Strange Days

2011年12月31日(土曜日)

2011年終の日の入り

23時55分 暮らし , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:晴れ

 ここ数年くらい、大晦日の日の入りを見に出かけている。初日の出にこだわるのなら、こっちにこだわるのもアリだろう。
 昼過ぎ、今年のニューホープ、ピナレロ君を境川に向けた。どうにも足を回しにくいので、ついに165mmのクランクを発注してある。来年初には試せるだろう。
 江ノ島の岸壁で、夕陽を見送る。今年は激動の一年だった。3/11でいろんなことが変わってしまった。が、そのすべてが悪い方向だったとは思わない。
 トボトボと夜道を走って帰宅。Twitterを横目に、年越しうどんを作った。蕎麦じゃないと呪われるとか、順次にいんへるのに引き込まれるとか言った事はないはず。
 ゆく年くる年を見ながら、腕時計の時間を年越しの瞬間に合わせ、リリースした。さあ、これから初詣に出かけ、初日の出も拝まねばならぬ。タフな一日になりそうだ。

2011年12月30日(金曜日)

ゴロゴロと一日

22時26分 暮らし 天気:晴れてる

 今日はごろごろするに決めた。というわけで、酒飲みながら、撮り溜まっているビデオをしばし消化した。しかし、TorneとPCレコーダーの2本建てにしてまで、なにを撮っているというのか。
 夕方、一瞬だけ外出しようという気になりかけたが、そんな思い違いを外気の冷たさが思い知らせてくれた。そうだ、今日は本当になんにもしない日にしようではないか。というわけで、遂には夕寝まで決め込む。
 明日は激動の2011年最後の夕陽を撮りに出かけようぞ。

2011年12月29日(木曜日)

仕事納め

21時10分 暮らし 天気:冬晴れ

 無事仕事納め。しかし、そもそも直近の業務が年末年始をまたがっているので、いまいちすっきりしない仕事納めだ。
 ささやかな納会も、そもそもジテツーで酒飲めないので、ノンアルコール飲料とちょっとしたおつまみを口にしただけ。
 久しぶりに藤沢周りで走ろうと思いきや、これも寒さに負けて直帰。
 ことごとく、締まらない仕事納めの人なった。まあ、無事に年末年始休めることを喜ぼう。

2011年12月28日(水曜日)

今年もあとわずか

23時36分 暮らし 天気:良好

 明日で仕事納め、ということでまったりムードなんぞどこにもない、仕事全開モードだ。今年はやけに働いた気がする*1
 今年は3/11に振り回されただけでなく、仕事のやり方の変化にも振り回された。まだまだ体制が追い付いてないのだ。来年は仕事場が移転するんで、更に追い打ちがあるのかと、頭が痛い限りだ。

2011年12月27日(火曜日)

MR-4Rをどう乗るか

23時16分 自転車 天気:晴れてます

 MR-4Rを発注したことは書いた。久しぶりの真っ黒フレームだし、来年以降も継続される保証はないので、とりあえず買った。現MR-4F改も10年を超え、アルミフレームとしても可動部の多さに劣化が進んでいる今、後継機を確保しておくのが吉だと判断したのだ。急ぎではないので、まあ春には来るかなというくらいの心構えで待つ。
 当面は、買ったまま乗る気だ。しかし、クランクだけは170mmと長いだろうから、これはMR-4Fから移植しよう。なら、フォークも含めてそう取り替えという考えもありうる。しかし、アルミフォークや分割式ハンドルの使い勝手も見たいから、まずはクランクだけ変えて、様子を見てみよう。ホイールも流用できるが、今のフロントホイールは、#14の32穴で、ハブダイナモという超重量級*1なので、これも新しいホイールを使ってみたい。輪行するにしても、遠投にはポケロケを使えるのだから、そこまで重視はすまい。なんでもできる便利自転車という方向性を持たせることになるだろう。

2011年12月26日(月曜日)

Radarは使える子

22時19分 デジタルギミック 天気:冬晴れ

 Radarは、なかなか有用な奴だ。なんというか、器の出来がいい。中に入れるべきアプリが、Androidよりもしょぼかったり、そもそも少なかったりはする。しかし、OSとしての動作はかなり機敏で、またハードもいい出来た。特にカメラ。F2.2と、この手のスマートフォン用としては明るい方だし、ハードボタンのお陰で起動も撮影も素早い。またパノラマモードが意外に有用だったりする。全体的に、Defyが何でもできるけど、その何でものために少々手間を掛けなければならないのに対し、Radarはできることは少ないが、そこにアクセスする手順が簡単明瞭で使いやすい。柔軟性の塊みたいなAndroidに対し、かなりすっぱりと割り切ったのがWP7.5という印象だ。
 これでも、Defyよりずっと高速なAndroid機と比較したり、アプリが増えてきたりすると印象が変わるかもしれない。しかし今、日常的に胸ポケットに収めているのがRadarの方になっていることを思うと、もう出来ることはそれなりに満たせているのかもしれない。
 こうなると、Defyももっと速い機械に買い換えたくなく。Defy+じゃ物足りない。Defy2出ないかなあ。

2011年12月25日(日曜日)

