Strange Days

2009年04月30日(木曜日)

D90とSx10を担いで境川に

21時09分 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ 天気:晴れてたよ

 夕刻、D90+35mmで撮りたくて、BD-1で境川に出かけた。補助としてSx10も携行する。そもそも、D70に加えてPowershot S1ISを購入したのは、メディアが同じCFで、補完性が高かったからだ。それが、いつの間にかどちらもSD化して、結局また補完関係になっている。
 昨日も寄った六会マンション近くの花畑ゾーンで、今日は白い花中心の花畑を撮った。35mmだとズームで寄ったり離れたり出来ないので、人間の方が歩き回ってファインダーに収まる位置を探す。これはこれで面白い。またレンズが軽いので、D90を振り回しても負担にならない。パンジーも多く、作り物っぽい紫の花もきれいだった。ちょうど歩行者自転車道沿いにあるので、ウォーキングの人々が目を留めている場面を目撃した。
 一度南下し、大清水高校前休憩所で折り返し、少し北上すると、今まさに日が落ちて行くところ。これをSx10の最大ズームで撮ると、木々が燃えているようで面白い。
 日が落ちたので、BD-1を撮ってから、帰途についた。今日は何故か、C-130が編隊で飛び回っていた。
 湘南台南方の猫ポイントに至ると、ちょうどかの老嬢が人待ち顔で待っていた。自転車を止め、力一杯遊んでやる。毛の生え替わりが進行しているのか、手袋に猫の毛がびっしりこびりついた。おなかを撫でてやると気持ちよさそうだ。
 猫分を超補給してつやつやした顔をテカらせながら、帰宅。

サーバ群構築に着手する

12時01分 コンピュータ 天気:晴れかな

 白箱ことLantankのトラブル、そしてUbuntu機のアップデート時のRAID構築のどたばたで、ファイルサーバにはバックアップが必要だと思った。RAIDで信頼性の向上を図るにしても、システムにダメージがあった場合、復旧するまでファイルにアクセスできない。もしかしたら、システムの復旧手順を間違えてファイルを消してしまうかも知れない。これは恐怖だ。なにはともあれ、写真のデータを保護しなければならない。こいつは僕が生きてきた証とさえいえる。過去を辿る標だ。これがあればこそ、旅の記憶も鮮明に思い返せるのだ。また万が一にも僕がくたばった場合、家族はこの男がどんなことをしていたか、これで辿ることも出来よう。なんにせよ、写真データ群が消えるというのは恐怖だ。
 とはいえ、既に300GBに迫ろうというデータを別途バックアップするのは大事業だ。今時はテープという手も、もはや個人の手に届かない領域になっている。DVDやBlu-Rayに分散するという手も、今度は膨大な枚数のディスクを管理するコストが問題になる。
 こうなると、もはやサーバ自体の多重化しか手がないのではないだろうか。安いPCに大容量のHDDを載せれば、それだけでとりあえずサーバとして使うことは可能だ。LinuxなどPC-UNIXはサーバに適したOSだし、無料で使うことが出来る。ファイルサーバに使うなら、PCなんて安物で十分なのだ。またサーバを多重化すれば、メインのサーバにトラブルがあっても、すぐに切り換えて大事なデータへのアクセスを確保できる。一番無意義そうだが、一番低コストで可用性も高い手段だ。
 手許のPC環境に目をやると、ちょうどAMD-X64なPCが持て余し気味だ。こいつはLibrettoからのリモートデスクトップ先として重宝していたのだが、コタツトップの季節が終わって、稼働率がぐんと下がっている。一点不満があった。XP Proを載せているのだが、リモートデスクトップのセッション数がコンソールも含めて1だけで、コンソールからのアクセスと排他になってしまうことだ。出来れば複数のセッションを実現したい。いちいち切り換えるのは面倒だ。
 そういう複数セッションを張るには、Windows OSではサーバ系に手を出すしかない。もちろんリアルなビジネスサーバなんて手が出ないのだが、Windows Home Serverという製品が去年くらいから知られるようになっている。これはWindows Server 2003に機能制限を掛けて家庭向きに特化したものだ。Active Directoryなんか使わないからいいし、とりあえずファイルサーバになって、複数セッションを張れたらいい。その点、ファイルサーバとしてはSoftware RAIDの変種を載せていて、自動的にハードを跨ったシャドーコピーを作る機能を持っている。また、可能なRDセッション数も、コンソールの他に一つ確保できると分かった。それだけ張れたら問題はない。またクライアントPCに一種のエージェントを仕込むことで、クライアント側からWHSを管理したり、逆にクライアントのバックアップをWHSに残したりも出来る。
 もっとも、クライアントとして対応しているのが、XP32とVistaで、XP64も2000も面倒を見てはくれない。あまりうま味を感じることが出来ない。が、ちょうどLOOX UにXPを入れたくなり、そのためにX64機のOSを供出できれば好都合と考え、ついに導入することにした。
 これでクライアントPCはAMD x2機にXP64を載せた機械と、LOOX UにXPを載せたもの、そしてLibretto L3に2000を載せたものの3機になる。対するサーバは、P4にUbuntu9.04を載せた主ファイルサーバと、X64機にWHSを載せた副ファイルサーバ兼クライアントバックアップサーバ*1になる。さらに白箱を回復させて、なんかの仕事をさせてやろう。
 WHSは15000円前後で売っている。XP Homeが同価格帯だと考えると、これはかなりのお買い得製品だ。Vistaのようにゲロ重ではないし、カーネルは2003なので信頼できる。WHSのDSP版と、WDの1TB HDD*2を発注しておいた。これで休み中はサーバ群の構築三昧になるだろう。

2009年04月29日(水曜日)

連休初日はダラダラと

20時54分 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ 天気:快晴

 ゆっくり起床。ってか、昼だよ。 osz
 思えば、ここ数年はGW中には旅ばかりしていて、こうしてゆっくり休むことなんて無かったな。
 午後、BD-1を引っ張り出して、ヒンジ部を観察する。やはりBリングの締まりの悪さに不安を覚えていた。明るい場所で改めて調べる。
 確かにBリングがやや広がっていて不安ではあるが、それ以上にヒンジ軸のぐらつきが大きいのが気になった。それと、ヘッドがやや緩い気がした。前者は致し方ないというか、手の打ちようがない。ヒンジの貫通している穴が少し拡がっているようだ。気をつけてやろう。ヘッドはフォーク側のボルトを増し締めすることで、まあまあ解決した。
 夕方、夕陽を撮りに境川に出かける。気楽に乗りたかったのでEPIC号で、カメラもSx10だ。
 境川遊水池で鳥を撮った。ちょうど夕陽が水面に掛かったところだった。真ん中の鳥をズームするとこうなる。さすが20倍ズーム。
 六会マンションの近くの花畑で芝桜を撮る。ちょっと草臥れてるな。近くの黄色い花は元気そうだ。それにしても、コンデジらしからぬ被写界深度の浅さだ。
 振り向くと、ちょうど丘の上に夕陽が掛かっているところだった。
 ツツジも撮りたいよねと思いつつ探して北上していたら、六会マンションの真ん前*1ツツジが。しばらく楽しめそうな元気さだ。
 さらに北上していると、湘南台の南方で2度目の日没に遭遇。こっちの方が丘に掛からないで済むので、こうなる。
 湘南台通過中、ふと脇に目をやると、白いツツジと目が合った。
 今日もこうして、無駄に一日が過ぎていったのだった。

2009年04月28日(火曜日)

連休前日

22時32分 暮らし 天気:晴れ

 GW直前ということもあり、今日は職場の宴会その2。前回とは職層が違うというか、所属企業と派遣先の違いというか、つまりは実働部隊としての宴会だ。なかなか興味深い話を聞けた。
 自転車通勤での最大の不満が、こういう宴会でアルコールを摂取できないことだ。とはいえ、節制しなくては。最近、盗難車のチェックか、街角で自転車を止めている警官をよく見かけるのだ。
 帰宅してビールを飲み、不満解消。さて、明日からのダラダラした連休、なにしよう。

2009年04月27日(月曜日)

美味しい缶コーヒー

17時04分 暮らし 天気:くもり

 会社の売店、自販機には、かれこれ20種類以上の缶コーヒーがある。季節によって入れ替わるものを含めれば、今年に入って30種類は行ってる勘定だ。そんな風にいちいち数えている暇人な俺。
 その20~30種類の中でも、今のところのツートップは、スタバのドッピオと、ポッカのアロマックスはエスプレッソ。やはり良い香りを演出できる缶が強いと思う。中でも、苦味の効いたドッピオと、ほの甘いエスプレッソは一頭地抜けている。ただ、スタバの方はお高いので、まあ当然という気もしないでもない。費用対効果という点ではアロマックスだな。
 こうして美味しい普通のコーヒーがいよいよ登場してきた反面で、UCCロング缶が生き残りマックスコーヒーが全国展開される缶コーヒー界の不思議さが面白い。

