Strange Days

2013年06月01日(土曜日)

第16回東京南会津サイクルトレイン初日

23時33分 自転車 ( 自転車旅行記 ) , 星見 , デジタルカメラ , 天気:晴れてるよ

 今年もこの日がやってきた。去年はまるっと中止されたので、久しぶりのサイクルトレインだ。
 今回はCコースに参加する。それなりの距離があるので、ポケロケを選択。地下鉄と京急を乗り継いで、浅草に向かった。スカイツリーがそれなりに見える。カメラはJ3に10-30mmを着けていった。
 いつもの集合地点に到着。今年はおの氏がトライクで参加していた他、まき氏もBromptonで参加。病み上がりのリハビリだげな。
 同コースには、今年はなぎの女史が参加しておられた。そういえば、去年の紅葉サイクリングでは、夫君とご一緒させていただいたものだ。
 いつもの団体専用列車たびじの車内は、久しぶりにこんな有様になる。
 列車は、ゆっくりと*1南会津に入った。駅前に集合すると、Dコースの電動クロスバイク群が現れた。意外に良さそうだな。もっとダッサイものかと思いきや、重さを除けば俺の美意識に適うものだ*2
 CDコース一段となって、まずは針生方面に向かう。途中でアスパラ狩りする機会があった。一定サイズに伸びたのを、ハサミでちょん切るだけだが、その場で口にする人続出だった。拙者、さすがに気後れして、せめて洗ってからにしようと考え、バックパックに収めた。
 次の寄り道は、マリア観音で知られる常楽院。花が美しい寺で、方々に花開いている
 その花々に誘われるようにして、寺の奥へと足を運ぶと、こんなでっかい樅の木が立っている。最初は樅の木とは思わず、杉か何かと思っていた。
 さらに幹線と裏道を縫って走り、お馴染みの南泉寺に至った。しかし、珍しくも鐘楼の萱を吹き替えている所だった。20年に一度の事なのだそうだ。次回、生きてお目にかかれるものか分からない! いい機会だからと、サポートカーを運転されていた宿のご主人に口を利いていただき、この足場まで登る機会を得た。得がたい体験だ。3組に別れて登ったのだが、後になるほど大胆になり、遂には足場をめぐって一周する有様だった。
 さて、針生に向かう。車道をゆるゆる登った後、裏手から登ってゆく。この裏手の、棚田状に連なる田畑の眺めは、針生でも好きな場所だ。
 いったんは、今日の宿の台鞍荘に向かい、荷物を置いていった。
 さて、今日のメインイベント。駒止湿原へのヒルクライムだ。やや暖かな時期なのではあるが、まだまだ風の涼しい南会津では、オーバーヒートしないので頑張って登れる。とはいえ、やはり何度か足を止めたけど。衝撃的だったのは、電動アシスト隊の容赦無い速さだった。
 駒止湿原に登りきり、湿原を散策する。残念ながら、水芭蕉の盛りは過ぎていたが、それでも方々に群落が花開いていた。
 珍しい花や、サンショウウオの卵などを見物して、宿へと戻った。ちょうど、日が暮れる
 食後、別室で談笑していたのだが、楽しかったのが宿のご主人が撮った天体写真だ。筋金入りの天文写真家らしく、こんなのどうやって撮ったのと言いたくなるような、ガリレオ衛星の精密な画像などが披露された。星が綺麗な土地だもんな。
 部屋に戻って就眠。