年末の奈良『ごめん、舐めてました』ツアー 最終日

21時28分 , デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:好天

 旅行前は、初日に奈良公園はおろか、平城宮跡までも賄い、翌日には明日香村まで足を伸ばすつもりだった。しかし、いざ来てみると、何が何がであった。2日かけても、まだ東大寺周辺すら賄えてないではないか。いやはや、奈良を舐めててすいませんという気分だ。
 今日は未着手の興福寺を襲おう。朝一、荷物をホテルに預け、アーケードの喫茶店で朝食をとる。そして、まずは興福寺に向かった。南大門跡方面から、Bromptonを担ぎ上げた。
 眼に入るのが南円堂。これと対になる北円堂というのもある。五重塔は一番目立つが、実は西にある三重塔の方が古い。何度も焼けて何度も再建されてきた寺なので、五重塔の再建時期は比較的新しいものなのだそうな。
 国宝館に入る。ここも奈良国立博物館、東大寺国宝館に負けず劣らずの、国宝ラッシュだ。古い寺なので、謂れのわからない仏も多い。千手観音菩薩の威容には圧倒される。そして有名人(?)の阿修羅像も。阿修羅像は、やはり注目を集めていた。
 国宝の山に既に満腹感を覚えつつも、宿の近くにあったのに襲わなかった元興寺を訪った。蘇我馬子が建立した寺院が前身で、その後遷都に伴ってこの地に移転、広大な寺域を抱えていたが、徐々に衰退し、今はこじんまりとした寺域に収まっている。しかし、佇まいは威厳を感じさせるものだ。石塔の数が歴史を感じさせる。
 続いて、Bromptonをしばし走らせ、新薬師寺。ここも本尊を守る十二神将立像で有名だ。隣接する庫裏の庭は、織田有楽斎が作ったものだとか。
 ホテルの近くまで戻り、定食屋があったので生姜焼き定食を腹に収めた。そして奈良駅まで走り、新幹線で帰宅した。
 今回は宿題がたくさん残ったなあ。また行くぞ、暖かくなったら。いや、梅の時期の奈良もいいかもね。

2011年12月24日(土曜日)

年末の奈良『遠すぎた飛鳥』ツーリング? 2日目

22時26分 , デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:快晴

 たっぷり寝たせいか、気分は上々。昨夕の『ああ、このまま行き倒れになるのか』という勢いの、強烈な倦怠感は無い。
 さて、今日は昨日の残り、興福寺や新薬師寺、そして元興寺を回って、平城宮跡に向かおうと思っていたのだが、考えなおした。昨日のペースでは、興福寺で昼を迎えてしまうかもしれない。そうなると、東大寺周辺の宿題を片付けてから平城宮に向かうと、日が暮れてしまいそうなのだ。
 そこで、まず斑鳩の法隆寺を襲い、そこから薬師寺、唐招提寺、平城宮跡に向かうことにした。最後は二月堂で夕陽を見たい。
 Bromptonでホテルを出発し、とりあえず南西方向に走った。フロントバッグは付けず、折りたたみバッグだけで賄った。できるだけ裏道を取ろうとしたのが裏目に出て、盛大に迷走しながら走った。
 薬師寺に近づいた辺りで、川沿いにサイクリングロードがあるのに気づいた。実は斑鳩まで通じているのだが、気づかないですぐに薬師寺方面に向かってしまった。
 薬師寺の南は、車道が細くて、とても大観光地とは思えない場所だった。しかし通過し、まずは法隆寺を目指す。
 ここでまた、しばらく迷走していたが、大和郡山の坂道で、再びサイクリングロードに遭遇。ここからはなぞって走っていった。しかしこの道、歩道に敷かれている上に、謎のアップダウンも多く、ギアが不調なBromptonでは難儀した。
 そう、どうも朝からBromptonのギアが決まらないのだ。リア5段の調整法は合っているはずなのに、それでも決まらない。ふと、シフト用のチェーンを手で動かすと、動きが渋いことに気づいた。うーん、そろそろ整備に出さんとイカンかのう。一度シフトを余計に切ってから切り戻せば、とりあえずリア側は使えることがわかった。意外だったのは外装2段も不調なことで、やたらスーパーインナーに落ちてしまうのだ。即座に調整できないので、とりあえず快調なハイギアで固定することにした。これで走行に支障なくなった。
 ヘコヘコと走り続け、遂に斑鳩に到達した。まず迎えてくれたのが法起寺。聖徳太子の営んだ宮跡に建てられた寺だとか。この三重塔は創建当時のもの。1400年ものだよ。奈良にはこういう代物がゴロゴロしている。
 導かれるままに*1、法隆寺に。思いの外、広い境内だ。
 まず目立つのが、五重塔と金堂。飛鳥時代の風を感じさせる、とすごくいい加減で適当なことを言ってみる。風格がある。
 宝物館に導かれたので、観て回る。概ね飛鳥~鎌倉にかけて製作された仏が多い。さすがに古い大刹だけに、仏は数多いものだ。
 最後に、かの有名な夢殿を見る。青空の下、キリッとした小堂は絵になる。
 なんだかんだで、この法隆寺だけでも3時間ほども費やしてしまった。寺域が広いという、東大寺と同様の罠も張られていたが。
 薬師寺方面に戻る前に、法隆寺門前で食事。寒かったので温かいのをと考えたら、毎度の肉うどんが合致。
 食後は、まだサイクリングロードを逆に辿り返していった。案内板を見るに、薬師寺、唐招提寺を経由して、平城宮跡に至る、理想的な経路ではありそうだ。ところが、実際に走ってみると、結構アップダウンがあったり、車道の右逆走を強いられたりで、あまり嬉しくない。終いには、不可思議な迂回路を指示された挙句、盛大な迷走を強いられるハメにもなった。
 なんとか薬師寺。ここもかなり大規模な寺だ。寺門の前に駐輪場があり、どこに停めればいいのよという法隆寺よりは良い待遇だった。
 講堂西塔は、近年の再建だが、東塔は平城京への移転当時当時からのものらしい。もちろん国宝。奈良の寺は国宝だらけだ。そしてこの寺も世界遺産だ。東塔は2018年まで解体修復が予定されており、間もなく完全に覆われてしまう。こんなふうに露出している姿も、そう長くは拝めそうにない。しかし、なんだか内之浦のロケット打ち上げ場みたいだな。
 薬師寺の裏手には唐招提寺横手の林の情景が良い
 時間的に、平城宮を見ていたら、夕方になってしまう。暗い中、あまり道の良くない奈良を走りたくないので、ホテルに戻っていった。下手に裏道を行くより、新しい広い幹線に生まれ変わった三条大路を走る方が楽だった。
 一度ホテルに戻り、自転車を置いて、徒歩で東大寺に向かった。二月堂にて夕陽を待ったが、あんな好天が続いていたのに、山の上に濃い雲がかかってきた。それでも奈良の空は頑張って、切れ目を作ってくれたが、そこまで。まあ、そこそこいい夕景ではあった。
 夕暮れ時、人気の途絶えた東大寺を見ながら三条通りまで戻り、アーケード街で見つけていた洋食屋あるるかんに入った。手書き看板の『とろとろビーフのカレー』という惹句が美味しそうだったので、ビーフカレーを注文。カレー自体普通だが、肉には手が掛かっていて、じっくり煮こんであった。ビールも美味いぞ。
 満足して宿に帰り、地図を見ながら明日の作戦を立てる。あれ、意外に充足してないか、俺。

