Strange Days

2010年03月04日(木曜日)

XPたんを楽にしてあげた

22時28分 コンピュータ , 暮らし 天気:くもりのち雨

 いや、息の根を止めたとかじゃなくて。
 会社でOA用に使っているPCは、既に7年選手で、しかしOSがXPのままなのでなんとか使い物になっている。しかし、去年くらいからディスクアクセスが四六時中走りっぱなしになり、さすがになんとかせねばと思うようになって来た。
 最初はアンチウィルスが怪しいと思い、設定を変えて負荷を軽くしてみたのだが、あまり変わらない。そこで刻々とディスクI/Oを増やしている犯人を調べてみると、svchostとともにwuauclt.exeって野郎が暴れまわっているではないか。ググると、windows auto updateサービスの本体らしい。マルウェアの類も疑ったが、その場合はsystem32の下に居ないようなので、単に正当なプロセスが何らかの理由で重くなっているだけに見えた。
 もう少しググると、重くなった場合の対処が書いてあった。一度automatic updateサービスを止め、システムディレクトリのSoftwareDistributionディレクトリ直下にあるDataStoreディレクトリの中身をばっさり消し、サービスを再起動すると良いらしい。やってみると、これだけで地獄のような重さが解消され、メモリも100MB以上も空くようになった。なんてこった。実際、ある程度ディスクをアクセスした後、wuauclt.exeはいずこかへと去っていった。
 このサービスは、このディレクトリ直下にMicrosoft/Windows UpdatesのDBを作って、過去適用したアップデートを管理しているようだ。しかし履歴管理の出来がよろしくないのか、長期間使っているとDBのサイズがひたすら肥大し、やがてどこかで整合性が取れなくなる。その整合性の無いDBと、実際のファイル構成をいちいち付き合わせようとするので、あんなディスクアクセス地獄に陥るのだろう。そこで、DBを再構成してしまおうというのが対策の意味なんだろう。これは年1回はやった方がいいかな。再構成にはそんなに時間を食わないし。
 この問題は、Windows 7でも発生するのかな。
 帰路は雨に降られ、久しぶりの雨中走行と相成った。