Strange Days

2009年05月31日(日曜日)

ダメダメな日曜日

21時08分 暮らし 天気:はっきりしない

 おー、ゲームしてたら徹夜しちまったい*1。しかしなんとなく寝る気になれず、結局日中も活動していた。
 今日は雨の予報だったが、明け方に急にくもり主体に変わる。確かに雨は降ってないし、晴れ間すら見える。しかし短時間でまた雲が厚くなることがあり、どうも思い切れない。結局、夕方まで逡巡していた。
 夕方、さすがに走りたくなって、TCR-2w境川に向けた。しかし、かまくらみちを超えたとたん、また厚くなっていた雲から雨がぱらぱらと降ってきた。気力があればこのまま水中走行を楽しんだのだろうが、再整備したばかりのTCR-2を汚すには忍びなく、そのまま帰宅してしまった。走行距離は1kmも無かっただろう。
 かくして、ダメなまま夜は更けていったのだった。

2009年05月30日(土曜日)

TCR-2復活の儀

20時06分 自転車 ( 自転車いじり , 自転車散歩 ) , デジタルカメラ 天気:雨の予感を孕みつつくもり

 昨日からの雨が残って、今日も雨の一日になるかと思いきや、案外に朝には上がっていた。とはいえ路面にしばらく雨が残っているので、遠出はしたくない。
 そこで、というか、やっと、というか、TCR-2のスポーク換えに手をつけた。ようやくスポークを発掘できたのだ。
 しかし、発掘できたスポーク束を精査した結果、実は後輪を組み替えるには全然足りないことが判明した。たくさんあると思い込んでいたのだが、あるのは282mmとか284とかいったサイズのものばかり。なんでと思ったら、これはフロントを組んだ時に余ったのや、サイズを勘違いして余ったもののようだ。後輪は292mmと294mmだが、それぞれ4~5本しかない。ううむ、仕方ないので、今回も破損スポークの入れ替えでお茶を濁す。
 手早く作業するために、作業手順を少し変えた。従前は全体的にテンションを落としておき、そこでスポークを入れてから振れ取りを実施していた。しかし今回、ニップルから見えるスポーク底の位置を他のスポークのそれと合わせ、そこから触れ取りを実施していった。そうすれば、ほぼ同じテンションから始められるだろうという狙いだ。
 これはうまくいったように見え、スポークとリムの歪みを体重をかけて解放しながら慎重に作業したにも関わらず、10分ほどで振れを実用レベルに追い込めた。
 早速試走しよう。雨は夜遅くかららしいので、その前に境川に向かう。もちろん、TCR-2でだ。
 さすがに純ロードバイクの出自らしく、走りは軽くて快適だ。MTBのラグジュアリーさとは快適性の軸が異なるというべきか。
 しかし、なぜかクランクを回すと『コリッ』という感じで引っかかりを感じる。クランク、チェーンリングボルトの緩み、チェーン固着を疑ったが、どれも違うようだ。ううむと思案しつつペダルを持つと、軸に対してほんのわずかな遊びを感じた。もしかして、これか? 帰着してから調整することにする。
 久しぶりにD90を持ち出し、花を撮る。六会マンション近くのお花畑で。五月は花の季節だねえ。
 大清水高校前の休憩所で。紫陽花が始まっていた。早々と、とつけたくなったが、もうすぐ6月なんだよな。
 帰宅してペダルを外し、ばらそうとする。が、軸の蓋を取って見えるナットを外す工具が無い。シマノのとはサイズが違うみたいだ。ううむ、どうするか。

2009年05月29日(金曜日)

Librettoを無線LANに戻す

22時03分 コンピュータ 天気:雨に向かって

 SSD化してLibretto L3の使い勝手が良くなったので、試しに無線LAN接続に戻してみた。
 かつて、一時的にCOREGAのPCMCIAカードを使って無線LANで運用していた。だが、夏場などにデータ転送が異常に遅くなる現象が多発し、結局内蔵有線LANで運用するように戻していたのだ。内蔵有線LANが、意外に100Mで速かった*1というのもある。負荷も軽いのか、無線LANを使っていて多発したデスクトップ表示がカクカクする現象も少なかったので、結局は快適性でこれを取ることになったのだ。
 しかし、AC電源に加えてLANケーブルまでつながっている状況は有難くない。無線LAN使用時の異常はHDD発熱による熱ダレだったろうから、試しに無線LANに戻してみたのだ。
 うん、以前のように使っていると突然遅くなる現象はない。まだ夏の前だからというのもあるだろうが、SSD化による発熱低減が大きかったように思う。しばらく使っていても、キーボードがアチチにならない。
 こうなるとAC電源ケーブルの方もなんとかしたいが、Libretto L3に使える互換電池はもう出回ってない。バッテリー再生に出そうかと思えば出せるが、こっちは1万円越えだ。
 うーむ、中身は18650の3.6V*3なので、どこぞで入手して中身を入れ替えるか。このクラスの充電池は、扱いを誤ると小型爆弾と化すらしいので要注意だが、なんぼなんでも1万円は無いと思うのでな。

2009年05月28日(木曜日)

Bluetoothヘッドホンに四苦八苦

21時02分 デジタルギミック , 暮らし 天気:ずっと雨

 今日は雨なので、諦めて地下鉄通勤だ。
 地下鉄で聴くべく、PlantronicsのBluetoothヘッドホンを持っていった。ちょっとかさばるが、スライドの調整幅が大きく、USBで充電できるという代えがたい長所を持っているので、愛用している。
 地下鉄の駅に向かいながら、これでEM-ONEからのオーディオ出力を取ろうとペアリングからやり直す。Windows MobileのBTスタックは出来が悪くて、こういうオーディオデバイスに対して、任意に接続を開始することができないようなのだ。だから、ヘッドホン側が別のデバイスとペアリングした後だと、そのデバイスを探しに行くようで、いつまで経っても接続できない。再度ペアリングからやり直さないければならないのだ。
 ところが、今朝は何度ペアリングやり直しても、どうしてもオーディオ出力がBT経由にならない。どうもEM-ONE*1が、オーディオ出力をアナログ端子のままと勘違いしているようなのだ。結局、地下鉄でも解消できず、会社に着いてしまった。
 帰路、今度はWillcom03で試してみる。こちらはあっさり接続。ううむ、なんでEM-ONEでは繋げない。
 こういう現象が起きた時、待ち受け側のBTデバイスは、基本的にはヘッドホンのような寡黙*2なデバイスなので、原因がわからず悪戦苦闘を余儀なくされてしまう。せめてマルチセグメントのLEDでエラー内容を表示してくれたら。とはいえ、待ち受け側は『接続に来ないよー』という程度だろうから、基本的にはWM6.1がユーザに情報を提供してくれないのが悪いのだろう。
 BTデバイスは便利だが、こういうことがあるとシンプルな有線オーディオプレイヤーが恋しく思えるのだよね*3。というわけで、明日も雨だろうからWalkmanE26の出番だ。

2009年05月27日(水曜日)

今日も藤沢周りで

22時21分 暮らし , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:晴れのちくもり

 今日も定時で上がれるので、藤沢周りで帰ることにする。社屋を出たときに空の色が少し暗く見え、ちょっと不安はあった。しかし雲はさほど厚くならず、明るいうちに帰宅できた。
 真夜中に雨が降り出した。これから週末にかけて、雨ばかりの予報だ。

