Strange Days

2015年09月30日(水曜日)

ツイッターの文字制限が緩和されたとしても

22時21分 インターネット

 非常に便利に使っているツイッター。その便利さの源泉は、"マイクロ"ブログである点にあると思う。140文字という文字数制限は、時に窮屈ではあるが、逆に『高々その程度まで』という期待の持て無さが、一文に込められる文意を研ぎ澄ませたり、逆にどうでもいいという投げやりさが得も言えぬ味わい深さをもたらしたりする。しかも、その『高々』の一文は、実は原理的には世界に向けて開かれているので、うっかりした一言が、驚きの反応をもたらしたりもする。いや本当に、善悪どちらの意味でも。そういう狭いのに広い、ユルイのにキツイ世界が面白いのだ。
 そんなTwitter社だが、経営的には芳しくないようで、なにか金になる手を打とうと、我らがタイムラインに手を突っ込んでくる。プロモツイート辺りは受け入れてもいいが、優先表示ツイートと通常タイムラインの境目がわかりにくいのは、非常に腹立たしい。
 そんなところに、新たな手立てとして、文字数制限を緩和するという話が聞こえてきた。"マイクロ"であれど、ブログである以上、どうしても長文に渡っての記述が欲しい向きはあるのだろう。しかし、今でもリンクを使って長文は書けるわけだし、そういうサービスもあったと思う。要するに、そんなことは今でも十分可能なのだ。しかし、例えば140文字以上の文章はリンクに畳まれると言った形なら、あまり邪魔にならないで済むような気はする。その場合でも、一目で読み通せる140文字までと、それ以降とでは、注目性という意味で大差が着くだろうし。
 今の状況から言って、長文が書けるようになったとしても、個人個人への影響はあんまりないんじゃなかろうか。ほとんどの人は、140文字という今の世界で充足しているのだし。実装次第だが、今のタイムラインをあまり乱さないような形ならば、別段に許容出来ないわけではない思っている。
 もっとも、140文字ではあまり表現できない、表音文字圏のユーザや、できるだけ情報を詰め込みたいプロモーターには受けるかもしれない。それでTwitter社が潤うというのなら、もう少し積極的に意味を認めても良いだろう。

2015年09月29日(火曜日)

Jabraのヘッドフォンとして届いたWako'sフッ素オイル105

22時01分 暮らし , モノ 天気:晴れ

 そろそろ、フッ素オイル105の残量が心許なくなってきた。ロード2台と、ポケロケで消費するので、実はメンテルーブよりも消費は激しい。なんといっても、ピナレロくんは一番使うので、整備の機会も多いのだ。
 そんなわけで、amazonのマーケットプレイスで手配したフッ素オイル105が届いた。マーケットプレイスなので、梱包はアマゾン箱ではない。開けると、内容の明細が入っている。なになに、Jabraヘッドフォン某……?? そんなもん、もちろん頼んだわけがない。包を開けてみると、中に入っているのは、ちゃんとフッ素オイル105だった。
 察するに、発送元でいくつかの発送作業を同時に進めた時に、明細書を取り違えてしまったのだろう。すると、世の中にはJabraヘッドフォンを頼んだつもりで、明細にはフッ素オイル105などという謎の商品が記載されている事態に直面した、気の毒な人もいるのだろう*1
 なんとも傍迷惑だが、いささか笑える事件であった。

2015年09月28日(月曜日)

ジテツー再開

22時13分 暮らし , 自転車 天気:晴れ

 涼しくなってきたので、久しぶりにジテツーを再開する。汗が爽やか。朝の気温は既にかなり涼しく感じるほどだが、会社まではTシャツだけで歩く*1
 こんなに体温が上がるのは、踊場の超えねばならぬからだ。電動アシストならば、もう少し楽に超えられるのに。そんな我が心の中を見透かすように、ヤマハが電動アシストロードバイク*2を発表した。フォルムは良いね、と質量を見ると、なんと15kg。最近の超軽量電動アシストバイクなら、同じくらいだよ。
 しかし、電動アシストが着くと、今度は楽になりすぎて、あんまり運動になりそうにない。そんなわけで、経済的な理由込みで、当面は原始的にアシスト無しの自転車を使い続けることだろう。

2015年09月27日(日曜日)