Ubuntuアップグレードでドッキリ

09時49分 コンピュータ 天気:快晴

 ほとんどログインしないで使っているUbuntuなサーバだが、時々はアップデートのためにログインして確認はしている。とはいえ、うっかりすると怠りがちになるものだ。
 土曜日*1スラドJで、Ubuntu9.04がリリースされたという記事を見た。なんでも、8.10からなら自動アップグレードできるとか。セキュリティアップデートを見込んで、アップグレードをやってみた。えてして、こういう時にこそトラブルの神が舞い降りるものなのである。
 アップグレード自体はさくっと終わる。Windowsのそれに較べても拍子抜けするくらい簡単だ。まあ、カリカリにチューニングした環境でもないし。アップグレードで不要になったライブラリ類を消してくれるのもいい。ルックスが少し変わる位で、ほとんどの設定は引き継いでくれる。だが、やはりトラブルの種はあるものだ。
 全ての処理を終え、改めて再起動する。すると、Xログイン画面に移行する前、ドライバ類のローディング直後くらいに、なにやらエラーを吐いてメンテナンスログインを要求されるのだ。メッセージを読むと、なにかのドライブを読もうとして、しかしファイルシステムが予期しているEXT3ではないので止まっているようだ。メンテナンスモードに入り、全てのドライブを読めるか試してみると、どうもソフトウェアRAIDでファイルサーバ用にマウントしているsdb,sdcが見えてない。写真データ、そしてLANTANKトラブル後にはインターネットで集めた各種データの溜まり場だったドライブだ。後者はともかくとして、前者は二度と手に入らない。Picasaに上げてるのなんて、全体の数パーセントにも満たないくらいだ。400GBを越えていたはず。
 嫌な汗が出る(汗)。とりあえずこのエラーを無視して、メンテナンスモードを抜けて通常のログインをしてみた。
 状況を確認する。mdadmは稼動しているようだ。sdb、sdcのパーティションも正常*2だった。ならば、と、mdadmでbuildを試してみると、誰かがsdbを捕まえているとかでbuildできない。createでも同じ。force-createを試す度胸は無かった。そこで今一度メンテナンスモードに落ち、ここでbuild*3をしてみると、正常に処理が完了し、改めて再起動するとちゃんとマウントされて*4いた。ああ、ドキドキした(汗)。
 その他、なぜかsquidが起動されてないので調べてみると、sda6に切ってあるsquid用パーティションが、fstabでは何故かsdc6に変わっていたりした。誰が勝手に書き換えたんだろう。
 とまあ、マイナーなトラブルはあったが、概ね無事にアップデートできました。
 しかし、今回のことで改めて思ったのは、RAIDにしても可用性を高めるだけで、バックアップにはならないということだ。それは分かっているのだが、さすがにこのサイズのデータのバックアップを用意するのは並大抵ではない。サーバ多重化が現実的な解かな。って、また機械を増やすんかい。

2009年04月26日(日曜日)

35mm/F1.8試写と境川猫パラダイス

20時03分 デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:快晴および強風

 雨は朝早くに上がった。しかし気温が意外に上がらず、かつ外出が不安になるほどの強風が吹き荒れている。どうせ五月連休を目前に控えているので、のろのろと部屋の中でゲームをして過ごす。
 夕方、あまりにも晴れ渡った空にかえって不安を抱きつつ、35mmの試写に出かけた。こんな日には空はドラマチックな展開を見せることなく、淡々と暮れて行くものだ。まあ、代わりに撮るものはいくらでもあるでしょう。
 境川沿いの畑地を撮る。耕して、次のラウンドを待つばかりという雰囲気だ。歪みは少ないと思うが、そもそも広角じゃないからなあ。ただ明るいので、暗い草地の陰なども手振れすることなく撮れるのはありがたい。IS付きのズームレンズとどっちが良いかとなると悩むが。
 相鉄、地下鉄の高架を下ったところで発見。かの老嬢でありました。今年の冬も乗り切ったか。しばらく、夕陽を撮りながらせっせと猫と遊ぶ。帰宅時に確認すると、ズボンやらカメラケースのマジックテープやらに猫の毛がたっぷり付いていた。
 今日はここで折り返し、北上中に富士山と夕陽の名残をカメラに収めた。右側の建物がなければ良かったんだがな。
 このレンズ、こうして外で大きな風景を撮るより、動きの大きい動物や、暗い室内で使えそうだ。

2009年04月25日(土曜日)

雨の中、新レンズ届く

23時41分 デジタルカメラ , 暮らし 天気:雨

 朝早く起きた時には雨が止んでいた。しめしめと思っていたらまた降り始め、しかも次第に本格的になって行く。しかもかなり寒い。三月初旬くらいの寒さかな。久しぶりにコタツの電源を入れてしまった。それどころか、温々とうたた寝してしまった。
 昼時、カメラを持って昼食がてら近所を散歩する。我がぼろい集合住宅の真正面は中学校なのだが、おかげで緑が豊富だ。学校はグラウンドを除いて周囲を緑で囲っているので、都市部では貴重な緑地にもなる。
 ちょうど歩道沿いのツツジが咲き始めている。赤白斑と揃っていて、この時期には目を楽しませてくれる。陽の高い時期に陽光に晒されると一日で萎れてしまうくらいだが、雨の日には蘇るように瑞々しさを取り戻す
 夕方になって、クロネコの人が荷物を持ってきてくれた。中身はニコンの35mmの固定焦点レンズ。DXフォーマット用で、F値も1.8と明るいレンズだ。ただ35mmという焦点距離に考え込んでいた。もう少し広角、30mmくらいの方が使いやすいのではないか。逆に50mmを買って中望遠の世界を開拓するというのも考えた。しかし、安さに負けて『まずは』35mm購入に走ったのだ。D90に付けてみると、ズームレンズに慣れた身には不安になるほど軽い。しかし明るいレンズだけに、室内では意外にも使いやすそうだ。いちいちズーム域に悩まなくて良いというのも便利なものだ。ただ、AF速度が期待したほどには速くなかった。もっと爆速だと思っていたのだが。
 明日は雨が上がるので、早速試写だ。ってか、GW中に色々試してみたい。

2009年04月24日(金曜日)

雨の始まり

23時35分 暮らし 天気:くもりのち雨

 定時後は職場での宴会。久しぶりに参加したら、いろいろ有益な話を聞けた。今年は昇進しても昇給がなかったとか……。
 店を出ると、雨がしょぼしょぼと降り始めていた。電車で帰ろうかと思ったが、わざわざアルコールを控えたのにと思い直し、ポンチョを着て家まで走った。幸い、ひどくなる前に帰宅できた。
 雨はちょっとずつ強くなって行く。明日は一日中雨らしい。

2009年04月23日(木曜日)

パンク神降臨でMR-4Fの出番となる

22時06分 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ 天気:晴れ

 朝、出社しようとEPIC号を外に出し、一昨日の水中走行で汚れたホイール周りを清掃し始めた。うぉっ、後輪がパンクしている。昨夜の帰宅時には無事だったのに。スローパンクかもしれない。生憎、TCR-2は後輪スポーク折れ中だ。その他の自転車は多いが、困ったことにペダルがことごとくビンディングだ。付け替えている暇は無いな。すると、残るフラットペダルのBromptonをと目が行くものの、これは多分に駐輪場のラックに固定できないと考える。結局、MR-4F改を駆り、サイクリングシューズに履き替えて会社に向かった。会社ではSPDのクリートが多少邪魔だったが、ほとんどがリノリウムかじゅうたんが張られている場所なので、気にしないでいられた。
 パンクを直したかったので、帰宅はまっしぐらに。しかし、近所の公園でツツジを見かけたので、喜んでGX200を取り出した。この公園、家と家の間にある、バレーボールのコートほども無い狭さなのだが、地味な佇まいと華やかなツツジがいい。
 帰宅して、EPIC号のパンクを修理する。パンクの原因が良く分からなかったが、よく探るとタイヤの裏面に小さな鉄片が突き出しているのを発見。よく探さなければ見つからず、細いプライヤーで摘もうにも摘めないほどの小ささだった。仕方ないのでガムテープでも当てておくかと思い目を離したら、もう二度と発見できなかった。またパンクするのを待つか……。

J.G.バラード逝去

09時47分 SF 天気:晴れ

 20世紀と未来とを同時に感じさせる作家、バラードが逝ってしまったか。
 俺的には、バラードといえば最近作でも世界シリーズでもなく、短編集だった。特に最初期に編まれた"The Voices of Time"こそが、俺的にはバラードの代表作だった。バラード自身もそう言ってたし。短編では長編に現れる人間ドラマ、悪く言えばメロドラマ分が薄まり、人間関係が単なる相関図にまで圧縮されてしまう。だからこそ、SF作家バラードの旨み成分が、一番濃く感じられるものだったと思う。"音響清掃"なんか、これ以上長かったらメロドラマとして分解されてしまいそうだったもの。
 半村良もバラードも逝ってしまったか。まあ、二人とも死んだふりして、亜空間要塞で人類への逆襲を図っているだけかもしれないけどな、へへ。

2009年04月22日(水曜日)