栗本薫(中島梓)死去

12時31分 SF , 思考 天気:こんな五月の晴れ空に

 かなり危ない状況だったらしい、栗本薫女史が遂に逝去された。まだ56歳。当初100巻で完結予定だったグインサーガはとっくに100巻をオーバーランし、アニメも始まったこの時期の逝去は残念だ。まあ、グインサーガがちゃんと完結すると思っている人間は居なかったろうけど。
 かつてFSF*1のグインサーガ部屋に降臨したのを目撃した身としては、いささか感慨深いものがある。
 僕にとって栗本薫は『ぼくらの時代』だな。ぼくらシリーズでも、薫クンが僕の属する集団である"ぼくら"の紛れも無い一員であると確信できたこの本がいい。これを高校の図書室で手に取り、夢中で呼んだ時の甘酸っぱいような記憶が蘇るのだ。
 さて、追悼にグインサーガを読み返すか、などとは書きたくなくなるような長さが難だが、故人があのやたら長くて錯綜としてスカスカな話をどう着地させるつもりだったのか、推理しながら飛ばし読みするのも悪くは無い。
 そういえばここ数日、『クリムト薫』というどこでどう使えばいいのだという微妙ギャグが頭にこびりついていたのだが、あるいは女史の逝去を予感していたのであろうか。それはないない。

JR純正サイクルトレイン

11時22分 自転車 ( 自転車旅行検討 ) 天気:晴れ

 いっとく氏経由で知ったのだが、JRが両国~房総半島のサイクルトレインを運行するようだ。日帰りだが、あまり出かけない方面だし、ちょっと気になってる。
 参加の方向で検討中です。

2009年05月26日(火曜日)

紫陽花始まってました

21時53分 自転車 ( 自転車散歩 ) , 暮らし , デジタルカメラ 天気:晴れだ

 仕事山がズズズッと明後日に去り、今日は定時に帰ることに。より正確には残業が積みあがっているので『さっさと帰れ』と会社からの布告があったのだが。
 定時で上がれ、天気も心配ないので、藤沢周りで帰宅することにした。藤沢に抜け、境川に入っても、湘南台方面の丘陵にはまだ夕陽が懸かっている。ちょっと雲が増えてきて、はっきりした夕陽が現れないのは残念だが。
 遊行寺*1辺りから境川沿いに復帰して驚いた。紫陽花、もう始まってるよ。まだ樂紫陽花も目だってない時期に、もう紫陽花色の紫陽花が咲き始めている。大清水高対岸の休憩所では、まだまだ盛りのサツキと紫陽花の競演を目に出来る。
 さすがに北上してゆくと開花している紫陽花は目に付かなくなる。境川でもあの辺だけの特異な現象なんだろうか。
 まだ空は明るいので、持ってきていたPowershot Sx10で夕景を撮る。しかし、雲が多くて夕陽はもう全く見えなかった。この日暮れ時の落ち着いた空の色にホッとする。一日が無事に終わったなあ、と。

2009年05月25日(月曜日)

au新機種

22時09分 デジタルギミック 天気:晴れ

 ドコモもソフトバンクも相当の機種を投入してきたが、auは事前情報からして劣勢だ。とはいえ、気を惹く機種もあって正式発表を楽しみに待っていた。
 東芝のBiblioは携帯プレイヤー化の方向性を示しているが、その為には網の方も追随してくれないと。データ通信定額の性格も持つ定額プラン*1が登場しないと使いにくそうだ。そこは無線LANで凌げということか。
 日立のWooo携帯は、いつかどこかが出すだろうと思っていたHi-Vision動画撮影可能な機種だ。まあ、僕の買う機械じゃないな。
 SharpのSportioブランド新機種は、W62CA持ってなかったら買ったかもしれない。完全防水にFWVGA画面が付いて100g級の軽量だし、自転車と相性はいいだろう。とはいえ、僕の扱いの荒さを考えるに、やはりG'zがベストだと思うが。
 同じくSHarpのソーラーホンは、機能的には目を惹くものが無いが、自転車ツーリングでGPS機能と組み合わせると面白そうだ。
 最後にG'zの待ってました新機種、CA002。事前情報で800万画素のカメラが載るだのFWVGA化されるのだのとあって、ちょっとドキドキした。が、実際に出てきたものを見て拍子抜けするやらホッとするやら。我がW62CAと寸分変わらぬ、いや、寸分しか変わらぬ機械だった。外部スペックはデザイン以外同一で、搭載ソフトウェアに手が加わっている程度だ。これなら安心して見送れる。実際のところ、W62CAのもっさり感は、この5月のアップデートで画期的に改善されたので、この先もしばらく戦えそうだ。しかしG'z新機種がここまで代わり映えしなかったのは興味深い。多分、W62CAが早々にディスコンになったものの、需要が意外に大きくて、結局マイナーチェンジ版を出さざるを得なかったんじゃないだろうか。だったらいいけどな。また来年にも新機種が出るかもしれないから。

2009年05月24日(日曜日)

雨の日サイクリング

21時07分 自転車 ( 自転車いじり , 自転車散歩 ) , 暮らし 天気:雨

 今年も雨の日サイクリングの時期がやってきた。雨の日のサイクリングは楽しいものだ。晴れの日よりも一人感が強く、黙々と自分だけに向き合いながら走れる。雨がもたらす体温低下も、暖かな時期なら気にならない。もっとも、周囲が目に入らなくなりやすい上、雨*1も周囲からの情報を遮断してしまうので、素人さんにはお勧めできないが*2
 今日は雨の日サイクリングにはお誂えの日だ。朝から雨が降ったり止んだりしているが、強度は高くない。よし、行くぞ。
 という流れではなくて、本当は『ああ、本当は今日中に済ませたい買い物があるのに』→『仕方ない、出かけるか』といういささか消極的な理由だったのだが。
 昨日攣った足はまだ痛むが、自転車では気にならずに済む。なら問題ないな。
 雨の日なので、泥除けの付いた自転車じゃないと駄目だ。Bromptonの出番となる。SatRDayにもBD-1にも着いてはいるが、雨の日にリカンベントに乗りたくないし、BD-1にしてもどっちにしても外装多段変速機付きは雨の日の汚れを覿面に拾ってしまう。後始末を考えるにBromptonが最適だ。ミシュランのポンチョとの相性は抜群だ。
 15:00過ぎ、ちょうど雨が止んでいたので、Bromptonを境川に向けた。路面が結構乾いている。これは、降られずに済むのでは。境川沿いに北上し、グランベリーモールに近づいた頃には、晴れ間すら見えていた。
 さて、モンベルショップに入って、最初の買い物。今日はよりまともな雨具を買いに来たのだ。通勤用ならポンチョで十分かとも思うのだが、本格的サイクリングでは力不足だ。目をつけていた、モンベルのスーパーストレッチ対応のレインスーツ上下を試着してみる。いいね。雨具のゴワゴワ感が無い。ちょっと蒸れる気はするが、雨用なのでやむをえないことだろ。値段もゴアテックの定番品に較べると安い。上下買うことにした。
 レジでモンベルポイントカードを出すと、実は期限切れであることが判明。これ、自動更新じゃないのだ。しかしポイントは1年間有効なのだそうな。ユース会員兼用のものなので、今年も使うだろうと更新しておいた。窓口で更新し、有効期限部に新期限のシールを貼ると終わり。
 店を出ると、さっきまでの期待は裏切られ、ポツポツと雨粒が落ち始めている。ひどくならないでくれよと思いつつ、海軍道路に出る。しかし南下中に、もはや諦めるしかない強さになってきたのだった。仕方なく、ポンチョを着込む。Bromptonにポンチョはベストマッチで、体はおろか、自転車がハンドル部まで覆われるので、後始末が非常に楽だ。が、一つ弱るのが、Brompton純正バッグ用レインカバーが浸水しやすいことだ。バッグが厚手だから染みとおらないとはいえ、中身までしっとりしてくるので弱る。
 次の買い物はユニクロ。夏用の軽いシャツが欲しかったので、長袖の麻、クールドライそれぞれのものを買った。
 スーパーに寄ってから帰宅し、自転車を清掃する。内装ギアの自転車は、こういうときの後始末が楽だ。フレームを清掃して、チェーンも拭いて、注油しておいた。
 雨の日スペシャルに、内装9段くらいの自転車を仕立てるというのもいいな。