2011年12月23日(金曜日)

年末の奈良『リア充爆死しろ』ツーリング? 初日

23時41分 , 自転車 , デジタルカメラ 天気:いい天気

 バスは走り続ける。トイレ無しの休憩付きタイプ。乗車時間は7時間弱という設定から、恐らく一睡もできないだろうと思っていた。ところが、案外に寝ていたようだ。休憩の度にトイレに降りたり、隣のおっさんの容赦無い肘打ちに目覚めたりしていたが、それでも3時間程度は寝たんじゃなかろうか。
 京都駅着は、予定よりやや早めだった6:30前後。ここから奈良線に乗り継いだ。連絡良く、8:00前には奈良駅に到着した。意外に早かった。
 さて、朝飯を食いたい。駅前になか卯があったので、カレーうどんを食しながら一人作戦会議を開いた。まだ朝が早く、国宝館の類は開いていまい。そこで、朝早い神社の清々しさを味わおうと、まずは春日大社を襲うことにした。
 Bromptonを東に向ける。奈良は、ちょっとした幹線を除けば、親しみやすい細い路地が碁盤の目のように走る街だ。東に向かっては少しだけ傾斜があったが、Bromptonをゆるゆると走らせていった。
 途中に宿泊するホテルがあるので、荷物の大部分は置いていった。折り畳みザック一つ背負って、更に上る。
 春日大社の下鳥居からは、徒歩で向かった。途中で見かけたせんとくん。つくづくキモいキャラだが、インパクトだけはまさに天下一品だった。ひこにゃんもニャンまげも足元にも及ばない。恐ろしいものだ。
 お社までは相当歩いたが、まだ人気がないうちにたどり着いた。それでも、ちらほら見かけたけど。
 参拝後、国宝館を訪う。この後で思い知るのだが、奈良はつくづく国宝の宝庫なのだ。ここではちょうど春日権現記の公開があった。中世の絵巻物は、時系列の表現が現代から見ると奇妙に思えるものだ。
 さて、東大寺方面に向かおう。その途中で見かけたのが、この味のある建物。国立博物館に付属する施設らしい。
 東大寺へは、一度真南の国立博物館辺りまで下がってから、北上していった。土産物屋近くに適当に駐車したのだが、実は南大門の前にちゃんと駐輪場があった。
 南大門を潜ると、ずっと向こうに大きな建物が見えた。をを、これが大仏殿。手前の中庭を回廊が取り囲んでいる、一種不思議な形式だ。
 注文を潜ると、いよいよ巨大な大仏殿の全貌が明らかになる。中に鎮座するのが、かの奈良の大仏。盧舎那仏、すなわち大日如来なのである。尊いと思う以前に、でかいなあと思うのが人情だ。
 鹿をかき分けながら東に歩くと、人気の少ない、良い感じの参道が伸びている。境内にある八幡宮への参道だ。秋に来たら、美しさに発狂できたかもしれない。
 八幡様から左に折れて進むと、修二会で有名な二月堂がそびえている。ここからの見晴らしは素晴らしいぞ。
 一度山を下り、東大寺ミュージアムを襲った。中は国宝のオンパレードだ。天平時代の仏たちの張り詰めた美に打たれ、頭がクラクラと酩酊してくるようだ。
 次に急いで向かったのは、奈良国立博物館。ここは想像を絶するほど見所の多い博物館で、やはり天平、奈良時代の国宝級仏像たちがズラリと待ち構えている。素晴らしい。やはり酩酊感に打たれつつ、急いで見て回った。しかし、この酩酊感、睡眠不足もあるようだ。
 少し早いが、ホテルに戻ることにした。この辺にはろくな店がないだろうと、見つけたコンビニで食事を買い求めていったのだが、実はこの辺は奈良でも屈指の繁華街らしい。そりゃそうだな。
 ホテルに戻り、バタンキューと寝入ってしまった。寝不足もあったが、やはり緊張感溢れる古仏たちの素晴らしい佇まいに、精神的に圧倒されたせいもあるのだろう。いやはや、興福寺にも行けてないよ。奈良を舐めすぎてました。

2011年12月22日(木曜日)

いよいよ奈良へ

23時55分 , 自転車 天気:多少雲あり

 仕事は更なる峠へと登り始めた地点だが、遊びのためにブッチして定時で退ける。いや、そもそも今日は忘年会の日ですが。
 帰宅して、出立準備を。もうBrompton+ツーリングパニアで行くことにしたので、ある意味楽だ。配分もなにも考えないで突っ込んで行けばいい。空路だと問題になりそうなベンゼンカイロとオイルマッチも持って行く。電子機器は、今回はRadarに頼ることにした。後はるるぶにお願い、と考えていたが、土壇場でXoomも持って行くことにした。更にVaio Xと、Defyも。
 バスは、横浜駅前の天理ビル近くから、23:55発の便だ。間に合う時間に横浜に出て、天理ビル周辺に出ると、この有様。横浜経由のツアー型高速バスが、この辺に集まっているからのようだ。
 なんとか目的の便に乗り込んだ。いつも帰省に使っているのはトイレ付きの3列シート型だが、これはトイレ無しの4列シート。自転車は事前にお願いしていたので、トランクルームに収まった。こっちはBromptonだが、フルサイズの、恐らくはクロスバイクを、前輪をはずしただけの簡易輪行で持ち込んだ女性もいた。
 バスは予定時刻を大きく遅れて出発した。ディズニーランド辺りで渋滞にはまったのだとか。さて、どういう旅になるだろう。