金井公園で猫を撮る

20時29分 暮らし , 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ 天気:晴れ

 今日は藤沢周りで帰宅。Powershot Sx10を持ってきていたので、金井公園で白いつつじを撮った。
 この手前の猫がやたら人馴れしている奴で、人が近づいても撫でても身動ぎすらしない。人を完全に無害な存在だと認識しているようだ。奥の若い黒猫はその境地に無いらしく、人間が近づく度に忙しなく逃げ回っていた。その割に遠くには逃げないので、恐らく餌をやる人を待っていたのだろう。
 今日は気温が高めだったが、夕方には雲が増えていて、意外に肌寒くなっていた。走るには最適な気温だ。

2009年04月21日(火曜日)

雨に遭った

21時38分 暮らし , 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:くもりのち雨

 帰路は雨だった。イヤン。雨の中を走るのは悪くないのだが、帰宅してからの雨具の始末が鬱になりそうだ。しかし、走らざるを得ない。本格的水中走行を楽しみながら帰宅し、部屋のドアを開けてからの雨具の始末に、実に5分をかけてしまう。靴もずぶ濡れだ。EPICはダウンチューブ固定式の泥除けしか付けてないので、ステアリング中に水溜りに突っ込むと、両足先が濡れてしまうのだ。これはちょっとたまらないものがある。
 前から考えていたのだが、フォーク固定式のサスペンション対応泥除けをつけるべきか。しかしあれ、見た目がアレなんだよな。あるいは、面倒くさがらずにシューズカバーを使うべきか。新しい雨具の購入ともども、考えなければならない問題だ。

2009年04月20日(月曜日)

BD-1のステムヒンジを修理する

21時53分 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:くもり

 今日も今日とて低空飛行。気温がそれほど上がらないせいだろう。それと、先週は調子に乗ってマスク無しで行動していたので、花粉がどっさりと蓄積かされたのかもしれない。
 さて、せっかくBリングを買ったので、BD-1を修理しないと。BD-1を廊下に出して、ヒンジをBリングで止める作業を実施した。せっかくスナップリンクプライヤーがあるのだが、Bリング径が小さすぎて役に立たない。普通のプライヤーで作業する方がマシだった。しかし、作業結果はいまいち。Bリングが微妙に広がってしまい、ヒンジがまた抜けてしまいそうだ。気力があるときに再作業しよう。それと、ヒンジ軸を挿入する穴が広がってきている気がする。するとかいちの旦那の方式で修理するしかないのか。
 ステムの修理後は、チェーンを洗い、右クランクだけはすして*1チェーンリングとスプロケットを清掃し、さらにボディも清掃しておいた。特にブレーキ周りを。今シーズンも働いてもらうぞ。

2009年04月19日(日曜日)

横浜界隈を散歩

19時53分 自転車 ( 自転車散歩 ) , 暮らし , デジタルカメラ 天気:少し晴れた

 今日も体調は低空飛行中。どうも体温が上がりにくい気がする。変温動物の気分だ。荒川サイクリングに出かける気がちょっとだけあったが、寝起きの気分の悪さに消散する。
 昼頃、食事を取るとちょっと気分が良くなった。体温を上げよう。そう思った僕は、MasterXLを駆って東に向かった。R1を東進し、横浜市道環状4号経由で本牧に出てから、山下公園に入った。新緑がきれいだ。海の方を見ていると、グラスエリアの広いシャトル便が慌しく出港してゆく。
 ハンズに寄りたくて大通りに向かうと、なんだかやたら人が多くて、警察による交通管制も行われている。なんかのパレード待ちと見た。
 ハンズでは金物コーナーでBリングを購入する。BD-1のヒンジ抜けを補修するためだ。ハンズの前に駐輪場が出来ていたのは便利だ。
 さらにダイエー裏手のゲーマーズ、メロンブックスも。用があったのは一般向け同人ソフトだったが、成人向けコーナーの目に悪いピンクっぷりには笑える。5分も居たら雰囲気に酔っ払ってしまいそうだ。
 さて、帰路の保土ヶ谷、踊場の坂を越えながら、思った。なんでこんなに足が回る? 今日はなんとなくアウターだけで走ったのだが、平地も坂も普段よりずっと軽く足が回ってくれた。MasterXLが純ロードバイクだからというのはあるのだろう。それにしてもと思う。保土ヶ谷の坂も、ずっと20km/h以上をキープできる。アウターだけで生きていけそうだ。
 まあ、コンパクトクランクだけどな。

2009年04月18日(土曜日)

海軍道路西方をうろつく

20時13分 暮らし , 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ 天気:くもり

 今日は関戸橋のフリーマーケットの日だ。行く気満々だったのだが、このところ体調が悪い。夜になると咳が出て、なかなか寝付けないのだ。一昨々年の年末にもこの症状が出た。対症療法になるが、咳止めの指圧をしながらしのいでいると、また数週間掛りでゆっくり引いてゆく。掛かる方は気が付いたらだから、なかなか手ごわい症状だ。
 そんなわけで、明け方になってやっと眠れる有様なので、今日も午前中はゾンビの如き有様だった。10:00くらいに出かけようかと思ったが、いまさら関戸橋に出ても何も無いので止め。
 午後になって、サガミに出かけた。自転車はEPIC号。ロード店に入り、しばしうろつく。今、コンポの換装をいくらでやってくれるかと気になっていたのだ。以前は105~デュラで、それぞれのコンポ一式を換装した場合の価格が掲示されていたのだが、今は見当たらない。聞けば出してくれるのだろうか。あれはかなりお得な価格だったが。
 店内で、7970デュラエース、通称電動デュラを発見。STIレバーが異常に軽く、シフトの感触はまさにスイッチだ。これもいいな。物凄く高いけどな。
 海軍道路で夕陽を待つ。つもりだったが、太陽高度から見て日没は1時間は先だし、そもそも雲が出ていて太陽が見えない。がっかりしながら西の低地を眺めていた。
 が、ふと気が付いたのが、散歩の人の多さ。さっきから、どこからともなく犬を連れた人が現れては、農地の中の未舗装路を過ぎってゆく。どこから入っているのかな。そりゃ農地だからどこからか入れるだろうが。
 ちょっと北上すると、車止めで厳重に封鎖された、しかしかつては車道だったと思える舗装道路が現れた。そこを下ると農地で、農家のものだろうトラックも見える。車止めを越えて入ってみると、思った通り海軍道路沿いの農地に入れた。
 海軍道路と農地は、農業用水路と思われる水路で隔たっている。水路沿いに南下する。海軍道路側は崖になっており、草がぼうぼうに生えている。それが格好の隠れ家になるのだろう、野鳥が多いこと多いこと。名も知らぬ野鳥たちが飛び立っては、また草むらに消えてゆく。その囀りを聞きながら、未舗装路を下った。EPICでよかった。
 ふと、鶯の囀りに気づいた。草むらに隠れていて、姿は見えない。だが距離は2mも無いだろう。盛んに囀っている。そこで誘い鳴きを入れてみた。西川のりお譲りの美声で『ほぉほけきょ』(全てだみ声)で鳴いてみると、果たしてそれに応えてきたではないか。ふふふ、鶯ですら錯覚するわが美声、と悦に入りつつ離れてゆくと、鶯の囀りがなおも追いかけてくる。なんのことはない、定期的に囀っているだけだったのだ。
 帰路、境川沿いに建つ教会を撮る。モルモン教らしいぞ。
 4月は花の季節だ。そして半ばともなると、あちこちでツツジ、サツキが咲き揃う。境川沿いの小公園でも、生垣に花が咲き揃い始めた芝桜も盛りだ。
 帰って飯を作っていたら、くしゃみと咳が同時に出始めた。これは今朝方のそれに、花粉症が重なったか。たまらん。

2009年04月17日(金曜日)

Powershot S3ISともお別れ

22時56分 デジタルカメラ , 暮らし 天気:くもりのち雨

 帰りは弱い雨になった。先週から指きり手袋を使っているのだが、寒くて指が凍えそうだった。
 帰宅して、Powershot S3ISを梱包し、こちらもドナドナ先に発送した。意外に福沢さんが登場する展開となった。電池を使える高倍率ズーム機なら、まだ値が付くんだな。
 これで手元のカメラは、ニコンD90、リコーGX200、キヤノンPowershot Sx10、そしてうっかりすると存在を忘れてしまいそうなサンヨーXacti CA6となった。D90は別格として、後3機種はそれぞれに曲者の機械なので、それぞれに向いた状況で使ってやれそうだ。CA6は、他にもっといい防水防塵機を買いたい気もあったが、そこまで多用するわけでないし、これでいい。

2009年04月16日(木曜日)

67アルテグラ

21時58分 自転車 天気:くもり

 6700系アルテグラが発表された模様。6600SL系よりもさらに軽量化されていて、79デュラよりはかなり低価格になるようだ。とはいえ、もしかして66SLより高くなるのかな。
 79デュラはSTIのワイヤ処理にそそられていたのだが、さすがに高すぎる。67アルテならなんとかなるかな。シフトワイヤが横から出ている66系だと、フロントにライトをつけると邪魔になるし、バッグもつけにくい。その代わり、シフトインジケータ小物が付くし、分解して輪行する際にもハンドルを取り外しやすいという利点はあったが。
 なんにせよ、僕は10速世代のコンポを豪快にスルーしているので、そろそろ時流に乗りたいところなのだ。