2009年05月23日(土曜日)

Pocket Rocket Pro検討中

20時12分 自転車 ( 自転車いじり ) , 暮らし 天気:晴れと引きこもり

 昨夜、うっかり布団にダイブしてしまい、ふろにはも入らないまま寝込んでしまった。そのまま朝方まで昏々と眠り続けていたのだが……。
 ふと、意識が表層に浮かび上がり、何の気なしに寝返り打とうとした瞬間だった。
 ぎゃぁ、足が攣った! ほんの少し背伸びしただけなのに、その瞬間に脹脛が痙攣を起こしたのだった。フランスの元帥の死に様を見よ! などと意味不明なことを叫びながら飛び起きた。しばし寝床でのた打ち回る俺様であることよ。咄嗟に患部を押さえ、痙攣が深刻化するのを防ごうとしたが、後手に回ってしまった。これはもう、すっかり後の祭りですね。
 しばらく、しこりを揉み解していたが、とりあえず寝床の中では痛みを感じなくなったので、そのまま朝まで寝た。
 朝は平日よりも早く起きた。今日も三崎往還、あるいは三浦半島周回をやってこようと考えていた。が、足攣りの後遺症は意外に深刻そうだ、踵を伸ばすともう痛い。しばらくストレッチしていたが、なかなかしこりは解消されなかった。ううむ、こういう時こそ自転車に乗って、軽度な循環運動で後遺症を解消するべきだとは思うが、三浦半島は遠い。今日は無理しないでいよう。結局、今日は一日引きこもり。
 代わりにというか、新車の検討。BD-1のステムのぐらつき、MR-4Fの経年劣化と、それぞれ遠距離輪行に多用してきた自転車が信用できなくなってきた。どちらも平地を走るには不足無いが、峠からの下りはちょっと怖い。というわけで、今年の頭から新車の検討を進めてきた。
 第1候補はRitcheyのBreakawayだった。これ、獄長ことwiggleでは9万足らずでフレーム買いできるのだ。ということで発注かけていた。のだが、一度受領され、paypal経由で引き落としされたにも関わらず、『指定のサイズは在庫切れです』と返金されてしまった。60ポンド程度のディスカウントバウチャーが付いてきたので損した気分ではないが、空振り感は満点だ。
 これはもう、諦めるか。ということで、第2候補のPocket Rocket Proに手を出すことにした。最近はTikitしか話題にならないので、世間に1周半遅れで追随する俺的には時機が熟したかと考える。ということで、サクサクとIKDとやり取りしている。コンポは、どうせ10速導入なら、SRAMのRivalを使ってみよう。これ、シマノ10速とも互換性が高いようだし。出来るだけ軽量に仕上げて、高速軽量ツーリングに使おうと思う。その点で、まだ使うつもりのMR-4Fと補完可能だ。
 夏までには欲しいな。

2009年05月22日(金曜日)

今日も残業

22時57分 暮らし , 自転車 天気:晴れのち雨(びっくりしたな)

 段々からだが慣れてくるのだが、それでも帰宅時にはチトしんどい。
 おまけにというか、帰路はなぜだか雨。夕方まで、そんな気配は無かったのに、社屋を出ると目の前の地面が濡れている。ミシュランのポンチョを被って帰ったが、こいつは足元が無防備なので、ちゃんとした泥除けがある自転車じゃないと相性が悪いのだ。EPIC号はフルサスなので、その点が辛いのだよな。レインスーツは2組あるが、1組は冬用の軽量で厚手のもの、もう1組はもう長いこと使ってきた山用のもので、自転車用には常に不便を感じてきたものだ。ここら辺で、ちゃんとした自転車用のものを買いたい。土日にモンベルショップを訪問してみるか。

2009年05月21日(木曜日)

マスク大量在庫中

23時55分 暮らし 天気:晴れのちくもり

 ってか、そもそも喉が弱くて、マスクを年中手放せない拙者、今も200着以上のマスクを在庫中です。超立体の花粉用だけどな。
 でも喉の保湿と、万が一の際の飛沫拡散防止には、これで十分では無いかと思う。少なくとも、咄嗟の時のエチケット*1なんてのよりは効果的かと思う。
 しかし、じりじりと豚インフルエンザが拡散し始めてるな。梅雨が始まって終息するまでにどうなるか。

2009年05月20日(水曜日)

久しぶりに藤沢周り

20時55分 暮らし , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:晴れ

 2週間ぶりくらいに藤沢周りで帰宅。仕事山が来ると覿面に走行距離が落ちるな。などとは、最近100km越えすら稀なワシの口からはいえんが。
 ちょっと遅く出たにも関わらず、帰宅直前にスーパーに寄るまで明かり要らずだった。もう、19:00過ぎまで空は十分に明るいのだ。

2009年05月19日(火曜日)

Windows2000でリモートデスクトップ

23時15分 コンピュータ 天気:晴れ

 今日も遅かったので、帰宅しても何かする暇がない。はずなのに、なぜかSSD化したLibrettoの設定にかかる俺様。その分、睡眠時間が減って、自分が苦しむわけだがな。
 さて、Librettoの設定といっても、こいつはリモートデスクトップのクライアントとして使うだけなので、やることは少ない。ずばり、RDCを使うだけだ。
 Windows2000にはRDCが入ってない。それは他のRDサーバ機能を持つOSのインストールCDから入れなければならない。のだが、なぜかXP64には入ってないのだよ。なので、x86なXPのCDが必要だ。
 早速、x86版XPのCDを外付けしたドライブから読み込むと、"リモートデスクトップの設定”という項目が表示されるので、それを選ぶ。するとインストールがするすると進み、そのまま起動すればリモートデスクトップを使える。
 この上でFirefoxを使って、などといった重いアプリに対しては覚悟が要るLibrettoだが、RDCの踏み台としてはなんら問題はない。キーピッチも画面サイズも今時のネットブックと同等以上なので使いやすいのだ。
 純粋に外に持ち出して使うには、LOOX Uの小ささ軽さが圧倒的優位だが、こうした使い方ならLibrettoの方が使いやすい。熱対策も済んで、当面の延命はできたと思う。

2009年05月18日(月曜日)

遊んだ後の仕事山

23時55分 暮らし 天気:晴れ

 今日も今日とて深夜まで残業。昨日の夜、帰宅してからの始末で結局朝方まで掛かったので、今日はきつかった。
 往復共に自転車で通勤する。なぜか足が軽い。南会津で、いかに負荷が掛かってなかったかが如実に現れていますな。

2009年05月17日(日曜日)

第12回東京・南会津サイクルトレイン2日目

23時40分 , 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ 天気:雨

 今日こそは、という期待も空しく、今日こそは雨に降られ続ける一日だった。
 しかし、その雨の南会津が素晴らしかったのだ。

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2009年05月16日(土曜日)

第12回東京・南会津サイクルトレイン1日目

22時57分 , 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ 天気:くもり時々雨

 今回は比較的走らないBコース、さらにはレンタルサイクルでの参加だった。雨も降りそうだしラッキー、と思いもしたが、どうせなら晴れの方が良いに決まってると思ったりもした。
 ところがところが、雨の南会津、素晴らしいのです。

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2009年05月15日(金曜日)