今日も無事に日が暮れる

22時23分 暮らし , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:晴れ

 今日もうだうだしていたが、夕刻にBD-1を境川に向けた。フレームに巻きつけている黒いものは、実は輪行袋だ。BD-1に乗る時、輪行袋の持ち方にちょっと困っていたので、これを見つけた時は喜んだものだ。まだ使ったことはないが、それなりに嵩のある輪行袋を、バックパックじゃなくてここに着けられるのは、大きな利点だ。
 湘南台を通過中、雲間に沈む夕日が水面に映り、印象的な光景となっている。
 鉄塔ポイントで。秋らしいひつじ雲の下に、どこからかこんもりした雲がやってきた。もう、完全に秋の空だ。

2015年09月26日(土曜日)

いつもの休憩地点で思わぬ襲撃に遭う

23時23分 暮らし , デジタルギミック , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:くもり

 涼しい、というよりは、かなり寒く感じる朝だ。
 艦これの新規クエストを幾つか片付け、二度寝を決めたりしながらも、夕方、境川にMR-4を向ける。ちょっと小腹がすいていたので、下飯田団地近くのサンクスに寄り、カレーパンなどを仕入れておいた。こういう時、荷物を載せられるMR-4は便利だ。
 境川を南下し、いつもの清流学園休憩所で、足を止める。カレーパンを取り出し、ベンチに腰掛けてパクパクしていた。手元のLumia1020でツイートを出すのに集中し、カレーパンへの注意が疎かになった*1時だった。
 いきなり、パンっ! とばかりに、カレーパンがはたき落とされたのだ。パンだけに。
 えっと顔を上げると、向こうにコロコロと転がって行く。その上を、スーッと飛び去ってゆく姿が。なんと、鳶の旦那じゃござんせんか!*2
 ここは海から少なくとも5kmは北上した、川沿いの比較的開けている場所とはいえ、住宅街の真ん中だ。こんな所に、鳶の野郎が来るとは。
 カレーパンの奪取自体には失敗しているので、痛み分けといえる*3。しかし、こんな場所でまで、鳶の野郎を心配せねばならんとは。
 ゴミと化したカレーパンを回収し、スゴスゴと帰宅する。半分以上は食べ終わってたのが、不幸中の幸いであった。
 帰宅して、春に液晶を破壊してしまった、Xperia Z3Cの修理に掛かる。画面ユニットを入手出来たので、交換するのだ。
 まずリアパネルを外す。この機械は、前後両サイドとも、両面テープでビャーっと貼り付けてあるだけみたいだ。なので、まずはドライヤーで炙り、粘着剤を軟化させてから、吸盤で吸い付けて剥がすのだ。背面はあっさり外れたが、前面がアカン。吸盤が弱すぎて、まったく浮いてくれないのだ。これはもう、もっと強力なのを買うしか無いな。

2015年09月25日(金曜日)

翔鶴さん改2……ならず

22時44分 ゲーム , 暮らし 天気:雨のちくもり

 朝は結構な雨。足が濡れた。
 さて、艦これのアップデートがあり、遂に翔鶴さん改2が実装された。1スロット当りの搭載艦載機数が増え、今まで均一的な搭載配分であったために、攻撃的な運用で一航艦二航艦に劣り、もっぱら艦隊防衛に強みを発揮してきた翔鶴さんが、より万能型に進化したのだ。高レベルが必要だが、既に嫁艦筆頭でLv.146に達している我が翔鶴さんに隙はない。
 のだが、提督の方に隙があった。改装に必要な改装図面が無い。勲章も足りない。あれ、余ってたよなあ、と思い返すと、最近立て続けに阿武隈、葛城、ローマと改装に使ったのだった。くそう、なんだってこんな連中に図面が要るんだよ!
 かくなる事情で、翔鶴さん改2は来月になるだろう。勝目梓の小説のように煮え切らない思いを抱えつつ、来月を待つワイ提督だった。

2015年09月24日(木曜日)

ネコさん追加

23時05分 ゲーム 天気:くもり

 猫あつめに、新猫が追加された。猫は嫌いではないが、飼いたいというわけでもないくらい。買うと面倒そうだし、犬のように役立ってもくれ無さそうだし。その点、ゲームならば煩わしさはない。
 新猫の内、ノーマル猫カテゴリーの方は、すぐに餌場に現れた。しろみけさんだ。そろそろ、三毛の種類が苦しい。
 もう1匹の方は、まだ影も形も表さない。新グッズのどれかが特効的なんだろうが、まあ追々試してみよう。

2015年09月23日(水曜日)

