くも手放せないくらいになっている。これなら2年くらいは使いそうだな。これでW-SIMが8xだったら、EM-ONEは不要じゃないかと思えるくらいだ。いや、確かに重いコンテンツを使う時に差は出るが、モバイルでそこまではとも思うのだ。
 後はカメラ性能、ワンセグを試すくらいか。どちらも重視はしてないので、まあ動いたなという程度で十分だ。