2011年12月21日(水曜日)

Skydriveを使おうと思ったのだが

21時15分 インターネット , コンピュータ 天気:まいいかなあ

 ネットワークストレージとか、オンラインストレージとか呼ばれるあれとして、主にSugarsyncを使っている。これは単に使いたかったクライアントが揃っていたからだが、別にベターなソリューションがあれば乗り換えるに吝かではない。
 最近、Yahoo!の同種のサービスが無料で使えるのに気づいて、主に旅先で音楽ファイルを引き出すために使い始めた。クライアントはいまいちだが、Sugarsyncに比べてファイルの連続アップロードにもへこたれないので、量がある場合には頼れそうだ。
 以前からMSが用意しているSkydriveも同種のものだが、こいつの場合は純正のクライアントが存在せず、ブラウザからちまちまアクセスする手しかない。せっかくなんだから、もっとOSとシームレスに扱えるようにして欲しいもんだが。
 しかし、WP7用のクライアントがあるサービスはこれくらいなので、使ってみる気になった。
 Windowsからアクセスできる便利なクライアントとして、サードパーティからだがファイルマネージャとシームレスに扱えるソリューションが出されている。それを久しぶりに適用してみたのだが、Skydrive側の仕様変更に追随してないようで、mあった区アクセスできない結果となった。残念だが、今のところSkydriveは使えない子だ。
 どいつもこいつも一長一短なので、品質と機能を両立させるのが難しいサービス分野ではあるようだ。

2011年12月20日(火曜日)

またしても坂道

22時45分 暮らし 天気:いいんじゃねえの

 それにしても、坂道ばかりだな、今年は。
 というわけで、年末最後の、というより来年始にかけて一発目の登攀だ。何かが間違っている昨今。
 奈良には荷物別送を考えていたが、暇なさそうなので諦めた。2泊3日。ツーリングパニアだけで賄えるだろう。

2011年12月19日(月曜日)

泥縄式に奈良周辺調査開始

23時47分 , 自転車 ( 自転車旅行検討 ) 天気:快晴

 昨夜届いていたるるぶ奈良近辺ガイドに目を通す。もちろん、週末に控える奈良路独り旅『おのれリア充め』ツアーの予習である。
 天気の方は良さそうだが、思いっきり冬型なので気温はかなり低そうだ。盆地な奈良では寒さもこたえよう。京都奈良間は自走、奈良飛鳥間も自走のつもりだったが、寒すぎると厳しいなあ。ここは大人しく輪行して、寺社史跡名所巡りの時間を取った方がいいんじゃあるまいか。
 奈良では平城京、奈良公園、飛鳥は古墳群を見ておきたい。そして戸外は寒かろうから、できるだけ屋内をうろつこう。なら、別に自転車じゃ無くていいんじゃ無いかい? しかし、自転車は、こういう目的地が比較的密集している場所では有利なのだ。
 荷物を別送するか、全部手持ちで行くかも課題だな。2泊程度ならBromptonのツーリングパニアに収まるが、あれを持って奈良路をうろつくのも考え物だ。まあ、直前の気分で決めよう。
 後は、本当に晴れてくれるのを祈るばかりだ。

2011年12月18日(日曜日)

なにもせん一日

22時14分 暮らし 天気:快晴

 朝から、非常に調子が悪かった。起きても鬱々した気分で、何もする気になれない。
 これは、風邪引いたかな。確かに熱があって、いささか頭痛がする。
 夕方、境川に出たい気分もあったが、頭痛が帰って募ってきて、夕寝を決め込む始末。だめだこりゃ。
 結局、夕方に買い物に出たきりで、引きこもりな一日だった。とりあえず、余っているPL顆粒を飲んで、頭痛は楽になった。
 あと10日間、体をもたさないと。

2011年12月17日(土曜日)

海軍道路で日没を見る

22時03分 暮らし , 自転車 , デジタルカメラ 天気:快晴

 朝は結構早めに起きたのだが、寒気に負けて二度寝を決める。ダメ人間だな。
 昼飯を食ってから、しばしゲームをして、ピナレロ君で出動する。久しぶりにサガミサイクルを目指した。
 久々のNo.3店は、1F部分にまで店舗が広がっている。おかげで駐輪場が無くなってしまった。
 店の人に聞いて、今日の目的を果たす。なにかというと、MR-4Rの2012年モデルを購入したのだ。意外に、11万円もしない。久しぶりに登場のブラックモデルなので、この機を買い逃す訳にはいかない。
 品切れ中で、届くのは来年2月以降だとか。しかし、直ぐに必要というわけでもない。
 まずは届いたまま使って、おいおい今のMR-4Fの仕様に合わせようと思う。それなりに僕のノウハウを叩き込んだ、使い勝手のいい自転車だ。
 これで初めて、自転車の更新というイベントを迎える。次はBD-1だな。
 一度、海軍道路に出る。夕日に映えるピナレロ。そして夕陽。GH2で撮った。
 帰宅して、肉じゃがを製造した。良い肉を使ったので美味しい。

2011年12月16日(金曜日)

