Strange Days

2009年03月31日(火曜日)

柏尾川~湘南台桜偵察

22時32分 暮らし , 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ 天気:晴れのちくもり

 なんだか市ヶ谷の密偵っぽい題名だが。
 今日も定時で退けたので、昨日果たせなかった柏尾側方面桜偵察に向かう。
 柏尾川沿いのは、土曜日に比べれば開花率が高まり、木によっては三分咲きというところだろうか。
 強い南風に逆らって南下し、追い風に乗って境川を遡った。そして湘南台で、再び桜観測開始。
 こちらも木によっては三分咲き、しかし大体は咲始めというところだ。これは、週末が見頃になるだろう。咲き始めの桜は、盛時の少しくたびれ始めた感じが無いので、花単独としては見頃だと思う。しかしまあ、やはり桜が映えるのは、木全体の立ち姿、特に散り始めのそれだな。

2009年03月30日(月曜日)

戸塚桜偵察

22時10分 暮らし , デジタルカメラ 天気:晴れ

 昼まで会議室に閉じこもっていたのだが、妙に寒くて、特に背中が冷える。案の定、昼過ぎから頭痛が止まなくなった。おいおい、期末のこの時期にカンベンだぜ、と思いつつ、リポD*1を飲んで定時まで凌ぐ。
 帰路、藤沢周りで走る気になれず、来迎寺と白百合公園の桜を観測して帰ることにした。
 来迎寺前の桜。そろそろ一分咲きで、枝先では本格的に咲始めというところだ。今日はD90に18-55を着けていったのだが、さすがに暗い場所ではXacti CA6なんざ比較にもならないくらい写る。
 坂を上って白百合公園。ここではいつもグラウンドと遊具群の間の道に立ち並んでいる桜、特に入り口辺りのそれを撮っていた。ところが、今年は入り口辺りの枝がばっさりと払われてしまい、まるで見ごたえが無い。代わりに、温水プール前の進入路にある桜は健在だったので、やはり枝先を撮る。もうちょっと寄りたいところだが。
 帰宅して、のんびりしていたら頭痛は去った。会社が寒かった可能性はある。

2009年03月29日(日曜日)

IKD新店にSatRDay調整に出かける

21時32分 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:晴れ

 以前、SatRDay Mk.2のアイドラーが歪んでしまい、えらい音を立てるようになってしまった件は書いた。その修理の機会をうかがっていたのだが、ようやく暇が出来たので高崎までSatRDay Mk.2を担いで行くことにした。本当はアイドラー単体を見てもらえんかねという旨、IKDのman氏に相談したのだが、アイドラーだけじゃなくてガイド類や前後ギアも絡んでくるので、という尤もな指摘があり、結局担いでゆくことにした。戸塚からなら高崎直通の湘南新宿ラインで行けるから楽だ。楽だといいつつも、その高崎直通を乗り逃がしてしまい、籠原行きから各停を乗り継ぐことになった。たいした手間じゃないが。
 高崎では思わず東口に出てしまい、あれなんでヤマダが、などと呆けたことを申す展開になった。しかしイーモバイルが通じたので、EMONEでIKDの場所を再確認し、西側に回って難なくたどり着いた。
 IKDの新店舗は、床面積で旧店舗の倍以上になった雰囲気だ。man氏の他、テッキーの人が一人入っていた。
 先客が居て、ちょっと待たされたが、早速man氏に見てもらう。実はアイドラーからの異音は、ガイド位置を調整して自己解決していた。が、アイドラー自体の歪みが気になる。これ、よく考えたらSatRDay構成部品の中でももっとも特殊なものだし、どうやら一つずつ手作業で作った形跡が濃厚なのだ。そのくせ、中を通っているベアリングも含めて、これは明らかに消耗品だ。将来的に、これが逝ったときにはどうすればいいのだろう。メンテナンスはどうすればいいのだろう。このアイドラーを分解しようとしたが、恐らくはカセットベアリングの填め殺しで、抜くと再挿入しても精度が出ないのではないかと思え、結局は出来なかった。IKDからGGC社にメンテナンス方法を問い合わせていただくようにお願いした。
 ところで、先客の一人が先週のしまなみ縦走に参加していたという。失礼ながら顔に見覚えないのですが、と言った後、持ち込んでいた赤いTikitを見て思い出す。しぶやのツアーに参加してたな。
 とりあえず、出来る限りの調整をした上で、先ほどの件をお願いして、帰途についた。今度は高崎発小田原行きに乗れたが、乗車時間が長くてお腹が減りそうなので、駅で鶏弁当を買っておいた。
 今日はSatRDay運搬に疲れる一日だった。

2009年03月28日(土曜日)

吉例江ノ島花見ツーリング

20時43分 暮らし , 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ , 天気:晴れ

 今日は恒例の江ノ島ツーリングの日。寒いな、おい、とかぼやきつつ、BD-1を戸塚駅西口に走らせた。今日は最近にないBD-1大会だった。
 例によって先頭を引くよう要請されたので、ポタポタと引いてゆく。うっかりバックミラーを付け忘れていたので、列後方の状況が分からず、時々切れたりもした。
 花見という趣旨だったが、残念なことに開花がかなり遅れている。まだ1分咲にも満たないという状況だ。恐らく、来週末が見頃になるのでは。
 いつものようにPinyでパンを仕入れ、江ノ島はヨットハーバーで昼食とする。しかし、ここでの昼食には、奴らが付き物なのだ、奴らが。今日は常に無いくらい、奴らが集まってきて来た。マジですかというような数だ。多少の被害が出たようだ。
 その後は埜庵でかき氷。のはずなのだが、ナポリタンの文字に惹かれて軽食も頼んでしまう。ナポリタンは単価が安すぎるので、マスターが嫌がってたなあ。もちろんかき氷もいただく。さくら氷だ。桜の香りが良い。が、やはりWいちごのパンチ力には及ばないな。
 この後は片瀬江ノ島駅で解散のはずが、後続がなかなか出てこないので、店の前で流れ解散となった。僕は一人で境川に出て、遡っていった。
 まだ日はあると思って走っていたのだが、遊水地に近づいた辺りで日は没した。夕焼けの名残がある辺りを撮る。
 境川でも桜はまだまだだ。でもこの時期の真新しい桜が、花単独では一番映えるのではないか。

2009年03月27日(金曜日)

またしても久しぶりに藤沢周りで帰宅

21時16分 暮らし , 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ 天気:晴れ

 やっと期末の山を乗り越えて、一息つけそうだ。というわけで藤沢周りで帰宅。
 柏尾川を下っている間、まだまだ日があった。日没すら拝めるほどだ。しかし微妙に寒い。また冬が戻ってきたかのようだ。

2009年03月26日(木曜日)