2009年04月15日(水曜日)

本格的にさらばD70/Yahoo!ゆうパック終了の巻

21時37分 デジタルカメラ , 暮らし 天気:晴れ

 D70を新オーナーの下に発送。カメラ棚が少し開いたのがさびしい。折りよく、Lumix G1のWレンズキットが、なんと5万円台まで下がっている。ううむ、Powershot Sx10を買ったので買う気は無いが、値下がりが少し早かったら分からなかったな。とはいえ、僕の考える旅行用カメラの理想により近いのはSx10なので後悔は無い。
 その発送時、いつものようにYahoo!ゆうパックを使おうとしたら、なんとこの4/22からつかえなくなる旨が表記されていた。Yahoo!ゆうパックはサイズを問わない完全従量制だし、送り状印刷もファミマポートから出来るしで、非常に重宝していたのだが。恐らく、本来のゆうパックとの差額をYahoo!か郵政、あるいは双方が負担していて、それを嫌ったのだろう。ヤフオクもどんどん旨みが無くなって来たな。
 完全従量制はともかく、送り状印刷が店頭で出来るのは便利だった。代わりになるサービスはあるかな。一応、クロネコは自宅のカラープリンタで印刷できるのだが。

2009年04月14日(火曜日)

GhostfoxとD5000とさよならD70その他

23時54分 デジタルカメラ , コンピュータ 天気:くもりのち雨

 以前からGhostzillaを愛用していた。これはMozilla1.0をベースに、アクティブウィンドウを乗っ取り表示をグレー化させることで目立たなくしたブラウザだ。マウスがアクティブペーンを出るとさっと隠れるのが良い。復帰もマウスアクションで一瞬だ。
 Willcom03もEM-ONEもあるので、自前のブラウズは事足りるのだが、イントラ環境でとある製品の管理用画面を操作するのに最適だった。相手がサーバのコンソールで、クライアントPCに比してモニタのサイズが小さい上、多量のWordやらPDFやらHTMLやらの文書を参照しながらなので画面に余裕が無い。そこでマウス一発で表示隠蔽できるこれは重宝していたのだ。Ghostzillaの開発は完全に止まっていたが、管理用画面の仕様が古きよきHTML4のままだったので、問題なかった。イントラなので外部のサイトを見ることも無い。これで十分だったのだ。
 ところが、最近その管理画面の仕様が替わり、より今風なJava ScriptだのJREだのを要求するようになってしまった。困ったなと思いつつ、IE8を使っていたのだが。
 つい最近、GhostfoxというFirefox用アドオンがあると知った。GhostzillaがMozilla1.0から分かれた別種のブラウザなのに対し、これはアドオンとして実現されているので、最新のFirefox3系に適用できる。
 早速使ってみた。隠蔽動作は、完璧に近かったGhostzillaに対して大きく劣る。例えば3ペーンのアプリを乗っ取らせようとすると、ウィンドウ位置とサイズの取得がうまくいかないようで、画面の右下に現れてしまう。文字のグレー化もGhostzillaほど細かい段階はないし、画像は表示するかしないかしか選べないが、こちらは使わないから良い。Image-Show-Hideなどと組み合わせるのが良いと思う。
 問題はあるが、なんといっても最新の規格に追随できるのが良い。しばらくはこれを使ってみよう。
 さて、話変わってカメラ戦線だ。ふとWillcom03でニュースをちら見したら、ニコンD5000なんて文字が見えた。D60系の後継製品らしい。セグメントとしてはD90の下位に当たる。しかし撮像素子やエンジンは同一で、バリアブル背面モニタをつけてきた。AF用モーターは内蔵してないのかな。なかなか面白いスペックだ。だがそのバリアブル背面モニタが微妙。D90の80万画素に対して23万画素で、物理サイズも小さくなっている。また開き方が、まず縦に180度開き、それから左右に270度首振りできるというもの。腰だめに構えるには良いが、オーバーヘッドで使えないんじゃないか? また重さも580gとD90と大差ない。
 び、びみょー。
 さすがに、これで『D40、60の後継です』とは胸を張っていえないんじゃないか。たぶん、いや間違いなく、より軽量の機種が出るはず。出さないと、Kiss X3やフォーサーズ機にガバッと市場を持っていかれるだろうな。
 カメラついでに。遂にD70を処分することにして、ヤフオクに流した。これも微妙な立場にあったタムロン18-200と抱き合わせでだ。ヤフオクに流すのを躊躇していたのは、For現象が多発して自分で修理した経緯があること、ボディに錆があること*1、相棒のタムロンにもマウントの修理歴があることが、頭に引っかかっていたからだ。しかし正直に訳アリだと申告してオークションに流したところ、意外に値が付いてくれた。このまま腐らせるかと思っていたくらいなので、ともかく引き取り先が決まってうれしい限りだ。かれこれ4年、まもなく5年の機械だが、いまだにコンデジとは一線を画す使い勝手があるので、新しい主人の下でがんばって欲しいものだ。
 さらにPowershot S3ISもオークション中だ。こちらは状態が良いが、革新著しいコンデジ界では古すぎる機種なので、やはりあまり高くは売れないだろう。でも、意外に問い合わせもあったし、もう入札もあったのだが。こちらも無事に売れてくれよ。

2009年04月13日(月曜日)

白箱修復に困る

21時22分 コンピュータ 天気:晴れ

 しばらく前にディスク障害で使用不可能になった白箱ことLANTANK。ごろんと転がしておくのももったいないので修復せねばならぬ。
 現況がちょっと不思議なもので、LANTANK上のOSにはログインできないのに、その上で動いているsambaは生きているというものだ。つまり、このまま使用する事も不可能ではない。
 とはいえ、Linux領域が壊れているはずで、この先さらに障害が進む可能性はある。そもそも、ディスクにダメージがありそうなのに、使い続けるのも考え物だ。
 というわけで、とりあえずはディスクに余裕があるPC-Linuxなサーバにデータを移し、余裕が出来たら修復に手をつけようと思っていた。そして、最近になってようやく各種懸案が片付き、手を出せる状況になったのだ。
 とはいえ、修復するにはOSにログインできないので、初期化してやり直しするしかない。しかし初期化が一筋縄ではいかない。この白箱、一度WindowsなPCに増設ディスクとして接続してから、専用のセットアップディスクでOSを転送してやる形式なのだ。それで、ディスクのインタフェースはEIDE。今時、EIDEでつなげられるPCなんてなあ。実はUbuntuなPCはクラシックなEIDEなのだが、OSがWindowsでは無い。WindowsなPCは全てSATAなディスクだ。確か、EIDEのインタフェース自身を持って無かったと思う。
 というわけで、セットアップ手段が無いねえ。
 しかし、見回してみると、去年撤去してしまったPCが転がっている。ってか、早く捨てろよと思いつつ、木っ端微塵祭り開催が面倒で未着手だったのだ。いくつかのPCはWindows2000が入っているので、なんとかなりそうだ。
 問題は、これらのPCを捨ててしまった後だなあ。ううむ。1台だけ、各種実験用に残しておくか。
 白箱を復活させられたら、別室に置いてファイルサーバ兼各種サービス機として使ってやろうと思う。

2009年04月12日(日曜日)