Libretto L3をSSD化

22時30分 コンピュータ 天気:晴れのちくもり

 今日はせっかく頓狂な日に休みなのだから、自転車整備に精を出したり、部屋の整理を励行したりしようと考えていた。
 考えるだけだった。夕方まで漫然と過ごしてしまう。それどころか、明日からの南会津行で乗るのを言い訳に、自転車で出掛けることさえしなかった。ダメな日だ。
 さて夕方、アマゾンから荷物が届いた。モノはみんな大好き安物メーカーのTrancendのSSDだった。Libretto L3の内蔵ディスクを交換するつもりだ。容量や速さは良いのだが、発熱が大きいのに弱ったので、SSD化に踏み切った。
 買ったのはIDEの32GBのもの。速度はSSDとしては遅いし、プチフリーズなる恐ろしげな現象も聞く。でも熱対策最優先で、お安いこれを発注したのだ。
 最初に、久し振りのセットアップなので、旧HDDのままリカバリできる事を確認しておく。その上で開腹にかかった。
 それこそ20年前からノートPCのHDD換装をやってきた僕には、それほどの難しい作業じゃ無いぜ。でも1点困ったことがあった。Librettoの基盤側のソケットの上に家屋のウダツのような案配でソケットの一部が張り出しているのだ。一方でSSDのソケット部周囲は枠が張り出している。結果、お互いに干渉して奥まで差し込めないのだ。オリジナルのHDDはソケット部が完全に剥き出しなので干渉しない。
 少し考えて、どのみちストレージ本体はネジ止めしてソケットに負荷は掛からないのだから、ウダツを折り取ってしまった。
 入れ換えはあっさりと終わり、リカバリも無事に済んだので、ベンチマークを取ってみた。Windows2000の起動(ログイン画面表示)まで、ハイバネーションからの復帰時(画面表示まで)それぞれ取った。
 起動が旧HDD57秒に対し、SSDで41秒とかなり高速化された。一方でハイバネ復帰はHDD27秒からSSD26秒と、測定誤差の範疇に収まる結果となった。しかし、全体的に高速化されたのは体感できる。
 目的の発熱低減はばっちりで、以前ならキーボードが熱くて触れないほどになったのが、かなり温もってるかなという程度になる。HDD部の発熱が無くなったのはかなり大きいようだ。
 これでLibretto L3の寿命が延びた。

2009年05月14日(木曜日)

明日は休み

23時55分 暮らし 天気:晴れのちくもり

 明日は何故か休み。世間様で言うワークシェアリング休日、うちの会社で言う時短休日だ。大手を振って休めるので嬉しいっちゃ嬉しいが、思い切り仕事のピークに重なってくるのがつらいのだ。今日も日付が変わる頃に帰宅。

2009年05月13日(水曜日)

藤沢周り帰宅

20時04分 自転車 , 暮らし 天気:いい天気になった

 久しぶりに藤沢周りで帰宅。暖かい日だったが、なぜか北風が吹き続けている。藤沢までは超高速、その後は亀のように艱難辛苦しながらの道行きだった。しかし、19:00に帰宅するまで、空はまだまだ明るかったので、照明要らずだった。
 後一月で夏至なのか。

2009年05月12日(火曜日)

白箱の余生

22時00分 コンピュータ 天気:晴れ

 内蔵ディスクが逝ってしまわれたご様子の白箱だが、今後はどうするか。
 中のデータは各種OSのISOイメージだのドライバだのPDFファイルだのなので、ほとんどはまだインターネット経由で入手可能か、既に無意味なもの*1ばかりだ。またサイズも100GB以下で、Ubuntu機、WHS機どちらにしても空き領域は十分なので、別にそっちに移せばいいだけだ。白箱はヘッドレスで運用できるので、常時起動でいつでも参照できるような運用をしようと思っていたが、これもクライアントPCと一緒に起動する運用でなんら困らないのが実情だ。なので、このまま捨てていいくらいだ。
 でも、HDDの片方は生きているっぽい。ダメージがあったのはマスタHDDのOS領域らしく、一度再起動した後でのRAID領域のsyncは完了していた。なので、恐らくはスレーブHDDは使えるはず。もしかしたら、マスタHDDもOS領域さえ触らなければ、そのまま使えるかもしれない。とはいえ、何度もトラブルを起こしたHDDに、もうデータを入れる気にはならない。
 幸い、というか白箱にはUSBポートが2つあり、これ経由で外部HDDを接続することは可能だ。しかも、それとRAIDを組むことも出来る。外付けにすれば、USBの先のHDDがSATAでもいいので、ディスクの入手に困らなくて済む。とはいえ、いくら遅いU-ATA経由だったとはいえ、USB経由にすると転送速度はかなり落ちるはずだ。いつもはシングルで運営し、定期的にUSBの先にコピーする運用がいいかと考える。しかし、それならWHSに毎日吸い上げる運用で十分だ。
 となると、白箱はシングルHDDで運用して、なにか常時居なければならないサービスや、いつでも参照したいデータのために常時起動しておくような運用がいいのだろう。
 あるいは、最低限のサービス、デーモンだけ上げて、外部に曝す運用をするか。

2009年05月11日(月曜日)

散々な月曜日

22時22分 暮らし , コンピュータ 天気:晴れ

 朝、気怠いではすまない気分で起床。全身筋肉痛&謎の頭痛に悩まされる。筋肉痛は分かるが、頭痛はなんだ? 昨日、あまりに疲れ切って帰宅した結果、結構な時間転寝してしまった。その時に体を冷やしたか。とにかく出勤。踊場の坂が地獄に思えた。
 とにかくしんどいので、禁を破って売店でリポD*1を買ってきた。僕はこの類のものをあまり飲まないせいか、たまに呑むと良く効く。といっても、疲労感も倦怠感もこれっぽっちも減らないで、でも体は動くという不気味な状態だがな。ちなみにユンケルだと瀕死の状態でも稼動するので、エリクサーと呼んでいる。
 帰宅して、ほっと体を休めつつPCを起動したら、同時に起動した白箱様から異音が。小人さんが激しくボレーの応酬をしておられる。やはりHDDが逝っているようだ。ううむ、今時EIDEなHDDなんて買う気にならんが。もう、生き残ったHDDだけで運用して、毎日のバックアップで凌ぐか。
 なんだか散々な日だった。

2009年05月10日(日曜日)