12月も残り半分

22時56分 思考 , 自転車 天気:晴れてますね

 12月はもう半分しか残ってないって聞いた。デマだよ……ね……。そんな、今年はなんにもしてないのに……。
 やはり、3月以降、東北大震災の影響と、新しい仕事の状況が、俺を追い詰めていたのだろう。なんというか、あれからずっと時間が止まっていた気がする。
 しかし、意外に自転車旅行には行った気がする。震災直後のしまなみ縦走には行ったし、南会津には2回行った。また下関に入ったし、阿蘇にだって2回行った。意外に走ったな。
 来年はどれだけ走れるかわからないが、平和な年で有って欲しいものだ。まずは年末の奈良。

2011年12月15日(木曜日)

冬用装備は先っぽから決める

23時42分 暮らし , 自転車 天気:晴れてます

 低気温が続くと、朝夕の通勤が辛くなってきた。朝は陽さえあればいいし、夕方も直帰なら距離も無いのでいいのだが、藤沢回りで走りたいという場合に困る。そも、休日に遠出するのが、いささか億劫になってくる。
 一応、シューズカバーは持ち歩いているのだが、着脱がちょっと面倒だ。ということで、やはり冬用シューズが一番使いやすい。MTB用、ロード用を持っているので、必要に応じて使いわけよう。
 まあ、通勤はいいのだが、やはり遠出は冬用シューズだというだけでは心もとない。なので、靴用カイロの出番だ。この組み合わせなら、真冬でも戦える。
 手の方も、ちょっとずつ真冬用の耐寒グローブを買い揃えてきたので、まあしばらくは戦えるだろう。
 一番欲しいのは、むしろ手先用カイロなのだが、これは難しそうだ。
 最近、ちょっとだけ遠出する気持ちが盛り上がっている。乗れればいいな、このビッグウェーブ!

2011年12月14日(水曜日)

Twitter公式アプリが発狂

23時11分 インターネット 天気:好天続く

 朝、何の気なしにDefyでTwitterをチラ見しようとすると、Twitter公式アプリの見え方が変わっている。自動でアップデートされたようだ。マルチアカウントに公式対応したという。
 それはいいのだが、ログインができなくなった。ログイン情報を要求されたので、入力したのだが、『そのアカウントはすでに登録されている』という。どうやら、バグを大量に抱え込んでいるようだ。安定するまでは、しばらく使えないな。
 公式アプリは使い勝手が神クラスなので使いたいのだが、これではダメだ。ということで、代替にTwiccaを使用することに。これもまあ良好。
 しかしまあ、公式アプリがこのザマでは、Twitterそのものを信用出来ない。でもまあ、もともとTwitterは信頼できるインフラじゃないってのは、織り込み済みではあります。

2011年12月13日(火曜日)

朝もけんちん汁利用

22時05分 暮らし 天気:晴れてるかな

 あまりに多量に作りすぎたけんちん汁。主食としても、夜一食では1週間くらいはもってしまいそうだ。
 ということで、朝もけんちん汁を利用する。うどんと一緒に煮込んで、けんちんうどんだ。これは悪くないよ。
 しかし、毎日にこれでは飽きるだろう。冷凍して、ちょっとずつ消費するのがいいのだろうが、冷凍した場合は解凍するのが逆に面倒くさいので。

2011年12月12日(月曜日)

久しぶりにけんちん汁を建造

21時58分 暮らし , 天気:晴れ

 寒い日だ、と思っていたが、帰宅すると案外に暖かだ。昼間の日光があったので、部屋が暖まったのだろう。
 さて、今夜は久しぶりにけんちん汁を作った。里芋をあるだけ投入したら、大鍋一杯できてしまった。今週はこれのチェーンイーティングか……。

2011年12月11日(日曜日)

荒川の一番川幅が広い辺りで蕎麦を食うツーリング

20時02分 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ , 天気:快晴(まさに、雲一つ無し)

 今日は平野氏の呼びかけで、荒川の一番川幅が広がった辺りで蕎麦を食うツーリングが開催された。わしも参加。
 走行距離は70km目安ということだったが、まあ平地だろうしということで、輪行性能の高いBromptonを選択。
 集合場所は朝霞台駅だったので、朝早くの湘南新宿ラインで池袋に出て、そこから東武東上線に乗り換えた。朝霞台には早めに着いたので、神戸屋でパンを買い、ドトールで買ったコーヒーと共に食していたら、こば氏が登場。やがて平野氏も到着し、今日はこの3人でのちんまりしたツーリングになる。
 で、その荒川で一番川幅が広い場所というのは、下流じゃなくてこのかなり上流、鴻巣辺りだということだ。荒川からかなり遡っているはずのあの辺は、実は海抜10m程度だとか。そのせいで、河川が滞留氾濫しやすく、結果的に河川段丘の間が非常に開いたのだとか。
 朝霞台駅から住宅街を抜け、荒川の河川段丘内部へ降りる。目についたのが、畑から顔を出している、この立派な霜柱。畑でなにか作ってんのかよと言いたくなるような塩梅で、列を作っている。今朝は本当に冷えたからなあ。
 とにかく、空には全く雲がない。はるか遠くの山々まで見通せるのだ。だから、富士山だってこんなにくっきり。
 秋が瀬を抜け、田んぼの中の道を通過。やがて入間川との合流点で中洲に渡ると、ひたすら見通しの良いサイクリングロードに入る。風が強い日には切ない道だな。
 あまりに見通しがいいので、今日持ってきていた新兵器Radarのカメラで、パノラマ撮影を試みた。
 やがて道はホンダエアポートに到達。この辺は前にも走った。この辺りは航空機関連のインフラが集中している。さらに北方にUL機の滑走路まであるとかで、頭上をUL機がパスしてゆく。
 さて、やがて問題の川幅が一番広い地点に近づいた。その前に本当の目的である蕎麦を食おうということで、蕎麦屋への最短コースを取った。が、なんと直ぐ目の前の橋が使用不能になっている。右上の木立の向こうの建物がそうなのに、なんという悲劇。ここから大回りして、やっとにたどり着いた。
 蕎麦だ。ということなのだが、つけ鴨に天ぷらを別注できるとわかったので、3人ともそれ。動物性タンパクと、油脂分を撮りたかった。
 天ぷらは、衣さくさくで美味。特に椎茸がジューシーでたまらん。蕎麦は上品な更科だろう。つるりとしたのどごしが良い。ただ、荒川の冷気に痛めつけられた咽喉は、この香りを楽しむまでには回復してくれなかった。
 さて、どう帰ろうかな。来た道を折り返す予定だったが、高崎線が並走しているので、そっちから湘南新宿ラインで直帰する方が楽だ。とりあえず、途中の榎本牧場で考えよう。
 まずは、件の一番広い点。に近い場所にかかった橋。橋は中洲までしか連れていってくれないそうな。
 しばし連れ回された後、また行きのコースを折り返していった。ホンダエアポートの近くまで来ると、ちょうどスカイダイブの真っ最中だった。
 やがて榎本牧場。久しぶりだな。真冬のアイスを楽しむ。生チョコミニブタは、以前からだと代替わりしているようだ。
 ここから最寄り駅まで走り、湘南新宿ラインを拾おうという事に、こば氏と話がまとまり、平野氏とはここでお別れ。猫だまりで猫を愛でてから、湘南新宿ラインで輪行帰宅した。
 荒川の中流域は広くて気持いいのだが、景色がやや単調なのが欠点だろう。しかし実は湘南新宿ラインを使えば交通の便はいい点だ。今度は一人でうろついてみよう。