小出川に彼岸花を見に行ったら思わぬ状況に遭遇

20時38分 デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:晴れた

 今年も、小出川に彼岸花を見に行った。BD-1で、湘南台を通過してしばらく、気軽な距離だ。D7100+16-85mmで撮り回る。
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 小出川の、やや下流まで歩いたところで、一団の人々がなぜか、夕陽の方にカメラをセットし、なにかを待ち構えているのに気づいた。なんだろなー、と呑気に、気にもせず、撮り回っていたのだが。
 やがて、落日が地平線に近づく。夕陽専門写真家としては見逃せない。早速、カメラに収め……という瞬間にようやく気づき、慌てて連射した。ダイヤモンド富士が拝めるのだった。なるほど、これと彼岸花を、同じフレームに収めたかったのだな。来年来た時には、気をつけよう。
 残光に浮かぶ彼岸花を撮って、帰宅。

2015年09月22日(火曜日)

常泉寺に彼岸花を見に行く

20時21分 デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:晴れ

 高野への往復時、車窓から彼岸花が見えていたのを思い出し、彼岸花を見にゆきたくなった。以前から近場で花の名所として耳に入っていた、大和市の常泉寺に足を延ばすことにする。
 ピナレロくんで、まずは境川に。境川沿いの田んぼにも、あちこちに赤い花が見える。彼岸花は、その毒性を見込んで、害獣避けとして植えられたものなのだ。
 長後のココイチに寄り、カレーで補給。それからちょっと北西に走り、Google Mapsで常泉寺を探し当てた。
 寺は入観料を取る。それほど広くはない庭園だが、彫像の類がゴロゴロしていて、また散策路の間を立木で遮っているので、奥深く感じる。
 ここの売りの一つは、白い彼岸花。実は近縁種との雑種なんだそうな。野では確かにレアアイテム。
 庭園には、彫像の類が実に多い。そんな所に、ドォォォンと佇んでいるのは、ありゃあ、これはこれは、せんとのアニキじゃござんせんか! 一般に流布しているせんと像が、ゆるキャラらしく多少緩められているため、この原型のキツさがたまらん。
 庭園内には、彼岸花がそれほどには密集しておらず、そこここに散在している
 さきのせんとくんをデザインした、籔内佐斗司の作品が、境内に結構多い。これは新作の縁結び菩薩。むしろSAN値が下がって、寿命も削られそうだ。
 境内の小径を散策しながら、カメラを働かせた。
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 常泉寺を辞し、境川の鉄塔ポイントで、夕景を観測する。早々と、秋も深まったものだ。

2015年09月21日(月曜日)