三浦往還

18時34分 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ 天気:晴れ

 最近、ぜんぜん走ってない。100km超なんて、前回はいつだ? 体に渇を入れるべく、久しぶりに100km超のサイクリングに出かけた。復帰戦は行き慣れている場所が良いだろう。というわけで、三浦半島にうどんを食いに行くことにした。
 境川に出て、腰越経由で海岸線に、一度逗子マリーナ経由で内陸を経由し、また葉山方面に向かって海岸線を進む。
 今日は強い南風が吹いていたが、純ロードのMasterXLで難なく突っ切ってゆく。全然平気だぜ、などと舐めきって走っていたら、葉山を過ぎた辺りから段々足が回らなくなってきた。この辺で続く微妙なアップダウンが堪え、ちょっとした登りでも背中に汗が噴出す思いだった。これは、随分とヨワヨワになってしまったな。確かに南風が強いし、日光も強いしで消耗するが、それでもこんなに辛いと感じるとは予想外だ。また走りこんで鍛えなければならない。が、走り始めた頃のように、わずかな傾斜でも敏感に感知する、世界最高精度の傾斜計と化すまでは至らなかった。それだけが救い。ともあれ、帰りは追い風だという期待だけを胸に、走り始めた。
 武山の駐屯地前で、うどん屋に入った。うどん工房さぬき太田和支店だ。ここは、併設されている総菜屋が表の大半を占め、うどん屋への入り口は脇のドアに過ぎないので、物凄く目立ちにくく、また入りにくい店だ。しかしうどんはかなりの本格派だ。
 入って、冷やしきつねを頼む。冷やしぶっかけにきつねが載っているのだが、見た目少なそうなのに結構な分量だ。
 困ったことに、一つ置いた隣に座っていたおばさんが、物凄く汚い食い方をする。なんというか、音が。喉の筋肉が弱ってたんじゃないかな。とはいえ、僕も年を食って体のあちこちが弱り、自分の意思ではどうにもならない事が増えてきた。その悲哀は身に染みて分かるので、ここは慈悲の心で忍耐した。この時の僕は、10m以内からなら菩薩として観測されたことであろうよ。
 さて、慈悲の心タイムを捨て、また別種の忍耐タイムに戻らねばならない。ここで引き返すと往復で70km程度にしかならないため、三崎まではいかねばならない。この先も続くアップダウンに消耗する。特に三崎口へのキツイ登り、そして引橋へのダラダラ坂の2段登りが応える。しかし、なんとか登りきって、油壺経由で三崎港に到着した。所要時間は3時間超。途中のうどん屋タイムを差し引いても、2時間40分というところか。かつては2時間強で到達できていたことを考えると、これは随分遅くなった。
 うらりは大賑わいだ。まず水分補給をかねてにんじんジュースを飲み、まぐろコロッケを摘みながら、今日はLOOX Uを持ち出していた。これで地図を見ようという寸法だ。動作速度的には問題はない。が、直射日光下での液晶画面が見づらくて仕方ない。でも、この先はこいつを持ち出す機会が増えそうな予感。沖を行く観光船をSx10で撮ったりしながら過ごした。
 帰路も同ルートで戻る。例によって森戸海岸は大渋滞だったが、そこを抜ければすり抜けが楽なので、追い風もあって楽々走れた。とはいえ、既に消耗しきっているので、ノロノロと走って行くばかりではあったが。
 境川を遡って帰宅すると、ちょうど妙に懐かしい色合いの夕陽が沈んでゆくところだった。
 MasterXLをきれいに清掃して、ラックに返した。それにしても、今日は物凄く疲れたものだ。

2009年05月09日(土曜日)

境川にて夕陽撮影

20時14分 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ 天気:晴れ

 今ひとつ意気が上がらず、午後まで漫然と過ごしてしまう。いかん。
 夕刻、MR-4F改で境川に向かう。帰りは日没後になりそうだったので、ハブダイナモ付きのこれを選んだ。
 湘南台北方の畑を見渡す辺りで、夕陽を見送る。今日もPowershot Sx10を担いでいった。結局、やりたいことはたいていやれるこのカメラが、一番性に合っているようだ。既に真っ暗で、MR-4Fを撮るにはフラッシュが必須だった。
 湘南台南方の猫ポイントに来ると、例によってかの老嬢がお待ちだった。今日はもう1匹、白黒縞の若猫も居た。御老嬢の体毛はさらに生え代わりが進んでいるようだ。少し遊んで猫分を補給すると、さらに南下した。いつものように大清水高前の休憩所で折り返し、帰宅。

2009年05月08日(金曜日)

Windows Home ServerにXP64の世話をさせる

23時35分 コンピュータ 天気:雨ときどき晴れ

 今日も雨の予報で、しかも朝のうちは雨が残っていたので、地下鉄通勤。しかし、雨は昼には上がり、夕方には晴れ空が拡がっていた。路面も乾ききっている。あーあ、無理しても自転車で来れば良かった、と思いつつ、少し残業してから社屋を出た。
 降ってるやん。さっきの晴れ空は何だったんだという感じで、しとしとと降っていた。微妙に上がりかけで傘は差さなくともなんとかなった。しかし自転車だと憂鬱だったろう。
 帰宅して、WHS関連の設定を続ける。といってもクライアントの方。XP64が入っている主力機のお世話をさせたいと考え、試してみたいことがあった。
 グーグル先生にお聞きしたところ、どうやらWHSのクライアントソフトウェア*1は、.NET2.0さえ居れば動くらしい。後はOSがシャドーコピー出来るかどうかだろう。なら、XPならX86でもX64でも変わらないはず。
 .NET3.5は既に入れてあり、これは.NET2.0を包含しているので、後はこの上で動くクライアントソフトを入れるだけのはずだ。WHS上のIISにアクセスして、共用ディレクトリ下Home Server Connector SoftwareにあるWHSConnectorInstaller.exeをキックした。WHS_Connector_x64.msiってのもあったが、微妙に危険な香りがしたので、あえて32ビット版だろうこれを入れてみた。
 すんなり入り、クライアントは起動されたようだ。試しにバックアップを取ると、正常終了はする。が、これで本当に戻せるかどうかは、神のみぞ知るだ。でもデータ形式は共通なはずで、リストア用のソフトはディスクにアクセスさえ出来れば問題なく稼働するだろう。わざわざディスク用のドライバをクライアントのOSからもらうとは考えられず、汎用のものだろう。なら、戻せるはず。
 とりあえず、出来ないはずだったXP64機のお世話も出来ているように見えるので、ちょっとWHSの評価を上げてやりたい。

2009年05月07日(木曜日)

WHSにインターネット越しアクセス可能な環境を作る

23時30分 コンピュータ , インターネット 天気:結局雨

 今日は行きも帰りもあまり雨に降られなかった。でも、明日も一日雨だとか。
 さて、帰宅してWHSへの穴あけ作業を続ける。WHSのヘルプを見て開けるべきポートが分かったので、ADSLモデム、ルータそれぞれに、ポートフォワード設定をしてやった。ADSLからはルータに、ルータからはWHSサーバにフォワードする形で良い。一点戸惑ったのが、穴開け後に中からMSのDDNSサービス経由でアクセスしても見えないことだ。最初、その現象が理解できなかったので、試しにEM-ONEでアクセスしてみたところ、ちゃんと見えている。入出共に同一IPアドレスだと不味いみたいだ。
 これで外からアクセスできるので、これをLOOXと組み合わせれば、いよいよどこでも、なんでも出来る環境を作れそう。
 とりあえず、Picasaウェブサイトにすら置けない量の画像データは、WHS下で管理しよう。IISが乗っているので、当然外から見えるように出来るようだし。

連休明けの朝は散々

09時17分 暮らし 天気:雨

 さて、連休終盤からの雨は、今朝も続いている。朝は微妙に雨が上がりかけていたが、予報が良くなかったので地下鉄で出勤することにした。それが、あんな恐ろしい事態を招こうとは。
 戸塚に着くまではごく普通だった。が、戸塚駅で降り、改札に上がるところからおかしい。いつもなら降りてくる人なんてまばらなのだが、今日は切れ目無い列になって、登ろうとする客と干渉している。おかしいな、という不審は、改札口の外を見て驚愕に変わった。これは身動きを取れないぞ、というくらいの人間が充満しているのだ。エスカレータ、さらに奥の階段に向かうにも人が多すぎて、ノロノロとしか進まないのだ。仕方ないので、旧マルイ地下への通路を通して、JR改札に抜けた。そこで目にしたのは、いまだかつてお目に掛かったことが無いほどの満員ぶり。戸塚の改札も結構混むが、広い改札前ホールの隅々にまで人間が充満するなんて、想像を絶する事態だ。事実、地上に出るまで10分を要しただろう。いつもなら30秒で抜けられる経路をだ。
 会社にギリギリに間に合ったが、職場が異常に閑散としている。ここでようやく、JRがトラブルで止まっていると判明した。東海道線も横須賀線も、当然京浜東北線もだとか。そりゃあ地下鉄に人が殺到するわ。休み明けだというのに、いきなり疲れる朝だった。

