Strange Days

2011年12月11日(日曜日)

荒川の一番川幅が広い辺りで蕎麦を食うツーリング

20時02分 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ , 天気:快晴(まさに、雲一つ無し)

 今日は平野氏の呼びかけで、荒川の一番川幅が広がった辺りで蕎麦を食うツーリングが開催された。わしも参加。
 走行距離は70km目安ということだったが、まあ平地だろうしということで、輪行性能の高いBromptonを選択。
 集合場所は朝霞台駅だったので、朝早くの湘南新宿ラインで池袋に出て、そこから東武東上線に乗り換えた。朝霞台には早めに着いたので、神戸屋でパンを買い、ドトールで買ったコーヒーと共に食していたら、こば氏が登場。やがて平野氏も到着し、今日はこの3人でのちんまりしたツーリングになる。
 で、その荒川で一番川幅が広い場所というのは、下流じゃなくてこのかなり上流、鴻巣辺りだということだ。荒川からかなり遡っているはずのあの辺は、実は海抜10m程度だとか。そのせいで、河川が滞留氾濫しやすく、結果的に河川段丘の間が非常に開いたのだとか。
 朝霞台駅から住宅街を抜け、荒川の河川段丘内部へ降りる。目についたのが、畑から顔を出している、この立派な霜柱。畑でなにか作ってんのかよと言いたくなるような塩梅で、列を作っている。今朝は本当に冷えたからなあ。
 とにかく、空には全く雲がない。はるか遠くの山々まで見通せるのだ。だから、富士山だってこんなにくっきり。
 秋が瀬を抜け、田んぼの中の道を通過。やがて入間川との合流点で中洲に渡ると、ひたすら見通しの良いサイクリングロードに入る。風が強い日には切ない道だな。
 あまりに見通しがいいので、今日持ってきていた新兵器Radarのカメラで、パノラマ撮影を試みた。
 やがて道はホンダエアポートに到達。この辺は前にも走った。この辺りは航空機関連のインフラが集中している。さらに北方にUL機の滑走路まであるとかで、頭上をUL機がパスしてゆく。
 さて、やがて問題の川幅が一番広い地点に近づいた。その前に本当の目的である蕎麦を食おうということで、蕎麦屋への最短コースを取った。が、なんと直ぐ目の前の橋が使用不能になっている。右上の木立の向こうの建物がそうなのに、なんという悲劇。ここから大回りして、やっとにたどり着いた。
 蕎麦だ。ということなのだが、つけ鴨に天ぷらを別注できるとわかったので、3人ともそれ。動物性タンパクと、油脂分を撮りたかった。
 天ぷらは、衣さくさくで美味。特に椎茸がジューシーでたまらん。蕎麦は上品な更科だろう。つるりとしたのどごしが良い。ただ、荒川の冷気に痛めつけられた咽喉は、この香りを楽しむまでには回復してくれなかった。
 さて、どう帰ろうかな。来た道を折り返す予定だったが、高崎線が並走しているので、そっちから湘南新宿ラインで直帰する方が楽だ。とりあえず、途中の榎本牧場で考えよう。
 まずは、件の一番広い点。に近い場所にかかった橋。橋は中洲までしか連れていってくれないそうな。
 しばし連れ回された後、また行きのコースを折り返していった。ホンダエアポートの近くまで来ると、ちょうどスカイダイブの真っ最中だった。
 やがて榎本牧場。久しぶりだな。真冬のアイスを楽しむ。生チョコミニブタは、以前からだと代替わりしているようだ。
 ここから最寄り駅まで走り、湘南新宿ラインを拾おうという事に、こば氏と話がまとまり、平野氏とはここでお別れ。猫だまりで猫を愛でてから、湘南新宿ラインで輪行帰宅した。
 荒川の中流域は広くて気持いいのだが、景色がやや単調なのが欠点だろう。しかし実は湘南新宿ラインを使えば交通の便はいい点だ。今度は一人でうろついてみよう。