Strange Days

2009年04月02日(木曜日)

桜偵察&新旅行用カメラ

21時16分 デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:快晴

 今日は柏尾川沿いに走り、桜偵察を継続する。
 戸塚駅に近い辺りの桜並木は、既に五分咲きくらいまで開花が進んでいた。ここ数日で一気に進んだようだね。川下に向けては屋台も立ち並んでいる。によっては七分咲きくらいかと思われる。なんにせよ、まだ散り始めても居ないは、若々しくて良いものだ。
 藤沢を回って湘南台。既に真っ暗になっていたが、今日はシグマのフラッシュ、EF-500を持ってきていたので、それをつけての撮影を試みた。さすがに木全体に対しては光量不足だが、少し離れた花をクローズアップするには十分だ。湘南台はさらに開花が遅れていて、やっと一分咲きくらいの木が多い。週末にはそこそこ見頃になるだろう。それにしても、直前になってここまで開花が遅れるとはなあ。
 帰路、いずみ野のダイクマ2Fにあるヤマダ電機アウトレットに足を運んだ。キヤノンのPowershot Sx10、オリンパスのSP-590UZ、出来ればパナソニックのLumix G1辺りを触りたかった。しかしあったのはSx10だけで、オリンパスのは旧型の570、パナに至っては一眼系は一つも置かれてなかった。一眼系で、店頭にあるのはキヤノン、ニコンの2強と、なぜかSonyだった。フォーサーズなんて影も形も無い。
 とにかくSx10を手に取る。改めて眺めると、でかいな! もう、小さく、軽くなんて、端から諦めたような、ある意味潔いフォルムだ。しかし、プラスチックの塊の癖に、そんなに安っぽくは無い。レバー類、ボタン類がしっかりしているからだ。こういうところに手を抜かないのが、キヤノンのいいところ。しかし電池切れで電源が入らず、動作までは確認できない。まあ、以前見たからいいけど。
 一方でSP570UZ。こちらも意外に悪くない。こちらは動作させられたが、キヤノンほどではないがズーム速度がかなり高速で、自動合焦もすばやい。以前、上大岡のヨドバシで旧々機種辺りを見た時はひどい印象だったけど、これならいいな。とはいえ最新世代は590UZなので、これを見に行かねば。
 帰宅する頃には、Sx10を買う気になっていた。アマゾンで見ると遂に4万円を大きく切っていたし、重量を除けば全ての要件を満たしているからだ。というわけで、ポチる寸前まで行く。
 が、寸前でまた迷い始める。やはり、あの重さを許せるのか。サイズも相当のものだ。570UZの方が思いの他小さく、軽かっただけに、余計に許せない。旅行用カメラだからなあ。
 とはいえ、590UZは発売前だし、当面は5万円を切らないだろうな。なら、とりあえず3万円台の、もう少し軽いカメラで凌ぐというのはどうだ。
 ちょっと惹かれたのは、Coolpix L100だった。28mmから15倍という設定で、S3ISと概ね重なるズーム域だ。広角側に広がる設定だ。もちろん乾電池駆動。重量はもう一声の355g。そして最大の難点が、EVFを備えてないこと。ううむ、本当のコンデジインタフェースだな。僕も自転車に乗ってて、細かい操作が出来ないときには背面モニタで操作するのだが、順光時に非常に見づらくなるのが難だ。明るい日差しの下を走ることが多いわけだから。EVFは欲しい。また重さも、もう一声だな。Powershot Sx200が乾電池駆動だったら。しかし200g台に持ってゆくには軽いリチウムイオン電池の採用は不可欠なわけで、元々僕が二律背反な要件を求めているに過ぎないっちゃ過ぎないけど。
 こうして概観すると、やはりSx10と590UZの二択か。とはいえSx10の重量とサイズをやはり呑めないと感じたのだから、今のところは590UZ優位だな。こいつには高速連写という武器もあるし。
 このクラスに来たら、もちろん軽量一眼と競合するのだが、僕としては旅行用のコンデジは別に持ちたい。例えばLumix G1辺りと比べても、オールインワンの取り回しの良さは捨てがたいものがある。
 というわけで、明日辺りに藤沢のビックカメラに寄って、再考しよう。