2009年05月06日(水曜日)

連休の終わりもダラダラ

22時01分 コンピュータ 天気:雨

 今日は午前中に雨が上がるという予報だったが、あにはからんや、一日中雨が降り続く。ややダウン気味の気分で一日を過ごす。
 WHSはMSの提供している専用DDNS経由で、インターネット越しに管理できる。その為には自分ちのサーバが外部アクセスを受け付けるようにしなければならない。そのためにルータにポートの開放、ルーティングを指示しなければならないが、WHSのヘルプファイルではUPNPを使ってくれとある。セキュリティの点で少し懸念はあったが、ためしにやってみた。もっとも、うちの外部アクセス経路は少し複雑で、ADSLモデムの中に無線LANルータ兼DHCPサーバを置いて、インタフェースさせている。DHCPを常時起動しているルータに任せるのが便利なのでこうしているのだが、モデムとルータでそれぞれネットワークを変えているので、一筋縄では行かない予感がする。
 とりあえず、それぞれにUPNPを有効化し、WHSに任せて設定させてみた。やはり設定時にエラーになり、また外部からのアクセスも出来ない。
 などとやっているうちに、連休最終日も無意義に終わったのだった。

2009年05月05日(火曜日)

雨なのでダラダラとサーバ整備を

23時37分 コンピュータ 天気:くもり時々雨

 今日は雨の予報。朝のうちはなかなか降らなかったが、その後は延々と降ったり止んだりを繰り返す。僕の気分そのままの、ダラダラした雨だった。
 さて、WHSにアプリ、システムソフトを入れてゆく。HDDの監視をしたいので、SMARTを読んで温度情報を取れるアプリを入れる。さらにATOK、地図ソフトなどなど。
 LOOXからリモートでアクセスしたいという野望もあり、アドインを幾つか見積もる。ブラウザでリモートデスクトップできるもの、ウェブページを管理するものなどが便利そうだ。
 などとやっているうちに夜が更けていく。この連休、結局ほとんど自転車に乗れてないな。

2009年05月04日(月曜日)

町田ヨドバシ~海軍道路

19時10分 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ 天気:晴れのちくもり

 たまにはがっつり走ろう、という気も無く、今日もだらだらと過ごす也。ってか、夜更かしし過ぎて朝起きられないよ!
 要するに、サーバ構築は、なんにせよ大変な作業だということだ。特に新しいOSを扱うならば。
 さて、さすがにちょっとくらい走った気になりたいと思い、午後になってからMasterXLを持ち出した。
 境川沿いにヨドバシまで走る。やはりロードは良い。飛ぶような走行感だ。道が良いならばだが。
 ヨドバシではPCパーツコーナーで、冷却アイテムを見て回る。夏に向け、サーバの冷却を真剣に考えなければならない。
Ubuntu機にはとりあえずPCIスロット装着型の吸出しファンを取り付けてあるし、WHS機にも元々かなり強力な後面ファンがあるのだが、それだけでは足りない気がしている。特にHDDはもっと冷却しておきたい。しかし、ベイが埋まっている状況では苦しいな。筐体が前面吸気に対応しているわけでもないし。
 さらにカメラコーナーをうろついてから、店を出た。
 帰路、南町田辺りまでの小公園が続く辺りで、ツツジを撮る。明日は雨になりそうで、すると明後日には瑞々しいツツジを拝めることだろう。
 海軍道路に出て、夕陽を取る。日暮れ時にコルナゴ様。もっといいコンポをつけて軽くしてやろうかという気もあったのだが、10速世代のシマノ、カンパいずれも、このクラシカルな自転車には合わない。65アルテがなんとか合格というところか。チェーンリングはシルバーか、ピカピカしたのに換えたい。
 今日はD90に18-200VR2を着けてきた。やはり万能性という点で、これに勝る組み合わせは無い。が、重い。
 夕景を撮る。今日は丹沢の稜線にまで雲が掛かり、日没遥か以前にお日様とお別れだ。しかし、早々と燃え始めている。
 明日からの天候不順の予感が、空の雲に現れている。頭上に小さな気圧の谷が掛かったのか、前線が延びている。
 まだまだ明るい時刻に帰宅。

2009年05月03日(日曜日)