Lumix GH1発表と花と雪と

23時36分 デジタルカメラ , 暮らし 天気:雪のちくもり

 今朝はえらい寒いなと思いつつ外に出ると、路面が妙に濡れてる。一雨あったのかと思いつつ走り出すと、なにやらポツポツと顔に当たる。雨にしてはひらひらと不規則な動きだ。雪だよ! こりゃあ寒いはずだ。幸い、それ以上激しくなることは無く、いつしか降り止んでいた。考えてみると、ちゃんとした雪が舞っているのを見るのは、今年初めてではないか。
 帰路、私的標準木たる来迎寺前の桜を観測する。まだまだ枝先から咲き始めたばかりで、一分咲きにも満たない状況だ。このところの寒さで開花がずれたか。見頃は4月に入ってからになりそうだな。
 さて、気にしていたマイクロフォーサーズに関して、パナソニックから一つ発表があった。新機種Lumix GH1の国内発売の決定だ。海外での発売は決まっていたので時間の問題ではあったが。またGH1に合わせ、マイクロフォーサーズレンズの新型発表、さらにはG1とのセット販売のみだったものの単独販売開始も発表された。結構そそられる20mmパンケーキレンズも、ちゃんと開発するようだ。
 GH1と従来のG1との違いは違いは動画撮影機能だけかと思いきや、どうも撮像素子を新規開発したように読める。が、これも動画のマルチアスペクトに対応するためのもののようで、静止画には違いが無いのではないかな。
 こうなると、値が下がってきたG1の方がそそるなあ。EVFは非常に見やすかったし、軽さと小ささはかなりのものだ。Wレンズキットも\70000強まで下がっている。ううむ、Powershot Sx10に4万払うなら、こっちがいいな。前に挙げた旅行用カメラの要件に照らし合わせて、唯一の問題は電池だがな。レンズ交換に関しては、これも発表済みの14-140を着けるとオールインワン化が出来る。これでも900g台。重いといえば重いが、我慢できるのでは。軽さを取って14-45で凌ぐという手もある。
 どうしようかなあ。E-620を見て決めよう。いくらEVFの出来が良くなってきたとはいえ、まだまだ光学ファインダーには追いつけてないのだから。

2009年03月25日(水曜日)

桜観測

21時47分 暮らし 天気:くもり一時雨

 今日も寒い。
 帰路、遠回りして境川は湘南台の桜を見る気満々だったが、定時前からの会議が終わらず、果たせなかった。
 来迎寺の桜は、昨日とほとんど変わらず。カメラを持っていったのだが、写すまでも無いとばかりに取り出さなかった。
 夜は鍋物。こんなに寒いと、鍋が美味い。

2009年03月24日(火曜日)

桜観測開始

23時42分 暮らし 天気:くもり

 さて、仕事の日々が戻った。が、時期的により重要な業務が待っている。桜観測だ。
 帰路、個人的標準木である来迎寺の桜を見る。まだ、枝の先の方から開花し始めたばかりだ。
 それにしても寒い。例年、桜が咲く前後になぜか寒波が来るのだが、今年も来たようだな。これを越えたら、今度こそ暖かくなるだろう。

2009年03月23日(月曜日)

横浜に帰る

19時37分 , 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:くもり

 今日まで休みにしてあったので、ゆっくりと昼過ぎの便で戻ることにしていた。
 朝はゆっくりと起き、準備をする。サイドバッグは別送してもらうことにした。出掛けにHardRock号を調べると、案外に状態は良さそうだ。これは、このまま呉に置き自転車するかな。一度分解清掃しなければならないので、時間を見つけてやってしまおう。
 さて、モリスで軽く中華そば大盛りと稲荷寿司とゆで卵を腹に入れ*1、広島空港行きバスで空港に、ANAで羽田に飛んで帰宅した。
 MR-4Fがドロドロだ。週末に洗う時間があるかな。

2009年03月22日(日曜日)

2009春しまなみ縦走サイクリング3日目(雨中走行編)

21時15分 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ , 天気:くもりのち雨

 夜半、結構な雨量を予感させる雨音を聞いた。今日は雨にやられそうだと思っていた。
 朝、前日に朝食を取るとか取らないとかの話もあったが、宿からタクシーで出ることにし、きっちり取れることになった。
 今日の行程は以下の通りだった。まずはタクシーで今治港に向かい、高速船で大三島は宮浦に向かう。ここから走り出して、以降はしまなみ推奨ルートを尾道に向かうことにしていた。だが雨がどれくらいのものか、予想もつかない。
 起き抜け、外の状況を確認すると、既に一雨去って、まだ空は暗いという感じだ。ちょうど大きな船*1来島海峡大橋を通過中だった。
 今治港までタクシー輪行し、端の方にある桟橋から高速船に乗り込んだ。昨日も乗った船みたいだな。今日は自転車を畳んで輪行して行ったのだが、これは正解だった。他に3台の自転車が積まれ、我々の6台をそのまま乗せるのは不可能だったろうと思えたからだ。
 昨日と同じく宮浦に上陸し、今日は全員で参道を行く。雨上がりの参道は、ちょっと雰囲気が違う。こんな手すりの着いた家に気づいたりして。
 大山祇神社にもちょっとだけ立ち寄り、島の反対側へは車道を突っ切る。しかし途中で寄り道。東岸の住宅地に、こんな謎の店がある。店というか作業場だな。ここで買ったのは、昨日買い食いした苺どら焼き。以前におやぢ殿&kimrin姐さんが買ってたなあ。ゲテモノではなくて、普通においしい。
 少し走った辺りで、今から渡る多々羅大橋を撮る。今日はここから、従来とは逆に、尾道に向けて走ることになる。
 時々、雨がぱらつく天気だ。昨日に比べたら、さすがにサイクリストは少ない。多々羅大橋を渡りきり、生口島に入る。ここからは、さっきの苺どら焼きも含め、B級グルメツアーの様相を呈する。
 まずはしおかぜ商店街の岡哲でコロッケをつまみ食い。ほっこり甘いじゃが芋と、肉の甘みが良い。
 昼食は、いつもの万作。店構えが地味なせいか、食事は悪くないのに空いている穴場だ。今日はじゃこ天丼を頼む。じゃこ天*2がサクッとして旨い。
 しおまち商店街を後にし、今度はドルチェ本店を襲う。ちょっと空模様が怪しくなってきた。が、この店にも結構な自転車乗りが集まっていた。塩アイスのぜんざいをいただく。
 さて、だんだん暗くなってくる空におびえつつも、この先は追い風にも助けられて快調に走った。しかし快調すぎた。次の因島大橋への入り口を気にしながら走ったのだが、うっかり見落としてしまい、GPSの地図を見て首をひねりながら走るうちに、州江まで来ちゃったよ! 慌てて引き返す。そういえば、後続は二人しか来てない。笑われるかなと思いつつ引き換えしてゆく。案の定、上り口で待っていたのは嘲笑だった。そんなに悪意はないのだろうが、この時はなぜか応えた。僕もヘラヘラ笑っていればよかったのだろう。が、この瞬間ばかりは、なぜかそんな気になれなかった。
 なにかが切れた。そして萎えた。もう、マスツーリングはいいと思った。これなら、一人走った方が気楽だ。
 怒りに任せて橋への道を駆け上がり、いっそのこと後続を置き去りにして一人尾道まで走ろうとさえ考えたのだが、走り始めてすぐにポツポツと顔に当たるものが。ついに雨が降り始めたのだ。
 その後はこれっぽちも走る気も楽しむ気も起きず、淡々と尾道まで走って解散した。尾道のしまなみ観光案内所で最後のスタンプをもらい、完走証と記念品をもらえるはずだった。が、記念品が品切れということで、後で送ってもらえることになった。構内で輪行準備をしながら、どこぞのおっさんが連れてきていたわんこに、かなり癒された。
 最後の方ではかなり気を取り直していて、やはりたくさん助けてもらったのだから、まずは感謝しないとと思いもした。仲間と行く旅は、やはりいいもんだ。でも、もう自分で企画したり、引っ張って行くのはご免だ。もう、今回で卒業。しばらくは、気楽な一人旅を楽しみたい。

