Strange Days

2012年01月26日(木曜日)

自転車を遠投する

22時00分 自転車 ( 自転車旅行検討 ) 天気:寒気染み入る晴れ

 自転車を持っての旅にはよく出かける。しかし、この自転車自体の重さにはたまらないものがある。出来れば、別送できないか。
 そう思って、まず最初に試したのが、BikeFridayの自転車を買って、トラベルケースを使用することだった。これは自転車がトラベルケースで保護される上、宅配便のルートに載せられるため、最善に近い。しかし、自転車をトラベルケースに収めるのに、かなり分解しなければならないのが難だ。ほぼ分解しないで収められるのは、今のところトレンクルくらいで。
 次に試したのが、サイクリングヤマト便。これは輪行袋のまま発送できるというのが便利だが、ハードケース不可で防護が不十分な点が気にかかる。実際、これを初めて使って、鹿児島にBD-1を別送したときには、リアフレーム固定パーツを折られて往生した。更には、別の機会にしまなみ行の同行者にこれを紹介したら、『四国の営業所では『うちはやってない』ってけんもほろろに断られたよ』と言われ、せっかく紹介したのになあとすごくガッカリしたことがあった。大人の事情はあるのだろうが、それにしても肩身の狭いサービスであることよ。そういうわけで、今は全く使ってない。でも、実家に、国際線向けの厚手のソフトケースを使って送るのはアリかなとも思う。
 そして最近始まったらしいのが、カンガルー自転車イベント便。これはイベント向けだが、実際には任意の地点への往復に使える。イベント時には、さらに特別な配慮がされるというだけらしい。荷姿は問われず、そもそも専用の輪行段ボール箱すら用意されているほどだ。有望だ。だが、故郷広島への往復を例にとると、片道は\9000。往復割引込みでも\17000と、いささか富豪的な解決策となってしまう。トラベルケースなら1/4以下。サイクリングヤマト便の場合でも、大体は1/3に収まる。かなり割高だ。まあ、高価な自転車を送ることを考えればとも思うが。
 やはり、トラベルケースの使用は、もっとも経済的なのだ。そういう意味では、これを引いて走れるBikeFridayは、本当によく考えられた旅行用自転車だ。
 サイクリングヤマト便も、よほど防護を*1しっかりと取れば、拠点への往復に使ってもいいだろう。ただし、先だっての例のように営業所によっては知らぬ存ぜぬを通す可能性があるので、場合によっては戦う必要がある。
 カンガルー自転車イベント便は、金が有り余っているなら、これ以上のサービスはない。
 一長一短あるが、手持ちの辛さを考えるなら、それぞれ利用価値はあると思う。
 とりあえあず、3月のしまなみ縦走では、たぶん手持ちだな(えーっ)。いや、時間的にどのサービスも使う暇がないのよ。