サーバ環境再構築

23時55分 コンピュータ 天気:いいようだ

 SFセミナーから帰宅すると、荷物が届いた。モノはWindows Home ServerのDSP版*1、WDの1TB HDDを2丁だった。これでXPなAMD X64機からXPを追い出し、LOOX Uに持って行ける。さらにはディスクのトラブルで死んでいる白箱も復活させたい。
 X64機はクライアントアクセス専用に近いので、あまりデータを置いてない。そもそも、ローカルに置いてある、移行必須なデータなんて、ゲームのそれくらいだ。ということで、ほとんどバックアップする必要も無い。多少のデータ保存の後、まず作業に取り掛かった。2丁の1TB HDDを入れて、Ubuntu機の補助にするつもりだ。要するに1TBのデータを4丁のHDDで重複保管する寸法になる。なんというか、パラノイアっぽいが、HDDが安いんだし、他にバックアップ手段が無いんだから仕方ない。
 ということで、いきなり開腹しようとしたが、よく考えるとSATA HDDには専用の電源ケーブルが必要だ。買ったWDのHDDには、従来の4ピンケーブルが刺さらない。仕方ないな。ということで、まずはAmazonに発注した。
 とりあえずOSのインストールは開始する。WHSはWindows Server 2003の眷属なので、作業はほぼ同じだ。スルッという感じで入る。その後にドライバを当ててやる。2003そのものがXPカーネルからの改良版なので、XP用のドライバをそのまま適用できた。LAN接続して、Windows Updateをかけると、2003用のアップデートをしこたま当てられた。ほとんど悩むことも無く、OSセットアップは進行する。ただし一度困ったのが、XPのような復元ポイント自動作成をやってくれないことだ。一度、再起動時にレジストリを読めなくて焦った。幸い、再起動でレジストリのバックアップから読めたが、構成のバックアップを残すには自前でバックアップするしかないみたいだ。
 WHSの設定が進んだところで、今度はLOOX UのXP化を開始する。予め富士通のサイトからドライバをダウンロードしておき、SP3と併せて作業用DVDを作っておいたので楽だった。普通にXPをインストールし、SPとドライバを一通り当てると、XP化は完了した。これはやはり、Vistaや7よりもずっと軽快だ。これなら我慢しなくても常用できそうだ。
 さらにWHSのクライアントコネクタをインストールする。WHSではIISが起動しているので、それにアクセスしてクライアントモジュールをダウンロードするだけで良い。早速LOOX Uのバックアップを取っておいた。スケジュールしておくと、LOOX Uがスリープ中でも叩き起こしてバックアップしてくれるようだ。これは便利だ。とはいえ、リストアはDVDに焼いてからじゃないと駄目みたいだ。
 この辺りではほとんど寝ながら作業をし、いつの間にやら朝が来ていた。実質徹夜作業だった。
 翌朝、いやほとんど昼、起きて部屋の中を整理していると、以前に買って使えなかったSATA RAIDボード*2の付属品に目が行った。あるではないか、SATA用電源ケーブルが。しかも二股なので2丁を世話できる。気づかなかった。これで作業できるぞ。Amazonからの荷物到着を待たず、作業を継続する。
 開けてびっくり、このメインボードにはSATAインタフェースが2つしか無い。代わりにクラシックEIDEのインタフェースを持っている。ある意味便利だが、現在SATAで接続しているOSディスクに加え、2丁のSATA HDDを増設することは出来ない。ううむ、参った。
 ここでしばらく考える。今からヨドバシまで走って、適当なボードを買ってくるか。いや、TX-2300がある。あるが、これをWHSと組み合わせると、WHSの売りである自動的にハードを跨ったシャドーコピーを残す機能の意味が無くなる。MSも『RAIDは組み合わせるな』と言ってるくらいだ。
 しかし、要するにWindows Server 2003にSoftware RAIDを組み合わせるようなものだろうと思い直し、結局はTX-2300で行くことにした。
 ボードとHDDを取り付ける。シャドーベイにHDDが3台集まることになる。OS用のはマウンターで5インチベイに追い出して、隙間を確保する方がいいかもしれない。が、今はこれで行く。
 TX-2300のBIOSを呼び出し、RAID1を組む。その上でWHSにドライバを組み込むと、なんら問題なくSCSIディスクとして、論理ディスクが見えた。これはWHSの共用領域からは外しておく。別に共用する必要は無いからだ。
 その上で、Ubuntu機上のデータをバックアップする。といっても、XCOPYコマンドで一気にコピーするだけだ。XCOPYなら差分コピーも出来るので、バッチを組んでタスクに登録しておいた。この手段の問題点は、コピー元で消したデータが、コピー先には反映されないという点だろう。だが写真データを消すことはまず無いので、これで問題はないだろう。
 さて、寝たり起きたりしながらコピーを見守り、夕刻にようやくケリがついた。次の作業だ。次は白箱の復活に掛かる。
 白箱を復活させるには、まずはOSの入れなおしが必要だ。そのためにはCD-ROMドライブがつながったクラシックEIDEインタフェースを持つ環境が必要だ。手元には廃棄待ちの機械が3台あったが、その中で使えたのは1台だけだった。
 白箱の分解は結構手間で、精密ドライバの一番細い奴で、筐体前後面の小穴から、上下の化粧板を止めている爪を押し外さねばならない。後は現れた小ねじを外してゆくだけだ。
 今度は少々のトラブルでもすぐ回復できるよう、HDDのそれぞれにOSを入れて置いた。その上で筐体に戻してRAIDを組もうとすると、最初の起動時のRAID生成が曲者だった。この時にスレーブHDDをきれいさっぱりフォーマットしてしまうのだ。結局、最初はマスタHDDだけ入れて起動し、シングルモードで設定を進め、後でスレーブHDDを入れてから適切な領域をRAID化してやればよかった。
 白箱はどうしようかな。これにsquidを入れてとか、apacheを入れてとか考えたが、どう考えても荷が勝ちすぎるので、やはりインターネットで集めたデータの雑多な保管場所に使うことにする。そうなるとまたHDDトラブルが心配だが、これもWHSに日次バックアップを取る様にしたので、深く考えないことにする。
 これでサーバが3系統になってしまった。Ubuntu機が写真データの主サーバ、白箱が雑多なデータ置き場。そしてWHS機がそれぞれのバックアップ兼モバイルPCバックアップサーバ兼リモートデスクトップ先になる。Ubuntu機ではSquidも運用しているが、あまり旨みを感じてないのでそれは解除し、写真データが必要な時だけ起動するようにしよう。普段は白箱だけを起動して使い、写真データを扱うときにはUbuntu機を、それらのバックアップを取ったり、クライアントPC*3の世話をしたり、Librettoその他からリモートデスクトップを使いたい時だけWHSを起動する。そういう運用にしようと思う。
 などと延々と設定を続けているうちに、もう夜だ。

2009年05月02日(土曜日)

SFセミナー2009に参加(昼の部のみ)

19時52分 SF , 思考 天気:晴れ

 ここ10年ほど、五月連休に旅に出てなければ参加しているのが、SFセミナーだ。
 最近、SFじゃない生活を送っているので、こういう機会にでもSF分を摂取しなければ。会場で同じ人種がこれだけ生き残っているのだと確認することは、僕の精神衛生上必要な行為になっている。とはいえ、前回の参加は2005年。久しぶりの参加だった。
 SFセミナーは講演会形式の昼の部、合宿形式の夜の部とあるが、SF者とリアルな面識の少ない僕には、夜の部は旨みが無い。ので、昼の部のみ参加した。
 御茶ノ水に着いて、会場の全電通労働会館に到着したのは9:30過ぎ。ところが開場してない。というのも、僕は10:00開演と勘違いしていたのだが、実際には10:00開場だったのだ。コーヒーを求めて近所を散策するうちに、開場時間が来た。
 今日は暗い演壇上の被写体を撮るべく、D90に70-300を着けて、三脚も持参した。これでは広角をカバーできないので、Powershot Sx10も併用したのだが、実際には70mmからではあまりにも狭すぎて、Sx10の方がよほど使い勝手が良かった。
 さて、一コマ目は『21世紀のファンタジー ポスト「ハリー・ポッター」の世界』ということで、小川隆氏と三村美衣女史がハリーポッターをファンタジーとして捕らえ、その影響を論議する。という展開にはならず、ほとんどが小川氏による『ハリーポッターは出版業界になにをもたらしたか』という打ち明け話に終始した。これはこれで興味深い。
 ハリポタは作者ローリング女史の銭ゲバっぷりで知られているのだが*1、その影響で大手流通には乗らず、口コミで広まっていったのが背景にある。結果、アメリカの大手流通*2がうかうかしている間に、イギリスの業者から通販する読者が絶えず、しかもそれは巻が進むにつれて問題が深まっていった。その根本には、英米の伝統的な出版スタイルの違いがある。アメリカでは販社に事前査読用の版を送りつけ、それによって発注数を決めて手配を掛けてもらうという形式だ。だから、校了から出版まではタイムラグがあるのが普通だ*3。また最初はハードカバー、後でペーパーバックという順列もかなり厳格に守られているらしい。一方、イギリスでは旧植民地向けに早い時期にペーパーバックを用意する文化がある。かつて本は全て船便で運ばれ、また経済力の劣る旧植民地では安いものしか売れないため、早い時期にペーパーバックを用意する必要があったのだ。その結果、早い時期に安いペーパーバックを手に入れたいアメリカの読者は、アメリカの輸入書店、あるいは海外通販を扱うイギリスの書店から購入することになった。そのため、アメリカの流通は、無視できない数の読者を失ってしまったらしい。
 さらに問題を深めたのがAmazonの存在だ。Amazonは英米の読者を分け隔てなく扱ったため、もっと簡単に英国出版のペーパーバック版を、早期に手に入れることが出来るようになってしまった。こういう国境を跨った巨大流通の勃興が、伝統的な出版業界の秩序を破壊してしまったということだ。
 日本でも、やはり大手出版業界に先駆けて、弱小出版社がハリーポッターを抑えてしまった結果、流通業界との齟齬を生じることになった。出版元が買い取り制を強いたため、体力の無い中小の書店が発注数を上げられず、逆にAmazonが当日配送制を採用した結果、Amazonによる寡占が進行してしまった。もはや本は本屋で買う時代ではなくなったと、白日の下の曝されてしまったのだ。日本語版版元の態度にはイラッと来るが、しかしここも巨大出版社ではないので、一発外せば体力がもたない。結局、モノがグローバルに流れてゆく時代に、ローカルな専売業者の意味はどこにあるのか。単なる物販の端末ならコンビニだけで良いじゃないかという、物流革命の一端が現れただけなのだと思う。
 などということがグダグダ壇上で続けられているうちにタイムアウト。残りは夜の部だって。
 ここで昼食。予めコンビニで買ってあったおにぎりとパンを、近所の小公園で食べる。昼時、近くのビルから出てきたサラリーマンや、路上作業員たちがたむろしている。
 さて2コマ目。『円城塔は私たちSFファンのものではなかったのか?』ということで、奇矯な作品を書いては文藝界から面白がられている、円城塔氏の創作態度のお話だった。円城氏は『表と裏が入れ替わる話を書きたい』などと考えながら執筆するらしい。ここまでは、例えば主線と伏線が入れ替わってしまう話を書きたいなあ、などと文藝を志すものなら誰でも思い当たるだろう、ごく尋常な創作態度だと思う。だが円城氏の場合、『それをトポロジー的に解析して、かつその図形を作図して実現性を検証する』という点がおかしい。興味深いとか面白いとか言う以前におかしい。なんでやねんと突っ込みたくなる。実際、喫茶店でストーリーを現す模型を作ったりしてるそうだ。
 そもそも円城氏は物理畑出身で、そういう思考に抵抗が無い、というよりもそういう思考の方が自然なものらしい。一番の読者は御尊父だが、新作を読む度にメールや電話でお小言を頂いているらしい。
 一つ心に残った発言がある。主流文学の中に可能性世界が取り込まれるのは一般化しているが*4、それらの興隆の背景にあるのは『無かったことにしたい』という意識があるのではないか、という指摘だ。確かにその通りで、数多くある仮想戦記は、まさにその『間違わなかった歴史』を書きたい、読みたいという意識無しには成立しないジャンルだ。『五分後の世界』もそうだろう。だがそれが不健全な現象なのかどうかは、判断を保留したい。
 円城氏の特徴は、ストーリーそのものよりも、そうしたライティング技法に関わっていると感じた。そういう意味では、筒井や小松、近くは夢枕獏に引き継がれてきた、SF文壇の伝統を引き継いでいることは間違いないだろう。これもグダグダなうちに『夜の部に』となった。
 3コマ目は『若手SF評論家パネル』ということで、最近早川が力を入れているらしい若手評論家発掘イベントによる発掘物を陳列するという趣旨。壇上に7名も居て、司会の森下氏が仕切りモードで進めたため、ややお行儀良すぎる演目となった。自分が評論するのは、自分が面白いと思った作品を紹介したいから、という極めて健全な意識をうかがわせる発言が心に残った。
 最後のコマは『天を衝け! 嵐を呼ぶ 中島かずきインタビュー』ということで、グレンラガンへの参加でアニメファンの注目を浴びている中島かずき氏へのインタビュー、という名目で繰り広げられる四方山話。中島氏はグレンラガンではむしろ抑え役に回っているようだ。出版社に籍を置くサラリーマンだが、最近名が売れたおかげで裏稼業だった脚本、演出の仕事が会社でも認知され、堂々と振舞えるようになったのがうれしいという。そもそもがゼネプロ~ガイナックス系の人材とずっとニアミスし続けてきたとのこと。
 今年もSF分をたっぷり吸収して帰宅。