2009年03月21日(土曜日)

2009春しまなみ縦走サイクリング2日目(大三島~糸山編)

23時55分 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ , , 天気:晴れ

 一夜明けた2日目。朝も早くに目覚めたものの、布団から出る気になかなかなれなかった。ずっと頭痛が続いていて、朝食もろくに喉を通らない。心配だ。
 今日の行程は以下の通りだった。まず大崎下島にある宿を出て、すぐ近くの大長*1港からフェリーで大崎上島南岸にある明石港に。そこから自走で東岸にある木江港に向かい、そこで高速船で大三島は宮浦に渡る。そしてそこからはしまなみ海道ルートに沿ってサンライズ糸山を目指すというものだった。
 しかし、頭痛が痛いのだ。こんなことで自転車サイクリングを愉快に楽しめるだろうか。これではまともに走って走行できず、自転車から落ちて落車してしまうかもしれない。
 なんてことを朝食時にこぼしていたら、ちゅんちゅん女史が自分のヤクを分けてくれた。こういう場合に人の処方薬をもらうのは禁物だが、そんなことを考えている余裕はなかったのでいただく。クールなのをキメて、カフェインを摂取しておいた。
 ともかく、近所の港まで移動し、そこでフェリーに乗った。船上、客室でしばらくぐったりしていた。
 フェリーは明石港に着いた。ここからプチ峠越えの雰囲気で木江に向かうのだ。途中、奇怪な建造物を発見。ふれあい郷土資料館だそうだ。えーっ、この浮きっぷりはなに?
 木江に着いて、高速船の切符を買う。自転車6台程度ならそのまま載るようだ。ここまでの間で、冷たいのが効いてきたのか、頭痛は嘘のように去っていた。いい傾向だ。
 高速船は湖のような凪の瀬戸内を進み、宮浦に到着した。さて、ここからがサイクリング本番だ。
 大山祇神社に立ち寄るべく、宮浦からすぐの神社を目指す。参道を行くつもりだったが、先行している人々がそのまま車道に行ってしまったので、僕とこば氏のみが参道をゆっくり抜けた。雰囲気のある店も多い。酒饅頭がえらい安い店があったので*2、ここで買っておいて後で配った。
 大山祇神社に立ち寄る。既に他の連中は参拝に向かったようだ。僕も用事があったので、ここで境内に入った。というのも、去年末のしまなみ行で買ったお守りを、うっかりその日の宿で捨ててしまっていたのだ。というわけで、祭神に非礼を詫びて、お守りを買いなおした。
 道の駅御島で最初のスタンプをもらう。この時に参加賞も一緒にもらえるのだが、既に足りなくなりそうな状況だった。こんなところから走り始める人が結構多いなんて、運営側も考えてなかったようだ。参加賞は謎のストラップとバッジ。バッジなんて今日この日にしか使いそうにない。
 大三島縦断はサイクリングロードを行く。雨の日は御免な道だが、晴れているなら気分がいい。
 大三島の反対側に抜け、多々羅大橋を望む道の駅で休憩。自転車の人が多い。ものすごく多い。去年の五月連休中よりも多いのでは。いい傾向だ。
 じゃこ天を補給し、ちょっと切なくなる道を南下、大三島橋を越える。料金箱の辺りにチェックポイントがあるのだが、この有様だ。それにしてもロードバイクの多いこと多いこと。
 この料金所の手前辺りで、なぜか長岡氏と遭遇してしまう。それも、何故だか何故かレンタサイクルでだ。このまま尾道まで走るらしい。
 昼食はさんわで取りたいという希望があったので、さんわまで走ることにした。とはいえ、去年のGWを鑑みるに、物凄く待っているのではないかと懸念していたのだ。ところが、着いてみると案外に人気がない。余裕で2階席をゲットできた。塩ラーメンとおにぎりのセット、さらにギョーザを頼んだ。今回、人のこく旨塩ラーメンを味見して、その違いが大蒜であることに気づいた。なら普通の塩がいいな。
 伯方島を周回する。途中、島の北岸で見かけた駐輪スタンド。小径車にはちょっと厳しい。また、島の北岸からは多々羅大橋が望める。
 島をぐるりと渡って大三島橋の下を潜り、今度こそ大島大橋を渡る。今回、久しぶりに大島南岸を行くことにした。5年前の旅の記憶が蘇り、さぞかし苦難の旅になるだろうと覚悟していた。まあ、それなりに乗る人が多いので大丈夫だよね。Bromptonでは不安ということで、こば氏はしまなみ正規ルートを行くと表明。
 その正規ルートと、南岸ルートとの分岐点に、大島のスタンプポイントがあった。そこで見かけた1輪車の人。結構なペースで走っているようだ。ちゅんちゅん女史に拠れば、去年も会ったとか。
 さて南岸ルート。最初のうちは家も多くて、普通の海岸道路なのだが、後半は人里離れたアップダウンの多い道になる。5年前の経験から、2時間以上は費やす覚悟をしていたのだが、案外にあっさりと走破してしまい、1時間半足らずで道の駅に到着してしまった。速かったなあ。ここでこば氏と再合流した。
 道の駅から、いよいよ最後の来島海峡大橋へと上り始める。今日は本当に自転車乗りが多い。来島海峡大橋をほぼ渡りきった料金所が、ここでのチェックポイントだった。
 途中、馬島に降りてみた。海岸に出て見上げると、橋脚のマッシヴな姿が。また少し翳ってきた夕陽に、長大な橋が迫力ある光景を作り出している。橋はいい被写体だ。
 さて上に戻り、なんとなく出発準備をしていると、またしても思わぬ出会いがあった。なぜか小径車の集団が続いたのだが、そこに伊能氏が混じっていたのだ。なんでもサイクルハウスしぶや主催のツーリングに参加しているのだとか。それで小径車が続いたわけね。
 伊能氏とはサンライズ糸山でも遭った。サンライズ糸山前のロータリーでは、多くの自転車乗り集団が集結中だった。今日一日で走りきった人が多いようだ。やたら目立つ集団は、今治の焼き鳥屋山鳥のジャージを着た集団と、鶴見辰吾主催の自転車クラブのそれだった。山鳥の人とは一昨々年の秋に遭遇したなあ。
 荷物を部屋に置いて、糸山展望台に登る。まだ日があったので、明るい写真を撮れた。巨大な橋を直近で見下ろせる場所は、他にはない。振り返ると、増えてきた雲から一瞬だけ顔を出した夕陽が見えた。
 夕食は大潮荘で取りたかったのだが、ここは予約を受け付けてない。そこで18:00開店直後を襲うと、難なく席を取れた。煮魚の膳を注文する。料理の演出が行き届いていて、高評価だ。でも後で思うに、味は浜勝と甲乙つけ難かった。瀬戸内の煮魚はおいしい。
 宿に戻り、簡単にミーティング。明日は雨なのでどうしようかという話題だった。僕は、ひどい雨なら松山まで出て、フェリーで呉に直帰しようかとさえ考えていたのだが。さすがに、雨の中を長時間走るのは気が重い。

