Strange Days

2009年12月23日(水曜日)

ポケロケの走行感は何故重いのか究明委員会

23時00分 自転車 ( 自転車いじり , 自転車散歩 ) 天気:快晴

 今日は週の中休みなので、午前中は部屋でぬくぬくして過ごす。いやはや、コタツは真に悪魔の発明であろう。
 さて、買い物があったので、午後遅くにモンベルショップへとポケロケを走らせた。
 既に走行感が異常に重いのに気づいていた。常に粘つくような抵抗を感じるのだ。ガンと踏めばBD-1なんざお呼びでない、鋭い加速を見せつけてくれる。またフレームの信頼感もずっと重いMR-4より上だ。しかし、疲れる。ずっと踏んでいなければならない感じがするのだ。いよいよ、しっかり原因究明しなければ。
 モンベルショップに赴いたのは、ガーミンのGPSをハンドルにつけるのに、オーバーサイズ用のマウントが必要だからだ。手許のものはすべてノーマルサイズだ。今回、ポケロケのパーツ選択で一番誤ったと思うのが、ハンドルバーをオーバーサイズにしたことだ。おかげで、手許のノーマルサイズ用アクセサリが、ことごとく取り付けできない。かといって、有難味を感じるほど剛性感の差を感じるわけでもない。別に決戦用バイクではないのだから、ノーマルサイズで構わなかったのだ。大失敗だった。キャットアイのスピードメーターはオーバーサイズ兼用なので問題なかったが、ガーミンGPSのマウンターはそうも行かない。アマゾンで調べるとアマゾン自身は安いが2~3週間待ち、別のショップではやや高いが6~10日待ちと表示される。なら、ありそうなところに買いにゆくことにしたのだ。
 北上する間、やはり異常に疲れると感じつつ走り続ける。風はやや追い風だったような気がする。
 モンベルショップでガーミンのGPSを収めているケースをじっくり眺める。が、オーバーサイズ用のマウントは無い。ぬぬぬ、ショップに発注するか。
 帰宅して、ポケロケの"重さ"を検分する。質量は小さいのに、走行抵抗が大きいのは何故か。考えるもなく、駆動抵抗が大きいのだ。怪しいのはBB、チェーン、前後ハブ。
 前ハブは、さすがデュラエースと讃えたくなるような、軽い回転だ。
 リア側はチェーンで繋がっていると分からないので、まずチェーンを切る。昨日のうちに届いていた、パークツールMLP-1で、パワーリンクを外す。あれほど苦労したものが、ものの3秒で外れるのは快感だ。
 まずBBの回転は素晴らしく滑らかで、なんら問題はない。チェーンそのものもチェーンオイルを塗布してからは問題ないと思う。問題はリアハブにあった。リアは7850デュラだが、これの回転が実に渋いのである。ハブの回転そのものも重めで、空走距離がかなり落ちる事が予想される。それ以上にフリーの回転が渋いのだ。手で回すと『ゴギゴギゴギ』という感じで、ベアリング1個1個の存在がはっきり分かるほどだ。この手のハブはしばらく馴らしが必要なものと決まっているが、これはそれにしてもと言うレベルだ。
 ちょっと調整してみるかとハブスパナを工具箱から探す。が、何故か見つからない。おかしい。2組もあるはずなのに*1
 ともかく、見つからないんじゃしょうがない。ちょっと腰を入れて押し入れの中をあさらねば。そういえば、少なくとも一組は押し入れに入れた気がする。だが、今日は時間切れだ。週末までにはやっておかなければ。
 しかし、SRAMコンポに問題が出なくて、シマノハブに原因があったと言うのは意外だ。