2009年05月01日(金曜日)

武蔵野ポタリング

23時05分 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ , 天気:晴れ

 今日は平野氏が企画してくれた武蔵野ポタに参加する。近場で楽しそうな企画なのだが、今日は出勤日という人も多く、蓋を開けてみれば僕の他はkimrin姐さんだけの参加となった。
 出発地の保谷まではJRで池袋に、そこから西武鉄道に乗り換えることになる。駅は隣接しているが、連絡通路もないので乗り換えは面倒だ。Bromptonで出動することにした。
 保谷に着くと、kimrin姐さんの他、何故か戸田さん、いや谷口さん、いやkimrin旦那氏が待っていた。ただしここでお見送りだそうな。
 まず向かったのが東大農場。東大の実験農場で、平日の火曜日~金曜日で公開されている。戦前に駒場から移転してきたそうで、その当時の古い建物が残っている。これは研修所。現役で使われているそうだ。
 今日のお目当てのポプラ並木まで来ると、サイロと併せて写生中の方々と遭遇。ポプラ並木は台風の時に倒れて農場にダメージを与えるので、伐採されると言うことだ。またサイロも既に使われてないので、同じく取り壊し予定だ。この風景が見られるのも、あとわずかのことだ。なんでも、ここに道路を通すんだとか。
 農場内には地元ボランティアが運営している資料館があった。ボランティアのおじさんに捕まり、通り一遍の説明を受けた。ここで乳牛を飼っていた頃、ここから『東大牛乳』なるブランドで出荷されていたそうだ。へえー。
 ここらで食事でしょ、ということで、大助うどんに寄る。800円とちょっとお高いが、どえらい盛りのうどんが供される。これは熱盛りと冷や盛り。僕は普通に肉うどん*1を頼んだのだが、この有様だ。駅うどん2杯分くらいあったか。
 おやつにケーキを買って、和光市と練馬区の間*2公園で分けあっていたら、遠足らしい小学生たちがぞろぞろと近くを通過して行く。落ち着かない気分でケーキを腹に収めた。
 朝霞駐屯地の周囲をぐるりと走る。警戒中の隊員に狙撃されないよう小刻みに移動しながら*3走り回った。
 この先、黒目川という荒川の支流に沿って走る。上流にある妙音沢という水源地が目的地だった。長閑な川沿いのサイクリングコースを走り続け、南岸のサイクリング向きとは思えない砂利道を少し入ると、意外にきれいに整備されたが現れた。この奥に水源がある。ここは武蔵野丘陵が川へと落ち込む段丘の淵にあり、武蔵野の平原に降り注いだ雨が、地下水として湧出しているものだ。なので、水源のすぐ裏手には住宅地が拡がっている。すぐ近くには変わった橋も架かっていて、目印に出来そうだ。
 さらに下流にももう一つの水源があるのだが、こちらは崩落したことがあったらしく、こんな風に風情もなにもない。
 さらに遡って行く。境川っぽい長閑なサイクリングコースだ。米軍の大和田通信所近辺の新座市、東久留米市、清瀬市に跨っている農地を走り回る。途中で、団子屋に立ち寄った。うるち米を搗いた米団子で、油断していたら結構なボリュームだった。
 大和田通信所の周囲は交通が少ないようで、こんな有様。金網の中をのぞき込んでいたら、どう見ても野良犬っぽい白いのが寄ってきた。施設内に野良犬が堂々と侵入するなんて、どんな警戒態勢なのだ。しかしこれは罠ではないかと、我々を疑心暗鬼にさせた。
 米軍施設の存在故か、この周辺には高い建物がない。ちょうど畑を鋤き終わって、きれいに均されたところだ。思い切り走り回りたいねえ、などとkimrin姐さんと話す。このコースがなんとも愉快で、農地と農地の間のあぜ道みたいな細道*4を走ったり、どう見ても人家の裏庭みたいな場所を抜けたり、なんだか北海道みたいなだだっ広い場所を走り抜けたりで、なかなか非東京的な風景を堪能できた。走りながら笑いが止まらない。いいね、楽しいコースだ。
 さて、黒目川に戻り、さらに支流の落合川源流に向かった。ここも水源地が整備されている。
 少し戻って竹林公園。『勝手にタケノコを掘るな』という張り紙があるのだが、竹林のあちこちにある穴は、どう見てもタケノコを掘った跡だよな。多分、近所のおっさんおばさんが早朝こっそり、いや堂々と掘っているのではないか。ここにも水源あり。ちょうど我々が水源を見下ろしていた時、なぜか近所の中学生と思しき集団がやってきた。ここで和んで行くようだ。裏手には自由学園がある。
 最後は、東久留米駅近くにある寿司屋で締めた。意外に見所の多い、楽しいサイクリングになったと思う。