2009年03月20日(金曜日)

2009春しまなみ縦走サイクリング初日(とびしま海道編)

23時55分 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ , 天気:くもりのち晴れ

 さて、いよいよしまなみサイクリングの始まりだ。荷物は、サイドバッグは置いて、Freepack Sportだけ背負った。
 僕は呉駅からの出走だが、他のメンバーは、こば氏を除いて仁方集合となっている。というわけで、結局は仁方駅を目指さねばならない。その前にモリス。
 モリスで軽く中華そばを腹に入れ、広トンネルを越えて、仁方へと向かった。
 仁方駅の正確な場所を憶えてなかったので、ちょっと手前から曲がってしまい、多少のロスをする。が、すぐ近所だったので、鉄路と道路標識を頼りに、難なくたどり着いた。
 駅には横尾氏、ちゅんちゅん女史、そして石川氏が待っていた。つっしーは飛行場で荷物が出るのが遅れたそうで、少し後に無事到着。これで、先行しているはずのこば氏を除いて、全員が集合した。早速、とびしま海道に走り出した。
 最初の橋、安芸灘大橋。ここだけは有料橋で、しかも普通車\700という値段。しかしとびしま海道全体で有料橋はここだけなので、実質とびしま海道全体の入域料みたいなものだ。自転車と歩行者は無料。最初に立ち入った下蒲刈は、次の下蒲刈との間に架かる蒲刈大橋までの最短距離を走った。途中、昼食に良さそうな店を発見したが、生憎満席。後のことを考えると、少し待ってでもここで食べればよかったか。
 先を急ぐ。蒲刈大橋を渡ると上蒲刈。ここは南方を回り込むように走った。昼食が気になっていたので、少し急ぎ気味に走った。昼食は県民の浜というリゾート地の奥にある、恵みの丘のレストランだった。が、これが大失敗。首尾よく席を占めたものの、丼ものも冷たい麺もやってないという。丼ものをやってないとはどういうことか。稼ぐ気ないのかなあ。お高いなんたら膳を頼む気にもなれず、とってもスパイシービーフなカレーでお茶を濁した。あまりにも奥まっているので、あまり栄えている店では無さそうだったな。もっと手前のレストランで食べればよかった。
 ともかく腹は満たした。この先はこば氏を連絡を取り合いながら走る。新設の豊島大橋への道を登っていると、晴れてきた空の下広がる、内海の小漁港の風景を一望できる。
 上りきって、トンネルを抜けると、豊島大橋。こんな辺鄙なルートなのに、今日はずいぶんたくさんのサイクリストとすれ違った。
 豊島大橋から見える豊島は、こんもり盛り上がった、実に屋久島のような島影だった。豊島大橋は新しいだけあり、均整の取れた近代的な橋だ。豊島はぐるりと回って、反対側の豊浜大橋を渡った。蒲刈大橋と同時代の橋らしく、やや古めかしいトラス橋だ。が、湖のような瀬戸内には、なぜかこの姿が映える。
 この辺で、こば氏をとうとう捕捉した。これでようやく全メンバーが揃った。
 少し走ると、不思議なものに出会う。巨大なジャングルジムだ。約2名が童心に返って、この頂点を制覇していた。
 やがて、2006年のツアーでも足を延ばした御手洗に到着する。三々五々散り、散策の時間を過ごす。今日は観光客が多い。これは乙女座という、確か古い小劇場を資料館の類としたもの。古い町並みを歩くのはいいもんだ。
 海岸にある小屋に目が止まった。この小屋、3年半前には凄い状況だったんだよな。後一発、台風が来れば無くなると心配していたもんだが。
 御手洗のすぐ傍、大長*1の宿、オレンジハウスに到着した。ここは、3年半前にも昼食を取ろうと覗いた店だった。荷物を置いて、この先の岡村島まで走ることにする。
 次第に低くなる夕陽と競争しながら、岡村島を目指す。は、間の小島をまたいで三つ架かっている。日暮れが近かったので高速化し、サバイバルツアーの観を呈してきた。が、なんとか岡村島先端を目指していたところでタイムアップ。日は沈んだ
 宿に戻り、ビールを供に夕食*2を終えた頃から、頭痛が募り始める。ミーティングを遠くに聞きながら、早々に沈没してしまった。

2009年03月19日(木曜日)

呉に帰る

23時55分 , 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルギミック , 天気:くもり

 早朝4:30に起床。大急ぎで出立準備を始める。が、サイドバッグが意外にもキャリアに載らない。なんでだ。何度も着けて走ったろうに。どうやらずっと前にSatRDayに着けた時に、キャリアに引っ掛ける爪の幅を調整したのだが、その結果このキャリアに載り切らなくなったようだ。ともかく、無理やり載せて戸塚に向かった。
 久しぶりの輪行準備にてこずっているうちに電車を乗り逃がし、いよいよ危うしという段になってきた。が、横浜で京急の羽田直行になんとか間に合い、焦眉を開く。
 羽田空港から飛び立ち、広島空港に着いた途端、何故だか何故かこば氏と会ってしまう。あれ、なんで? 話を聞くと、結局前後泊を見込んだらしい。でも明日は早く出走するとか。
 呉に着き、まずはモリスを襲う。時間が早かったおかげで、ほぼ最初の客だったようだ。この時間に襲うと、まだ麺のゆで汁が澄んでいるので、結果的に澄んだスープをゲットできるのだ。
 帰宅して、即座に布団にダイブして、このところの素晴らしい睡眠不足解消に励む。夕方まで飽きるまで寝て、そしてまた夜に寝る。
 その合間に持って帰ったLOOX Uでアクセスを試みるが、なんとEM-ONEで電波を捉えられない。えー、去年まではビンビンだったのに。イーモバイルめ、妙な調整でもしやがったか。
 ともあれ、PHSが命綱になった。遅いが、全国津々浦々で使えるこれが、最後の頼みだな。

2009年03月18日(水曜日)