高野山に登る 2日目

22時12分 天気:晴れ

 騒音のない、静かな朝を迎える。実は、昨日はやや体調不良気味だったのだが、良質の食事と静かな部屋のおかげか、大いに復調していた。
 まずは、朝のお勤めに参加する。堂に入ると、程なく住職と助手が読経を始める。経は独特の節を付けて読み上げられる。ご聲明といい、元々はインドから中国、そして日本へと仏教経典が伝わる際に、その読経の催事手続きの一環として、その文化毎に再解釈され、伝えられてきたもの。日本には仏教伝来当初からあったものと思われるが、同時期に入唐した最澄、空海という二人の天才によって持ち帰られたものが、天台、真言という2大宗派において伝えられてきたものだ。個人的な感想を言えば、世界最古のドゥーム・メタル。天へと向かうような伸びやかな発声のグレゴリオ聖歌に対して、地を這い場を覆い尽くすような唱法が特徴。これを聞きたかった。近世の歌謡の影響をたっぷり受けた浄土宗、真宗のそれとは違い、唄いというよりは響きを追求しているようだ。この間、昨日申し込んでおいた家族の健康を祈願する護摩祈祷が行われる。確かに祈祷を行ったという証拠の文書をもらえる。
 説法を受けた後、広間でまた精進料理の朝食。実にお腹に優しい。休肝日を設けなきゃなとか、暴飲暴食を戒めねばなとか考えておられる向きは、一度この高野の宿坊に来るといい。
 宿に重い荷物を預け、身軽に高野観光2日目スタート。壇上伽藍を横切る。金堂の南の門は巨大だ。ここが聖俗を分けているのだろうか。
 昨日世話になったファミマから東に向かうと、この高野山の寺宝を収めた霊宝館がある。国宝21点を初めとする、平安期から近世までの仏教美術品、墨跡多数が収蔵されている。
 さて、この高野山の寺域、ずっと西に立つのが大門。車道はこの大門の脇を通っているが、かつての参詣者は山下の平地からここまで上り、大門をくぐって奥の院へと向ったのだ。
 ここらで、早めに食事にしたいと思った。というのも、このまま奥の院へと向かうと、大いに混雑しているはずで、飲食店も非常に混み合っているはずだからだ。この辺りはまだ、人も少ないので、飲食店があれば……。と、大門から引き返していたら、折よく営業している釜飯屋を発見。入店し、あえてうどんにする。釜飯、時間を食いそうだったから。肉うどんは美味しかった。
 奥の院方面に、ゆっくり歩いてゆく。とはいえ、できれば14:00には退散し、山を降りたかった。もう昼前なので、余り余裕はない。しかし、この時にはまだ奥の院を舐めきっていたので、まあサクッと往復すればいいさと気楽に考えていたのだった。
 奥の院入り口まで2km程も歩く。ここから奥の院の最深部まではなおも1km近くあるが、まあ墓があるだけだ。しかし、その墓が問題。
 墓地なので、歩き心地は良くない。そんなことよりも、歩きながらふと墓の傍に掲出されている案内板を見る度に、誰もが知ってる著名人*1の墓だと驚かされるのだ。そりゃ、寄り道して見にゆくよね。
 ここは仙台藩伊達家、つまり伊達政宗の一族が菩提を弔われている。他にも佐竹南部毛利島津などの外様、諸国の松平本多水野などの譜代旗本が、数歩歩く毎に目に入る。看板を見つける度に脇道をそれて見に行ったので、道行が全然捗らない。戦国期勝ち組だけではない。石田三成柴田勝家といった負け組にも、等しく分け与えられているのが、仏教の墓地らしい。さらに、別宗派である法然の墓まである。いい加減というか、寛容というか。
 こんな風に、最初の頃こそは、著名人の墓を見つける度に寄っていたのだが、次第に疲労困憊し、終いには信長秀吉という超著名人の墓すらもおざなりに通りすぎてしまった。ここは危険だ。丸一日費やしてしまいそうだ。
 強引に奥の院に至り、そそくさと参詣を済ませ、大急ぎで取って返す。バスでケーブルカー乗り場まで戻るのだが、乗車率300%くらいで、途中乗車は絶望的なところだった。バスは渋滞に巻き込まれ、「歩いたほうが早いですよ」と運転手が繰り返す始末。しかし、恐らくは寺域内の話で、流石にケーブルカー駅までは乗ってゆくべきだと判断。これは正解で、繁華街を抜けると、普通の速度で山道を抜けてくれ、無事にケーブルカーに乗車できた。そして、来た道を折り返して、横浜に帰還した。
 次は自転車で来たいと思っているのだが、観光に丸一日取りたいので、2泊3日にしたいなあ。

2015年09月20日(日曜日)