2011年12月10日(土曜日)

月食を撮る

23時55分 星見 , デジタルカメラ 天気:快晴(でもちょっと雲多かった)

 小川町からヘロヘロになりつつ撤退し、帰宅するなりこたつむりを決め込む。これが効いて、しばらくして体調は快方に向かった。
 夜半、空をチラチラ気にしていた。今夜、久方ぶりに良い条件での*1皆既月食があるのだ。それを撮影しようと思っていた。
 ところが、月食が始まる頃、結構晴れていた空に雲が掛かっていた。北の方も、西の方も星が見えているのに。なんだか頭上にだけ湧いているような塩梅だ。とりあえず、D90に100-300mmを着けて、カーボン三脚に据えて廊下に持ち出し、撮り始めた。
 遂に月食が始まり、欠け始めた頃までは、なんとか雲の切れ目に月が見えていたのだが、やがて厚い雲がやってきて、完全に覆い隠してしまった。こりゃあかん、絶望だと思っていたのだが。
 未練たらしく空をチラ見していたら、もうじき皆既という頃になって、嘘のように雲が切れてくれた。やった!
 小さな雲は湧いては消えてゆくが、月を覆うのは一瞬だから、外すのはわけない。というわけで、無事に皆既直後の赤い月を撮ることが出来た。地球の影は画像左から進行してきて、右手に到達した直後なので、まだ散乱光で明るい。
 さらに言えば、今日はオリオン座の真上に月がかかるという、絶好の状況だ。レンズを18-200に交換し、広角寄りでオリオン座を入れての星野写真にしてみた。15秒露出ともなると、さすがに星像が太るし、世界一明るい横浜の空なので背景も明るいが、勘弁していただきたい。

小川町にビールを飲みに行った

22時17分 暮らし , 天気:快晴

 今日は昼ごろから小川町のマイクロブリューワリーで、昼から酒飲むダメな大人の会が開かれる予定だ。
 そこまでは、各々の経路で自走しようという趣旨なのだが、帰路は絶対に輪行。なので、自走する気萎え萎えとなって、まあ丸腰輪行するかいというレベルまで堕落した。
 開始と同時に現れると、まず間違いなく、いの一番に潰れるので、1時間ほど遅れるつもりで出た。
 小川町……遠いな……。想像以上に時間がかかる。結局、2時間は遅れた。
 さて、店に入ると……なんでこんなにいるの? 確か5名程度の筈だったのに、倍はいるよ?
 ともかく、早速ビール。山椒エールとやらをやったが、さすがに山椒は不思議な味わい。スパイシーと言うか、なんというか。
 1時間ほどでお開きになった。というのは、他の連中にとっては3時間ほどもいた事になるからだな。
 僕はもう少し粘り、それから店を出て、さきに他の店を回りに行った連中と、後で合流するつもりだった。ところが、珈琲でも飲むかと思って回っていたら、だんだんと体調が低下してきた。まっすぐ帰ろう。
 たった1時間ほどだったが、久しぶりの面々とあえて楽しかった。

2011年12月09日(金曜日)

HTC Radar本格的に到来

23時43分 デジタルギミック , 暮らし 天気:雨のち晴れ

 雨が心配だったので、地下鉄通勤とした。帰りが心配だったが、サクっと帰宅。無事にHTC Radarを受領した。
 サイズはDefyよりやや大きい。画面は明るくて見やすいぞ。そして、動作は結構機敏だ。Defyとは、プロセッサの差以上のものを感じた。
 WP7.5は、なんでもありのAndroid、これしかないのiOSとの中間を狙ったような、微妙な中途半端さが感じられる。それが美点となるか、欠点となるかは、この先に明らかになってくるだろう。
 WP7.5は、Windows OS上にインストールした、Zuneアプリケーションでお世話する。なんだよ、WMPじゃだめなのか。まあ、できることはほぼ同じだ。
 画面には、まずウィジェット、スライドさせるとアプリケーションランチャーになる。いくらでも混在させられるAndroidより理解しやすいが、同時に自由度はない。
 なんにせよ、案外に使いやすそうな機械だ。

2011年12月08日(木曜日)

