Strange Days

2008年07月25日(金曜日)

レッドストームのグリップはいい

22時48分 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:くもり

 IRCのレッドストーム・ストリートに換えて数日。傾向が見えてきた。
 期待通り、グリップはザフィーロより良好だ。確かレッドストームのオリジナル版は米糠配合でグリップを高めたという訳の分からない設定になっていて、確かに20mmと細いタイヤだったのにグリップに不安は感じなかった。ストリートもその性質を受け継いでいるようだ。またパンパンでカリカリなザフィーロに対し、レッドストームはしっとり落ち着いた乗り心地で、路面の状態にいくばくか鈍感でいられる。ガツンと来る衝撃がずっと丸いのだ。
 その代わり、走行感は明らかに重い。ギア1枚とはいわないが、ちょっと路面に粘着するような感覚がある。グリップがいいんだから、ある程度は仕方ないだろう。\2000台の低価格タイヤに、\6000もするプロ2レースのような軽さとグリップの両立を期待するのは酷なんだろうと思う。
 ザフィーロとどっちがいいといえば、断然こっち。走っていてしばしば不安になったザフィーロに対し、レッドストームの安心感は大きいのだ。通勤の度に緊張して疲れるなんて嫌だからな。それに、これくらいグリップすれば、晴天専用といってよかったザフィーロに対し、雨の日でも使用できそうだ。
 最近、BD-1、TCR-2とタイヤ交換が相次いだが、次はEPICとMR-4F辺りが待っている。EPICに履かせているIRCのスムージーが丈夫で、まだまだ持ちそうだが、事情があって*1ホイールを換えるので、ついでに交換しようと思っている。スムージーが実にはまるタイヤだったので、次もそれでもいいくらいだが。
 MR-4Fはパナのパセラに換えてそんなに経ってないが、長期ツーリングでの酷使を重ねた結果か、あるいは側面が弱いというパナの伝統か、側面にヒビが入り始めている。Stelvioに換えてやろうか、それともテクノバ2の最後のセットに変えてやろうか、ちょっと考えている。気分を変えるにはステルビオだろうな。ほとんどツーリング用のMR-4Fに、細いステルビオを履かせるのは意味無いけど。ステルビオにせよテクノバにせよ、もう手に入らないかもしれないので、機を見てオークションという手もあるな。うむうむ。