高野山へ登る 初日

23時32分 天気:晴れ

 さて、とりあえず宿だけは決めておいた高野山行。そこまでの経路は、泥縄式に調べ、新大阪まで新幹線、地下鉄で難波、南海で直行あるいは乗り継いで極楽橋、最後はケーブルカーで高野山駅まで、という乗り換えが不安なルートが導き出された。まあ、身軽なんでなんとかなるだろう。
 万が一に備えた防水バックパックに、着替え類と中華パッド、そしてカメラを詰めて、新幹線に乗った。さすがに、指定自由ともに空いてないので、デッキで外を眺めているしか無い。車中、沿線の水田に、しばしば赤い花を認める。彼岸花があちこちで咲いているようだ。帰ってきたら、どこかで彼岸花を探そう。
 新大阪で下車。ロビーの構成は、どの新幹線駅とて似たようなものだし、小洒落た店が多い。しかし、漂う香りには、粉モンに掛かったソースが焼けるそれが濃厚に含まれている。大阪だ、間違いない。
 難波まで出た。この先の高野山までの経路を念頭に、時刻を眺めるに、次に高野山まで出られる便までは、少し間がある。お腹が空いたな。周囲を眺め、サクッと入ってサクッと食べられる店が無さ気だったので、パン屋で惣菜パンを買って、ぱくついた。そして、頃合い良しと改札を潜った途端、すぐ裏手に麺屋があるのに気づいた。早く言えよ*1
 橋本で極楽橋行きに乗り換える。この先、ほとんどの駅で乗降は少なく、乗客の目当てはことごとく高野山だと知れる。およそ、通常編成の電車だとは信じられないような傾斜と蛇行を繰り返し、川沿いの鉄路は高度を高めてゆく。
 極楽橋の、ケーブルカーに乗り換える。鹿と猿くらいしか寄り付かな気な秘境の駅に、ケーブルカー待ちの客が溢れている。
 ケーブルカーは、物凄い傾斜をよじ登ってゆく。ケーブルがブッチンしたら、あっという間に全力後退で衝突死しそうだが、何重にも安全対策が取られているはずなので、おそらく大丈夫。
 終点、高野山駅。しかし、高野の寺域までは、なおも登らねばならぬ。そこまでは、徒歩でも行けるのだが、普通はバスを使うだろう。登山道とは別にバス道があり、キビキビと連行してくれる。
 バスは高野の深部まで向かうのだが、あえて手前の女人堂で降り、そこから歩くことにした。女人堂というのは、実は数多い高野への参道にそれぞれあるもので、明治期に入って女人禁制が解かれるまで、女性はここで参籠しながら、高野の聖域の周囲をぐるりと一周したという。
 峠に近い女人堂からすぐに、聖域を示す門があり*2、伽藍が立ち並ぶ中心地へと下って行ける。
 その途中、徳川家霊台の看板を見かけたので、立ち寄った。右が家康、左が秀忠と、徳川将軍家創成期の将軍が祀られている。
 てくてく歩き、一際賑やかな辺りに出る。この辺は、もう普通に街だ。どれくらい普通に街かというと、コンビニまである始末。なんでも、コンビニの受け入れには一悶着あったらしいが、受け入れ後は若い修行僧の夜食調達に、真に便利に使われているのだとか。
 金剛峯寺を拝観しよう。結構な人が居る。中は高野の歴史、特に権力者との濃密な関係が伺えるもので、興味深い。はきれいに整備された枯山水。日が当たってない時刻なのが残念。
 高野山の聖域の一つが、壇上伽藍。空海が最初の堂を築いた一角に、その後金堂、御影堂、仏塔が建て並べられたのだ。秋と言うには少し早いかなと思いつつ、参道を歩いていると、山深いこの地ではそうでもないことに気付かされる
 壇上伽藍の一帯には、古びた、しかし大振りな伽藍が立ち並ぶ。中でも目立つのが、この巨大な多宝塔、根本大塔。鉄筋コンクリート製で質感が違うし、白いので悪目立ちする。
 奥まった辺りには、いくつかの神社がある。今でも仏僧が仕えているとは思えないが、位置的には高野山に完全に組み込まれているので、高野山と関係の深い神職が居るのだろう。
 この壇上伽藍のすぐ近くに、コンビニがある。ここまで自転車で来る人は多いようで、なんとラックが常設されている。次は自転車で来たいものだ。
 今日の宿は、壇上伽藍を北に出たすぐにある宿坊、明王院だ。部屋は建て替えられて間もなくで、綺麗なものだ。ただし、テレビはない。見ないので不要だが。
 風呂を使い、少しくつろいだ後、広間で夕食。部屋ごとに衝立で仕切られ、静かに頂ける。宿坊なので、当然精進料理だ。ごま油をたっぷり使ったフックの強い内容ではなくて、優しいお出汁の癒し系だった。美味しいな。いくらでも入りそうだが、腹八分目にとどめておく。といいつつ、ご飯が美味しかったので、全部平らげたが*3
 夕食後、そういえば根本大塔にライトアップ用の設備があったなと思いだし、されてるんじゃなかろうかと出かけてみた。やはり、ライトアップされている
 コンビニで軽い夜食を買って、部屋で中華PADを広げて、夜更けまで過ごす。山奥なので、静かなものだ。

2015年09月19日(土曜日)

急遽の旅行を計画する

22時40分 暮らし , 天気:晴れ

 今日から5連休。当初は、今月既に南会津、利尻礼文と行ってきたので、大人しくしようと考えていた。しかし、流石に5連休を無為に過ごすのはもったいない。
 そこで、以前から行きたかった、高野山への旅行を計画する。といっても、とりあえず宿を決めるだけだ。調べてみると、明王院という宿坊が取れたので、ここに決定。しかし、現地までどうやって行くか、なにを見て回るかなどはこれから、泥縄式に決めてゆく。まあ、カメラを働かせられる何かを目にできれば良い。
 夕方、境川にピナレロくんを向ける。彼岸花が咲き始め、いよいよ秋だな。
 なんだか、今年の秋は「あれ、まだ夏じゃね?」という頃に始まっていたな、と感慨にふけりつつ、沈む夕日を見送るのであった。

2015年09月18日(金曜日)

チリで地震

19時09分 暮らし , デジタルカメラ 天気:嵐、そして秋寒

 朝、昨夜気づいた、D7100の新ファームウェアを適用しておいた。D7100を買って2年経つが、未だに十分活用できているとは言い難い。自転車で持ち歩くには、重いからな。動体と暗部には*1最強なのだから、要するに鳥撮りに精を出せば良いのだろうが。
 さて、昨日9:00頃だったか、チリで大地震発生との一報に接する。日本に津波が到着するとすれば、翌午前中。随分気の長い話だ。うっかり忘れて、日課の海の散歩、なんて人がいなければいいがと思った。
 今日の午前中に、静々と日本各地に到達した。結構厚い津波が来たようで、サーフィンでもしていたら十分溺死材料だったろう。しかし、事前に喧しいほどに警告されていたおかげで、そういう騒ぎにはならなかったようだ。