Powershot Sx10試写&久しぶりのMaster XL

22時19分 デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:晴れ

 昨日、一昨日と外出して動き回ったので、結構疲労感が残っている。これは、疲労回復のポタリングに出かけなければと思っていた。それと、Powershot Sx10の試写にも出かけないと。
 などと思いつつも、午前中は録画の消化に費やしてしまう。モニタが来て見やすくなったからだ。こんなもん見ないのに、と思いつつも録画していた番組を、サッと見てはバンバン消去する。多分、過去1年分くらいの録画分を処理したのでは。
 午後、ようやく出かける気になった。自転車は、暖かくなってきたことだし、ロードに乗りたかったので、必然的にMasterXLだ。TCR-2のホイールは、まだ直してないからな。今日は北に、町田に向かうことにしよう。
 MasterXLは、今年の初めに整備して以来、まだ一度も乗ってない。いくらお座敷ロードとはいえ、たまには乗ってあげないとね。しかし粘つくような疲労感があり、追い風にも関わらずポタポタと走るのが関の山だった。
 町田のヨドバシに立ち寄る。思わずカメラコーナーをうろつく。藤沢のビックカメラよりも、こっちの方が充実しているな。Lumix GH1があったが、モックアップなのかビデオ出力につなぎっぱなしで触れなかった。G1に改めて触ってみると、いくらデジタル一眼としてコンパクトでも、Sx10よりはさすがに大きく感じるものだ。とはいえその差は小さい。まあ、レンズのズーム域を無視するならばだが。
 おっと、用件はここじゃない。オーディオコーナーに立ち寄って、接点復活剤を探す。部屋へのアンテナ入力が施工後30年は経過しているのではと思える旧来のタイプ*1なのだが、これが腐食の進行に由来すると思われる接触不良に悩まされている。引込み線は健在なのだが、壁の出力端子周辺に腐食が進んでいる。ブラシでかなりきれいにしたのだが、目に見えない腐食が残って居て、接続した同軸ケーブルにも腐食が進行してしまうようなのだ。これはもう、引込み線先端部を切り直すしかないかと思ったりもするのだが、それはえらい手間なので、その前に足掻いてみようという意図だ。接点復活剤はすぐに見つかったが、予想していたより高い。こんなもん、皮膜を落とすだけの単純なものだろうに。中には『塗るだけで音のバランスを調節できます』などという、あまりにも超科学的な売りのものも見える。なんとなくやばい世界を見た気がして、そそくさと立ち去った。いいや、帰路のケーヨーデイツーで探そう。
 帰路は境川ではなく、海軍道路に向かった。ちょうど日暮れ時なので、Powershot Sx10の試し撮りをしたかったのだ。Sx10は、ソフトケースに入れてストラップをたすき掛けにすると、なかなか背負いやすい。
 海軍道路の桜は完了していたが、まだ咲き残っている花も散見できる。
 20倍ズームの威力は、望遠端広角端でこれだけ違う。手ぶれ防止は強力で、望遠端でも手ぶれする感じは少なかった。あまり努力しないでも、ブレの無い画像を得られそうだ。
 落ちて行く夕陽を撮る。さすがに太陽周辺は飽和してしまい、飴のような謎物体に成り下がっている。とはいえ、その他の遠景、近景ともに、まずまずの絵だ。ちょっとざらついているかなと言う気がするくらいか。
 なにが嬉しいといって、操作性がFH20とは段違いなことだ。例えばマニュアルフォーカスは、背面のリング部を押してMFモードに切り替え、リングを回してフォーカスを出す手順だ。以前のように左右ボタンで調節するより、微妙な調節がはるかに簡単なのだ。このリングにクリック感が無いと、という声も散見されるが、僕の感覚としてはクリック感があっても無意味に思える。むしろ望遠、広角、左右に回せばどちらになるか掴みにくいのが、難点といえば難点か。
 AFもズームもかなり高速で、この点はデジタル一眼の普及機クラスにも劣らない。EVFはS3ISよりずっと進歩しており、見やすくなっている。Lumix G1を見てしまうとなあ、という観はあるけど。
 その後はケーヨーデイツーに寄ったが、接点復活剤の類までは置いてなかった。アマゾンで探すか。
 MasterXLの軽やかな走行感に酔いしれつつ、帰宅。

2009年04月11日(土曜日)

42インチPDPモニタお迎え

22時24分 テレビ , 暮らし 天気:晴れ

 去年来の懸案、こば氏から42インチモニタをいただくぜ作戦決行の日がやってきた。この件はずっと負担になっていたもので、正直なところ一時は鬱になりかかっていたくらいだ。なにが問題かというと、このサイズのモニタを運送屋に頼むと、一筋縄ではいかないのだ。どうやら運搬用の保護材が32インチ*1までの用意しかなく、普通に家財宅急便での運送が不可能なのだ。赤帽にはきっぱり断られ、黒猫では『引越し扱いでトラック占有になりますね』と言われた。5~6万円コースですぜ。多分、現場でほいほい引き受けていたら、トラブル続発だったのだろう。巨大易損品だからな。仕方ない、最後の手段としてタクシーを乗り付けて抱えて帰ってくるかと覚悟していたのだが、こば氏に止められた。そんな甘いサイズじゃないという。結局、こば氏に骨折っていただいて、レンタカーを借り出して運ぶ作戦と相成った。
 電車を乗り継いでこば氏宅にお邪魔する。そこは<国家機密に付き検閲済み>だった。実物と対面する。でかっ! こんなでかかったのか。家電量販店の売り場で見て、なんだこの程度かと舐めていたのだが。あれは周囲に50インチ級がごろごろしているからだろう。確かに、これはタクシーで運ぶには大きすぎる。しかも壊れやすい画面が1面丸々なので、壊さないで運ぶのは至難の業だ。
 まずは近所の店で腹ごしらえをして、レンタカーを借り出す。それからモニタの搬出に掛かった。でかいのと画面に重みをかけて壊しちゃ元も子もないのとで、慎重に運び出し、レンタカーに収めた。さて、一安心。でも話の半分も済んでない。
 カーナビの導きで我が家を目指す。関戸橋から多摩ニュータウン通りに向かう途中で、町田方面に向かう道を取る。このルートは初めてだったが、なかなか面白そうな道だった。近所まで来て、カーナビはかまくら道に誘導しようとしたが、あの狭い道を行きたくは無かったので市道環状4号を下り、長後街道へと入るルートに誘導した。
 さて、我が家への搬入だ。これは予め突入経路を開削してあった事もあり、スムーズに事が運ぶ。だがラックに対してモニタがでかすぎだ。高さは調整できても、幅はどうにもならない。とりあえず、突出量は小さかったので、仮置きして後で調整することにした。重労働にまたしても腹が空いていたので、こば氏と近所のガストで飯を食らい、戸塚でレンタカーを返却するこば氏をお見送りする、つもりがガソリンスタンドに入ったところで近所のコンビニに寄って行きたくなり、ガソリンスタンドでこば氏に見送られて別れた。お世話になりました。
 さて、帰宅して、モニタの固定をする。固定具が無いので、まずはラックにビニール紐で吊り下げ気味に固定した。重いこともあり、案外にしっかり固定できているようだ。地震でラックが倒れない限り大丈夫じゃないかな。
 PCのTVチューナー兼キャプチャボードにつないでいた珍機PSXからのSビデオ出力とオーディオ出力を、モニタに接続する。モノは富士通のFP-4200で、10年前のモニタだが状態は良い。このモニタは入力がやたら多い。最近のデジタルI/Oこそ備えてないが、アナログなI/Oは充実している。アナログ停波までは大丈夫だ。それどころか、わが集合住宅は、つい最近なぜかアンテナ入力からケーブルテレビへと変わったので*2、恐らくは地上デジタル時代でも行けるはずだ。
 モニタにPSXからの出力を入れて、点灯してみた。さすが42インチ、狭い我が家には無駄に大きいぞ。しかも、なぜかPCモニタで見るよりもずっときれいに表示されている。コタツから見るには最適だ。思わず、しばらく積みあがっていた録画を、せっせと消化するのだった。
 後は地上デジタルを視聴できる環境を作れば、完璧だ。

2009年04月10日(金曜日)

宇都宮まで桜を追いかけていった

23時37分 , デジタルカメラ 天気:晴れ

 さて、青春18切符が1回分余っているのだ。これは使わずにおれまい。しかし有効期限は今日まで。そこで会社をちょっと無理して休んで、どこぞ遠くに出かけることにした。桜を追いたい。どうせなら青春18切符でうま味がある場所に遠出しよう。もう関東は過ぎつつあるから、もっと北か。関東平野の北端、宇都宮辺りなんてどうだ。日光街道の桜並木が見事だという。よし、決めた。そうして昨夜はそのままこたつで寝てしまったのだった。
 真夜中、突然の違和感に跳ね起きた。寝ぼけて背伸びした拍子に、左脹ら脛を攣ってしまったのだ! 分かるか、人類よ、この苦しみが! 一人、こたつの傍でのたうち回る妙な男の姿があったという!!!(エクスクラメーションの多さは苦痛の強さを表しているという)
 すぐさま痙攣しようとする筋肉を押さえ、発作が悪化するのを防いだせいか、そこまで悪化はしてないように思った。が、立って歩くと、やはり痛いのだ。これは自転車輪行は無理だな。いや、攣った部分への負担という意味では自転車の方が楽なはずだが、そこまでの輪行がつらい。例えBromptonでも、いやトレンクルでも、階段を持って上がるのが相当の苦行になる。仕方ない、歩きで桜のありそうな場所を回るかな、と考えているうちに、また寝入った。
 目覚めると10:00前。ヒアーッ!(驚きのあまり魂が抜けてます) 6:00に起きて、とりあえず高崎に行って両毛線で、などという皮算用は残らず吹き飛んだ。宇都宮直行しかない。幸い、宇都宮行きは1本/時の割合である。D90に久しぶりに18-200VR2を着けていった。
 宇都宮までの車中で、桜の名所をEM-ONEで検討しておいた。まずは二荒山神社か。県庁を挟んだ八幡山公園も美味しそうだ。とりあえずこの二カ所を回り、餃子を食って帰ろう。
 まずは二荒山神社だ。桜のシーズンは危うく逃すところと言う、満開から葉桜への移行期にあった。が、多くの木ではまさに満開で、風が吹き流す花びらが煌めいて美しい。平日にもかかわらず、家族連れやカメラ片手の観光客が目立つ。庭の桜が風にあおられ、桜色の雪を降らせているソメイヨシノは完全に満開
 次に県庁を挟んだ八幡山公園を襲った。こちらも園地のあちこちの桜が満開だった。屋台が矢鱈目鱈に多い。この八幡山の頂上には、どうやら電波塔を兼ねているらしい宇都宮タワーという塔がある。\200で展望台に立ち入り可能だ。売りは、日本有数の地平線の眺め。近くに高い山も海もないので、ずっと遠くまで見通しが利くと言うことだ。確かに眺めは良い
 この公園内に、なぜか長い吊り橋があったので、渡ってみた。山を貫通している道路をまたぎ越えているようだ。
 公園から駅に戻る途中、気になるものを見つけた。妖精学研究所? な、なんだろう。最初、妖精/学研などと空目してしまい、ムーに続いてまたやっちまったかと心配したものだが。
 さて、駅まで戻り、店を探しながら歩いてみたら、意外に駅前には餃子屋がない。ビルの中に入っているのかも。結局、前にも来たことがある宇都宮餃子館に入り、ビールと餃子セットを注文した。金曜日だし、さぞかし多いだろうと思いきや、客はまばらだ。まだ17:00過ぎだったからな。標準品としそ餃子の焼き餃子、水餃子、蒸し餃子いライスがついてくる。一人だと種類をこなせないのが悲しいが、このセットなら余り文句はないな。
 宇都宮駅で始発逗子行きを捕まえて、ほぼ爆睡しつつ帰宅。宇都宮近辺は見所が多くて良いな。