とりあえず出発準備

23時14分 暮らし 天気:くもりのち雨

 仕事は限がついたともつかないともいえない微妙な状況だが、ともかく出発準備はせねばならぬ。
 定時で帰宅して、荷物をまとめる。MR-4Fを持ってゆくので、荷物はFreepack Sport中心に考えなければならない。が、これだけだと入りきらないので、防水サイドバッグをフロント右にだけつけることにした。これで十分なはず。
 後は雨か。夜半、確かに雨の音を聞いた。広島はどうかな。

2009年03月17日(火曜日)

そうだ、置き自転車があった

23時55分 , 自転車 ( 自転車旅行検討 ) 天気:晴れ

 しまなみ行直前で、持ってゆく荷物の見積もりを始めている*1
 実家に前後泊することもあり、また途中で確実に洗濯できるのがサンライズ糸山だけということもあって、最低でも1泊分の着替えは持っていかなければ。前後泊も見込むと二日分は要るだろう。それを抱えて走るのは億劫だ。そもそも、MR-4Fでそこそこの荷物を運ぼうとすると、フロントキャリアにサイドバッグを装着せねば間に合わないだろう。
 というところで思い出したのが、実家に置きっぱなしのHARDROCK号だ。ずいぶん汚れていて調整要だが、リアキャリアがあってサイドバッグをつけられるので、荷物は運べる。また太目のスリックを履いたMTB故、走行性能も十二分だ。問題は、実家に戻って整備する余裕はあるかだ。工具も洗剤もない。特にチェーンはきれいにしておかなければと思っていた。それらを抱えて行く手間を考えても、置き自転車活用はありだ。
 ただ、現地の天気がよろしくない。雨が降ったり止んだりになりそう。すると泥除け付で簡単に輪行出来る自転車、具体的にはBromptonが光って見える。走行性能云々に目をつぶって、今回もBromptonを持ってゆこうかな。カメラの選択とあわせて、今なお悩み中なのである。

2009年03月16日(月曜日)

渋沢に出張

21時31分 暮らし 天気:晴れ

 久しぶりに渋沢に出張。本当なら一日中こちらで作業のはだった。ところが行ってみると使えるはずの資源が使えず、結局作業の一部だけやって、午後には戸塚にとんぼ返りだった。
 しかし、移動中に盛大に花粉を浴びたためか、非常に不調に陥り、定時でさくっと退けた。色気を出してカメラを持ち歩いていたのだが、まださすがに桜には遭遇できなかった。
 帰宅して、コタツで寝たり起きたりして、不調なまま夜が更けていった。

2009年03月15日(日曜日)

シグマAPO70-300試写

20時07分 デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:晴れ

 今日はなぜだか異様に疲労していて、昼前まで盛大に寝てしまった。本当はMR-4Fの分解清掃しようと思っていたのだが、チェーンもそんなに汚れてないのでいいや。
 夕方、昨日届いたシグマAPO70-300mmの試写をしようと、バッグにD90とGX200を入れて、EPIC号を漕ぎ出した。行き先は他にないのかと聞きたくなりそうな境川。GX200を持っていったのは、広角側をカバーするためだ。自転車に乗っているときにはレンズ交換なんて御免だ。GX200なら35mm換算で24~72mmをカバーしてくれるので、70mmからのこのレンズを補完するには最適だ。
 境川遊水地で鳥さんたちを撮ろうと思い、情報センター近くに向かった。ちょうど鴨の群れに混じり、例の白い奴が舞い降りるところだった。つんつんした毛が目立っていたので、鷺の眷属だろうかと思い悩んでいたのだが、こうしてみるとオオハクチョウで正解みたいだな。つんつんした毛がかなり減っている。幼鳥モードから、成鳥モードに 切り替わりつつあるようだ。
 ここでGX200が登場。D90ではどうにもならない遊水地の全景を収める。70mmだと真ん中の突端くらいしかカバーできない。
 少し下り、昨日夕陽を撮った場所で、今日はちゃんと没した陽を撮る。間に合わなかったんかい。そう、後一歩だったのだが。
 やはり昨日も撮った桜の眷属を、D90、GX200それぞれで撮った。D90では、意外にマクロが使いやすくて、ちょっと気をつければ手ぶれすることが少なかった。昨日のPowershot S3ISではかなり手ぶれしたのだが*1。さすがに撮像素子の差が出たか。フォーサーズくらいだとどうなんだろう。
 GX200でも桜のお仲間を撮る。マクロモードでもっと寄れはするのだが、暗くて手ブレするのでフラッシュが要る。ところが近すぎるとフラッシュがケラレるので、この位置にならざるを得ないのだ。広角マクロは気持ちがいいのだが。
 菜の花畑で、素人らしくボケを生かしまくった一枚。文字通り紙のように薄い被写界深度なので、こんな写真は簡単、どころか暗くて絞れずに花の全体にピントを出すことが出来ない。でも面白いな。
 GX200で、フラッシュ無しで寄りまくって撮るとこう。マクロはやはりこちらが得意そうだ。とはいえ、望遠マクロは面白いな。
 最後に菜の花畑の全景。これはGX200の担当だ。撮像素子のダイナミックレンジが狭いため、こんな絵になってしまう。
 こうして使ってみると、70-300をGX200で補完するという手は、かなりいけるのではないかい。とはいえ、わざわざ旅行に持って行こうという気にはなれない。桜の時期に、散歩のお供にするにはいいかもね。

2009年03月14日(土曜日)

久しぶりのMR-4F&Powershot S3IS

22時10分 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ 天気:晴れ

 さて、FH20を手放してどうするか。それはちょっと考えるとして、とりあえずはPowershot S3ISでしのごう。これは広角を使えない他には、古い世代のデジカメなりに弱点が少ないカメラだ。
 夕刻、来週のしまなみ行に備え、MR-4Fを持ち出す。試走というよりは乗り慣れるためだ。今年になってまだ2回目だよ。
 湘南台の桜並木では、花芽からつぼみが顔を出し始めていた。シルエットでは分からないが、それでもかなり膨らんできているのが見て取れる。後10日くらいかな。
 MR-4Fの乗り味を楽しみながら、境川を下っていった。俣野の辺りで日没直前の夕陽を撮ろうと目論むも、沸いてきた雲に阻まれる。無闇に広角で撮るよりも悩まなくていいみたいだぞ。
 さらに下った下水処理場の対岸辺り、土手になにやら桜の眷属っぽい花が咲いていた。ちょうど散歩してたおばさんとしげしげと眺めながら『桜ですかね、早いですね』などと話す。去年は上流の方で杏らしき花に出会ったが。
 道を挟んだ農地の脇に小さな菜の花畑が広がっている。間もなく盛りというところか。ここは農地なので菜種油を取るのだろうね。菜の花そのものを採るのかもしれない。この写真を撮るのにバリアブルモニタが大活躍だ。うむ、やはり便利だ。
 南端で折り返し、高鎌橋を超えた辺りで、富士山のシルエットを目撃。今日はすっきり晴れてくれたな。
 夜、konozamaから荷物を受け取る。中身はシグマのAPO70-300mmだ。以前からこのクラスの望遠レンズが安すぎて、1本欲しいなと思っていた。ニコンのVR付も、逆にさらに安いAPOじゃない方も考えた。でも、それほど多用するとも思えないし、APO付とて十分安くて、アポクロマートなら色収差も小さいんじゃないかいと思い*1、これを買った。
 広角端だとほぼファインダー等倍に見える。望遠端では450mm相当なので、かなりの迫力。200mm以上ではスライドスイッチを使うとマクロモードを切り替えでき、最短撮影距離をさらに短縮できる。望遠端でも95cmで撮影可能なので、どえらい迫力になる。これは面白そうだ。