2015年09月17日(木曜日)

中華PadのWindows10化完了

22時56分 コンピュータ 天気:晴れのち遅くに雨

 好い天気。今日はジテツーしたい天気だが、あえて地下鉄通勤。遅くに雨の予報だ。
 さて、昨夜仕掛けておいた中華PadことONDA v820wのWindows10化だが、無事に完了していた。流石に旧OSイメージの退避域が足りないので、それはマイクロSDカードに逃がしたが、それ以外に至って普通に完了。Windows10のUIは、Windows8系よりはまだこなれている*1ので、使い勝手は上がったと感じた。特にドライバが足りないということもなかった。
 v820wの素晴らしいのは、USB受電で十分充電容量を賄えることだ。Arrows Tabでも充電可能ではあったが、必要な電力が大きくて夜通し充電させても完了しないことがしばしばだった。その上、一定時間繋ぎっぱなしだと、安全処置で勝手に充電打ち切りとなるのだ。その点、一層省電力のv820wならば、短時間で充電できる。とはいえ、モバイルでWindowsを使っていると、かなり消耗するので、せいぜい4時間程度しか保たないのだが。モバイルではある用途*2以外にWindowsの出番は少ないので、Androidで使えればいいと割り切っている。

2015年09月16日(水曜日)

艦これ:5-3突破

23時39分 ゲーム 天気:晴れ晴れ

 夏イベントを挟んで、手付かずだった5-3に取り組んできた。ここは夜戦マスを含み、ボスゲージありの難関海域。夜戦用装備で固めた重巡戦隊で強行突破するか、潜水艦隊ですり抜けてボスのスナイプを狙うか、というのが主流だ。資源消費とストレスをにらみ、後者で取り掛かってきた。
 夜戦マスでも、敵は潜水艦を平気で中大破させてくるので、ある程度は運だ。幸い、運が高いカッコカリ済み潜水艦が5杯揃っているので、途中を切り抜けられる可能性は高まる。中大破で撤退しても、高レベル重巡の入渠ほどには資材を食わないで済む。というわけで、気長にやってきた。
 今日、なぜか連続でボスに到達でき、しかも続けてスナイプに成功。最後は168が決めてくれた。
 これで天国という5-4への道がひらけ、中部海域進出も視界に入ってきた。しかし、これ以上の高難易度海域の追加は、流石にないんじゃなかろうか。そろそろ艦これ2.0かなと思う。
 中華PADにもWindows10アップデートが来ていたので、仕掛けておいて寝る。無事に終わるかな。

2015年09月15日(火曜日)

中華Padの威力

22時51分 コンピュータ 天気:晴れてる

 今月は旅また旅だった。今週末から飛び石連休だが、のんびりしよう。
 さて、今回の利尻礼文では、新装備として中華Pad、ONDA V820wを持って行った。8インチ画面を持つスレート機で、プロセッサはATOM、メモリは2GB、ストレージは32GB*1というミニマムな機械だ。Windows8,1とAndroid4.4のデュアルブートで、Winサイドには20GB程度しか使えない。
 ところが、これが非常に便利。Chromeで艦これをプレイすると、別に処理に引っ掛かりを感じるほど遅くもなく、普通にゲームが出来る。PalemoonでWindowsデスクトップ同様にウェブサーフィン出来る。しかも小型軽量なので、持ち運びはもちろん、使用時にも便利なのだ。同時にスタンド兼用ソフトケースも買ったのだが、これにはBT接続キーボードも付いているので、長文を作るのにも、なんら不便を感じないのだ。これを、14k\程度で買えるんだから、笑いが止まらない。
 残念なのが、Android側が4.4とちと古く、しかも中華アプリを勝手に入れる設定になっているので信用出来ないことだ。こっちは消しても良いな。
 旅のために、いろいろ携行機を買っては試してきたものだが、今のところはこれが決定打になりそうなくらいだ。逆に言うと、旅先でデスクトップOSじゃないと出来ないことなんて、もうあんまり無いってことなのだが。

2015年09月14日(月曜日)

利尻礼文ツーリング4日目

22時14分 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:やっと快晴

 最終日は、礼文の南方をうろついてから、帰りましょう。
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2015年09月13日(日曜日)

