Strange Days

2008年11月02日(日曜日)

北柏から佐原まで

22時50分 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ 天気:晴れ

 最初『サハラまで』と変換されて、おおっ、なんと気宇壮大なと感心しかけたのは秘密だ。
 さて、今日はお久しぶりの三井氏からのお誘いで、チバラギ界隈を巡航しましょうというツーリングに出かけた。
 最初はSatRDayかMR-4Fを考えていた。が、集合地点の北柏まで、自宅からは3回、ないし4回*1の乗換えをこなさねばならない。めげそう……。まあサイクリングロードを走るだけみたいだし、ということでBromptonの出撃が決定された。
 思った通り、乗換えでひぃひぃ言いながら北柏に到着。Bromptonで良かった。今日は他にKaz&Tomoがタンデムで、Kimrin姐さんがロード、なぜかいる親爺殿は当然リカンベント、三井氏は輪行重視の結果かFretta。三井氏と大学サイクリング部つながりというお二方は、それぞれMTBとロードだ。えー、Bromptonの戦闘力が低すぎです。
 まずは手賀沼サイクリングロードを走る。広々として、まるで舗装の行き届いた荒川のようだ。しかも眺めははるかにいい。
 しばらく走ってから道を外れ、房総のむらというテーマパークに入った。ここでちょっとアップダウンをこなさねばならなかったけどな。
 この公園は拡大型歴史資料館みたいなもので、博物館と共に、古い町並みを再現した小さな通りがある。最初に*2博物館に入り、こぐ氏垂涎であろう寿司オンパレード*3を見学する。それから町並みの方にテクテクと歩いていった。ちょっと前に靴をリーボックの軽登山靴に変えたのだが、これがすばらしい。底のエアバックが衝撃を完全に吸収してしまうので、サイクリング時には鬼門の歩きでも疲れないのだ。
 再現されている町並みは、それほど長くは無いのだが、今日は特別に人通りが多く、賑わっていたらしい。ここで弁当を買い、虚無僧の尺八をBGMに、車座になって食べた。意外に安くついた。
 再出発して、利根川沿いのサイクリングロードを走る。ここで微妙に向かい風になったり、追い風になったりで、それぞれのペースで走る。風除けにとタンデムについて走ったりしたのだが、さすがにBromptonでは30km/hのペースが維持できず、結構単独走行で消耗してしまったりした。
 利根川の河川敷には、数多くが放牧されている。
 Bromptonのトップを今までに無く多用した走りを続け、そろそろへこたれて来た頃に、ようやく佐原に到着した。ここには古い町並みが残されている。倉敷のように運河を中心にしており、倉敷ほど見栄えのする町並みではない。しかし、倉敷のような作り物くささが無いのはいい。
 ここも祭りをやっていて、川舟にお囃子が乗って移動しているのが珍しい。ちょうど観光舟と行き交う所をパチリ。
 少し外れた辺りを散策し、通称千本格子の家に立ち寄る。夕陽が透けて綺麗だった。普段は一般開放してないところが多いそうだ。
 一度、佐原駅近くの観光案内所に出向き、夕餉の店を探す。ちょっと駅から外れた辺りに、うなぎ屋があるらしい。そこに向かうと開店直前という好機だったので、難なく個室を占有できた。うな重と白焼きなぞを摘みつつ、ビールをあおる。ビールがうまい。うなぎも旨かったが、たれがちょっと辛かった気がする。
 腹を満たし、真っ暗な中、駅まで自転車を押してゆき、JRで三々五々別れつつ帰宅した。帰り着くと、むしろ輪行に疲れ果てて、しばらく腰が立たなかった始末だ。
 ともあれ、久しぶりのマスツーリングは楽しかったな。三井隊長、そして同行した方々にお礼申し上げます。