Strange Days

2009年11月10日(火曜日)

新川崎まで出張

23時00分 暮らし 天気:晴れのちくもり

 昼から新川崎まで社内教育受講のために往復。行ってみると、受講レベルを見落とし地手、思い切り若手社員向け精神教育のごとき内容だった。だが、既に退職された大先輩の熱い語りには惹かれる。創成期の空気を知る者の言葉は熱い。
 戸塚に帰り、すぐ帰宅。

Ricoh GXR

20時06分 デジタルカメラ 天気:晴れだが雨に向かうようだ

 出たな
 変態だ! 変態だ! 画像素子ごとごっそり入れ替えかよ!
 だが合理的だ。今時は光学系の設計も自動化が進んで、しかも各パーツの価格も低価格化が進んでいる。コンデジ用小サイズ画像素子もそうだが、APS-Cもずいぶん値が下がってきたそうな。そうなると、もう一体化しちゃえばいいんでねえの? ゴミ入る余地なくなるよ? いちいちボディ設計し直さなくていいよ? ユーザに光学系ユニットとボディを交互に買わせて儲かっちゃうよ? そういう発想で生まれたんだろう。おそらく、一番金が掛かるのはボディで、結局は各種インタフェースを持つステーションのような役割を果たしているのだから、いっそのこと光学系をごっそり切り離し、ストレージとマンマシンインタフェースだけを担わせるなんて発想は、考えてみればあまり変態ではないわな。
 でもいいのかRicoh。『結局、カメラ2台買うのと変わらんじゃん』とユーザが気づいちゃうぜ。そしたらどう答えるのだ?
 思えば、レンズだけ独立して交換できるシステムが成立してきたのは、レンズが高価なパーツであるとともに、そう急激に陳腐化しないだろうという期待もあったのだと思う。でも撮像素子の発展は急激だぜ。とまで書いて、そうでもないかと思い直した。D70に搭載された600万画素APS-C素子は5年は命脈を保ったわけだし、今の1000万画素級だって3年は経っているし、まだまだ使われるだろう。もう市場では1000万画素あればいいじゃんという雰囲気が横溢しているし、事実画素数はまだ1000万画素以下の戦いを繰り広げているケータイの世界でこそ売りになるが、コンデジの世界では既にスペック表の中にひっそり登場する程度の指標に過ぎない。なるほど、今作った光学ユニットは、意外に長生きするのかもしれない。
 しかし、Ricohがどういう売り方をしてゆくつもりなのか、まだ全然見えないな。しかし、妙に物欲をそそられる物件ではある。