利尻礼文ツーリング3日目

22時40分 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:曇りのち晴れ

 遂に礼文に渡る。周回道路がある利尻と違い、ここは縦走しか出来ないので、美味しくサイクリングするには工夫が必要だ。
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2015年09月12日(土曜日)

利尻礼文ツーリング2日目

22時16分 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:雨のち晴れ

 2日目、利尻の周回に向かうも、出迎えたのは雨であった。
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2015年09月11日(金曜日)

利尻礼文ツーリング初日

23時57分 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:晴れのち曇り(不穏)

 例によって、こば氏の誘いにホイホイ乗って、利尻礼文へと飛んだ。
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2015年09月10日(木曜日)

ビブショーツの憂鬱

22時42分 暮らし , 自転車 天気:雨だぜ

 あらすじ:おっさんも極めつつある竹本。年々突き出してくる腹に、ビブショーツを愛用しているのだが……。
 しかし、ビブショーツというシロモノは、小用を足すのが大変だ。肩紐のV部から『こんにちわ~!』させて足すのだが、紐に無理なテンションを掛けることになって、寿命を縮める。そもそも、用を足す姿は、珍獣が背を屈めて謎の事業に挑むが如しではないか。みっともないのだ。
 探してみると、パールイズミから、ウェストで分離できるビブもあったりする。しかし、結構なお値段だ。
 むしろ、股間に、通常のジッパーが欲しい。どうせ股間には分厚いパッドがあるんだし、あんまり問題無さそうに思うのだが。実際、ちょっと前に、そんな製品もあったと記憶している。
 腹を引っ込める方が、色んな意味で財布に優しいのは確かなのだがな。

2015年09月09日(水曜日)

濃厚雨雲の猛攻を受ける

20時06分 暮らし 天気:豪雨のち晴れ

 雨が続く。おかげで涼しいとはいえ、湿度が高いのはやりきれない。
 今朝、出掛けに強烈な雨にやられそうな予感がしたのだが、意外にもそれほど降られずに出社できた。が、それからは豪雨祭り。窓を叩く雨音に、時々目をやっているうちに、横浜市内のどこそこで避難勧告、柏尾川も危ないというニュースが。ひええ、そこまで来たか。
 これは、柏尾川を越えることが出来ないかも*1と心配していたが、やがて雨脚は止まり、やがて帰宅する頃には晴れ間も見え始めた。
 帰路、晴れ間が眩しいなと思いつつ、柏尾川を渡る。背後の西空が明るいので、ふと振り向くと、これは見事な虹だった。なにかが起こりそうなレベルのシロモノだった。

2015年09月08日(火曜日)

あり得るべき登攀用ロードの姿

23時04分 自転車 天気:雨

 あらすじ:会津の峠にピナレロくんで挑み、傷めつけられた拙者だったが……。
 でまあ、「ギアが足りん」と痛感した。ピナレロくんは67アルテで50/34×12-27だ。しかし、700Cでは34/27でも足りないと感じた。なんとか足を落とせはするのだが、回せないのでダメージが溜まってゆく。
 もう一つ、雨の降りでは、ブレーキの効きが落ちるので引きっぱなしになり、握力が限界を超えていた。
 となると、できるだけ軽いギア、前はスギノの46/30t辺りを、リアはシマノの最近の11速ロードコンポには30tまであるというのでその辺りを。つまり30/30ならば、流石にどんな坂でもなんとかなりそうだ。
 これに、プロロードの世界でも遂に解禁された、ディスクブレーキを組み合わせる。ディスクブレーキは、長い下りでの信頼性が高いそうな。
 フレームは、安くてもカーボンが良いな。最近の中級フレームでも、実走状態で8kg切るのは容易だろう。問題は、ディスクブレーキ対応かという点。ここで選択肢は狭まるし、もしかしたら値も上がるかもしれない。
 まあ、これはどうしてもロードで坂を登らねばならないという、凄惨な運命に見舞われるならばということであって、大抵の坂はポケロケかMR-4で間に合うが。今後、そういう催事に参加するかどうかが決め手だな。

2015年09月07日(月曜日)

洗濯と洗車祭り

21時50分 暮らし 天気:くもり

 昨夜は、疲労のあまりに帰宅するなりビターンと床に伏せたため、まずはその後始末に追われる。洗濯物もだが、南会津の泥をたっぷり付けてきたピナレロくんの始末は、いかにも大変そうだ。
 選択しながら、ピナレロくんの汚れを落とす。泥が乾いていたため、案外にブラシとキッチンタオルで片が付いて行く。しかし、ご近所専用と言っていいピナレロくんは、ここ3年で無かったほど汚れてしまった。
 ワックスを掛け、チェーンも洗っておく。うん、ピカピカだ。手の届くところはな。ブレーキの隙間に入った泥とか、まあ追々きれいにしよう。