HTC Radar到来未遂

22時29分 暮らし 天気:だんだん悪化

 ちょっと前に、Windows Phone 7.5搭載のHTC Radarを発注した。WP7.5には結構興味がある。なかでも、Radarは、そこそこのスペックを持ちながら、3万円弱で手に入る。ということで発注したのだが、なかなかモノが入らずに発送されず、入った途端に発送されて来た。しかし、今日は当然受け取れないので、再発送依頼をしておいた。
 のだが、発送のFedexは日本に拠点をおいて*1、そこの再配達可能時刻が18:00までなのだ。うーん、とりあえず、明日はできるだけ速く帰ろう。

2011年12月07日(水曜日)

なんとなくポトフのようなものを製造

22時21分 暮らし , 天気:晴れてる

 今日も寒い日だが、少し緩んだのと、体も慣れたのだろう、それほどきつく感じなかった。まだまだ暖かなのだろう。
 さて、今日の夕食に困る。なに食いたい? 油ギッシュなものや炭水化物は、少々飽き飽きなのである。ということで、テキトーに野菜を買い込んで、テキトーに煮込んで、だいたいポトフのようにも思えなくもない、西洋野菜と加工肉のコンソメ煮込みを、大鍋一杯に製造した。しばらくは朝夕のチェーンイーティングだな……。

2011年12月06日(火曜日)

寒い雨が降り出す夕暮れ

22時26分 暮らし 天気:くもりのち雨

 朝は寒い曇り空。自転車を走らせて出勤する。
 さて、夕方から雨だが、と思いつつ、昼過ぎに外を見たら、もう降りだしてやんの。それも、意外にちゃんとした雨量だ。
 帰宅する頃にも止まなかったので、自転車は置いて帰った。明日まであってくれよ。

2011年12月05日(月曜日)

今日も結構寒かった

21時12分 暮らし 天気:くもり気味

 朝は寒気で目覚めた。比較的薄手の布団を使っていることもあって、早朝の寒気は身に染みる。そろそろ、電気毛布を用意すべきか。
 しかし、会社*1まで突っ走り、会社の正門に入る頃には、Tシャツ1枚の有様。これでも結構発汗するのだ。体脂肪率が下がって、基礎代謝が増えたのか。あるいは逆に、脂肪が多くて断熱してしまうのか。なんにせよ、ゆるゆるのお腹は早々に引っ込んでいただかねば。

2011年12月04日(日曜日)

神奈川県近代美術館葉山館まで往復して、夕日を撮った

22時05分 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ 天気:快晴

 今日はいい天気だ。ピナレロくんで遠出しよう。
 ちょっと検討すると、神奈川県近代美術館葉山館で、ちょっと見てみたい展覧会が始まっていたので、そこまで出かけることにした。まあ実際には、ちょうどいい距離の葉山で、そこそこ興味を惹起する展覧会があったからなのだが。
 葉山では、去年も同時期に夕陽を撮りに行ったっけ。今日も撮ろう。Lumix GH2をTrack35に入れた。
 さて昼過ぎ、昼食後ちょっとおいてから、ピナレロくんを境川へと向けた。
 快調に境川を下っていったが、なぜか足に疲労を感じ始めている。あれ、なぜだ? 昨夜から食い過ぎたかな。
 裏道で江の島に。腰越に抜けて、七里ヶ浜を走り抜ける。やがて鎌倉。ここからは逗子海岸トンネルを経由して、披露山北側の道で逗子市街に入った。後は葉山まで駆け抜けるだけ。
 戦闘力の高いロードバイクで走ってきたのに、葉山についた頃にはかなり疲労していた。クランクの回し難さを感じる。ポジションはそこそこ煮詰まってきたはずだが、クランクが長すぎるのか。やはり165mmに変えようか。
 さて、葉山館で開催中なのは、ベン・シャーン展。20世紀初頭に、今のリトアニアからアメリカに移住。そこで頭角を表してきたアーティストなんだげな。
 このおっさんは、雑誌新聞から切り抜いた写真を参考に、様々な作品を製作している。その中には、戦前のアメリカでの公共事業として製作された物も多い。社会福祉関係の意識啓発を狙うものが多い。まさに戦中という時期のものも多いのだが、戦意高揚を狙ったものではないという点を差し引いても、そのトーンは落ち着いて、労働者や弱者を見つめている。アーティストの良心に委ねられた、余裕を感じた。ほぼ同時期、日本で芸術家達がどういう扱いを受けていたかを思えば、その差には驚くばかりだ。
 ベン・シャーンは、戦後の水爆実験に反対する一連の作品を残している。しかし、広島長崎の原爆投下に関する作品は見当たらず、新聞の切り抜きが一枚あるばかりだった。感受性の先鋭的な芸術家がこうだったのだから、アメリカ全体がそうだったのだと考えるのが自然ではなかろうか。つまり、アメリカ人が核兵器の恐怖を感じ始めたのは、第5福竜丸に代表されるような、無謬の第三者が無残にも巻き込まれる様を目撃してからなんじゃあるまいか。そして、キューバ危機で頂点に至ったのだろう。
 中庭に出て、夕陽を待った。対岸に伊豆半島が見える。相模湾に光を曳きながら、冬の夕陽がゆっくり落ちてゆく。今日はものすごく晴れたな。富士山もくっきりと見えている。
 引き上げようと、ふと頭上を見ると、が。GH2で望遠端280mm相当で撮った。いかに明るい対象とはいえ、手持ちでこれが撮れるのだから、手ぶれ抑止は素晴らしい。
 さて、だんだん真っ暗になっていく中を、鎌倉までは来た道を逆走。鎌倉から駅西のトンネル群を超え、境川に入るルートで帰還した。久しぶり、しかも暗い時刻だったので、境川への進入で何度か迷ったが、無事に帰り着いた。
 真っ暗な中を走るために、買ったばかりのFENIX LD40 R4。248Lumenを謳う、強力なLEDハンディライトだ。これをDosunのブラケットてハンドルに着けた。ものすごく明るい。通常は248Lumenも不要で、110Lumenモードで十分だった。ただし、道は暗いのに、路外の明かりで幻惑されるような場合*1、この最強モードで照らし返す必要がある。非常に心強かった。
 今日の行きの行程を、INOU Atlusに登録しておいた

