Strange Days

2014年08月28日(木曜日)

レタッチソフトを見繕う

22時17分 デジタルカメラ , コンピュータ 天気:雨断続的に降る

 手元のカメラは多いが、系統は概ねニコン、パナソニックのデジ一、その他富士フィルムやソニーといったコンデジに分類できる。そして、その多くで、RAWデータを出力できる。RAWで保存しておくと、レタッチの際に操作の幅が広いので、可能な限りRAWで残すようにしている。しかし、そうなると、レタッチソフト側の対応状況が問題になる。
 ニコンはView NX、最近はNX-Dを使用できる。パナソニックの場合は、カメラ添付のSilkyPix3だ。それぞれ操作性が違うのだが、View NXの出力ファイル名バッチ変更が、Blog記事に貼るのに都合がいいので、ニコンはView NXを使う。一方、SilkyPix3はUIに癖があり、細かいことが出来るが代わりに煩雑なので、もっぱらPicasaに食わせて利用していた。
 コンデジは、おおむねPicasaで処理できる。JPEGを出力するものが多いので、どのみち大層な現像ソフトはいらない。が、リコーGX200とLumia1020はRAWを吐ける。しかしこれも、Picasaで問題はあり*1つつも一応扱えるので、これでこなしてきた。
 ここに、Finepix S1が加わった。S1のRAWもGX200やLumia1020同様、問題ありだがPicasaで一応は扱える。しかし、このS1のディストーションが、今までに無く大きいのだ。
 僕は、割りとディストーションの類に無頓着に、画像は明るさコントラスト傾きを修正するくらいで、後は縮小して撮って出しに近い使い方をしてきた。しかし、S1のディストーションは、ちょっと無視するのが不可能なくらいだ。24mmスタートの1200mmまでという恐るべき広角広域ズーム故に、ディストーションが大きく出るのは仕方ないだろう。これは、補正して使うべきカメラなのだ。
 そんなわけで、これらのカメラのRAW画像を扱え、簡単にレタッチできるソフトを見繕った。各種あるが、著名なものを選ぶ。ノウハウも広く認知されているだろうから。候補は2つ。
 その一つ、SilkyPix6を試してみる。操作系はSilkyPix3の流れを汲んで、あらゆることが可能だが動線が煩雑。しかし、RAW画像の現像、ディストーションの自動補正は精度が高く、一眼レンズのプロファイル適用も、手持ちの物はだいたいカバーできている。
 出力ファイル名の自動変更は、連番を埋め込む方法がわからなかった。が、これはバッチ出力時に方法があるのかも。
 やりたい範囲はカバーできているし、極めて高機能だ。
 もう一つの候補、AdobeのLightroomを試そうと、AdobeIDを取ったところで時間切れ。これは明日試そう。