2009年04月09日(木曜日)

旅行用カメラの結論

23時46分 デジタルカメラ 天気:晴れ

 今日は帰宅が遅くなり、おとなしく直帰した。また山登りが始まるなあ……。
 さて、延々と悩んでいた旅行用カメラだが、結論を出した。やはりPowershot Sx10に決めた。
 対抗のOlympus SP-590UZと比較していたのだが、結果的に当初からずっと第1候補だったSx10に軍配があがった。
 2機種の比較では、一長一短があった。590UZはやや軽く、ズーム域が26倍相当と最強なのが長所だ。一方でSx10の長所は背面モニタがバリアブルである点と、値がこなれて590UZよりも\10000以上も安いことだ。アマゾンでは、一時は\37000台まで下がっていた。今はなぜか\40000台に上がっているが。結局は、しばらく模様眺めして、値動きがあったら買おうと思っていたのだ。
 しかし、2機種を実際に手に取り、試写してみて、光学的に590UZの方がかなり無理している点を、どうしても見逃せなくなった。そりゃあSx10の広角端の歪みだって相当のものだが、590UZの方は画像編集で誤魔化しきれるだろうかという嫌らしい歪曲だ。それでも、僕がカメラに求めるのは記録性で、被写体さえ全て収まればいいのだから、無視しても良いと思っていた。
 しかし、もう1点気になることがあった。Olympusの前機種、565UZではRawで撮れたのだが、590UZではなぜかRaw記録が出来なくなったのだ。これもRawで撮りまくることなんて無いっちゃないけど、たまに夕陽を延々と撮る時なんか、Rawで遊びたくなることもあるもんだ。とはいえ、Sx10も撮れないしな。などと思っていたのだが。
 ある日、かのロシアンファームウェア、CHDKがDIGICIVに対応、Sx10でも使えるという話を耳にした。その通り、wikiaにページまで出来ている。おー、これは。Sx1がキヤノンの正式ファームでRaw対応したんで、もしやと思っていたのだが、この方向から来たか。
 こうなると、590UZに対しては、ズーム域の幅と重さだけがビハインドだな。ズーム域、特に望遠端は欲しいが、あまり伸ばしても暗く、手振れに弱くなるだけだ。500mm超あれば御の字ではないか。操作性もさすがキヤノンと言うべきか、実にそつのないデザインだ。590UZは、トップメニューからして奇っ怪だ。慣れれば良いだけだろうけど、機能的なデザインではない。また、あらゆる動作が実用以上に機敏だ。背面モニタは、最近の自分の使い方からして、バリアブルであるのがやはり望ましい。最後に重さだが、これはD90をしばらく持ち運んだ結果、なんとか我慢できるんではないかと思った。背面モニタがバリアブルでないのには我慢できない局面もあるだろう。花や虫を撮る時には是非欲しい。一方で重さは我慢できる。というわけで、ついに決まった。Sx10を買おう。
 先に書いたように、アマゾンでは値が上がってしまっているが、こういう時は楽天で探せばいい。\37000台の店舗がいくつかあったので、その中でも評価が高い店に発注した。
 これでやっと、去年から延々と悩んでいた件が片付いた。

2009年04月08日(水曜日)

柏尾川境川桜偵察

22時53分 デジタルカメラ , 暮らし , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:晴れ

 桜前線も、まさに関東を過ぎようとしている。今日も帰路を柏尾川に向かい、桜の状況を偵察してきた。
 柏尾川の桜は、葉桜化が進み始めているが、多くの木は盛りだ。が、明日にはかなり散るだろう。
 藤沢回って湘南台。こちらは、気が早い木では花がすっかり落ちきっていた。日当りの悪い木は盛り。
 最後にいずみ野。和泉川沿いの並木はようやく満開というところで、週末までは楽しめそうだ。月と夜桜

2009年04月07日(火曜日)

戸塚桜偵察

19時58分 暮らし , デジタルカメラ 天気:晴れ

 桜も散りはじめだ。来迎寺前の桜は、まさに見頃というところ。枝先から葉が見え始めている。週末までには、この辺の桜は葉桜ばかりかと思いきや、白百合公園ではまだ咲き揃ってない木も見られる。今年は木によって盛りの時期がずいぶんずれた印象があるのだが、どうだろう。

2009年04月06日(月曜日)

柏尾川境川方面桜偵察

21時56分 デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:晴れ

 桜偵察行も、そろそろ佳境だ。今日も元気に藤沢周りで走った。
 一昨日の疲労が両足に残り、前腿にかなりの張りがある。にも関わらず、ペダルをぐいぐい踏んで行ける。これは、もしかして、ようやく体にスイッチが入ったか。今シーズンも、これでようやく始められる。EPIC号を整備したおかげでもあるだろうが。
 帰路、柏尾川の屋台群を襲おうと思いきや、めぼしい屋台は既に閉まっている。今日はGX200を持っていった。やはり軽くて楽だ。気軽に取り出せる。
 桜は満開だった。一部では葉桜化も始まっている。明日には相当散っているだろう。少し下流では、もう少し開花が遅れているようだ。
 藤沢を回って湘南台。こちらもほぼ満開だった。まだ散り始めてはいないというところ。やはり明日には散り始めるだろう。
 しかし、いずみ野に出て、和泉川沿いの桜を見ると、こちらはまだまだ六~七分咲きくらい。ここはなんで、こんなに開花が遅いんだろう。ともあれ、こちらは週後半、もしかして週末まで桜が残りそうだ。山の方だと、さらに週末に盛りという場所もありそうだ。

飛翔体騒動

14時39分 思考 天気:晴れ

 あほらしい。
 そもそも、北朝鮮が日本に"飛翔体"を落とすわけが無い。逆に落としてならない理由ならいくらでもある。そういう意味で、変な話ではあるが、今回の騒ぎから一番安全で居られた国は、日本だったはずだ。実際のところ、北朝鮮からすれば韓国や中ロに落ちてしまう方がよほどマシで、日本の領土に落ちそうになったら、即座に爆破してただろうと思う。絶対に、日本本土に落とさないこと。それが至上命令だったはずだ。だからこそ、わざわざ金正日が視察していたのかもしれないというくらいに。
 万が一日本の国土に落ちたとすれば、北朝鮮は日本からの地下送金を完全に止められてしまうだろうし、日本経済が不安定になれば相互依存が進んでいる中ロにも大きく響く。そんなことは、まず中ロが許さない。アメリカ相手なら海の向こうと笑っていられるが*1、陸続きの中ロ相手では洒落にならない。特に中国を怒らせると、金王朝そのものの息の根を止められかねない。今、北朝鮮を実質的に併合してしまっても、『まあ仕方ないか』と思わせられる国は、大韓民国じゃなくて中華人民共和国しかないよな。それくらいに中国の影響力、言い換えれば北朝鮮から見た脅威は大きいのだ。その中国にとっては、今は経済第一で、日本経済をふらつかせるような事態は絶対に避けたいものなのだ。少なくとも、自分でコントロールできない事態など願い下げだろう。そんなわけで、北朝鮮が日本を『本当に』攻撃することなんて出来っこないのだ。
 また、万が一の事故で日本に落としたとする。あるいは日本近海に落としてしまい、回収されてしまったとする。そうするとこのロケットの能力なんて、同じくロケット開発能力を持つ日本からすれば一発で判明してしまう。そうなると、核搭載能力の有無も自動的に分かってしまう。これは、北朝鮮が握っておきたい核攻撃カードの性質からして、非常にまずいことになる。脅威の詳細が判明すれば、現実的な脅威として対処可能になる。その実在が疑いようの無いものならば、欧米のみならず、中ロの態度も硬化する。『なんだか分からないが恐ろしいもの』の範疇にとどめておかねば旨みの無い北朝鮮は、日本にロケットの情報が渡る事態を避けたいだろう。
 こう考えてゆくと、そもそもが日本に北朝鮮のロケットが落ちる可能性なんて無かったのだ。
 だいたい、ICBMと宇宙開発用のロケットなんて同一のものといっても差し支えないのだから*2、飛んだものを見て『ああ、これは宇宙開発用でした』なんて区別するのは意味が無いことだ。北朝鮮という日韓欧米*3から信頼されていない『ならず者国家』が、容易に核攻撃用に転用できる技術を持っていること自体が脅威なのだ。北朝鮮に対しては脱ならず者国家を要求するか、ロケット技術を放棄させるか、二つに一つしかないのだ。

