Strange Days

2010年06月21日(月曜日)

USB地デジチューナー導入するも、ワケの分からん新語に右往左往の巻

23時40分 コンピュータ , 暮らし , テレビ 天気:くもり

 今日は久しぶりに明るいうちにきっぱり帰宅出来た。帰路は戸塚から立場のスーパー経由で歩いて帰った。
 さて、帰宅してまもなく、クロネコが地デジチューナーと2TBのHDDを持って来てくれた。早速、WHS機に叩き込んだ*1
 と、その前に。開腹してやろうと思っていたことを実施。まず未接続だった前面USBコネクタの接続。なぜか4ピン独立したコネクタだったので困惑したのだが、ピンアサインを調べて内部USB2.1コネクタに配線すると、使えるようになった。どうやらUSB2.0コネクタは、USB1.1の倍配線+謎の1ピン+1デッドスペースで10ピンという事だと思われる。ここにUSB2.1用の消費電力の大きいデバイス*2を刺すと『らめぇ、おっきすぎて入んない!』と警告を出して無効化されるので、供給可能電力も半減しているようだ。
 一方で謎の前面メモリリーダの4ピンコネクタだが、これもUSB1.1相当の、つまり内部10ピンコネクタの半分相当だと思われる。しかしコネクタに表記が一切ないので、とりあえず差してみたところ、機械が起動しなくなる。とりあえず抜いて、後回し。でも、これもたぶんUSBだな。
 さて2TBディスクを入れ、電源を入れた。ふつうに認識されたので、これもデータ領域に追加しておいた。ここに録画データを置くつもりだった。
 次にDT-H55U2Wのドライバ類を入れて、接続した。小さな、キャッシュカードリーダ程度のサイズのデバイスで、バスパワーで駆動される。アンテナと接続し、背面のUSBポートに挿すと、無事に認識した。視聴情報の設定、番組情報の取得も問題ない。
 ところが、いざ視聴しようとテレビ視聴アプリを起動すると、『COPPが正常に動作していいないため視聴を継続出来ません』と曰う。画面は真っ黒だ。COPP? なにそれ?
 早速ググる。どうやらGPUとキャプチャとの間の暗号通信プロトコルの事らしい。これでGPU~キャプチャ間でのデータ横取りを阻止するための規格と思われる。うかつにも、そんなものがあるなんて知らなかった。ディスプレイとの間のHDMIは注意していたのだが。
 ややこしい時代だ。一つのことをやりたいだけなのに、その前提として何種類もの規格に注意しなければならないのだ。COPP、HDMIに加え、ハードウェアの規格ももちろんある。登場人物が多すぎてうんざりだ。
 ともあれ、今度はこのCOPPにGPU、キャプチャそれぞれが対応しているか調査せねばならぬ。キャプチャのそれは当然なので、GPUが問題だ。
 WHS機の構成では、GPUはチップセット一帯のRADEON HD4250が相当する。しかし、これがCOPPに対応してますっていう情報が見つからない。メーカー製PCの情報を漁ると、ほぼ同構成でCOPP対応を謳っているものがあるので、恐らくはハードウェア的には対応可能だ*3。問題はドライバか。念のためにATIのサイトから最新版ドライバを当て、オプションドライバも探ってみたが、成果は得られない。ううむ、なんてこと。
 問題の一つは、WHSがWindows Server 2003相当で、つまりXPカーネル由来のOSだということだろう。より新しいVISTA以降の新カーネルのWindows OS向けドライバでは対応している可能性がある。
 そこで、DT-H55U2Wを主力機につないで、ドライバを入れてみた。すると、問題なく視聴出来る。こっちなら使えるか。
 常時運用を考え、本当ならWHS機でこいつを使いたいのだが、この先も対応出来るかどうか不明だ。なら、2TBを主力機に入れ、テレビ視聴をこれに任せるか。
 すると、
 主力機:常時起動(テレビ録画するため)
 WHS機:常時起動(主力機、ノートPCの定時バックアップのため)
 Ubuntu機:常時起動(ファイルサーバなので)
 なんてことに。
 なんという地球に厳しい運用。
 まあ、全部低消費電力機になって、昔使ってたP3デュアルにSCSIなRAID、IDEなデバイスたくさんというワケの分からない機械よりも、3台合計でも省電力だとは思うが。
 しかしまあ、せめてテレビ視聴はWHS機にまとめたいところだが。