2009年03月13日(金曜日)

しまなみへの選択

22時40分 天気:くもり時々雨

 さて、しまなみ行まで1週間を切った。自転車はどうしよう。とか悩むまでもなく、今回はMR-4で決まり。なにせ、そこそこな距離を走りそうだし、しまなみはともかくとびしま海道は自転車を甘やかせてくれる道ではない。そこそこ戦闘力のある自転車じゃないと。
 今回、大崎下島宿泊というあまりないシチュエーションだ。ふつうは日帰りする場所だからな。せっかくだから島の風景を撮りまくろうと、カメラはD90にするつもりだった。でもMR-4だと、荷物少ない方がいいな。GX200にしようか考え中。
 見事に晴れますように。

2009年03月12日(木曜日)

E-620は確かにそそられる、が

23時55分 デジタルカメラ 天気:冬晴れか

 やはりフォーサーズの方が本体は軽く出来るのだ。D90と比較すると150g強の差となる。重量差よりもサイズ差の方が効くかもしれない。E-410は本当に小さかったから。容量の限られた自転車ツーリングの荷物としては、可能な限り小さくあるべき。もちろん、普段の持ち歩きにだって。
 でも、レンズは意外に軽くない。ZUIKO25mm*1のパンケーキレンズみたいなのはもちろん軽いが、気合の入った広ズーム域レンズでは、Fマウントのそれとさして差が出ない。ニコンの18-200VR2とパナライカ14-150に差が無いのは、どちらも防振機構を持っているからだろう。その他の高価なズームレンズが軽く出来ないのは、複雑な多レンズ構成を取らざるを得ないズームレンズでは、各玉がどうしても厚くなり、軽さを稼げないのだろう。でもお安い標準ズームだと本当に軽いので、根本的な設計思想の差なのかもしれない。
 一番の問題は、フォーサーズの性質として、広角まではなんとかなるとして、20mm相当以下の超広角はなんともならないことだろうか。でもまあ、それはD90が担当すればいいのでは。
 確かに全部入りに近く、軽くて良さそうに見えるんだけど、どういうレンズと組み合わせてどう使いかが悩ましい。本体防振機構を生かせる、防振無しの軽量レンズが増えればいいんだが。

2009年03月11日(水曜日)

三寒四温

22時58分 暮らし 天気:くもり

 ここ数日は暖かな日が続いたが、今日は妙に気温が下がった。夜、踊場への坂道をよじ登っていると、昨日なら汗だらだらだったのに、妙に快適だ。さらには、走っている間、ライトに白いものが次々に浮かんで消えてい行く。どうも小さな霰が降ったようだ。とはいえ、もう凍える寒さではない。
 こういう風にだんだん暖かくなってゆく初春を三寒四温というのだよな。と思って辞書を引いてみると、全然違いました。『冬の気候って、大体この七日一組で循環していくんじゃね?』という意味だとか。そういえば、妙に週末にばかり天候が崩れる時期もあったな。元々は中華な言葉であったのだが、この冬の日本ではそのまま通じる気もする。
 なんとなく鍋物を食べたかったので、うどんメインで水炊きもどきを作った。寒い日は鍋でございますよ。

2009年03月10日(火曜日)

SP-590UZ

23時55分 デジタルカメラ 天気:くもりのち晴れ

 FH20を手離すことにして、では結局Powershot S3ISの後継はどうするという問題に関しては、振り出しに戻ってしまった。
 順当ならばS3ISの系列であるSX10辺りにするのが無難だ。コンデジとしての完成度は高く、S3ISでの不満点がほぼ解消されている。しかし唯一最大の欠点が、その重量。電池込みだと600gを超えるなんて、本当にコンデジなのか。下手しなくてもオリンパスの軽量一眼デジカメより重くなるくらいだ。
 ここで、もう一度要件を振り返ると。1)28mm以下の広角端、2)500mm超程度の望遠端、3)AA電池駆動、4)見やすいEVF、5)一眼寄りの操作性、6)手ぶれ防止、7)バリアブル背面画面、というものがある。重要度もこの順だ。旅先で撮りたいものを撮れなかったという不満を振り返ると、まずはズーム域の広さを求めたいし、広角性能も欲しい。旅行用という性格から、AA電池駆動も欲しい。EVFも僕の使い方だと非常に便利*1なので欲しい。一眼寄りの操作性というのは、裏を返せばメニューを辿っての設定変更を出来るだけやりたくないということだ。D90だとやりたいことの大半はダイヤルとボタンの組み合わせで事足りる。しかしメニューインタフェースでも非常に出来がよければ別かもしれない。手ぶれ防止は、レンズがものすごく明るければ要らないかもしれないが、やはり夜間の撮影では欲しいし、望遠端では必須に近い。バリアブル画面もあれば非常に便利で、変な撮り方が出来て好きだ。が、実際には展開すること自体が面倒で使わないことも多いし、無ければ無いで済むくらいの軽さではある。
 そういう目で見ると、SX10はすべての要件を満たしているのだな。操作性は悪くなかったし、EVFも比較的見やすいものだった。だから、重量増を呑んでこれを買おうかと思っていたのだが。
 昨日の記事へのいっとく氏のコメントで、オリンパスSP-590UZの存在を思い出した。26mmから26倍というかなり狂気に満ちたズーム域を持った機械だ。上の要件で言えばバリアブル背面画面以外はすべて満たしている。問題の重量も、SX10の590g*2に対して435gと相当軽い。いいね。
 問題は2点。一つはメモリカードが相変わらずxDなこと。いい加減、富士みたいにSDとデュアルにしても罰は当たらんと思うが。でもマイクロSDを使えるアダプタがついてくるので、それほどの弱点ではない。
 もう一点は、個人的にはオリンパスの機械であること。ずっと前にこの機械のご先祖様を触ったとき、動作の遅さとチープさに衝撃を受けたことがある。ちょっとトラウマになってさえいるくらいだ。だから、今回も570UZをほとんど検討しなかったのだ。でもあれから3年は経って、さすがに改善されているだろう。実際にモノを手にとってみたい。
 というわけで、これがS3IS後継として最右翼に立った。続いてSX10なのは変わらず。後は電池の問題を除けば、ニコンのP90か。
 ここで考え所なのは、既にこのセグメントには軽量一眼デジカメと重なっているということだ。撮像素子のサイズを考えても、写真を撮るということに関してはさすがに一眼に負けるはずだ。例えば先日手に取る機会があったPentaxのk-mの場合、上の要件で言えば背面画面がバリアブルでないこと以外は満たしていそうだ。光学ファインダーはさすがにEVFより視認性が高いだろうし、操作性も一眼としてのそれを確保しているはず。ズーム域はレンズ交換を呑めば思うがままだ。なんといってもAA駆動なのが大きい。一方でフォーサーズも軽量機が豊富なので、*3大いに気になる。最近発表されたオリンパスE-620なんざAA駆動以外は全部入りだ。AA駆動を外して、予備電池を幾つか持ち歩くというのも手だ。
 が、やはりレンズ交換式はレンズ交換ありきで、オールインワンで手軽に扱いたいという要望に反する面もある。広いズーム域を実現するためには、軽さを望めばレンズを2本に分割せねばならず、1本で済ませるには重い広ズーム域レンズを着けねばならない。普通に旅行するならともかく、自転車ツーリングでそれは辛い。
 ということで、やはり590UZが最右翼であることは間違いない。k-mにせよE-620にせよ、これとは別に欲しいけどな。
 操作性を確かめて問題なければ、ちょっと値が落ち着くのを待って買おうと思う。