2009年04月05日(日曜日)

自転車整備&桜偵察

20時50分 デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:晴れ

 結局、昨日も帰宅してすぐに気絶したため、朝は妙に早いという健康なんだか不健康なんだかという朝を迎えた。遠出してもいいところだが、両足が最近に無く張って疲労している。やはり、久しぶりのSatRDayで90km超は、きつかったみたいだ。
 せっかくなので、延び延びになっていた自転車整備に精を出す。SatRDay、EPIC号、そしてMR-4Fと整備する。まずチェーンを外して洗浄し、一方で右クランクを外してチェーンリングを外し、リアのスプロケットとあわせて洗浄する。さらに前後輪とブレーキ周りを拭き、フレームの目立つ部分も拭いておく。RDのプーリーも忘れずに。そして逆に組みつけて、次の自転車にかかるという流れだ。SatRDayが予想外に綺麗だったのに対し、酷使し続けていたEPIC号は、笑えるくらい汚れていた。MR-4Fもようやく乗れるくらいきれいにした。これで整備すべき自転車は、スポーク折れ中のTCR-2くらいか。おっと、BD-1のヒンジと、SatRDayのキックスタンドをなんとかせねば。BD-1はヒンジを留めるBリングを付け直せば良いだけだが、どこに行ったっけ。キックスタンドはM7という微妙なサイズのワッシャーの在庫が無い。ボルトも無かったので、ついでに買っておかないと。
 とりあえず、夕刻に試走をかね、EPIC号を境川に向けた。
 途中、和泉川沿いの桜並木を撮る。意外に開花が遅くて、五分咲き辺りだろうか。蕾が圧倒的に多い。日当たり良さそうなのにな。
 境川は湘南台の桜並木。桜のトンネルというところか。昼間はずいぶんな人出があったとか。ピークは来週初頭だろうが、この分では来週末まではもちそうに無い。
 湘南台のミスドに立ち寄って帰宅。

2009年04月04日(土曜日)

千葉北部お花見ツーリング(予定では)

23時19分 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ 天気:くもりのち雨

 さて今日は、三井氏に企画していただいた千葉北方でのツーリングに参加する日だ。幸いにして、昨日は帰宅した途端に頓死していたので、睡眠時間は十分だ。
 自転車は、MR-4Fは汚れたままだし、BD-1はステムヒンジが未修繕。かといってBromptonでは走行性能で苦しむのが目に見えている。そういうわけで、SatRDayという頓狂な結論が導出された。しかし、集合地の北柏までは3回の乗換えが発生する。先が思いやられる。
 戸塚で東海道線、新橋で山手線に、上野で常磐線快速に、そして柏で常磐線各停に乗り換えて、ようやく北柏に到着した。ここまでで疲労困憊。足の売り切れまで、あと30kmというところだ。
 人員が集合してきたので、そろそろと走り始める。今日は手賀沼~利根川~印旛沼と走り、佐倉~京浜幕張と至る予定だ。手賀沼サイクリングロードでは多くのローディと行き会う。風は逆風。風に対して利点があるSatRDayで良かった。しかし輪行で結構足に来ていた。この後は見晴らしのいいサイクリングロードを延々と走り続けることになり、ますます消耗していった。途中で立ち寄ったポンプ場*1で、交換前の揚水羽根
 今日は雲が多い。日差しが見える瞬間もあるが、すぐにサッと雲に隠されてしまう。まあ、暑くなりすぎないのは助かるが。しかし、足が売り切れ気味だ。早速というか、やはりというか。リカンベント用筋肉の在庫が底をついているようだ。またSatRDayのマイナートラブルが続く。バックパックが重くてリアタイヤを擦ってしまう*2、FDへのケーブルが足に触れる*3、そして極めつけ、キックスタンドが外れ落ちる。これは出発前にキックスタンドの位置を微調整したのが災いしたようだ。しかし、その時にワッシャーが行方不明になり、余計に外れやすくなってしまう。
 昼食は、印旛沼辺りの小公園でコンビに弁当を。桜にはあまり恵まれないが、菜の花には恵まれている。4面、1k㎡というところ。被写体に恵まれて、うれしそうにを追いかける僕の姿があった。ついでに格好の被写体であるSatRDayも。
 以前にも走った印旛沼捷水路沿いに、以前とは逆に走り、風車のあるチューリップ畑に出た。にわかにオランダっぽい眺めになる。チューリップは以前のように広大な畑一面というわけではなかったが、風車近くの畑にさまざまな品種のそれが植わっていて、見ごたえがあった。
 この先、海浜幕張までは、以前走った経路を逆に辿ってゆく。というか、印旛沼からは完全に逆行コースだ。やがて、やはり以前に休憩を取った小公園に至った。ここで出会った。傍若無人にも、爪とぎに精を出しておられる。もう一匹いた黒の美猫と。やけに毛並みのいい猫で、元飼い猫ではないかと思われた。
 ここでの桜は、まだまだ五分咲きというところ。
 海浜幕張まで走り、ここで一時解散。しかし軽く打ち上げとすべく、中華料理屋に入った。自転車は輪行状態にして、店の脇に置いてくれということだったが、この後でまだ走るつもりだったし、SatRDayを輪行状態にするのは大変なので、結局駅前に放置。店はアタリで、美味しく、またお安く済んだ。当然アルコールは抜き。
 早めに切り上げて店を出ると、外はそぼ降る雨の真っ只中だった。幸いにして、ひどく降られてはいないが。しかし、覚悟を決めて、雨具を着込んで走り出す。京葉線を東京駅で乗り継ぐには嫌なので、幕張まで走り、先の駅で横須賀線直通に乗り継ぐ道を選んだ。しかし、その幕張駅への進入経路に苦労し、しばし迷走した。
 なんとか駅にたどり着き、SatRDayを輪行状態にして、やっと一息ついた。津田沼で横須賀線直通を捕まえてからは、車窓をホッとしながら眺めていられた。結局、自宅着は22:00過ぎになってしまった。東京湾の反対側は遠い。

2009年04月03日(金曜日)