2015年09月06日(日曜日)

第20回東京南会津サイクルトレイン2日目

23時50分 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:くもりのち雨

 二日目も、いや今日こそが坂山盛り。しかも、雨だぜ。
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2015年09月05日(土曜日)

第20回東京南会津サイクルトレイン初日

23時36分 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:雲多いな

 20回記念で最長コースに参加。しかしこのコース、長いだけでなく、高い(獲得標高が)。
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2015年09月04日(金曜日)

南会津への出立準備をする

23時23分 自転車 天気:好天徐々に崩れ

 明日は久しぶりに南会津。今回は20回記念ということで、いやそれとは関係なく、一番距離を乗るコースを選んだ。健脚の人が多そうだし、今回はピナレロくんを連行することにする。1回位は、遠方に持ち出したいし。
 というわけで、今日のうちに輪行準備をしておく。輪行袋は迷ったが、ポケロケの輪行に使っているポチットを使う。フルサイズ用なので入るだろうと思いきや、ハンドルがそのままでは入りきらない。ハンドルを90度曲げるといけそうだが、ワイヤを痛めるのが嫌なので、ハンドルだけ顔を出した状態にまとめる。全体として、軽いのは良いのだが、嵩張るのが難点だな。
 しかし、現地の天気が気に掛かる。明後日は雨になりそうだ。帰る日にか。ここがちょっとブルー。

2015年09月03日(木曜日)

遂に大淀さん到来

21時36分 ゲーム 天気:遅くに雨

 艦これ夏イベント。もうE7やる気はなくて、どうしても欲しい大淀捜索のため、E1を延々と回し続けていた。そして遂に、大淀をゲット出来た。Lv.21だった菊月が、今はLv.43だぞ。
 まあこれで、最重要アイテムの一つ、艦隊司令部を入手できる。イベントで連合艦隊を回す時、これが無いと大変なのだ。一つ、懸案が片付いて、もうイベントが終わった気分の駄提督であった。

2015年09月02日(水曜日)

どえらい雨です

22時16分 暮らし 天気:雨のち快晴

 明け方、ホースから水を撒くような激しい雨音に、目が覚めてしまった。横殴りの雨だな。出勤が思いやられる。
 出勤は思ったほど濡れずに乗り切り*1、出社して昼頃。ふと外を見ると、あれま、晴れているではないか。これは、帰りは蒸し風呂状態だろうな。と思いきや、帰り道は案外に涼しく、快適とは言わないが、地獄でもない。どこか、秋を感じる日暮れ時だった。

2015年09月01日(火曜日)

艦これ:謎の放置キラキラ

23時52分 暮らし , ゲーム 天気:雨

 きっぱりした雨の朝。地下鉄通勤。
 さて、艦これでふと気づいた謎の現象。大型建造や海域ドロップで取得したが、解体するには偲びない艦*1は、一度も出撃させないまま放ってあることが多いと思う。手許には、そうした状態で、大和瑞鶴の2杯目が、Lv0のまま放置されていたのだ。
 ところが、ふと気づくと、どちらもなぜかキラキラしている。よく見ると、経験値も10ほど入っている。なんだこれ。
 こいつらを出撃させたことはない。もしも海域出撃させたのなら、最低でも30*2入るはずで、そもそもキラキラになるには、2戦やってMVPで終わらないと無理なはずだ。すると、演習でLv1敵と対戦した場合か? いやいや、そんな実入りの悪い演習に、大食いの大型艦は出さないから。となると、自然に、いつの間にか経験値が入り、キラキラになったとしか思えないのだ。
 憶測だが、艦娘に対しては細かな隠しパラメータの調整が、想像以上に頻繁に入り、なんらかの演算により経験値やCond値が切り上がる場合があるのではないか。両艦には、そうして切り上げられた経験値とCond値が入った結果、かくなる状況になったのではないか。通常の運用艦船にも同じことが起きそうだが、もしかしたら出撃回数もパラメタに含まれており、0回の場合だけ切り上になるのかもしれない。また小型艦は海域に出しやすく、そうでなければすぐ解体されるだろうから、出撃経験なしのまま放置というパターンは絶無のように思える。大型艦を、出撃経験なしのまま、長期放置という、非常にレアな条件が重なり、顕になった事象ではなかろうか。
 ほぼ憶測ではあるのだが、案外に裏パラメータの調整が頻繁なのかもしれないと思い、メモしておく*3