2009年03月09日(月曜日)

Exilim FH20を手放す

22時35分 デジタルカメラ 天気:くもり

 うーむ、使いこなせない。
 昨日の旅にはFH20を持っていった。しかし、操作性の低さにとうとう愛想を尽かした。一見して、ハイエンドのコンデジ然とした佇まいなのだが、このカメラのインタフェースはボトムエンドのそれを踏襲してしまっている。メニューありきで、ちょっと複雑な設定で撮ろうとすると、いちいち深い階層まで降りなければならない。ではカメラ任せで万事オッケーかといえば、そこまでは基本性能が高くないのである。特にAF性能の低さには参っていた。なんだってこんなにバランスの悪いカメラなんだ。
 とはいえ、まったくダメダメかといえばそうでもないのが厄介なところだ。本当にごく基本的な、つまりメモ撮り程度なら悩むことは無い。旅行先で風景を撮るくらいなら問題は無い。またこいつの売りの高速連写はやはり強力だ。ハイエンドの一眼デジカメでも撮れないものが撮れるという意味では、これは無二の存在だと思った。
 が、その高速連写*1をちゃんと使いこなすのが難しい。鳥を撮る人だったら、明るく撮れる場所を見つけて、それにあわせた設定をした上で待ち受けることも出来るだろう。でも僕みたいに立ち寄り先でたまたま適した被写体に遭遇した場合なんて、なかなかきちんと設定することも難しい。それでワンチャンスをモノに出来るかといわれれば、無理だろう。
 そういうわけで、旅行用カメラとしては旨みが無いし、このカメラの特性を生かした使い方も考えてないしで、結局持て余してしまったのだ。翡翠との何度かの対決で、このカメラの凄さの片鱗を垣間見ただけに、なんとも敗北感に満ちた決断ではある。
 代わりに何を買うかな。やはりPowershot SX10かな。

2009年03月08日(日曜日)

富士宮~沼津徒歩ツーリング

23時55分 レジャー , デジタルカメラ , , 天気:くもり時々晴れ

 18切符で富士宮と沼津に行ってこようという企画に乗った。なにせ切り離して使えない18切符でという趣旨なので、誰が切符を買って、誰を拾うか、細かく決めてあった。
 朝8:00頃に戸塚駅地下でロイ氏に拾っていただき、ホームでその他の後続組と合流。2回乗り継いで、西富士宮に降り立った。はるか以前に仕事で来て以来だと思う。駅前からほのぼのした商店街*1が延びている。ここから浅間神社の本宮にかけて富士宮焼きそばの店が点在しているので、何件か襲撃しようという目論見があった。
 商店街の一角で、なにやら青空市らしき催しが。八日市の類らしい。だんごやらおでんやら、さらには焼きそばにも遭遇して気を惹かれる一行であったが、ここではなんとか誘惑を振り切る。
 最初に襲った店は、そこから少し進んだところにあったじねん坊。『お座敷お好み焼き』なる文字が見えるが全席お座敷で、靴を脱いであがるという意表をついたインタフェースだった。
 焼きそばには何種類かあった。僕の座ったテーブルではミックス*2、野菜、そしてカレーを注文した。富士宮の焼きそばは麺に特徴がある。妙に腰のある麺で、食べ応えを感じる食感だった。また魚粉もたっぷり使っているようだ。好印象だった。
 お好み焼きのメニューとして『あられ』と『しぐれ』があるのを、hai氏が目ざとく発見。メニューにいわく、『あられ』はご飯を、『しぐれ』は麺を載せるものだとか。隣のテーブルが『あられ』を注文したので、ご相伴に預かる。焼きおにぎりの食感も楽しめるものだった。
 店を後にし、次に襲ったのは乾物屋。さっきの店で襲えてもらったそうな。魚粉や削り節を下ろしている店らしい。小売もやっていて、本当は日曜定休なのだが、なんでも店主がたまたま居合わせたので開けてもらったそうな。狭い店内に踏み込むと、新鮮な削り節のいい香りが漂ってくる。周辺の猫たちが迷い込みそうだ。
 駅前から延々と進んでくると、やがて本宮の鳥居が見えてくる。ここは駐車場への入り口だが。ちょうど富士が頭を出していたので、ちょっとした撮影タイムになった。絵になるねえ。
 この鳥居のまん前にあるつたやという店で、富士宮焼きそば2食目をゲット。店主が富士宮観光協会の会長ということで、いろいろ親切にしていただく。大盛り焼きそばを人数の半分だけ頼んだのだが、味噌汁とサラダもサービスしていただいた。この店の焼きそばは、バリエーションこそ無かったものの、先の店よりも好評であったようだ。僕は差を感じなかったが。
 店の前の鳥居辺りに駐車場があり、そこから本宮方面へと散策路が整備されている。
 年月を経て風格を湛えた民家の裏から、お宮通りに入った。短い通りだが、食い物の店が立ち並んでいて、客で充満している。なぜか駄洒落に満ちた空間で、マスバーガーだのなんだのといった下らん駄洒落に満ちた空間に立っていると、人生のなんたるかを追求中(予定)の高尚にして高潔な拙者の大脳も、次第にその駄洒落空間に侵されていく感じがした。いわゆる脳みそウニという状況だ。1時間いたら知能指数が半減するものと思われる。ビールやおでん、塩焼きそばをつまんで、そそくさと参拝に向かう。
 本宮は規模的に鶴が丘八幡宮に負けている気もしたが、富士山頂部が奥の宮だと考えるとスケールが違う。季節的にがちらほらと見られ、また何故か鶏が放し飼いされていたこともあって、賑々しい雰囲気ではあった。先ほどの観光協会長氏の話では、つい2年前に修繕されたらしい。そのおかげだろう、社殿は真新しく、清々しいものだった。
 参道のわき道を下って戻り、富士宮駅へと向かう。さすがに、こちらの方が商店街も大きいようだ。が、一本外れた通りではシャッター街化が進行しているのは同じ。
 富士宮駅から沼津へと移動し、ここで沼津港に向けての渡し舟に乗った。歩いていってもいいくらいの距離ではあったが、せっかくなので乗ってみた。風が出てきていて、川舟では少し心配だったが、意外に波も立たず、快適だった。
 市場に立ち寄ったときに、帰宅しての食事として鯖寿司を買い求め、少し歩くと最後の目的地、ベアードに到着。各種ビールを自前で醸造している店で、渋谷にも出店があるとか。このところ、何度も酒を過ごして苦しめられている僕は、今日はかなり抑えるつもりだった。最初にダークベリーなんたらというイチゴのビール*3を頼む。しかしこれ、アルコール度数が8.5%という強めのものだった。3.5%と空目していた僕はびっくり。この後は軽いの1杯だけで自制する。料理もなかなか。特に豚とろと、鯵と揚げ芋の皿が人気だった。
 ここで気になっていたかとー氏のカメラを拝見する。ペンタックスのk-mだが、白のカラーモデルだった。ストームトルーパーが持っていてもおかしくない配色だ。k-m自体の存在は知っていたのだが、実はAA4本で駆動できるのだそうな。おー、それはそそられる。
 20:00くらいまで店でクダを巻いて、沼津駅まで歩き、そこからJRで三々五々別れていった。ここでも18切符の性質から何人か同士を巻き込み、僕はかとー&わかば組に戸塚駅の改札までついてきたもらい、そこで分かれた。
 いやあ、楽しかった。焼きそばは、うまいけどわざわざ食いに行くほどじゃないな。でもベアードのエールはもう一度飲みに行きたいものだ。