ビックでワシも考えた

21時59分 デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:晴れ

 今日も元気に桜偵察。柏尾川沿いの桜は、特に戸塚駅に近いそれは、既に七分咲きを越えて見頃になっていた。この辺は今週末が見頃だろうな。
 並木に沿った道すがらといわず、川原でも宴席が盛り上がっている。戸塚に近い辺りでは提灯が提げられているのだが、桜色に映えるやら映えすぎて邪魔やらだ。
 並木はずっと下流、金井公園とつながる車道の辺りまで続いているが、ここまで来るとさすがに人影もまばらだ。とはいえ、カメラタイムな家族連れが居たりしてな。は、この辺までは七~八部咲きというところ。
 さらに下流、金井公園から下流域は桜自体が稀になるので、さすがに人影は平常通りだ。しかし、ここでも花見そっちのけで飲食する人々も散見される。
 さて、いつもなら東海道線の境川東岸踏み切り近くから遡上するのだが、今日は藤沢のビックカメラに向かうことにする。最初勘違いしてて、うっかり踏み切りを南に越えて路頭に迷いかけたのは国家機密だ。
 ビックカメラの正面入り口は、駐輪がひどい状況だ。脇にある小さな駐輪場ではまったく足りないのは目に見えているのだが、それ以上に駅前ということで違法駐輪している奴が多いのだろう。途方に暮れてしまい、ちょうど正面入り口まん前に止められた自転車群を整理していた店員に『他に駐輪場は無いんですか?』と聞いたところ、『すいません……』との回答。僕もここに駐輪する破目になる。いくらなんでも、この先抜本的な処置が取られるだろう。既に客足に響きかねない状況だからだ。もっとも、駅から2F入り口へと直接足を踏み入れる客が多いのかもしれないが。
 さて、ビックカメラに来たのは、S3IS後継問題に端を発する、旅行用カメラ問題の解決を図るためだ。ここになら、触りたいカメラが全部揃っているだろう。4Fに登ると、さすがに広いカメラ売り場が待っている。そして、確かにめぼしいカメラが揃っていた。しかし、なぜかSx10は見当たらない。まあ、代わりにSx1があるし、Sx10は散々触ったのでいいけど。
 要件を再挙すると、28mm程度の広角、20倍程度のズーム域、EVF、バリアブルマウントの背面モニタ、乾電池駆動といったところ。
 Canon Poweershot Sx1:やはり爆速で静かなズームと、確かなAFが魅力的。全ての要件を満たしている。しかし、やはり重くて大きい。
 Olympus SP-590UZ:ズーム、AF性能とも思いの他高く、Sx1(10も)に比較するとかなり軽くてコンパクト。乾電池駆動。しかし広角端の樽型歪みはかなりのもの。そして背面モニタはバリアブルではない。
 Panasonic Lumix G1:GH1は無かったが、値が下がっているこちらも魅力的だ。乾電池駆動できないが、その他の要件は全て満たせる。ただしオールインワン化すべく広域ズームを着けるとコンパクトにも軽くもならない。EVFは出色の出来。
 Olympus E-620:小さくて軽いといえば、小さくて軽い。D90辺りと比べると。しかしLumix G1と比較してしまうと、やはり大きめ。一回り以上は大きく感じる。ファインダーは、G1のEVFと較べると別物で、二者択一となると迷う。EVFはEVFで、マニュアルフォーカス時の自動クローズアップなどの利便性に勝るが、『撮るべき物を見る』という意味では、まだまだ光学ファインダーには及ばない。EVFにこそ未来があるのは確かだと思うが、明るい場所での視認性では光学ファインダーが有利だ。そのE-620の光学ファインダーも、D90辺りに比較すると見難さを感じた。
 Nikon P90:これも比較的軽くて、光学性能、ズーム速度、AF性能とどれも及第点。また背面モニタは垂直方向だけのチルト式。まあ、これで十分っちゃ十分。しかし乾電池は使えない。
 Nikon L100:ニコンの現在の広域ズーム機の商品構成では、これが唯一の乾電池駆動機。とはいえズーム域はP90より劣る。背面モニタは固定式、EVF無し。
 その他、他社の広域ズーム機も見て回ったが、ピンとくるものは無かった。
 こうして概観すると、要件全てを満たす機種はSx1(10)しか無いのね。しかし軽さとコンパクトさを取ると590UZがやはり魅力的。だがバリアブル背面モニタは、このところ非常に便利だと思い始めている。一方でSx1(10)サイズを許すなら、Lumix G1でもいいではないかという気持ちにもなる。
 う、ううむ。これは参ったな。自分の評価軸の中ではSx10と590UZが、ほぼ釣り合ってしまった。590UZの値が4万円台半ばならなあ。しかしこれらに4万円強出すのなら、7万円強で買えてしまえるまでになったG1のダブルズームでもいいなあ。しかし、G1はオールインワン性という旅行用カメラとしての要件からは微妙に外れるし、乾電池も使えない。
 つまり、僕の中では三竦み。どれを選ぶということも出来なくなってしまった。E-620はどうかな。これを買うくらいなら、D90とマイクロフォーサーズ機の二本立てで良いと思った。レンズを共用できないが、そこまでレンズを買い漁るはずも無いからだ。
 これはもう、新しい動きを待つしかないか。これら3機種の値がさらに下がるか、あるいは別の機種を待つか。
 悩みつつビックカメラを出て、湘南台の桜を観察して帰宅した。ここ数日の好天で、かなり咲き揃っていた。

2009年04月02日(木曜日)

桜偵察&新旅行用カメラ

21時16分 デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:快晴

 今日は柏尾川沿いに走り、桜偵察を継続する。
 戸塚駅に近い辺りの桜並木は、既に五分咲きくらいまで開花が進んでいた。ここ数日で一気に進んだようだね。川下に向けては屋台も立ち並んでいる。によっては七分咲きくらいかと思われる。なんにせよ、まだ散り始めても居ないは、若々しくて良いものだ。
 藤沢を回って湘南台。既に真っ暗になっていたが、今日はシグマのフラッシュ、EF-500を持ってきていたので、それをつけての撮影を試みた。さすがに木全体に対しては光量不足だが、少し離れた花をクローズアップするには十分だ。湘南台はさらに開花が遅れていて、やっと一分咲きくらいの木が多い。週末にはそこそこ見頃になるだろう。それにしても、直前になってここまで開花が遅れるとはなあ。
 帰路、いずみ野のダイクマ2Fにあるヤマダ電機アウトレットに足を運んだ。キヤノンのPowershot Sx10、オリンパスのSP-590UZ、出来ればパナソニックのLumix G1辺りを触りたかった。しかしあったのはSx10だけで、オリンパスのは旧型の570、パナに至っては一眼系は一つも置かれてなかった。一眼系で、店頭にあるのはキヤノン、ニコンの2強と、なぜかSonyだった。フォーサーズなんて影も形も無い。
 とにかくSx10を手に取る。改めて眺めると、でかいな! もう、小さく、軽くなんて、端から諦めたような、ある意味潔いフォルムだ。しかし、プラスチックの塊の癖に、そんなに安っぽくは無い。レバー類、ボタン類がしっかりしているからだ。こういうところに手を抜かないのが、キヤノンのいいところ。しかし電池切れで電源が入らず、動作までは確認できない。まあ、以前見たからいいけど。
 一方でSP570UZ。こちらも意外に悪くない。こちらは動作させられたが、キヤノンほどではないがズーム速度がかなり高速で、自動合焦もすばやい。以前、上大岡のヨドバシで旧々機種辺りを見た時はひどい印象だったけど、これならいいな。とはいえ最新世代は590UZなので、これを見に行かねば。
 帰宅する頃には、Sx10を買う気になっていた。アマゾンで見ると遂に4万円を大きく切っていたし、重量を除けば全ての要件を満たしているからだ。というわけで、ポチる寸前まで行く。
 が、寸前でまた迷い始める。やはり、あの重さを許せるのか。サイズも相当のものだ。570UZの方が思いの他小さく、軽かっただけに、余計に許せない。旅行用カメラだからなあ。
 とはいえ、590UZは発売前だし、当面は5万円を切らないだろうな。なら、とりあえず3万円台の、もう少し軽いカメラで凌ぐというのはどうだ。
 ちょっと惹かれたのは、Coolpix L100だった。28mmから15倍という設定で、S3ISと概ね重なるズーム域だ。広角側に広がる設定だ。もちろん乾電池駆動。重量はもう一声の355g。そして最大の難点が、EVFを備えてないこと。ううむ、本当のコンデジインタフェースだな。僕も自転車に乗ってて、細かい操作が出来ないときには背面モニタで操作するのだが、順光時に非常に見づらくなるのが難だ。明るい日差しの下を走ることが多いわけだから。EVFは欲しい。また重さも、もう一声だな。Powershot Sx200が乾電池駆動だったら。しかし200g台に持ってゆくには軽いリチウムイオン電池の採用は不可欠なわけで、元々僕が二律背反な要件を求めているに過ぎないっちゃ過ぎないけど。
 こうして概観すると、やはりSx10と590UZの二択か。とはいえSx10の重量とサイズをやはり呑めないと感じたのだから、今のところは590UZ優位だな。こいつには高速連写という武器もあるし。
 このクラスに来たら、もちろん軽量一眼と競合するのだが、僕としては旅行用のコンデジは別に持ちたい。例えばLumix G1辺りと比べても、オールインワンの取り回しの良さは捨てがたいものがある。
 というわけで、明日辺りに藤沢のビックカメラに寄って、再考しよう。

2009年04月01日(水曜日)

戸塚桜偵察

19時17分 デジタルカメラ , 暮らし , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:くもり時々嵐

 今日も柏尾川~境川と桜偵察行に向かうつもりだった。が、午後に入って妙に不気味な雲が増えたと思っていたら、ちょうど帰宅時刻に雨がしょぼしょぼ降り始める。それはすぐに止んだし、南方は空が明るいので大丈夫かなと思った。が、予報では一時だけ晴れで、その後は雨だ。これはいかんと思い、諦めて直帰した。正解だった。白百合公園で桜を撮っていたら、遠くから雷鳴が聞こえ始めたからだ。
 さて、今日も帰路の桜を撮る。来迎寺前の桜。昨日に比べると、相当に増えた。全体ではこの状況。まだまだだな。
 白百合公園の桜。こちらも咲いている木が増えてきたが、まだちっともという木も多い。日当たりのいい場所にある木はこの通りだ。

エイプリルフール延期のお知らせ

00時00分 思考 技:コブラツイスト

 日頃は当ブログを斜め上視点から御指導賜りまして、誠に感謝に堪えません。
 さて、当ブログでは本日4/1を期して虚偽記事を掲載し、社会にささやかな混乱と破壊をもたらすべく悪意をもって作成を進めてまいりました。しかし著者の知力減退*1と世界的不況の影響により、本記事が閲覧に堪える品質ではないと判断せざるを得ず、もって本日の公開を延期とさせていただきます。公開日は改めて4/31とさせていただきます。お客様には多大なご迷惑をお掛けいたしますこと、心よりお詫び申し上げます。
 なお一部報道で『エイプリルフール中止のお知らせ』なる虚偽情報が流通しておりますが、そのような事実はございません。