2011年12月03日(土曜日)

ガス断で困ったことよ

22時45分 暮らし , 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:雨のちくもり

 昨夜は、例によってこたつで寝入ってしまい、真夜中の変な時間に目覚めた。寝直そうかと思ったが、風呂には入っておきたい。ということで、まずは風呂を沸かし、それを確認してから風呂に入った。
 間に旅が入った関係で、それぞれ位相をずらして隔週実施している頭髪刈りと、脛毛剃りを、同時にやった。そして、湯船に使って沸かし直そうとしたら。あれ、なんか湯が出てなくね? 電動モーターは動いているのだが、温水が注入される気配が全くない。とりあえず、残り湯でなんとか風呂を済ませ、しかし寒いのでなんか温かいものを飲もうと、ガスレンジを点けようとした。これも点かんやんけ。
 プロパンガス切れかな。ちょっと調べると、安全装置が入ることがあるらしいので、じゃあ回復させようと、屋外のガスメーターを見に行ったのだが、蓋がされていてどこにあるかわからん。仕方ない、と、アウトドア用のJETBOILで湯を沸かしたよ。
 一眠りして、朝。早速プロパンガス屋に電話すると、昼に見に来るという。夕食はどうするかなと思ったが、これはトランギアのアルコールランプでうどんを作って凌いだ。屋内で温々と展開されるアウトドアなサバイバル生活!
 やがてガス屋は、一発で事態を収拾してくれた。やはり、安全装置が働いたようだ。しかし、そんな2時間燃焼させるなんてことはやってないし、ガス漏れも発生してないようだ。気持ち悪いな。安全装置の故障が、一番有りそうだが。
 ともあれ、様子をみることにする。
 さて、冷たい夜は午後には止んだ。しかし、路面は濡れている。今日はスーパーに歩いて往復するだけの日になった。
 それでは悲しいので、洗って乾かしっぱなしだった、Pinarelloとポケロケのチェーンをかけた。しかし、PinarelloのCN7901に使っているコネックスリンクが固く、なかなかはまってくれない。えい、と強引に填めようとしたら、サクっと外れてしまう。そして、右手はチェーンリングにガツンとばかりに。うぇぇぃぃぃおおぉぉぉぉっ!*1
 幸い、大出血という事態は免れたが、右手の項には多数の切り傷がついてしまった。
 どうもツイてない一日だった。

2011年12月02日(金曜日)

いろいろ発注

23時57分 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:雨だった

 阿蘇でのナイトラン中に、ちょっと危ない目にあったことは書いた。
 根本原因は、ポケロケに付けているライトが、ああいった状況*1においては光量不足な点だ。ASKLENのHL-90は、使い勝手のいいライトではあるのだが、絶対的な光量は少ない。実はそのことは分かっていたので、そういう場合はFENIXのL2Dを併用するつもりだった。が、阿蘇には持って行かなかったので、かの事態へと至ってしまった。運用が伴わなければ意味が無い。甚く反省する次第であります。
 さて、運用を改善するためには、わざわざ別ライトを付ける必要がないくらい、明るいライトを用意すればいい。しかし、明るいバッテリーライトは電池寿命が短く、運用が煩わしい面がある。そこで、久しぶりにハブダイナモに目が向いた。
 価格的にシマノのハブダイナモを使ってきたのだが、一度は高級ハブダイナモたるScmitd SON系列も使いたい。ということで、色々調べてゆくと、SJS Cyclesにぶち当たった。Brompton界では名の知られたショップらしい。ここにはBrompton用に16WOで組んだ、SONハブダイナモホイールが用意されている。よしよし、ここだ。
 ライトを見ると、今や800Lumenとかいう強烈なモデル*2までもある。L2Dが6本分。さすがにそこまで強烈なのはいらんと思ったのと*3、3W/5Vを要求するこのライトでは、ダイナモの能力一杯だろうから、敢えて少し暗い*4Proにした。
 これらは当然、Bromptonに適用する。フロントホイールを変えたいと思っていたので、ちょうどいい。
 あわせて、これも便利そうだったOrtliebのVARIOも発注。ちゃんとした*5バックパックにもなる、サイドバッグだ。TRACK35のように、両サイドにポケットが、背後に縦ジッパーの副室がある。しかも、TRACK系にはない、ヘルメット用のバンジーコードまである。1泊旅行なら楽勝な容量。背負えるサイドバッグも、20lくらいの防水バックパックも欲しかったのだから、まさにうってつけのグッズだ。
 このSJS Cyclesの難は、送料が高いこと。40£ほどもかかるらしい。しかし、これは相乗りさせてもらえる相手がいたので、折半で済みそう。
 当面、Bromptonでの遠距離旅行の予定はないが、運用成績如何で、これらのグッズを他の自転車にも導入したい。

2011年12月01日(木曜日)

寒い雨の一日

22時58分 暮らし 天気:くもりたまに雨

 あれ、もう師走? なんかの間違い……だよね…………。
 などと現実逃避しててもしょうがないので、また変わる可能性が高い業務計画をいじり、消化可能な部分から手を付ける。色々と徒労感あり。
 今日はずっと雨の予報だったが、実際には雨を概ね免れた。しかし、朝は路面に水が浮いていたので、久しぶりの地下鉄通勤だった。寒さが身に染みる。
 をを、灯油売りの軽トラが回りながら、寒太郎や焚き火の歌を流しているぞ。これが聞こえ始めたら、いよいよ本格的な冬ですな。