2009年03月07日(土曜日)

相変わらず境川に

19時48分 自転車 ( 自転車散歩 ) , 暮らし , デジタルカメラ 天気:晴れ

 起床は9:00過ぎとまあまあ早かったし、十分に寝たはずなのに、なぜか寝足りない感が強い。ちょっと花粉を強く感じる。
 夕方に、自分としては久しぶりに境川に。藤沢経由での帰宅時にはよく通るのではあるが、あれは夜間だし登り方向だけなので、下って上るフルコースは久しぶり。
 湘南台の桜並木で、桜の花芽の観察。芽はすでに大きくなり、綻び始めているようにも見える。今年は開花がやや早いという予想だが、今後の気候しだいではかなり早い展開になりそうな気がする。
 さらに下り、果樹園のところの。採果用の品種なので、やや開花が遅いのか、まだ半分くらいは花が残っている。
 EPIC号の安楽な乗り味に頼り、ダラーッと南下。いつも夕陽を撮っている下水処理場対岸で夕景を撮る。今日は雲が多くて、夕陽そのものは拝めなかった。しかし、太陽高度は17:00を超えてもまだ余裕がある。まもなく春分の日だしな。
 花粉を満喫しつつ帰宅。

2009年03月06日(金曜日)

帰って転寝

23時55分 暮らし 天気:くもり

 遅くに帰宅。明日は休みなので時間をどう過ごそうが自由だ。とはいえ、帰ってすぐに転寝してしまい、夜中、どころか明け方に近い時間に目覚めるというのはどうよ? 結局、布団で寝なおして、起きてから風呂に入るという体たらくだ。きっと、僕の体内時計は大きく狂っているんだろうな……。

2009年03月05日(木曜日)

藤沢周りで帰ったよ

21時55分 暮らし , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:晴れ

 来週のはずだった仕事山が、急に今週末に引っ越してきちゃった。今日が当座最後の機会なので、藤沢周りで帰宅した。なにせTCR-2がトラブル中なので、当然EPIC号だ。
 柏尾側沿いのガタガタ道は、やはりフルサスバイクの安楽さが良い。EPICも6年目だし、そろそろ後継を考えてもいいな。いや、次はリジッドだな。
 寒いといえば寒いが、先週の凍えそうなそれに比べればずっとマシだ。帰宅する頃には背中が汗ばんでいた。春は近いぞ。

2009年03月04日(水曜日)

スポーク折れた

21時35分 自転車 天気:くもり時々雨

 今朝方、駐輪場のラックにTCR-2を載せた時だった。なんの気無しに振れた後輪スポークの一本がぐらついてるではないか。なんとニップル側で折れていた。ちょうどねじ部の真ん中辺りだ。部位は、またしても反フリー側だった。去年にやったときもそうだったな。
 このところは反フリー側の、しかもニップル部でばかりだ。これはテンションが低いからだろうか。高すぎるならフリー側の、恐らくは首から逝くだろうし。また、通勤経路ではどうしても歩道を行かねばならない事が多く、段差で負荷が掛かっていたことも影響しているのだろう。
 なんにせよ、こうバキバキ逝くようでは不安なので、今度は全スポークを交換しなければならないだろう。気分的には、いっそのこと14番で組みたいくらいだ。

2009年03月03日(火曜日)

寒くて萎え萎えな日

21時52分 暮らし 天気:くもりのち霙

 ひな祭り。せっかくなので雛あられだの菱餅だを買って帰りたいものだ。
 しかし、朝からの寒さに加え、夕刻にはとうとう雨が降り始めた。もちろん、わき目も振らず直帰したさ。しかし、レインスーツで身を固めたおかげで、帰路は朝ほどに寒さがこたえなかった。
 明日も朝は雪かもという予報。ひあーっ……。

2009年03月02日(月曜日)

藤沢周り帰宅で体に喝

20時05分 暮らし , 思考 , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気快晴

 近頃どうにもだらしねえので、藤沢周りで帰宅。いつも通りといえばそうだ。
 南下中は追い風で快適、北上中は向かい風で辛いというのも、ここのところのお決まりだ。
 しかし、真っ暗で寒い道を、ただ一人走るのは楽しいんだぜ。何も考えなくていいし、何も考えなくなる。これもまた禅である。
 とかいいながら、寒風に顔をガビガビにしながら帰宅。

2009年03月01日(日曜日)

どうも寒い日が続く

23時55分 暮らし , 思考 天気:寒い雨

 去年もそうだった気がするのだが、そろそろ春の気配を感じていいこの時分が、一番寒くなるとはどういうことだろう。寒すぎて、しかも雨まで降っているので、今日も引きこもり。引きこもりを続けていると、自分がどんどん不健康になって行くのが分かる。何かが溜まってくるのよね。
 非常に迷惑を掛けてしまった一件で、いろいろ反省する。世の中、重さが30kgを越える易損品を運ぶのは、簡単では無いのだな。相手方に梱包の手間を取らせるのも申し訳ないので、一番楽な手を探している。
 なにか後ろ向きな気持ちになってしまっているので、ちょっと過去の旅行を振り返ったり、手っ取り早く物欲を以って足を進ませようと、通販サイトを巡ってみたりもする。引きこもると精神衛生上もよくないな。明日は藤沢周りで帰ろう。
 気が付いたら3月になっている。春になるまでの時間は早く感じるものだ。